突然の水漏れの発生など、水道のトラブルはいつ起こるか予測が付きません。トラブルが起きた時には無理に自分で修理しようとするのでなく、水道修理業者に依頼するのが賢明です。今回は、おすすめの水道修理業者12選や業者の選び方などについても紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
そもそも水道修理業者を呼ぶ必要性のあるトラブルには、どのようなものがあるのでしょうか。一般的に多いトラブルと言われている4つの症状について見ていきましょう。
特に多いトラブルが水のつまりです。排水が汚れやゴミなどで詰まってしまって水が流れなくなってしまったり、トイレがトイレットペーパーなどで詰まって流れなくなってしまうというトラブルも多くあります。
トイレのつまりでもキッチンの排水のつまりでも、まずは自分で解消できるか試してみることができます。トイレではゴム製のポンプと詰まったものを溶かしてくれる薬剤等を利用することができますし、キッチンでも専用の薬剤で試してみることができます。それでもだめなら専門の修理業者に依頼しましょう。
水道の水が止まらなくなるという症状も、水まわりでよく起きるトラブルと言われています。蛇口を閉めても、完全に水が止まらなくなり、ぽたぽたと水が出たままになってしまう症状です。これは蛇口自体に問題がある場合が多く、自分自身で修理するのはある程度の知識と技術が必要になります。
給水管や排水管の水漏れも非常に多い水道のトラブルです。浴室やキッチンさらには洗面台付近で水漏れの症状が出ることがあります。放っておくとカビなどの原因となり、見た目も衛生上も良くありません。少量であっても水漏れを発見した場合は、できるだけ早く修理業者に修理を依頼しましょう。
水道管の破裂も修理が必要な深刻なトラブルの一つです。水道管には寿命があり、経年劣化により破裂したり水漏れが起こることがあります。キッチンや浴室等の室内だけでなく、屋外での水道管の破裂も非常に多くなっています。
経年劣化しているうえに、地震などの外的要素が加わることで破裂が起きることがあります。水道管が破裂したことが分かったら、ひとまず止水栓を止めて水漏れをすぐに止めるようにしましょう。その後修理業者を呼んで、補修してもらうことができます。
水道の修理業者は日本全国に非常に多くありますが、その中からどのように賢く業者を選んでいくことができるのでしょうか。水道修理業者の4つの選び方のポイントについて見ていきましょう。
まず水道の修理業者が、「水道局指定業者」であるかどうかをチェックすることは大切です。適正な水道工事が行える水道業者には、厚生労働省がまとめている水道局指定業者の認定が行われることになります。この認定が行われている場合、一定の基準を満たしている業者であることになります。
もちろんこれは、水道局指定業者でない修理業者がすべて良くないという意味ではありません。認定を受けているということを一つの目安にできるということです。各業者のホームページや、行政のホームページからも、指定されている業者かどうかを確認することが可能です。
水道修理に必要な料金の相場については、実際のところどうなっているのかなかなかわからないという方は非常に多くいます。その状態で、1社だけで見積もりをとっても、それが適切な価格なのかどうかを判断することは難しくなります。
もちろん急ぎの修理が必要な場合には、相見積もりを取ることは現実的ではないかもしれませんが、少し時間的に余裕がある場合であれば、複数の業者で相見積もりを取って相場を把握してから、最も適切な業者を選ぶようにしましょう。
水道修理業者選びでは、保証やアフターフォローがしっかりしているかどうかも確認する必要があります。例えばクーリングオフ制度に対応可能かどうかという点や、PL保険に対応しているかもチェックすることができます。
PL保険というのは、業者側が何らかの損害をこちら側に対して与えた場合に、法的な責任を引き受けて損害賠償を行えるようにするものです。業者側と客側のどちらにとっても非常に重要な保証となりますので、ぜひ事前に有無を確認しておくことをおすすめします。
見積もりしてもらう際に、修理を急がせるような言動を見せる業者には特に注意が必要です。本当はそれほど急ぐような状況ではないのに、「すぐにでも修理に取り掛からければ大変なことになってしまいますよ」などと言って急がせようとすることがあります。
この状況で、焦って簡単に契約をしてしまうと、相場よりも高めの料金で修理を行わなくてはいけなくなってしまう危険性もあります。もちろん本当に修理を急がなければいけない状況もあるにはありますが、何でも簡単に承諾してしまうことの無いように気を付けることは大切です。
では、ここからは水道修理が必要となった際におすすめの優秀な水道修理業者13選について見ていきましょう。それぞれの特徴を比較しながら、最もニーズに合った業者を選んでください。
水のトラブルをスピーディーに解決してくれることで知られている、水道修理業者「クラシアン」です。お客様満足度99.5%を記録したこともある、日本でも非常に有名な業者で、日本全国の水道トラブルに対応しています。
いつ起こるかわからない水道のトラブルを解決するため、24時間365日の受け付けが行われており、非常に心強い味方となってくれます。料金に関しても各修理費用が8,800円~という設定となっており、リーズナブルな価格帯で水道修理を依頼することが可能です。
こちらの「イースマイル」も、全国に38の拠点を持っており24時間365日いつでも水回りのトラブルが発生した際に、すぐに駆け付けて問題を解決してくれます。見積もり料はもちろん、深夜早朝の割り増しやキャンセル料も一切かからないので安心です。
料金の支払いに関しても、現金支払いだけでなくクレジットカードや各種電子決済サービスにも対応しています。電話をした際に「ホームページを見た」と伝えるだけで、作業料金から3,000円割り引いてくれる、お得なWEB割引も実施されています。
「ミズのホットライン」は水道局指定工事店として、多くの方から信頼されているとても優良な水道修理業者です。最短で10分という速さで現場に到着し、水回りの適切な修理を施すことができます。各種クレジットや電子マネーにも対応しているので支払いも便利です。
ミズのホットラインは、排水設備工事責任者技術や1級管工事施工管理技士などの難関資格も取得しており、水道工事に関する技術の高さも大きな特徴となっています。また、工事の外注や下請け、営業代行なども行っておらず、すべて自社で対応しているのでコスト削減による低価格帯での修理が可能になっています。
年間3万件もの水道修理工事を請けている、非常に豊富な実績を誇る「水道修理屋」です。確かな腕と共に、業界最安値とも言われる安さも大きな特徴となっています。2019年のインターネット調査では、スピード対応・顧客満足度・価格満足度すべてにおいて1位を取得するなど非常に高い評価を得ています。
相談料や出張費、見積もり料などもすべて無料となっており、気軽に相談・依頼を行うことができます。日本全国どこでも対応しており、電話だけでなくWEBからの受付も可能です。
2021年度のお客様満足度98%を誇る、人気の水道修理業者「水道屋本舗」です。全国47都道府県すべてのエリアに対応可能な業者で、24時間365日受付がなされています。相談や点検作業に関しては無料でお願いできるので、気軽に依頼することができます。
もしもの時のためのPL保険にも加入しているので、万が一何かのトラブルが発生してしまった際にも安心です。創業27年以上・10万件以上の経験をもとにスピーディーで的確な補修をしてもらうことができます。
出張料・見積もり料・キャンセル料・相談料・深夜休日料金などすべて無料で対応してくれる、優良水道修理業者です。初回の利用に限り、利用料金が5,500円割引になるお得なキャンペーンも実施されています。
最短30分で専門のスタッフが駆け付けてくれるスピーディーさで、急を要する状況にも対応可能です。トラブルを解決するだけでなく、トラブル防止のために何ができるかについて、メンテナンスに関する簡単なアドバイスをもらうこともできるようになっています。
日本全国に2,270もの拠点を持つ水道修理業者で、必要が生じたらすぐに修理に来てもらうことができます。これまで240万件以上もの施工たいおうを行っており、実績の面でも文句なしです。もちろん出張料・見積もり料・キャンセル料は無料です。
緊急の場合でも、最短15分で修理のために駆けつけてくれる、頼りになる水道修理業者「水の救急隊」です。作業員全てが徹底した感染症対策を講じており安心して修理の依頼をすることができます。
「ネットで見た」と伝えるだけで3,000円オフになるキャンペーンもあり、かなりリーズナブルな価格帯でお願いすることが可能となっています。お客様相談窓口が設けられており、作業が完了した後でも気になる点を問い合わせたり、相談することもできます。PL保険加入やクーリングオフにも対応しています。
トイレ・キッチン・洗面所・お風呂などの水道トラブルに対して、税込み1,950円~という超低価格で対応してくれる非常にお得な水道修理業者です。「水まわりの救急隊24」は、年間で10万件以上という豊富な修理実績を誇っており、厳しい社内研修を受けた技術の高いスタッフが修理に駆けつけてくれます。
水まわりの救急24番では、アフターフォローもしっかりとしており、最大5年の無料保証制度が設けられています。また、万が一のトラブルが発生した時のためにPL保険にも加入しているので、安心して水道修理を任せることができます。
「水道の修理屋さん」では、最低作業料金がなんと税込みで1,078円という驚きの低価格となっています。もちろんキャンセル料をはじめ、出張料・見積もり料・深夜早朝割り増し料などもすべてゼロとなっています。最短で30分で現場まで駆けつけてくれるスピーディーさも魅力で、緊急の際にも便利です。
対応エリアは全国ではありませんが、東京都・埼玉県・神奈川県・三重県・愛知県・岐阜県・大阪府・京都府・兵庫県・福岡県・佐賀県などのの11都道府県を網羅しています。支払いに関しては、現金の他に各種クレジットカードにも対応しています。
365日24時間いつでも対応してくれる「水道1番館」では、水漏れ・つまり・故障などさまざまなトラブルの解決方法に精通しており、的確な修理を施してくれます。作業料についても、5,000円~という安心価格での対応となっています。
気になる感染症対策としても、スタッフ全員が毎朝検温を行っており、37.5度以上ある場合は決して訪問しないことになっています。訪問時にも必ずマスク着用したうえで作業をすることになっているので、安心して修理の依頼ができます。
水道のトラブルが起きた場合、最速20分で熟練したスタッフが駆けつけてくれる、非常に頼もしい修理業者「水まわりのトラブル救急車」です。WEB限定クーポンなども利用することができ便利です。支払いについては、現金と各種クレジットカードに対応しています。
水道修理ルートは、水回りのトラブルに駆けつけて対応してくれる業者です。最短15分で駆けつけてくれて、日本全国に対応しています。水道局指定工事店なのも嬉しいポイントです。出張費は無料で、ネット割引で最大3000円OFFになります。
水道修理はそれほど頻繁に行う必要のないものであることから、一般的にはどのくらいの費用相場になるのかがあまり知られていません。この費用相場を理解しておけば、万が一の時にも業者の見積もりが妥当かどうかを見極めることができるようになりますので、ぜひ覚えておきましょう。
まずお風呂場の水まわりトラブルにおける費用相場についてですが、およそ4,000~12,000前後が費用相場ということができます。もちろんトラブルの程度や場所によってはそれ以上かかることもありますが、およそこの範囲の料金が目安となります。
次にトイレについてですが、こちらも基本的にはお風呂場と同じ4,000~12,000前後の費用相場を見ておくと良いでしょう。ただし、便器の奥の方で作業が必要となる場合はさらに料金が高くなることもあります。
洗面所の水回り修理に関しては、基本的には5,000~15,000円前後を費用相場として見ておきましょう。特に排水管まわりの修理が必要となる場合には、少した高めの料金設定となることがあるので覚えておいてください。
突然水回りのトラブルが起きてしまった際には、少しパニックになってどう行動すればよいのかわからなくなってしまうということがあるかもしれません。では、トラブルが発生した時に落ち着いて行動することができるよう、最初にすべきことについて見ていきましょう。
特に水漏れが起きた時には、パニックになってしまいすぐに修理業者に電話される方が多いのですが、電話をする前にまずやっておきたいことがあります。それは「水道の元栓を閉める」ことです。
水道の止水栓は、蛇口付近や流しの下の部分にあることが多く、ドライバーなどを使って自分でも簡単に閉めることができます。元栓は、水道メーターのすぐ近くに設置されていますので、止水栓が見つからない場合は元栓を閉めるようにしましょう。
こうすることでとりあえず水漏れを止めることができ、落ち着いて水道修理業者を選ぶことができるようになります。また一時的に水漏れを止めることで、部屋が水浸しになったり他の製品が故障してしまうのも避けることができます。
普段は元栓や止水栓を触る必要性はほとんどないので、それがどこにあるのかさえも知らないという方も少なくないでしょう。万が一の時のために、ぜひ今のうちに元栓や止水栓の位置を確認しておくことをおすすめします。そうすることで、トラブル発生時にも落ち着いて行動することができます。
賃貸住宅にお住まいの方であれば、元栓を閉めた後自分ですぐに業者に連絡するのではなく、大家さんや管理会社に連絡して相談することをおすすめします。この場合、水道設備は自分たちではなく貸主の持ち物となるため、連絡することが大切です。
勝手に設備を修理したり工事すると、状況によっては契約違反となる可能性も考えられるので注意が必要です。また、管理会社や大家さんが設備の修理費用を負担してくれる可能性もかなり高いので、自分で費用を払わなくて済む可能性もあります。
水漏れが生じた時、状況によっては自分である程度応急処置を施すことができることもあります。応急処置を施すことで被害の拡大を防ぐことができますし、元栓を閉めなくても水漏れを一時的に止めることができるため、うまくいけば修理が完了するまでの間も他の水道を使用することが可能となります。
水漏れに関しては、給水管で発生することもあれば排水管で生じることもあります。そして、それぞれのケースで応急処置を施す方法も変わってきます。では給水管と排水管の水漏れの応急処置の仕方について見ていきましょう。
給水管というのはいわゆる水道管のことで、きれいな水を蛇口まで送ってくれる配管のことを言います。給水管には蛇口まで水を送るために、ある程度の水圧がかかっており、少しの亀裂や穴でも水漏れが生じてしまいます。
給水管の水漏れの補修をする場合は、まず止水栓化元栓を止めてください。そうすることで水圧がかかるのを防ぐことができ補修しやすくなります。それでも配管に残っている水が出てくることがありますが、応急処置としての補修をすることでそれをかなりの程度止めることができます。
ホームセンター等に行くと、配管補修用のテープがいくつか売られているはずですので、その中から気に入ったものを購入してください。次に補修用テープを、配管の水漏れが生じている部分にきつめに巻き付けていきます。何周か巻き付けていくだけで、かなりの程度水漏れを止めることができます。
それでも、配管の場所や形状によってうまく巻き付けられなかったり、隙間ができてしまって観戦に止められないということもあるでしょう。そのような場合は、バケツや洗面器などで漏れている水を受け止めながら修理業者が来るまで待ちましょう。
排水管とはその名の通り排水を流すための配管ですので、給水管よりも水圧はかからないという特徴があります。そして、水道を使用していない状態では当然水漏れも発生しないので、もし業者が来るまで、その水道を使用する必要がないという場合は、そのままでも問題ないでしょう。
排水管の水漏れに対して応急処置を施したい場合には、給水管の応急処置でも使用する補修用テープを使います。完全に残っている水が流れ切って漏れていない状態になってから、亀裂が入っている場所に何周かきつめに巻き付けていってください。そうすることでほぼ水漏れは止まるはずですので試してみてください。
水道のトラブルは頻繁に起こることではないため、いざトラブルが生じた時には焦ってパニックになってしまう方も多くいます。それでも、日本全国どこでも24時間365日対応してくれる水道修理業者はたくさんあり、しかもすぐに駆け付けて修理に応じてくれます。
とはいえ各水道業者では特徴もさまざまですし料金設定の違いもあります。中にはかなり料金を高めに設定している悪徳な業者も少なからずいるため、業者選びでは慎重さも必要です。ぜひ信頼できる優良な水道修理業者を賢く選び、しっかりとした補修をしてもらいましょう。