世界的に有名なWordPressをはじめ、Amebaブログ、はてなブログ、ライブドアブログなど、無料ブログサービスは数多くあります。それぞれ特徴や機能が異なるため、これからブログを始めようと思っている初心者の方は、どれを選べばいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、おすすめのブログサービス、ブログを収益化できるブログサービスの選び方も詳しく解説していきます。
目次
まずは、ブログの収益化とは何かについて確認しておきましょう。近年、ブログを生業とするフリーランスが増えており、自分のブログから収益を得ることも可能です。
ブログの収益化には、主にクリック型広告と成果報酬型広告の2つの方法があります。クリック課金型広告では、ブログに広告を挿入し、その広告が訪問者によってクリックされると収入が得られます。
成果報酬型広告では、ブログ内の広告がクリックされ、その結果商品が購入された場合に収益が発生します。
これらの広告でブログ収益を得るためには、広告主と提携し、ブログに広告を掲載する必要があります。
ブログの収益化は、多くのブロガーにとって重要な要素となっており、質の高いコンテンツに取り組み、トラフィックを増やすことで、より多くの収益を得ることができます。
しかし、収益化には時間と労力が必要であり、広告の配置や収益化の仕組みには注意が必要です。
ブログサービスとは、パソコンを使ってブログの作成・更新・公開ができるサービスです。これらのサービスを利用すれば、ウェブデザインやインターネットに関する詳しい知識がなくても、簡単にブログを開設することができます。
しかし、ブログサービスには様々な種類があり、それぞれ特徴が異なります。例えば、趣味のブログに最適なものもあれば、広告やカスタマイズの自由度が高く収益化に適したものもあります。
適当にブログサービスを選ぶと後悔することもあるので、サービスを比較して慎重に選ぶことが大切です。
また、ブログサービスには無料のものと有料のものがあるので(無料サービスの中にも有料プランがある)、それぞれの特徴や制約を把握しておく必要があります。
ブログを収益化するためには、まずは収益化しやすいブログサービスを選ぶことが大切です。ここでは、収益化できるブログ作成サービスを選ぶ際に覚えておきたいポイントを紹介します。
収益化とは、ブログに広告を掲載したり、商品やサービスを紹介したりして収入を得ることです。ブログを収益化したい場合は、以下の点に注意してブログサービスを選びましょう。
広告の自由度とは、ブログに掲載する広告の種類や数、位置などを自分で決められるかどうかということです。
広告の自由度が高ければ高いほど、自分のブログに合った広告を選ぶことができ、クリック率を高めることができます。
逆に自由度が低いと、ブログサービスが提供する広告しか設置できなかったり、広告収入の一部をブログサービスに取られてしまったりします。
SEOのしやすさとは、検索エンジンで上位表示させるための工夫ができるかどうかのことです。SEOのしやすさが高いほど、キーワードやタイトル、URLなどを自分で設定できたり、アクセス解析ツールを使えたりします。
逆にSEOのしやすさが低いと、ブログサービスの決めたルールに従わなければならなかったり、アクセス解析ツールが使えなかったりします。
カスタマイズ性とは、ブログのデザインや機能を自分好みに変更できる機能のことです。カスタマイズ性が高ければ高いほど、テンプレートやプラグインなどの選択、HTMLやCSSなどの編集の自由度が高くなります。
逆にカスタマイズ性が低いと、ブログサービスが提供するテンプレートやプラグインしか使えなかったり、HTMLやCSSなどの編集ができなかったりします。
手軽に更新したいのであれば、PCだけでなくアプリでも更新できるようにしておくとよいでしょう。アプリは文字入力や画像挿入などの基本的な機能を備えており、スマートフォンを使っていつでもどこでも更新することができます。
実際、スマートフォンからのみブログを更新しているユーザーも少なくありません。また、ブログ更新だけでなく、アクセス解析や画像管理などの機能を備えたアプリもあります。
これらのアプリは、ブログ運営をサポートする強力なツールになります。基本的な機能だけでなく、どのような機能があるのか、事前に公式サイトなどで確認しておくとよいでしょう。
ブログを始める際には、使いやすい機能を備えたブログサービスを選ぶことが大切です。なぜなら、ブログは継続的に更新する必要があるからです。
そのため、ブログサービスの機能が使いやすいかどうかを確認しましょう。シンプルで直感的なインターフェースと編集ツールは、ブログの作成と編集のプロセスを簡単にします。
テンプレートやカスタマイズの柔軟性も重要です。ブログのイメージや目的に合ったテンプレートを選ぶことで、個性的なブログを作ることができます。
また、カスタマイズ機能が充実していれば、デザインやレイアウトを自由に調整することができます。
さらに、ブログサービスの管理機能も重要です。ブログの管理画面が使いやすく、記事の管理や公開設定、コメントの管理などが簡単にできるかどうかを確認しましょう。そうすることで、効率的にブログを運営することができます。
デザイン面では、テンプレートをそのまま利用できるものから、HTMLやCSSで自由にカスタマイズできるものまで、ブログサービスには様々な選択肢があります。
ブログのデザインは読者を惹きつける重要な要素ですので、使いやすいデザイン機能を選ぶことが大切です。デザインやWebの知識に自信のない方は、テンプレートが豊富なサービスがおすすめです。
特に、「おしゃれなブログを作りたいけど、デザインに詳しくない」という方は、テンプレートが豊富なブログサービスを選びましょう。
季節に合わせたテンプレートや、有名デザイナーが手がけたテンプレートなど、無料で利用できる魅力的なデザインがたくさんあります。
自分の好みに合ったデザインを選ぶだけで、素敵なブログが完成します。テンプレートでも、背景色やタイトルの位置など、簡単なカスタマイズができるサービスもあります。
テンプレートをうまく使えば、個性的なブログを作ることができます。一方、より自由にカスタマイズしたい場合は、HTMLやCSSに対応したサービスを選ぶことをおすすめします。
HTMLとCSSは、ウェブサイトの表示やデザインを制御するプログラミング言語です。HTMLやCSSを使えば、配色やレイアウトなど、より自由なカスタマイズが可能になります。
ただし、ある程度の知識が必要です。テンプレートでは満足できない方、他とは一線を画す個性的なデザインのブログを作りたい方は、HTML/CSSに挑戦してみることをおすすめします。
コミュニティと相性の良いブログサービスを選ぶことが重要です。ブログサービスはそれぞれユーザー層が異なります。
例えば、noteはクリエイターやものづくりが好きな人が多い傾向にありますし、Amebaブログは女性が多い傾向にあります。
そのため、自分のブログのジャンルに合ったコミュニティがあるブログサービスを選ぶことをおすすめします。
ブログコミュニティを通じて、同じ趣味を持つ仲間と出会うことができ、アフィリエイトで収入を得やすくなります。そのため、ブログコミュニティとの相性を考えることはとても重要です。
ブログ運営で収益を出したいと考えている方には、WordPressの利用がおすすめです。ここでは、WordPressがブログの収益化に適していると言える理由について解説します。
WordPressは、世界中で最も広く使用されているブログ作成サービスであり、日本でも非常に人気のあるプラットフォームです。
個人利用では、アフィリエイトを目的とした活動に適しており、企業ではウェブサイトや記事の作成に活用されています。
WordPressは、初心者でも使いやすい機能を提供しており、ブログ作成において収益を得たいという方に特におすすめです。
WordPress自体は無料で利用することができ、サーバー代やドメイン代も月額1,000円程度と安価です。プラグインと呼ばれる拡張機能を使えば、お問い合わせフォームや目次などの機能を簡単に追加することができます。
また、ブロックエディタと呼ばれる編集機能を使えば、テキストや画像などの情報を直感的に管理して記事を作成することができます。
WordPressは独自ドメインが利用でき、内部SEO対策も容易なため、検索エンジンで上位表示されやすくなっています。また、テーマと呼ばれるテンプレートを利用することで、サイトのデザインや構成を変更することができます。
公式サイトには10,000以上の無料テーマが用意されているので、好みのデザインを選ぶことができます。WordPressは多くのユーザーに利用されているため、トラブルの解決方法や新しい情報が日本だけでなく世界中で共有されています。
インターネットで検索すれば、必要な情報が簡単に見つかります。さらに、WordPressは初心者からプロフェッショナルまで、使いやすさを重視して設計されています。
アップデートにおいても、常に互換性を意識し、エラー対応などでユーザーの負担を増やさないよう努力しています。このような理由から、ブログの収益化にはワードプレスが向いていると言えるでしょう。
ここでは、WordPressで収益化する方法とそれぞれの収益化の仕組みについて解説します。使えそうな手法がないか探してみましょう。
ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダー・アフィリエイト)とは、ASPを通じて広告を紹介する方法です。
ASPのアフィリエイトサービスを利用することで、サイト運営者は自分のサイトやブログに広告を掲載することができ、広告主は広告を通じて商品やサービスを宣伝・販売することができます。
代表的なASPには、A8.net、もしもアフィリエイト、VALUE COMMERCE、ACCESSTRADEなどがあります。ASPアフィリエイトの魅力は、広告1件あたりの報酬額が他の広告に比べて高いことです。
これは、成果報酬型であるため、広告経由で実際に販売やアクションがあった場合に、サイト運営者に報酬が入るからです。
一方、ASPアフィリエイトのデメリットは、ASPに登録されている商品やサービスしか販売できないという点です。つまり、提携できる商品の選択肢が限られてしまう可能性があります。
ただし、ASPによっては幅広い商品やサービスを提供しているところもあるので、選択の幅が広がるかもしれません。
ASPアフィリエイトの流れはASPによって異なりますが、一般的には以下のような流れになります。
ASPアフィリエイトは、サイト運営者が収益化する方法ですので、興味のある方は各ASPの公式サイトで詳細や登録方法を確認することをおすすめします。
ASPに登録して紹介する方法では、手数料や仲介料が引かれて収益を得ることは難しい場合があります。しかし、自分自身の商品を直接販売するという手段もあります。
たとえば、以下のような方法があります。
これらの方法では、自分自身の商品を扱うため、利益率が高くなる可能性があります。そのため、より大きなリターンを得ることができます。
自分の商品を販売することで、直接収益を得ることができるため、ASPに依存するよりも独立性が高くなります。
また、自分の才能やスキルを活かして独自の商品を提供することで、他の販売者との差別化も図ることができます。
AdSense広告(Google AdSense)は、Googleが提供する広告プラットフォームです。AdSense広告は、広告がクリックされた時のみ報酬が発生するため、初心者でも取り組みやすい広告です。
AdSense広告を利用するには、まずAdSenseの公式サイトにアクセスし、登録手続きを行い、審査に合格する必要があります。
審査に通ったら、アドセンスの管理画面から広告コードを取得し、ウェブサイトやブログの任意の場所に貼り付けて広告を表示させます。
この広告形態では、商品やサービスが購入されなくても、広告をクリックするだけで収益が発生します。そのため、初心者でも比較的簡単に広告収入を得ることができます。
アドセンス広告は、ウェブサイトやブログの内容に関連した広告が表示されるため、ユーザー体験を損なうことなく収益を最大化できます。
物販アフィリエイトとは、ブログなどで商品を紹介し、その売上に応じて収入を得る仕組みです。
物販アフィリエイトは、食品や電化製品、書籍、化粧品など、目に見える商品、つまり「モノ」を紹介することに特化しています。
また、クレジットカードの契約や学校の願書、ノウハウなどのサービスや情報商材を扱うアフィリエイトとも異なります。
物販アフィリエイトの特徴は、紹介する商品が身近なものであるため、レビュー記事を作成しやすいことです。
自分が実際に使っている商品や、気になっていた商品について記事を書くだけで、収益化のチャンスを得ることができます。
物販アフィリエイトは、紹介できる商品の幅が広く、テーマ選びに悩む必要がありません。そのため、初心者でも取り組みやすいアフィリエイト手法と言えます。
ここでは、WordPressでのブログの立ち上げ方や、収益化ブログを運営するためのノウハウをお伝えします。
以下では、ロリポップでのワードプレスブログの立ち上げ手順を4ステップで解説していきます。手順通り進めれば、すぐにワードプレスブログを始められるようになっています。これからワードプレスブログを始めたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
1. サーバーを契約する
WordPressでブログを作る全体像は、「家を建てること」をイメージするとわかりやすいでしょう。まずは、土地に該当するレンタルサーバーを契約する必要があります。
2. ドメインを取得する
レンタルサーバーの契約が済んだら、ブログのURLになる「ドメイン」を取得します。
3. サーバーとドメインを連結する
契約したサーバーと取得したドメインは、まだそれぞれが関連性のない状態となっています。そこでステップ3では、サーバーとドメインを結びつける連結作業を行います。
4. ワードプレスを設定する
いよいよ最後のステップでは、WordPressの初期設定を行います。なお設定すべき内容は、以下のとおりです。
上記の4ステップでWordPressの立ち上げは完了です。
Google Adsenseは、自分のブログに広告を貼るだけで収益を得ることができるサービスです。このサービスは無料で利用できます。
多くのブログで利用されているサービスですが、Googleアドセンスは無料ブログでは利用できませんので、ここまでの登録が完了したら最後に行うようにしてください。
これらの準備ができたら、いよいよブログ記事を書いていきましょう。ブログを収益化するためには、ブログに広告を掲載する必要がありますが、そのためには各広告サービスの審査に合格する必要があります。
審査に通過するためには、最低でも10~15記事程度の質の高い記事が必要になります。あとはひたすら記事を書き続け、改善していくだけです。量だけでなく質も意識して記事を書き続けましょう。
30記事くらい書いたら、新しい記事を作るだけでなく、既存の記事を改善(リライト)していきましょう。
ブログの収益化には時間がかかるとはいえ、できるだけ早く収益性の高いブログに育てたいものです。そこで、ブログを収益化するために押さえておきたい5つのポイントをご紹介します。
ブログを収益化するためには、明確な目的とテーマを設定することが大切です。読者に定期的にブログを訪れてもらうためには、特定のターゲットに向けたコンテンツを提供する必要があります。
読者にとって魅力的なブログであり続けるために、明確なテーマを設定することをお勧めします。
Googleは定期的に検索エンジンのアップデートを行います。このアップデートによって順位が大きく変動するケースもあり、SEOだけで集客するのはやや不安定です。
もう一つの集客ルートとしてSNSも展開することをおすすめしますが、SNSの中でも情報拡散力の高い「Twitter」がおすすめです。
ブログを収益化するためには、読者の悩みを解決するコンテンツを作ることが重要です。ブログへの訪問者の多くは、「困っていること」や「知りたいこと」があって訪れます。
その悩みを解決するような記事でなければ、閲覧数は減り、収益化することはできませんので、悩みを解決するようなコンテンツ作りを意識してください。
月に100記事以上書くことを目指すのもおすすめです。とはいえ、コンテンツの本質を理解しなければ、収益を上げることは難しいでしょう。
適当に100記事書いただけでは稼げません。日々の出来事を書くだけのブログでは収益化は難しいのです。大切なのは、誰かの役に立つ情報を提供できているかどうかです。
100記事でも、読者に価値ある情報を提供できれば収益になります。つまり、誰かの役に立つ情報を100記事書くことが大切なのです。この本質を理解し、実践できれば、誰にでも利益を得るチャンスはあります。
論理的で説得力のある記事構成ができても、内容がわかりにくければ意味がありません。読み手のターゲット(ペルソナ)に応じて、言葉の使い方を調整する必要があります。
例えば、ブログ初心者に「WordPressはCMSのひとつです」と説明しても、CMSを知らない人には理解できません。「WordPressは無料のホームページ作成ソフトです」と書いた方が、ブログ初心者にはわかりやすいでしょう。
読み手の立場に立ってわかりやすい文章を書けば、ストレスなく最後まで読んでくれます。どうしても表現がわかりにくい場合は、説明文や注釈を入れてフォローしましょう。
この記事では、ブログ収益化におすすめのサービスやブログサービスの選び方、ブログの収益化までの仕組みや収益化のポイントなどを紹介してきました。
最近では、多くの人がフリーランスとしてブログ作成などのクラウドソーシングを生業としています。ブログ作成は、特別な知識がなくても比較的簡単に始めることができます。
さまざまなブログ作成サービスが存在し、それぞれに特徴や収益化のしやすさなどが異なるため、この記事を参考にしてブログ作成サービスに登録してみることをおすすめします。
また、ブログで収益を得ようと考えている方の中で、オフィスを必要としている方もいるでしょう。そんなときは、ナレッジソサエティのバーチャルオフィス・シェアオフィスがおすすめです。気になる方はぜひ以下のサイトを覗いてみてください!