「海外にある企業と外国語を使ってやりとりする機会が多い」「言葉のストレスをなくしてもっと簡単に海外旅行を楽しみたい」などと考えている人はいませんか?海外の人と仕事をする機会が多い、海外旅行が趣味といった場合は特にそう考える人が多いものです。
そんな時に役立つのが、AI人工知能を搭載した翻訳機です。性能の良い翻訳機を使えば、これまでよりもさらに簡単に海外の人たちとのコミュニケーションを深めることができます。
本記事では多くのAI翻訳機を発売している会社、Timekettleの最新作「WT2 Edge」と「Fluentalk T1 mini」の2つを紹介します。それぞれの特徴や利用シーンの違いについても詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。
目次
Timekettleは、中国の深センにある企業です。AI翻訳を専門とし、ユーザビリティにとことんこだわった翻訳機を企画・開発しています。過去に発売した第一弾のイヤホン型翻訳機「WT2 Plus」は、世界初のイヤホン型翻訳機として世界中から注目を浴びました。
Timekettleは、AI人工知能と最新のテクノロジーを融合させた未来のAI翻訳機ブランドとして知られています。イヤホン型翻訳機やポータブル翻訳機の開発、販売を通じ、ビジネス・旅行・教育・医療などのあらゆる場面でのスムーズなコミュニケーションを手助けしています。
今回、Timekettleから新たに発売された商品は、翻訳イヤホン「WT2 Edge」と翻訳デバイス「Fluentalk T1 mini」の2種類です。以下でそれぞれの特徴や魅力について説明します。
WT2 Edgeは、ハンズフリーイヤホン型の翻訳デバイスです。日本では2022年9月に発売されました。
Timekettle独自の開発エンジンに加え、Google・Microsoft・AmiVoice・iFlytek・DeepL・Hoyaといった世界6大翻訳エンジンを採用しています。その翻訳精度は95%と高数値を誇ります。
WT2 Edgeの主な特徴として、以下が挙げられます。
最も大きな特徴のひとつが、双方向同時の通訳ができることです。
一般的な翻訳機の場合、一度に通訳ができるのは一人だけです。一人が話し終わって翻訳が済んでから、もう一人が話し始める必要があります。そのため、翻訳機を用いたナチュラルな会話は難しいとされていました。
しかし、翻訳イヤホンWT2 Edgeの同時通訳機能を使うと、 双方向の会話をリアルタイムで通訳してくれるため、より自然な会話が可能です。翻訳速度は、わずか0.5秒~3秒とスピーディ。高精度でハイスピードな翻訳によって、ビジネスの場でもスムーズに会話をすることができます。重要なクライアントなどとのミーティングも円滑に進められるでしょう。
その他にも、WT2 Edgeには翻訳モードが複数搭載されています。それぞれのモードに特徴があり、適した場面に合わせて使うことができます。
WT2 Edgeの対応言語数は40(方言含め93言語)と豊富です。ネットワーク環境がないオフライン下でも使用可能で、日本語⇔英語・中国語、英語⇔中国語といった8言語13組に対応しています。
また、Timekettleの専用アプリを用いると最大200人とのやり取りが可能なメッセージ機能も利用できます。イヤホンを装着していない場合は、翻訳された文章がアプリ上に表示されます。
WT2 Edgeは1度のフル充電で最長3時間、翻訳機能を使うことができます。充電ケースを利用すれば、最大12時間の利用が可能です。
次に紹介するのは、Fluentalk T1 miniです。Fluentalk T1 miniは画像翻訳にも対応しているポータブル翻訳デバイスです。
サイズがコンパクトなため持ち歩きにも便利で、使いやすい操作性を実現しています。画像翻訳や複数言語のオフライン翻訳、ワンボタン操作などができ、快適な異言語間コミュニケーションを可能にしています。
Fluentalk T1 miniは、次のような特徴を持っています。
Fluentalk T1 miniの翻訳速度も0.5秒~3秒と非常に速く、音声を認識しながらリアルタイム翻訳が可能です。ENC(環境ノイズキャンセリング)対応のマイク配列とTimekettleの独自技術を組み合わせたことにより、騒がしい環境下でも音声を正確に認識し、翻訳します。WT2 Edgeと同じように世界6大翻訳エンジンに対応し、翻訳精度は95%を誇ります。
Fluentalk T1 miniも複数の翻訳モードを搭載しているので、適した場面に応じて利用できるでしょう。
またFluentalk T1 miniは、オンラインでは36(方言含め88言語)の言語に対応し、オフラインでも8言語13組に対応可能です。
世界各国の現地時間や都市間の時差のほか、為替レートの表示機能も搭載。両替する際などのレートチェックに役立ちます。
スクリーンの大きさは2.8インチとカードサイズで、重さはわずか80g。バッグに入れてもかさばらず、誰でも手軽に持ち運べます。
Fluentalk T1 miniは1度の充電で約3.5時間連続で使用することができます。
上記で紹介したように、WT2 EdgeとFluentalk T1 miniは特徴が異なるため、それぞれに適した利用シーンがあります。以下では、両製品が具体的にどのような利用シーンで役に立つのかを詳しく説明します。
WT2 Edgeは、より自然な会話を実現したい人に適しています。
自分と相手がそれぞれイヤホンを装着し、同時通訳(サイマル)モードを使うと双方向の同時通訳が可能です。ハンズフリーのため長時間の使用でも疲れず、2人でのミーティング・出張・講義・SNSといった続発的な会話に向いているでしょう。
タッチモードでは最大6人までの会話に対応可能で、特に複数人でのミーティングに適しています。
その他、オフラインモードでは山や飛行機などのネット環境がない場所で翻訳機能を利用でき、スピーカーモードでは、スマートフォンのスピーカーを使って会話できるので、道を聞きたい時やお店での注文に便利です。聞き取り専用のリッスンモードは、相手に話してもらった音声を文字起こしし、翻訳音声も再生してくれます。
グループチャット機能を使用すると、一度に最大 200 人が40種類の言語で会話することができます。イヤホンを装着すると翻訳された音声を聞くことができますし、イヤホンがない場合はスマホに翻訳されたテキストが表示されます。大勢でのオンラインミーティングなどに最適です。
Bluetoothでお手持ちのスマートフォンに接続するだけで、上記のような様々な翻訳モードを使えるので便利です。
Fluentalk T1 miniは、特に海外旅行や海外生活などのシーンで適しています。基本的にはシンプルなワンタップのみで翻訳がスタートし、「目的地までの道を聞きたい」「ホテルのチェックインをスムーズに終わらせたい」など、翻訳が必要な場面でサッと使えるのが魅力です。
画像撮影翻訳モードを使えば、道路標識やレストランのメニューなどの文字情報を写真から瞬時に翻訳可能。旅行先での利用に便利です。人との直接的なやり取りだけでなく文字情報も翻訳できるので、旅行中に大きな味方になってくれるでしょう。
聴講モードでは外国語を認識し、テキストへ翻訳してくれます。ラジオやセミナーの聞き取りなどに適しています。
道案内モードでは、事前に翻訳したいテキストを入力するとワンクリックで再生が可能です。旅行中に道を聞いたり、相手に挨拶したりする際に便利でしょう。
チャットモードでは、相手と自分の会話を交互に翻訳してくれるので、友人との対面での会話などに向いています。
AI翻訳機の企画・製造で世界中から注目されているTimekettleの新商品、翻訳イヤホン「WT2 Edge」と翻訳デバイス「Fluentalk T1mini」について紹介してきました。どちらも95%の高精度翻訳を実現し、速いスピードで音声や文章を翻訳してくれるアイテムです。
それぞれに多くの翻訳モードが搭載されており、様々なシーンで便利に使うことができます。実際にどのような時に翻訳機を使いたいのかを考え、ぜひ自分にぴったりの商品を選ぶ参考にしてみてください。
ビジネスや海外旅行などさまざまなシーンで活躍するTimekettleの新製品、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
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