引用:Youtube by mac-8 channel
最近、DIYファンの間で注目を集めているのが「リノベーション」です。リノベーションの魅力は、中古の部屋でも「おしゃれに変身できる」ことでしょう。あえて古い物件を手に入れ、自分好みにリノベーションする人も増えてきました。大々的に行うのは難しくても、「自分のできる範囲で部屋を変えたい」と考えている人も多いのです。そこで、ここではDIYでできるリノベーションや、必要な道具などをご紹介します!
目次
まず、「リフォームとリノベーションはどう違うの?」という疑問を持つ人も多いので、その違いを説明しましょう。
★ リフォーム:古い建物内の汚れた場所や壊れた場所を修理し、きれいにしたり新しくしたりすることです。
★ リノベーション:古い建物に大規模な工事を行い、新築のときよりもさらに性能を高めおしゃれに変えることです。
つまり、リフォームは「マイナス状態からゼロに戻す」感覚ですが、リノベーションは「プラスアルファで新しい価値を付ける」感覚だととらえるといいでしょう。
そして、最近注目なのがプロに任せず、自分で行う「セルフリノベーション」や「DIYリノベーション」です。DIYには限界がありますが、コツを知っておけば、今のお部屋を大変身できます。ポイントは「大きな面積の場所」を変えること!
次の項からは、部屋の中でも一番大きな面積を占める「壁」と「床」のリノベーションのコツをご紹介します。賃貸物件に住んでいる人は、必ず大家さんに「どこまでリノベーションしてもいいか」「原状回復義務(※)はあるか」を事前に確認してください。
※原状回復義務とは:賃貸し物件を借りて退去するとき、元通りにして戻すことです。
部屋の中で一番大きな面積を占めているのが「壁」です。昔は、壁紙は同じ色・種類を貼るのが当たり前でしたが、最近は一部だけ違う壁紙を貼る「アクセントウォール」が流行っています。たとえば、白い壁紙の一面だけストライプにしたり、華やかな花柄にしたり……「大きな絵画を飾る」感覚で好みの壁紙を貼りましょう。変身させた壁の前に、壁紙と合う家具を置けばおしゃれなコーナーが作れます。
市販の壁紙は種類が豊富です。まるで「コンクリートの打ちっ放し」そのものの壁紙もあります。壁の一面だけにコンクリート風の壁紙を貼り、スチールの棚やライトを置き、スタイリッシュな絵やグッズを飾るとショップのような雰囲気になるでしょう。また、お子さんがいるご家庭では、以下のようなDIYリノベーションも人気です。
● 塗ると「黒板」になる塗料「チョークボードペイント」を壁の一面に塗って、子どもたちの落書きコーナーにする
● グリーン系の壁紙を貼り、動物や鳥・木などのウォールステッカーをペタペタたくさん貼り「大自然コーナー」を作る
● 壁の一部をボルダリングボードにして、カラフルなホールドを付け「ボルダリングコーナー」にする
賃貸し物件の場合は、「貼ってはがせる壁紙」がおすすめです。
DIYに自信がある人なら、木材を使用してパーテーションを作ってみましょう。いわゆるシンプルな「つい立」を作るのです。オリジナルパーテーションを作ったら、ペイントしたり壁紙を貼ったりして仕上げましょう。「貼ってはがせる壁紙」を使えば、模様替えをしたいときに便利です。
部屋の一角にパーテーションを置けば、「目かくし」になるので裏を収納スペースにできます。また、パーテーションの表を無地、裏はナチュラルな木目にして、裏側には一人用のテーブルと椅子を置き、自分だけの「カフェスペース」にするのもおすすめです。ワンルームの場合、大きめのパーテーションを作って真ん中に置き、リビングスペースと寝室スペースに分ける人もいます。来客があってもベッドの上は目隠しできるので便利ですよ!
「壁」に次いで面積が大きいのが「床」です。床を変えると部屋の雰囲気もかなり変わります。DIYリノベーションとして一番手軽なのは、好みの長さにカットできるフローリング材です。和室を手軽に洋室に変身できます。また、部屋全体ではなく、一部だけをウッディな床にして雰囲気を変えるのもいいでしょう。
フローリング材はさまざまな質感や色があり、選択肢が豊富なので、部屋をどのようなイメージのインテリアにしたいのか決めてから選びましょう。また、フローリング材だけではなく、人工芝風・シャギーマット風など、さまざまな風合いの製品があります。
インテリアが好きで手作りするのも大好き、市販の製品ではなくオリジナルがほしい……そんな人には、DIYリノベーションがぴったりです。まずは、最初に自分のイメージを決めたら、完成を焦らずに少しずつコツコツと作るのを楽しみましょう。そんな人におすすめなのは「基本的な工具をそろえること」です。
まず、最初に揃えると良いのは以下のアイテムです。
● 【差し金】:L字型の金属金具です。
● 【電動ノコギリ】:軽量な製品なら女性でも簡単に使えます。
● 【ドリルドライバーやインパクトドライバー】:力が弱くても穴あけやネジしめが簡単にできます。
● 【ジグソー】:曲線のカットができます。
● 【サンダー】:木材の表面を磨いたり滑らかにするのに便利です。粉塵吸い込み機能付きがおすすめです。
● 【メジャーやスケール】:メタル製のメジャーがいいでしょう。一番先端に「L字型」の金具が付いているタイプなら、木材に引っ掛けて正確なサイズを計測できます。
引用:工具男子
DIYリノベーションを始めると、だんだん工具も増えていきます。また、自分の腕も上がるので「もっと高機能の工具がほしい」と思うようになるものです。そこで困るのが、古い電動工具の処分でしょう。高機能な製品に買い換えたので不要になったものの、まだ使用できるのに捨てるのはもったいない……と悩んでしまいますよね。
そんなときには、ぜひ「工具男子」にご相談ください。工具男子では、中古の電動工具の買取を行っています。お客さまが「これ売れるのかな」と悩むようなものでも買取可能なことが多いので、まずご相談してはいかがでしょうか。