この記事では、蜘蛛が家に発生してしまう原因から蜘蛛を退治する方法、蜘蛛が家に入って来ないように予防する方法までを、わかりやすくご紹介しています。また、蜘蛛の巣を作らせない市販の商品や、蜘蛛を撃退する商品もご紹介していますので、ぜひご覧ください。
そんな蜘蛛は、ゴキブリやコバエが発生しやすい場所に現れます。これは蜘蛛がゴキブリやコバエを捕獲し、捕食するためです。よって、蜘蛛の巣がある場所は獲物となる虫が発生しやすい場所でもあるのです。
では、蜘蛛が姿を見せた時にはどのように対処すれば良いのでしょうか。ここからは、蜘蛛を逃す方法と退治する方法をご紹介していきます。
まずは、蜘蛛を殺さずに逃す方法についてご紹介します。その時に必要となるのが、どこのお宅でも常備している「ほうきとちりとり」です。
ほうきで蜘蛛を追い込むのですが、この時に乱暴に扱うと蜘蛛も逃げようと動きが速くなるので、優しく、ゆっくりと追い込みましょう。ほうきのみで払っても良いですし、段差があればちりとりを使って外に追い出しましょう。
確実に蜘蛛を仕留めたい!という方は、ハエ叩きや新聞紙を丸めて棒状にしたものを使用してみてください。ハエ叩きは100円均一でも売っていますので、よく蜘蛛を目にしていて困っている方は使用頻度も高くなるかと思うのでご自宅に常備しておいても良いでしょう。
販売されている商品には、蜘蛛専用の駆除スプレーも売っています。蜘蛛に直接吹きかけるのはもちろんの、室内で蜘蛛の巣が出来やすい、天井、壁、床などにシュッと吹きかけるだけでもしっかりと効果を発揮してくれる商品もあります。
蜘蛛の姿は見えないけれど、よく蜘蛛の巣ができる場所に散布しておけば待ち伏せ機能が働いて蜘蛛を退治してくれます。ただ、注意して欲しい点が1点あります。待ち伏せ機能を的として使用する場合には薬品ですので、散布した場所にお子様が触れたり、ペットが舐めてしまわないように気をつけてください。
なぜ、蜘蛛の巣が出来てしまうのか、また、蜘蛛の巣ができてしまった時の対処法についてもご紹介しました。ここからは、蜘蛛の巣を退治できる市販の商品をご紹介します。中には置くだけでも効果を発揮してくれる優れ物もありますのでぜひ、今後購入する商品の参考にしてみてください。
まず、1つ目にご紹介するのはアース製薬から販売されている「クモの巣消滅ジェット」です。こちらは商品名からもわかるように、蜘蛛の巣に特化した商品となっています。蜘蛛に直接吹きかけるのもOKです!そして、こちらの商品は待ち伏せ効果も持ち合わせています。
有効成分とシリコーンコートのWの力で、蜘蛛が巣を作ることを防いでくれます。使用環境やお天気の関係もありますが、基本的には3ヶ月蜘蛛の巣の発生を予防してくれます。また、強力ジェット噴射で手の届かないところでも楽に作業が完了します。
強力ジェット噴射の威力は、無風の状態で最大6mまで届くほどの威力です。ただ、こちらの商品は屋外専用となりますので、室内でのご使用は室内専用の商品をご使用ください。
内容量 | 450ml |
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有効成分 | ビフェントリン、フタルスリン |
効果持続期間 | 3ヵ月(使用環境により異なる) |
2つ目はアース製薬から販売されている「虫コロリアース」です。こちらの商品は、即効性と待ち伏せ効果の2つを兼ね備えています。また、使う場面で切り替えられる2WAYノズルが採用されています。
蜘蛛だけではなく、アシナガバエ、アシナガバチ、アリ、ガ幼虫、ガ成虫、カメムシ、ムカデ、ヤスリ、ダンゴムシなど150種類の害虫を退治することが可能です。
また、待ち伏せ効果は1ヶ月と期間も長いので、こまめにチェックする必要がありません。蜘蛛以外の害虫にも困っている、という方にはこちらの商品がおすすめです。
内容量 | 300mL |
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有効成分 | ピレトリン[天然除虫菊エキス]、d-T80-フタルスリン、ビフェントリン(ピレスロイド系) |
効果持続期間 | まちぶせ効果、約1ヵ月(使用環境により異なる) |
3つ目はKINCHOから販売されている「クモがいなくなるスプレー」です。こちらも直接吹きかけることも出来ますし、造網阻止成分配合が配合されているので待ち伏せ効果でも力を発揮してくれます。
すでに蜘蛛の巣がある場所は、蜘蛛の巣を排除した後、蜘蛛の巣があった場所に散布してください。蜘蛛の巣の卵には、卵が濡れるまで十分に散布してください。室内外どちらでも使用することが可能ですが、人体、ペット、水槽、植物などにかからないように注意してご使用ください。
内容量 | 450ml |
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有効成分 | ビフェントリン、フタルスリンピレスロイド(シフルトリン、トランスフルトリン) |
効果期間 | 1ヵ月 |
最後にご紹介するのは、昔ながらの方法のホウ酸団子です。ホウ酸団子というとゴキブリに効くというイメージですが、蜘蛛にも力を発揮してくれます。ホウ酸団子は毒となるホウ酸に、ゴキブリが好きな玉ねぎの臭いとプラスしたものです。
ホウ酸団子を食べたゴキブリは、脱水症状を起こして死んでしまいます。蜘蛛の餌となるゴキブリがいなくなることで、蜘蛛も家から出ていきます。ただし、ホウ酸団子には即効性はないので気長に効果が出るのを待ちましょう。
1~3ヶ月は設置を行い様子をみてください。ホウ酸団子は乾燥すると、臭いが弱くなり効き目が悪くなります。乾燥してしまったら、新しいものに取り替えてください。ご自身で作ることも可能ですし、市販で販売もされています。
ホウ酸団子の作り方
【材料】
【作り方】
※手が荒れないようにビニール手袋などを装着し作業をしてください。
ここからは、蜘蛛や蜘蛛の巣を予防するための方法についてご紹介していきます。4つご紹介しますのでまずは、予防対策を行なってみてください。
蜘蛛は害虫を食すのを好みます。そして、害虫はホコリや食べ物のカス、ダンボールといったものを餌にします。よって、まずは害虫が好むそれらのものを排除しましょう。蜘蛛の発生を予防するためにも家は清潔に保つよう心がけてください。
ついつい開けっぱなしにしてしまう窓やドアですが、小まめに閉めるように心がけましょう。家の中に虫が入ってくると、その虫を食すために蜘蛛もやって来ます。蜘蛛は、とても小さい穴でも入って来てしまいます。小さい蜘蛛になると網戸も抜けてしまうので、掃除や換気を行う際には必ず網戸を閉めて虫の侵入を防ぎましょう。
虫が侵入しやすい箇所ともいえる換気口も、見落としやすい箇所の1つです。このような場所には、換気口用の防虫フィルターや防虫網といった商品が販売されていますので、こちらをご使用してくてください。虫除けタイプもあります。
また、扉や窓の隙間には隙間テープを貼り付けることで、小さな虫の隙間からの侵入も防げるので、細かい箇所も予防対策を行なってください。
上記でも少し触れましたが、蜘蛛の餌となる害虫を家の中に招き入れないためにも、ゴミや食べカスなどはきちんと片付け、ダンボールなどは溜め込まずに小まめに処分しましょう。
家の中はホコリがたまらないように掃除機をかけたり、床拭きを行い綺麗にすることでゴキブリやハエの発生を防ぐことができます。まずは餌となる害虫対策を行うことで蜘蛛を寄せ付けないようにしましょう。
蜘蛛を寄せ付けないための対処方法と蜘蛛の退治方法、そして蜘蛛に効くおすすめの商品をご紹介しました。蜘蛛を寄せ付けないためには、まず蜘蛛の餌となる害虫と招き入れないことがポイントです。これからは、この記事を参考に蜘蛛対策を行なってみてください。