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DIYと聞くとどんなものを連想するでしょうか?DIY向けのショップといえばホームセンター。ホームセンターには、実に多種多様な工具や素材が並んでいます。そういった工具などの知識が豊富にあり、うまく使いこなせる人でないとDIYはできないのでは?なんだか難しそう…というイメージを持っている方もいるかもしれませんね。しかし、実はDIYとはそれほどハードルの高いものではありません。極めようと思えばどこまでも奥の深い趣味でもありますが、入り口はごく簡単なところから始められます。生活を自分らしく彩るDIYに挑戦してみませんか?
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DIYとは、英語のDo It Yourselfの略です。直訳すると「自分でやる」という意味で、快適な住まいのために家具などを自作したり修繕したりすることを言います。「c」という言葉に置き換えられることもあり、休日のお父さんの趣味というイメージもかつてはありましたが、最近は若い女性などがDIYを楽しむことも増えてきています。ノコギリやカナヅチ、ペンキなどを使った木工の印象が強いかもしれませんが、他にもさまざまな道具や素材を使ったDIYがあります。百均アイテムやマスキングテープを使ったDIYなら、初心者でも簡単にチャレンジできそうですね。
マスキングテープは、元々は作業箇所以外を汚さないよう保護するためのものでしたが、最近はお洒落で可愛い色柄のものがたくさん出てきています。ラッピングのワンポイントに使ったり、付箋紙感覚で手帳などに貼ったりという使い方が多いと思いますが、お部屋のDIYにも使えるのはご存知でしたか?壁やドアにストライプ状に貼れば、簡単にお部屋のイメージを一新できます。ブラックなどモノトーンのテープを使えばクールな印象に、カラフルなテープを使えばポップな印象になります。ポスターや写真を取り囲むように貼れば、額縁風にも使えますね。壁紙の張替えやペンキの塗替えは自信がないというDIY初心者でも、マステを貼るDIYなら手軽にチャレンジできそうです。
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壁に目を引くポイントを作ってお部屋の印象を変えるには、ファブリックパネルも有効です。ファブリックパネルとは、2〜3cm程度の厚みの木枠におしゃれな布をはったものです。飲食店などのインテリアとして使われているのを目にしたことがある方も多いのではないでしょうか?額縁に入れた絵のようにして壁に掛けるほか、小さめのサイズのものを写真立てのような感覚で飾り棚などに立てかけてみても素敵です。既製品を買えば数千円以上するアイテムですが、実は簡単にDIYすることが可能です。作り方は、100円ショップなどで売っているコルクボードにお好きな布を貼り、タッカーで止めるだけととっても簡単。タッカーがなければ、平タイプの画鋲や両面テープで止めてしまってもOKです。コルクボードの代わりに、発泡スチロールの板を好みの大きさにカットして使っても良いですね。
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100円ショップにはDIYに活用できる素材が他にもたくさんあります。バーベキューなどに使う「焼き網」もそのひとつ。ワイヤーを使った小物を手作り、というと難しそうに思えますが、焼き網を素材として使えばとっても簡単に作れてしまいます。
例えば、全体の3分の1程度の位置で折り曲げるだけで、壁掛けのレターラックになります。もう少し柔らかいカーブを描くように曲げれば、キッチンペーパーやトイレットペーパーのストッカーとして使えます。ただ曲げただけではインテリアとしてはちょっと今ひとつですが、木製やスチール製などのプレートをデザインのポイントとして組み合わせたり、多肉植物や貝殻などを飾ったりするとグッとおしゃれな印象になりますよ。
小物作りだけでなくもう少し本格的なDIYをしてみたいけど、賃貸住まいなのでなかなか思い切ったことができない…とお悩みの方にぜひおすすめしたいのが「ディアウォール」です。ディアウォールとは、木材にかぶせるバネ入りのキャップのようなもの。床から天井までの高さの木材にディアウォールを取り付け、柱のように立てます。いわば、縦向きの突っ張り棒のようなイメージです。ディアウォールを取り付けた2本の木材の間に棚板を渡せば、簡単に壁面収納が作れてしまいます。釘などを使わないので、取リ外してしまえばお部屋に跡は残りません。木材の塗装や棚受けパーツの選び方次第でさまざまなテイストの棚を作ることができるので、脱・DIY初心者を目指す人にもぜひおすすめしたいアイテムです。
ちょっとした手作業をすることでお部屋のイメージがガラリと変わったり、グッと使い勝手の良いお部屋になったりというのはとても楽しいもの。それこそがDIYの醍醐味で、もっとこんなイメージにしてみたい、今度はこんなものを作ってみたいと夢も膨らみます。誰もが最初はDIY初心者。これならできそう、というものが見つかったら、ぜひチャレンジしてみて下さい!