脚立は高いところにあるものを取れたり、高所で作業ができたりするなど様々な場面で役立つアイテムです。職場などにあらかじめ用意されている脚立を使うことも多く、自分で用途に合った脚立を選んだことがないという方も多いでしょう。今回は、脚立の選び方や使い方を解説し、おすすめの脚立を紹介していきます。
趣味や仕事など様々な場面に役立つ脚立の便利さを改めて確認していきましょう。脚立の便利さは用途とつながる部分であり、脚立選びに役立てることができます。脚立を使いたい場面を思い浮かべながら見ていってくださいね。
脚立は高い場所に強いアイテムです。高い場所にあるものを脚立を使ってとることができます。職場や店舗などの高さのある環境では、サイズのある脚立が最適です。家の中といった高さがあまり必要ではない場所には、踏み台や小さいサイズの脚立を選ぶとちょうど良いサイズ感で、安全にものをとることができます。
脚立やはしごは、ガーデニングなどの高所の作業にも活躍します。背の高い木の剪定などを自分ですることができます。他にも家の屋根などの手入れや雪のある地域であれば雪下ろしなど幅広い作業に対応します。車の洗車にも便利です。車の上もしっかりと洗うことができ、高所の作業から車などの日常的なメンテナンスまで脚立が役立ちます。
脚立は高くて届かない場所にあるものをとったり、高所での作業に便利ですが、ちょっと高さがあると助かるという場所にも便利です。小さい脚立や踏み台は、子どもや高齢の方がちょっと高い場所のものをとりたいという時に、無理せずに取ることができます。無理して背伸びしてとって落としてしまったり、身体を痛めてしまったりする心配がないため、家に一つ置いておくことをおすすめします。
コンパクトタイプの脚立や踏み台は、イスとしても使用できます。おしゃれなカラーやデザインの脚立や踏み台であれば、脚立として使用しない時でも置いておくだけでおしゃれなインテリアになります。キャンプなどのアウトドアに持っていっても便利に使うこともでき、男らしいイスとしても使用可能です。
便利な脚立の選び方をさっそく見ていきましょう。サイズや重量、安全性など用途に合わせて、選ぶ必要があります。脚立には踏み台、はしごといったタイプもあるため、3つのタイプも合わせて確認が必要です。
脚立は、脚立、踏み台、はしごの3タイプに分かれます。脚立は室内、屋外の両方で使うことができ、家の高いところや屋外の高所作業など用途が広くあります。
屋外に最適であるのが、はしごです。脚立よりも高さがあり、屋根上に登ることも可能になります。踏み台は室内で活躍します。子供や高齢の方の踏み台にしたり、イスとして利用できるなどコンパクトで使いやすい脚立のタイプです。
主な脚立のサイズを知っておくと、脚立が欲しいと考えた時に、ちょうどいいサイズの脚立を選ぶことができます。高さが足りないと作業に支障が出ますが、高すぎると不安定で危険であるため、ぴったりなサイズを選びましょう。以下のサイズ表を参考にしてみてください。
作業の高さ | 脚立の高さ |
---|---|
4.6m | 360cm |
4.3m | 330cm |
4.0m | 300cm |
3.7m | 270cm |
3.4m | 240cm |
3.4m | 210cm |
3.1m | 180cm |
2.8m | 150cm |
2.5m | 120cm |
2.2m | 90cm |
※身長160cmの場合
高所での作業に主に使うため、脚立が不安定であると、バランスを崩して落下してしまう可能性があります。安全性のチェックは必ず行いましょう。チェックポイントとしては、開いた時に脚立をロックする開閉ロックがあるか、脚にすべらないグリップが付いているかなどがあります。
脚立は、同じ場所に置いていくのではなく、必要な場所に持ち運ぶことが多いため、持ち運びしやすい軽量な脚立がおすすめです。狭い範囲で持ち運ぶだけでなく、車に載せるなども楽になります。
脚立のデメリットとしては、収納にスペースを必要とすることが挙げられます。コンパクトにたためる脚立や厚みの少ない脚立を選ぶと狭いスペースにも収納することができます。脚立を複数持ちたい場合は、同じメーカーの脚立で揃えるのもポイントです。重ねて収納することができ、スペースを節約することができます。
安全性のある脚立を選んでも、使い方を間違えてしまうとバランスを崩すなど危険があります。脚立を開いて登るだけと思いがちな脚立の使い方ですが、しっかりと使い方を確認して安全に使いましょう。
脚立を開いたら、しっかりと開閉ロックをかけましょう。ロックをかけないと体重のかかり方で脚が動いてしまうなど不安定で危険です。ちょっと使うだけの時でも忘れずにロックをかけることが必要です。
脚立の一番上の部分である天板は、足場が広く安定感があると思いがちですが、支えるものがないため乗ったり、座ったりするのは非常に危険です。一番高い位置でもあるため、転落すると怪我の危険性も高まります。場所の調節やワンサイズ上の脚立で高さを調節して、天板に乗らないようにしましょう。
脚立に跨るのも危険です。両足が固定されますが、バランスを崩すと立て直しにくく、転倒、転落のリスクが高まります。脚立から乗り出して、ものをとったり、作業をしたりすることもやめましょう。バランスを崩しやすく非常に危険です。
脚立に登って、さらに高い位置を向いて作業をするとバランス感覚を失いやすくなってしまいます。上を向いて作業しなければならない状況は避けて、より高い脚立を用意しましょう。
脚立の選び方、使い方を理解したら、実際に脚立を選んでみましょう。数ある脚立の中でも、おすすめしたい脚立を5つピックアップしました。脚立選びの参考になれば幸いです。
脚立にもはしごにもなる使い道の多いはしご兼用脚立です。最大の特徴は、長谷川工業比で最も軽い脚立であることです。持ち運びがしやすく、高さ2mまでの幅広い高さのラインナップもあり、様々な場所で、使いたい場所の高さに合わせて使用することができます。幅広い天板や視認性の高い開閉ロックなど安全性も魅力です。
豊富なカラーバリエーションが魅力のコンパクトな踏み台です。ちょっとした高い場所のものを取るころができるだけでなく、おしゃれなカラーであるため、インテリアとしても使用可能です。玄関先などに緑を飾ったり、靴を置いたりするなどコンパクトな収納棚として使う方法などがあります。コンパクトで軽量なため、すき間にしまったり、持ち運んだりするのもラクラクです。
オレンジ、グリーン、ブラックのカラーバリエーションと丸みのあるデザインがおしゃれな脚立です。踏み台やイスとしても使用可能で、マルチに活躍できる性能を持っています。ステップや持ち手にはクッションがついていて、座っても持っても快適な使用感です。
2段階に折りたたむことができる収納力の高い脚立です。幅5cm、厚さ12cmのスティック状に収納することができ、デッドスペースを活用することができます。持ちやすいハンドルや軽量なアルミ素材もあり、持ち運びのしやすさも魅力です。
3.69mもの高さがあり、より高い場所の作業に適しています。はしご部分を支える柱が付いているため、安全性もしっかりと備えています。ガーデニングなどの趣味の作業にもおすすめです。
脚立には、脚立、踏み台、はしごの3タイプがあり、高いところのものを取れること、高所作業ができること、ちょっとした踏み台になるなどの多くのメリットがあります。安全性のチェックや使い方の確認をして、安全に使うことで幅広い用途が活躍します。おすすめ脚立も合わせて参考にして、便利な脚立を購入してみましょう。