ファクタリング会社の大手利用のメリットとデメリット

初めてファクタリングを利用することになった際、まず最初に悩むのが、どのファクタリング会社を選べばいいかということです。

聞いたことのない会社よりも、一度は耳にしたことがあるような会社の方が安心感があるのは仕方ありません。しかし大手には大手のメリットやデメリットがあります。

ここでは、ファクタリングサービスを利用するにあたって、中小企業か、大手か、どういう違いがあり、また大手のファクタリング会社を選ぶ場合、何を気を付けたらいいのかなどについてお話します。

大手のファクタリング会社とは?

日本にはファクタリング会社は数多くあり、その中で、大手としては大きく分けて3つの分類にわけることできます。

独立系ファクタリング会社

銀行や、証券会社、大手の消費者金融会社の系列グループ会社ではない、完全独立型のファクタリン会社のことです。

事業規模が小さいので、資本金も1000万円から2000万円ほどのことが多いです。しかし、規模が小さいという事はフットワークが軽く、小口からの利用を可能にしています。

審査のスピードが早いのですが、その分手数料は高くなっています。

高い場合20%から3.0%取られることも多く、そうなると、またファクタリングを利用しないといけなくなります。

手数料に関しては慎重に選んでいってください。

関連:ファクタリング手数料の相場とは?計算方法実例から、その種類まで。

ノンバンク系ファクタリング会社

ノンバンク系ファクタリング会社とは、預金業務を行わずに、ファクタリングを主な業務としている金融会社の事です。信販会社や、リース会社、消費者金融会社などがノンバンク系のファクタリング会社になります。

申込みから審査まで1週間はかかることが多く、独立系ファクタリング会社に比べると時間がかかります。しかし手数料は独立系ファクタリング会社よりも低く設定されており、急ぎでなければ、こちらを利用するのも一つの手です。

関連:ファクタリングの審査を【元銀行員】が徹底解説 ! そのポイントとは ?

銀行系ファクタリング会社

みずほ銀行や、UJF銀行などのメガバンク、そして京都銀行などの都市銀行や地方銀行といって銀行が提供するファクタリング会社のことです。

銀行系の最大の強みは手数料の低さです。およそ5%未満で設定されていることが多く、ファクタリングを利用し、手数料を支払ったことでさらに資金繰りが苦しくなった、そのようなことに陥る可能性が少なくなります。

ただし、その分、審査に2週間から3週間かかることが多く、急ぎでしたら使いづらくなっています。

資金調達に時間がかけられるときならいいのですが、ファクタリングを利用する場合は時間がないことが多く、また手続きも銀行は手間がかかりますので、急ぎの場合は、たとえ高い手数料を支払ってでも独立系を選ぶ方が多いように見受けられます。

さらに銀行系のファクタリング会社では、3社間取引しか取り扱っておりません。2社間でない場合、取引先に資金繰りが苦しい印象を与えてしまいます。

これは中小企業にとって命取りになる可能性もあります。

お互いに吹けば飛ぶような会社と取引はしたくないと思っていることが多く、中小企業に体力がないことが多く、もし資金繰りが苦しいという評判が立つと、取引を止められる可能性もあります。

ですので、ファクタリングを利用する場合、理解のある取引でなければ2社間を選びたい会社が多いです。しかしそうなるとファクタリング会社にとって2社間取引はリスクが何倍にも上がりますので、手数料もあがります。

このようなことから、信頼を第一に置いている銀行としては、取引先に通知せずに行う2社間取引はできないのです。

3社間取引は、3社が書面に合意する必要があり、揃える書類や時間がかかるデメリットが大きいです。その分手数料が低くなるのですが。

ケースバイケースですが、よく考えて銀行系を選ぶべきでしょう。単に手数料の低さだけに囚われてはいけません。

大手のファクタリング会社を選ぶにあたっての注意事項

大手だからと言って、安心してはいけません。大手でも倒産する可能性もあれば、サービスにおいて不十分お可能性もあります。

特に注意したほうがいいのが、大手の場合、全国展開していることが多く、地域密着型にならないということです。

通常、ファクタリングを利用する場合、面接があります。対面しないと審査に通らないことがあるのですが、地方の場合、わざわざファクタリング会社に出向くことにより、その交通費や時間をロスしてしまうことになります。

近くに大手のファクタリング会社があればいいのですが、このように遠くにあった場合、交通費もバカになりません。

ファクタリングを利用するという事は資金繰りが苦しいはず、ということは、少しでも経費を節減するためにも、できるかぎり近場のファクタリング会社を選ぶ方がいいでしょう。

大手のファクタリング会社のメリット

大手のファクタリング会社のメリットは何といっても安心感です。倒産のリスクも、中小企業に比べれば少ないです。資本金の規模も違うので、このようなことはメリットにあげられるでしょう。

また、実績も大手であればあるほどありますので、長年培った知識と経験により、利用者にあったプランを提供してくれるでしょう。

他にも何か問題が起きた時のトラブル対処方法も確立されていること多いので、こちらも安心材料ですね。

どちらにせよ、大手であればノウハウもしっかりしているので、相談に乗りやすいでしょう。

大手のファクタリング会社のデメリット

どうしても、大手のファクタリング会社になると、フットワークが重くなりがちです。もちろんそうでない会社もあるでしょうし、担当者次第になるかもしれません。しかし、大手でない中小のファクタリング会社であれば、フットワークの軽さがあります。

他に、銀行系などは少額を取り扱っていないことが多いです。

こうなりますと、そこまで大きな金額ではないが、ファクタリングサービスを利用したい会社にとっては厳しいものがあります。

下限100万円からとなっていれば、30万円などの売上債権では利用できないので、そのような場合は、中小のファクタリング会社を利用してください。

大手がいい?中小企業がいい?

これは難しい問題なのですが、大手にせよ中小企業のファクタリング会社にせよ、どちらを選ぶにもまずは自分の思ったプランでいけるかどうかが課題になります。

つまり、ファクタリングサービスを利用する場合、必ず手数料の問題が発生します。

大手でも中小でもどちらでも手数料が安く、そして同じサービスであれば、必ず手数料が安い方がいいのです。

これは問い合わせをし、見積もりを取る方がいいでしょうが、ファクタリングサービスを利用する場合、その時間がないことが多いです。

ギリギリの場合は、即日に売上債権の現金化を望んでいる場合もあるでしょう。それでは、何十社も見積もりを取っている場合ではないでしょう。

しかし、1社に最初から絞るのは危険です。

ですので、2社か3社ほどに見積もりをとり、そこから自社にあったファクタリング会社を選んでください。

その際、手数料だけでなく、窓口の対応、売上債権の現金化までの日数、2社間取引が可能かどうかなど、聞きたいことを聞いておきましょう。

まとめ

以上が大手のファクタリング会社とそうでないパターンの紹介でした。大手の方が安心ですが、デメリットもありますし、また、中小だからといって悪いわけではありません。

ただ、大手の場合、銀行系などかなり審査が厳しくなり、また日数もかかるので、急ぎの場合は利用しない方がいいでしょう。

ファクタリングをなぜ利用するのか、その理由を考え、最優先すべきなのは、手数料なのか、対応力なのか、売上債権の現金化までの日数なのか、優先順位を決めて選べば、後悔のないファクタリングになるのではないでしょうか。

 

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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。

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