引用:pexels
作業服というと、昔はそっけないものばかりでした。けれども、最近はデザインやカラーリングにこだわった、高機能の作業服がたくさん登場しています。スタイリッシュなデザインの作業服は、働く人をカッコよく演出してくれるものです。ここでは、注目の作業服や通販で購入できるアイテムをご紹介しましょう。
最近ブームとなっている、オシャレな作業服。どのような魅力があるのでしょうか?
「作業服」は、時代の流れと共に変化しています。
【1970〜80年代前半ごろ】
作業服の上着は前ボタン型で、シンプルなデザインが中心。丈夫で長持ちする素材で、グレーやネイビーなど地味めな色が主流で、どの企業も同じような作業服だった時代
【1980年代後半のバブル期】
「CIブーム」(コーポレートアイデンティティ/企業の特性や独自性を高め競合との差別化を図る)で、作業服も個性的なカラーが登場。素材のバリエーションも増え、高価な製品も増えた時代
【2008年以降】
リーマンショック後、ユニクロなどのファストファションアイテムを作業服に取り入れる人が増加。また、スタイリッシュでかっこいいデザインの作業服を作るメーカーも登場し、作業服に「オシャレ」を取り入れた新時代へ
作業服は以前と異なり、以下のような部分が大きく変化しています。
【デザイン】
着ている人の体をカッコよく見せる、細身でスタイリッシュなパターンや、ポケットなどディティールにもこだわったデザインのアイテムが登場
【カラーリング】
地味な色1色の時代から、オレンジやレッドなど華やかなカラーのバリエーションが増加。また、バイカラー使いなど2〜3色の色を使い、よりスポーティーな雰囲気を出したデザインも登場
【素材】
昔は綿100%かT/C(ポリエステル65%・綿35%)の2種類しかなかったものの、最近は多種多様な素材が登場。また、着ている人の快適さも考え、耐久・撥水・保温・抗菌・防臭・防炎・防汚など機能面も充実
デザイン性の高いオシャレな作業服は、いろいろなメリットがあります。
・仕事の現場だけではなく、タウンやアウトドアでも活用できる
・仕事場への行き帰りにいちいち着替えなくてもいい
・仕事に対するモチベーションが上がる
・カッコいい作業服を用いることで、求人募集が増える
「オシャレでカッコいい!」と、働く人々や一般の人たちの間で注目されている作業服のブランドをご紹介しましょう。
最近は、メディアに取り上げられ、作業をする人以外の人にも有名になったのが「ワークマン」です。全国に800店舗以上を展開しています。ワークマンは、2017年に社内でスタイリッシュ宣言をして、3つのプライベートブランドを立ち上げたのです。
防水性の高い防寒作業服を中心に展開するブランド。作業時だけではなくオフタイムにも着られるデザイン性の高さにもこだわっています。耐水圧15,000mmを誇るイージスの防水レインウェアを、バイカーたちが着用してSNSで発信したことから大ブレイク。ワークマンの名を一躍「オシャレ作業服ブランド」として有名にしました。
仕事人が認める品質はそのまま、オフの時間も着用できるようにデザイン性にこだわったブランドです。カジュアルウエアやアウトドアウエアとしても活用できます。
スポーツやトレーニングなどのときに使える機能性の高いシリーズです。着心地のよさや動きやすさなどにもこだわり、快適に動けるように開発されたブレンドで、さまざまな場面で着用できるシリーズです。
ワークマンでは、防寒着やレインウエアなどのアウター類・トップス・ボトム・つなぎなどから、インナーウエア・シューズ・手袋類など、いろいろな作業現場・アウトドアシーン・タウンで着用できるアイテムをはば広く揃えています。
バートルは、1958年の設立当時は「クロカメ被服」という名前でした。2011年に、黒亀→BLACK+TURTLEから、「バートル(BURTLE)」に変更しました。従来のそっけない作業服から、かっこよくてデザイン性の高い、タウンでも着用できる作業服を発信するようになりました。
スタイリッシュでオシャレな作業服が多いバートルで、特に特徴的なのは、ウエストにかけてさりげなく絞り込んでいるスリムなパターンのジャケットです。タウンウエアとしてもそのまま通用するオシャレなデザインです。また、厚手のコットンにウォッシュ加工を施しヴィンテージ風な雰囲気を出した素材や、ナチュラル&カジュアルな雰囲気のツイル素材を使ったりなど、タウンカジュアル素材をあえて作業服に使っているのもバートルの特徴でしょう。
さらに、バートルではクールな表情の「デニムの作業服」を展開しているのも特徴です。ストレッチ度の高い厚手のデニムにサンドブラスト加工(高圧で砂つぶを吹き付け色落ちさせた加工)を施した素材を使っています。細身のGージャン風ジャケットやカーゴパンツの上下は、作業服の概念を覆すクールさです。また、空調服「エアークラフト」(電動ファンはリョービを使用)も、作業服には見えないバートルらしい細身のスタイリッシュなデザインが注目を集めました。
最近は、現場で働く作業着女子が増えたおかげで、レディースの作業服も数多く展開されています。また、バイクに乗るときやアウトドアシーンなどのコーディネートに作業服を取り入れる女性も多いのです。大きめのアウターを細めのパンツに合わせたり、つなぎの裾をロールアップしたり、皆さん上手に着こなしています。
女性に人気があるワークマンのアイテムは、「フィールドコア(FIELD CORE)」のレインウエアです。発色がきれいでシンプルなデザイン、軽量で袋付きなので携帯にも便利!スポーツ・アウトドア・通勤など便利なアイテムです。
また、「イージス(AEGIS)」のジャケットは、レディス用ではありませんがバイク女子に人気があります。さらに、モコモコの防寒ブーツなども人気の高いアイテムです。
バートルの作業服で、SサイズとSSサイズはレディース対応です。細身のシルエットのジャケットやカーゴパンツは、女性が着るとワイルドでクールな表情に!見た目のかっこよさだけではなく、静電気防止素材や汚れの付きにくい素材を使用しています。腕の上げ下げがしやすいように、独自の「45ダイヤカット」を用いたパターンを採用しているのも特徴です。
通販でも購入できる「ワークマン」や「バートル」の作業服をご紹介しましょう!
ワークマンでも1番人気を誇るのがイージスの「透湿防水防寒スーツ」です。ライムグリーン×黒、レッド×黒のバイカラー使いのデザインが特徴で、腰を曲げてもきつくない立体裁断生地を採用しています。耐水圧と透湿度に優れ着心地のよさにこだわっているのが特徴です。作業用はもちろんのこと、バイカーやウィンタースポーツ・アウトドアファンにも愛用されています。
商品番号/30639
素材/ポリエステル100%(透湿防水コーティング)
中わた/ポリエステル100%
耐水圧/耐水圧10,000mm
透湿度/透湿度3,000g/㎡/24h
価格/6,800円
伸縮性.防水性・透湿性を兼ね備えた、フィールドコアの全天候型アウトドアウエア
「透湿レインスーツ ストレッチ」です。軽くて動きやすいストレッチ素材で、動きやすいので、作業に・スポーツに・アウトドアにと活用できます。シンプルでスポーティーなデザインなので、いかにも「カッパ」という感じが全くしないのが特徴です。
商品番号/R-006
素材/ポリエステル100%(ポリウレタンラミネート)
耐水圧/10,000mm
透湿度/5,000g/㎡ 24h
収納袋/縦22cm×直径13cm
価格/4,900円
すっぽりと頭を包み込む大型のフード付き防寒ジャケットです。生地の破れを防ぐ、耐久性の高い肉厚のリップクロス素材を使用しています。全天候型の保温性・防風性・防汚性があり、制電ケア設計なので、作業用にはもちろんのこと、アウトドアやウインタースポーツにもぴったりです。
裏地に、保温効果の高い「サーモトロンラジポカ」を採用しているため、寒い屋外でも暖かく過ごせる防寒パンツです。軽量・防風効果もあり、撥水加工は耐水圧2000mmあります。股上が深いので着心地も抜群です!
ウエストを少し絞り込んだデザインのジャケット、ポケットの多い細身のカーゴパンツの上下セットです。そのままタウンウエアとして着こなせるオシャレなデザインで、ユニセックスタイプのため、女性にもぴったり!ストレッシ性に優れたデニム素材を使用しているので、スムーズに動くことができます。
アウターとして男女ともに人気のある定番にフライトジャケットを、ワーク仕様に仕上げたアイテムです。耐久性の高い素材・防風性を高めたコーティング加工・裏地アルミフィルムラミネートによる優れた保温性など、寒くてハードな環境での着用にぴったり!また、タウン向けのデザインなので、通勤通学、アウトドアなどどんなシーンでもコーディネートできます。ユニセックスタイプなので女性にもぴったりです。
最近は、デザイン性の高い作業服がいろいろと登場しているので、選ぶ楽しみがあります。ハイセンスなデザインやカラーリング、ボディラインをきれいに見せるパターンなど、こだわりはタウンウエアと同じレベルで、なおかつ高機能な作業服は、仕事中のワーキングマン&ウーマンをカッコよく見せてくれます。ぜひ自分にあったクールな作業服を見付けてくださいね。