引用:pixabay.com
畑の農作業に必要な散水作業。この作業を怠るとせっかく育てた農作物が枯れてしまいます。しかし、週末農園で楽しんでいるのなら、毎日畑に出向いて水をまくのは不可能ですよね?そこで活躍するのが水くみ用のポンプ。ポンプがあれば定期的に散水でき、農作物を枯らすことがありません。今回は農機具のポンプの正しい選び方や使い方をまとめてみました。
農作物を育てるのに重要なのは「水」ですよね。しかし毎日畑に出向いて散水作業するほどあなたは暇ではありません。
そんな散水作業を自動化して、効率よく水をまくには、農機具のポンプや、その周辺機器を揃える必要があります。今回は農作業で大活躍するポンプの使い方と選び方をご紹介。おすすめのポンプも紹介するので、散水作業を自動化したいあなた!必見ですよ!
ご家庭の庭にある家庭菜園への散水なら、家庭用に売られているポンプで十分役割を果たします。価格も安価な物が多く、家庭用の電源で動きますので便利です。ただし、ポンプには一定時間あたりの水量が決まっています。庭の家庭菜園と言えど、一度に多くの水をまくのであれば容量の少ないポンプは適しません。
ご家庭以外の土地に家庭菜園がある場合は、電源の確保が難しいため、エンジン付きのポンプを選ぶ必要があります。散水用のエンジンポンプは安いもので1万円ほど。それでも面倒な水まきを自動化するのであれば安い買い物ですね。ただしエンジン付きのポンプでも一定時間あたりの散水量が決まっています。容量の大きなポンプを最初から導入される方も多く、家庭菜園を楽しむのであればちょっと大きいくらいのポンプを選ぶのがコツです。
畑の横に川が流れていて、その川の水を利用しても良いと許可がでているのであれば、川から水を引けるポンプが大活躍です。川から水が引けるポンプも安いもので1万円ほどで売られています。エンジンポンプになりますが、水の枯渇を気にしなくて良い点は安心ですね。
散水用のポンプを選ぶ最大のコツは、どの程度の土地に水をまくのか?です。先程も少し触れましたが、ちょっと容量が大きいくらいでちょうどいいのです。また、大きめのポンプを購入しておくと、農耕地を拡大した時に買い直さなくて済むため結果、コストダウンになります。
家庭用電源で動くポンプやエンジン付きのポンプなど、散水用のポンプは種類が多岐にわたります。そのため性能もそれぞれ違いますので、この項ではエンジンポンプに焦点を絞り解説します。
農機具用の2サイクルエンジンポンプはパーツが少ないため軽量で、持ち運びに便利なことから家庭菜園を楽しまれる方にとって強い味方です。2サイクルだからパワーが劣るわけではなく、ガソリンとエンジンオイルを混ぜた混合気を使用します。そのため排気ガスに不純物が多く、環境面でデメリットが有ることを覚えておいてください。
静粛性を求めるのなら4サイクルエンジンがベストです。また、ガソリンを入れるだけで使えるため、メンテナンスが楽なのも4サイクルエンジンの特徴です。環境面の配慮をするなら迷わず4サイクルエンジンポンプですね。
4サイクルエンジンポンプにはWフランジポンプという種類の機器があります。Wフランジとは水の出口が2箇所あるポンプで、広い場所に散水されるのであれば1台あれば広い面積をカバーできます。
散水に必要な周辺機器はホースと吐出用のパーツが必要になります。
また、スプリンクラーなども広範囲に水まきが出来るので便利ですね。
Amazonで売られているポンプの周辺機器を集めてみました。これだけあれば水まきは完璧です!
散水ポンプ単体だけでは畑に水をまくのは困難です。紹介した散水アイテムを駆使して効率よく畑に水をまきましょう。
安いポンプだと1万円ほどで購入できるのですが、ここは一つ少し高価なポンプを購入して、色々と楽しんでみてはいかがでしょう?日本で一番売れている散水用のポンプを3機種紹介します。
本体重量:5kg
吸入口径:25mm
吐出口径:25mm
全揚程:35m
本体重量:7.4kg
吸入口径:25mm
吐出口径:25mm
全揚程:35m
本体重量:19.5kg
吸入口径:40mm
吐出口径:25/40mm
全揚程:32m
農機具用のポンプは用途が多岐にわたり使われています。今回は畑の水まきに焦点を当てて紹介させていただきました。しかし、このポンプが一つあると、災害時の水を確保できるばかりか、発電用のエンジンにもなり、もしもの時に活躍するのです。あなたも家庭菜園を始めたらポンプを買って水まきを自動化してみませんか?
PR:農機具の買取査定は弊社までお問い合わせください!