三井住友銀行直系のファクタリング業者『SMBCファイナンスサービス』を徹底解説
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ファクタリングは、売掛債権さえあればほとんどの方が現金を調達することが可能となる、非常に便利な資金調達方法です。
しかし、ファクタリングには明確なルールがなく、中にはヤミ金まがいの悪徳なファクタリング業者も存在します。
そのため、できるだけ信頼性の高いファクタリング業者を利用したいところですが、中々素人目での判断は難しいものがあります。
そこでおすすめとなるのが、『SMBCファイナンスサービス』です。
SMBCファイナンスサービスとは、三井住友銀行直系のファクタリング業者であり、高い信頼性が売りとなっています。
この記事では、そんなSMBCファイナンスサービスの内容や特徴、メリット・デメリットなどの情報を徹底解説していきます。
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目次
SMBCファイナンスサービスとは?
『SMBCファイナンスサービス』とは、三井住友銀行直系、代金回収・ファクタリングサービスのリーディングカンパニーです。
業務内容としてファクタリングは勿論のこと、その他にも、商品販売代金やサービス代金、各種会費などの代金回収サービスも行っています。
また、SMBCファイナンスサービスが属するSMBCグループは、銀行業務を中心に、クレジットカード業務、リース業務、情報サービス業務、証券業務などの事業を展開しており、30年を超える業界随一の歴史と顧客基盤を誇っています。
ファクタリング業者の中には「創業して数年」という新興企業も多いですが、それらと比較すると、SMBCファイナンスサービスの信頼性は群を抜いて高いです。
資本金が桁違い
その企業の信頼性を表すものに、「資本力」があります。資本力が高ければ企業としての規模も大きく、信頼性も高くなります。
たとえば、全国を対応エリアとし、ファクタリング業界でも大手に入る『ビートレーディング』でも、資本金は「7千万円」です。
それと比べて、SMBCファイナンスサービスの資本金は「717億5百万円」となっています。
あまりにも桁違いで逆にイメージしにくいかもしれませんが、それほど規模が違うということです。
SMBCファイナンスサービスの特徴
信頼性が高いことは大事なことですが、それだけでファクタリング業者を決定するのは不十分です。
その業者の特徴を理解し、自分の求めている条件に合うかが重要なポイントとなります。
ここでは、SMBCファイナンスサービスの特徴をご紹介していくので確認していきましょう。
大口取引に向いている
SMBCファイナンスサービスは、「数十万」や「数百万」というロットでの売掛金は取り扱わない傾向が強いです。
通常の民間のファクタリング業者ならば、「数十万円」から受け付けてくれるのが普通ですが、SMBCファイナンスサービスの場合は、「1,000万円~億以上」という多額の売掛債権を取り扱うのが一般的となっています。
よって、一見すると「ファクタリングを受ける条件が厳しい」ということだけが際立って見えますが、実際にファクタリングの審査に通過できれば、「民間のファクタリングよりも手数料が安い」などのメリットがあるのです。
大口取引を望む方にとっては、SMBCファイナンスサービスはメリットの多いファクタリング業者となっています。
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サービスの幅が広い
SMBCファイナンスサービスの取り扱う金融サービスは、以下のように幅広くあります。
- 受取手形買取サービス
- 売上債権の保証サービス
- 建設債権保証・下請け債権保全支援事業
- 国際ファクタリング
- でんさい
- 代金回収業務
など
民間のファクタリング業者では取り扱っていないことも、SMBCファイナンスサービスならば相談することが可能となるのです。
たとえば、経営者ならば「売掛金の回収だけを依頼したい」といった状況もでてきます。
そのようなリクエストも、SMBCファイナンスサービスならば答えることが可能となっています。
リスクの低いノンリコース型を採用
売掛債権には取引先が倒産してしまった際に、債務者からその売掛債権が回収できなくなってしまうリスクがあります。
また、そのリスクはファクタリングも同様であり、ファクタリング受けた後に、売掛先が倒産してしまった場合には、ファクタリング業者から未回収となってしまったその売掛債権の弁済を求められるケースもあるのです。
しかし、SMBCファイナンスサービスならばその心配もありません。
ノンリコース型(債還請求権なし)を採用しているSMBCファイナンスサービスでは、ファクタリングを利用したあとに、仮に取引先が倒産してしまったとしても、その弁済を求められることはないのです。
よって、安心してファクタリングサービスを利用することができます。
SMBCファイナンスサービスのデメリット
非常に優秀なスペックを持つSMBCファイナンスサービスですが、残念ながら少なからずデメリットもあります。
ファクタリングを利用する上で重要な項目であるため、確認しておきましょう。
機動的な資金調達は望めない
最短ならば即日、遅くとも数日程度というような、短期間で資金調達が可能なのはファクタリングの大きなメリットです。
しかし、SMBCファイナンスサービスは、審査に平均2週間以上の期間を要してしまうため、機動的な資金調達は望めません。
これは、基本的にSMBCファイナンスサービスがロットの大きい金額を取り扱い、さらには、メガバンクは慎重に審査を行うものであるため、どうしても仕方のないことでもあります。
「すぐにでも現金が必要!」という方は、別の手段での資金調達を検討したほうがいいかもしれません。
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信用情報への影響が出てしまう可能性がある
SMBCファイナンスサービスはメガバンク系ファクタリングであり、また言わずもがな、メガバンクは信用情報のデータベースと直結しています。
よって、SMBCファイナンスサービスからファクタリングの審査を受ければ、可決や否決などは関係なく、審査結果やファクタリングへ申し込んだ事実がCICなどの信用情報に残ってしまう可能性があるのです。
それらの情報は、今後融資などを受ける際に不利に働いてしまうかもしれません。
これは、メガバンクであるSMBCファイナンスサービスからファクタリングを受ける際のリスクであるといえるでしょう。
SMBCファイナンスサービスは建設業や卸業に特におすすめ!
前述の通り、SMBCファイナンスサービスは、売掛債権の回収保証や建設工事費用の保証、受取手形の買取などを行っています。
よって、資金回収のスパンが長い建設業や卸業に特におすすめとなります。
また、メガバンクである三井住友銀行から業務委託を受けているという安心感も、利用者にとって嬉しいメリットです。
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まとめ
SMBCファイナンスサービスのファクタリングは、メガバンクである三井住友銀行系の会社ということもあり、一般の民間のファクタリング業者とは異なる点が多くあります。
「1,000万円以上の大口売掛債権をファクタリングしたい」「安心感のある知名度の高いファクタリング業者を利用したい」「手数料の低さを優先したい」などという方には、特にSMBCファイナンスサービスのファクタリングは向いているでしょう。
ただし、SMBCファイナンスサービスのファクタリングには「審査に通過しにくい」「信用情報に傷がついてしまう可能性がある」などといったデメリットもあります。
ですので、的確に資金を調達していくためにも、各メリットやデメリットをよく比較した上でSMBCファイナンスサービスを利用するかは検討しましょう。
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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。