引用:ぱくたそ
最近は、減反政策などで休耕地になっている田んぼや畑を借り受けて、自宅で食べる野菜やお米などの家庭菜園を楽しまれている方も多く、ミニ耕耘機の需要が高くなっています。
農機具メーカーだけでなく、建設機械で有名なクボタや自動車メーカーのホンダなどからもミニ耕耘機を販売されており、値段もお手頃になっています。購入して、ご自宅で家庭菜園をしてみたいと考えていらしゃる方も多いのではないでしょうか。今回はそんな家庭菜園で大活躍してくれるミニ耕耘機を、値段も含めてご紹介します。
目次
電動工具で定評のあるリョービからは、電気式のミニ耕耘機がリリースされています。エンジン式の耕耘機は怖いという家庭菜園初心者の方や女性の方をはじめ、中級者、上級者の方にも満足して頂ける性能を備えており、この電気式ACV-1500であれば気軽に使うことが出来ますので、初めて購入する耕耘機としてピッタリです。
電気式でも動力換算すると50㎖(排気量50cc)のエンジン並みのパワーを備えており、原付バイクで耕しているという感じになります。また10mの延長コードが2本、合計20mが付属品として付いてきますので、多少コンセントから離れていても便利に使うことが出来ます。スパイラルローターや中耕車輪などの別売りオプションも充実していますので、使用用途によって簡単にパーツを交換し作業することが出来るのも特徴の一つです。
更に2013年のグッドデザイン賞を受賞しているなど、ミニ耕耘機としてはトップレベルのアイテムでありながら、値段はメーカー希望価格で税別61,000円とリーズナブルに設定してありますので、非常におすすめです。
本体サイズ:長さ1,050×幅480×高さ965mm
質量:18.5kg
最大耕うん幅:360mm
最大耕深:280mm
DIYなどでよく使われていて定評のあるマキタの充電式電動工具ですが、家庭菜園用のミニ耕耘機も販売しています。こちらは、リチウムイオンバッテリーを使用した充電式です。2本のバッテリーを使用し、稼働時間は約30分ほど。さらに充電も60分の急速充電が可能になっていますので、お昼の休憩などを利用しながら使うことが出来るようになっています。
ロータリー部分の駆動には2段変速ギアを採用しており、モーターからの力を効率良く伝えることが出来るため、高トルクでパワフルに耕せるのが特徴です。またハンドルを折り畳んでコンパクトに収納が出来ますので、自宅から離れた借地での家庭菜園にも車に乗せて気軽に運ぶことができ、使用した後にも車を汚さないようにアンダーカバーが付属しているのも嬉しい心遣いです。
ただメーカー標準価格で税別112,600円でバッテリーを含めると、少しお値段が高く感じますが、充電式で電源を気にせず、どこにでも持ち運べる便利さを考えるとお値打ちかもしれません。
耕幅:225/350mm
質量(kg):23.2
引用:Instagram by sugar19641
本田技研工業は、自動車やバイクというイメージが強い企業ですが、耕耘機や発電機、除雪機など生活に密着した製品も数多くリリースしています。ご紹介するプチなFG201は小さなボディでコンパクトに作られていますが、エンジン式で排気量49ccと原付バイクとほぼ同じ排気量を備えており、パワフルに耕耘してくれるおすすめエンジン式耕耘機です。
土を耕すローター部分は、耕幅25㎝の内爪に外爪を装着可能な構造になっており、外爪装着時の最大耕幅45㎝と菜園の規模によって使い分けが出来るのが非常に便利です。操作方法はエンジンスロットルがレバー式になっており、握れば耕耘機がスタートして、離せば止まるという簡単な方法になっています。女性の方でも安心して操作が出来るようになっているのもホンダらしいと言えます。本体重量も約18㎏と軽量に出来ていますので、女性でも持ち運ぶことが出来ます。これだけ使いやすいエンジン式耕運機でも値段はメーカー希望小売価格(税抜き)で69,000円とリーズナブルです。
また培土器や培土車輪をはじめ整地レーキまで、アタッチメントも充実していますので、ご自身の家庭菜園にあったアタッチメントを選ぶことが出来ます。
本体サイズ(全長×全高×全幅):約1060×990×475mm
重量:約18kg
引用:Instagram by nakki81
先にホンダのエンジン耕耘機「プチなFG201」をご紹介しましたが、燃料は自動車用無鉛ガソリンを利用するタイプでしたので、燃料購入時にはガソリンスタンドへ専用容器を持参する必要があります。今回ご紹介するピアンタFV200も動力形式はエンジンですが、ご家庭で使用しているカセットガスボンベを燃料に利用するという最大の特徴を備えた耕耘機です。
燃料になるカセットボンベは、ホームセンターなどで3本300円程の値段で売られていますので、ガソリンよりも安価でコストパフォーマンスに優れています。エンジン排気量は49ccで、ガスボンベ1本約250gを使用した場合に、約1時間ほど稼働することが出来ます。ご自宅の庭先を耕す場合には燃料切れの心配をする必要がないのも人気がある要因の一つです。ピアンタFV200本体の値段も、メーカー希望小売価格(税抜き)で99,800円と10万円を切るほどの高いコストパフォーマンスを誇ります。
またスパイラルローターや、整地レーキなどのアタッチメント交換も簡単に出来るように、アジャスターピンを備えていますので非常に便利です。気軽にガスボンベとピアンタFV200を持って、家庭菜園に出掛けられては如何でしょうか。
寸法:(奥行き×幅×高さ) 105.5x99x48.5cm
重量:20Kg
農機具での国内シェアNo.1のクボタからも、家庭菜園用のミニ耕耘機が数多くリリースされています。今回ご紹介する充電式電動タイプのミニ耕耘機「ニューミディ菜レント(さいれんと) TME15」は、1回約3.5時間の充電時間で45分も連続稼働が可能なバッテリー性能をはじめ高い静粛性、耐振動性能を備えており、さすが農機具シェアNo.1を誇るクボタならではのミニ耕耘機と頷いてしまいます。
ハンドルの運転スイッチレバーを握るだけでスタート、話せばストップと女性でも簡単に使いこなすことが可能になっています。またスタート時には、誤操作防止のため、安全ロックレバーが装着されています。誤ってレバーを触っただけではスタートしない安心設計になっていますので、中高生のお子さんでも親御さんの指導の下であれば、安全に家庭菜園で使うことが出来ます。値段もバッテリー、充電器、収納ケースが付属してメーカー希望小売価格(税抜き)99,800円とリーズナブルになっています。
また、うね立てマットが標準装備として付属していますので、耕耘とうね立てを同時に行うことが出来る優れもので、初めて家庭菜園を始めれる方にピッタリです。
【メーカーウェブサイト:http://www.kubota.co.jp/saienclub/tme15.html】
初めて購入される方をはじめ、女性でも簡単に取り扱い出来るミニ耕耘機のおすすめ5選をご紹介して来ましたが如何でしたか?しっかりと地中深くまで耕すことが出来る耕耘機は、家庭菜園で大切なファクターである土作りには必需品と言えます。一度、使ってみると、その便利さに手放せなくなりますので、長く愛用出来る物を選ばれることをおすすめします。