DIY初心者からプロまで愛用する電動工具の有名メーカーにボッシュ(BOSCH)があります。世界では評判のいいボッシュ製品ですが、日本での評判はどうなんだろう?こんな風に思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事ではボッシュの評判や特徴をまとめ、おすすめの電動工具をご紹介しています。ボッシュの評判が気になる方は記事を参考にしてください。
目次
広く愛用される工具を生み出すボッシュ。一体どんなメーカーなのでしょうか。
ボッシュ(BOSCH)の始まりは、1886年。創業者ロバート・ボッシュにより、ドイツのシュトゥットガルトに「精密機器と電気技術作業場」として設立されています。日本のボッシュ(BOSCH)は1911年(明治44年)に事業を開始。
ドイツで始まったボッシュ(BOSCH)の歴史は、「クルマの進化の歴史」です。世界トップクラスの自動車機器サプライヤーとして、グローバルな市場への対応をサポートしてきました。
自動車機器を広く供給しているため、日本では電動工具よりも車関連のパーツなどで、名前を知っている方が多いのではないでしょうか。
自動車やその関連の部品・工具を扱うには高い技術力や安心できる信頼感が必須なため、決してネームバリューだけではないメーカーの強さが推し量れます。
ボッシュは、現在の電動工具のベースとなる製品の多くを生み出してきました。1932年に世界初となる「ハンマードリル」、1952年には世界初「二重絶縁」構造の電動工具を開発する等、数多くの基盤を作り続けた歴史があります。
また、リチウムイオンバッテリーを使った電動ドライバーも2003年にボッシュによって世に送り出されています。
プロとして使用している人によると、ボッシュの製品は以下の特徴を併せ持っています。
二重絶縁とは、基礎絶縁が故障などで働かなくなった場合に保護を補助する絶縁機構です。
エルゴノミクスは「人が自然に扱いやすい」ことを研究し、デザインに活かしたものです。
軽量強化樹脂ボディはボッシュ独自の成分で、落としても壊れにくい耐久性を維持しています。
このようにボッシュ製品は、安全と使いやすさ、壊れにくさを追求したドイツメーカーらしい「まじめさ」が感じられると評価されています。
ボッシュ(BOSCH)のバッテリーは、ボッシュ(BOSCH)の電動工具であれば流用も可能です。
ただし、注意点があります。それは、純正バッテリーを使うことです。これは公式サイトでもアナウンスをされている内容であり、互換バッテリーや社外リサイクル品の品質保証をしていません。
電圧が同じであればほぼ流用可能ですので、事前に対応しているかを調べた上で扱うようにしましょう。
互換性やバッテリーの種類など、詳しい内容をまとめた別記事もございますので参考にしてください。
また、ボッシュ電動工具の修理に関する問い合わせは、 埼玉県にある「ボッシュ・ドレメルサービスセンター」と 福岡県にある「ボッシュ・ドレメルサービスセンター西日本」が受付を行っています。
販売店以外で購入し、故障した場合はどうするのか疑問に思う方。
その他ボッシュ製品のお問い合わせは、サービスセンターに連絡すれば間違いないでしょう。
プロ仕様とDIY仕様は、次のようなポイントに違いがあります。
どちらを選ぶべきか悩んだ場合、用途を考えてみましょう。一般家庭で使うのでしたら、DIY仕様の性能で十分です。ヘッド部分のコンパクトさが、細かい作業をするときの扱いやすさにつながります。
プロとして長時間使用する場合は、軽いほうが作業に疲れないので迷わずプロ仕様を選択すべきでしょう。
また、ベルトの金具があると高い場所での作業で便利です。ここではプロ仕様とDIY仕様の比較と解説をしていきますので、自身に合ったものを選ぶ参考にしてください。
プロ用とDIY用を見分ける上で大切になってくる部分は、価格です。DIY用は家庭用ですので、コストが安いというポイントに目を向ければ判断しやすいです。
一方、プロ用は過酷な作業や環境に耐えられることが最大のポイントです。
簡単な見分け方は、道具の色。プロ用とDIY用については、実はメーカーによって色分けされています。ボッシュ(BOSCH)のプロ用は、ブルーです。ボッシュ(BOSCH)のDIY用は、グリーン。
ブルーボッシュは、ボディ全体はブルー(紺色)でスイッチの色が赤色になっています。グリーンボッシュは、ボディ全体はグリーン(緑色)で同じくスイッチの色は赤色です。
プロ仕様の工具を選ぶポイントは、以下の3つです。
注意点として、プロ仕様の工具はカタログ情報だけで判断しないように選びましょう。プロ用ですから、すでに他メーカーの工具の使い勝手を知っている人が選ぶことになると思われます。
Amazonや楽天などのレビュー評価よりも、実際にはプロの自分にとって使いやすいかどうか試してみるしかないでしょう。
DIY用(家庭用)のこだわりは以下の3つです。
グリーンボッシュを選ぶ際の注意点は、「この工具はどんな用途に使えるか」をチェックすることです。たとえばコードレスドライバーはドライバー以外の使い方もできるのです。
具体的には、アダプターを取り替えることで、キッチンの道具や野外バーベキューに活躍する道具、粗大ゴミを小さくする道具として使えます。
DIY用のボッシュ(BOSCH)は、「DIYツール」の他に日常で役立つツールとしても使えます。DIY初心者にとって心強い味方になるでしょう。
IXO5は、ハンディタイプドライバーです。DIY初心者におすすめなのはもちろん、家庭用のツールとして幅広い使い方ができるところもおすすめなポイントです。
ハンディタイプドライバーとしての特徴は次の通りです。
※エルゴスイッチは人間工学に基づいた「エルゴノミクス・スイッチ」の略です。長時間の作業でも疲れにくい、自然な手の動きを元に設計されています。
ハンディタイプドライバー「IXO5」の別売アクセサリーは、IXOコレレクションの7種。
以上のように、ハンディタイプドライバー「IXO5」はDIYを超えた使い方ができるのです。
これらは、全部を揃える必要はありません。ほしいものだけを購入してください。以下では特にDIYで役立つ別売りアクセサリーをご紹介します。
また、インパクトドライバーについて詳しく知りたい方は、こちらを参考にしてください。
PDR18LINはハンディタイプドライバー「IXO5」とは用途が違い、モルタルの穴あけにも対応できる高機能ドリルです。穴あけの作業が必要なDIYを行う場合、「PDR18LIN」を購入しましょう。
PDR18LINの用途は以下の3つです。
BOSCH Power for all DIY用リチウムイオンバッテリー18Vシリーズという動画で詳しく紹介されています。
ボッシュ電動工具の修理に関することは、前述した通り「ボッシュ・ドレメルサービスセンター」または「ボッシュ・ドレメルサービスセンター西日本」に問い合わせてください。
基本的に、ボッシュ電動工具に関するお問い合わせは、メールまたは電話で受け付けてもらえます。コンタクトが取れたら、サービスセンターの案内に従ってください。
取扱店は、次の通りです。
取扱店に持ち込んだあと、または問い合わせたあと、対応してもらうのはボッシュのサービスセンターです。
実店舗で購入した商品が故障した際は、すぐ購入店舗へ問い合わせをすれば間違いがないと思っていただければ大丈夫です。
ネットで購入した場合も同様、「ボッシュ・ドレメルサービスセンター」または「ボッシュ・ドレメルサービスセンター西日本」に問い合わせます。
その際、どこの通販サイトで購入したかを伝えておきましょう。
ボッシュ・ドレメルサービスセンター
ボッシュ・ドレメルサービスセンター西日本
本文でお伝えしたように、ボッシュは現在の電動工具のベースとなる製品の多くを生み出してきました。
ボッシュの電動工具事業は1928年「バリカン」から始まり、2003年には世界初のリチウムイオンバッテリーを搭載したドライバーが発売されています。
プロとしてボッシュ製品を愛用している方は、ドイツメーカーらしい「まじめさ」が感じられる工具であると評価されています。プロ仕様のブルーボッシュ、DIY仕様のグリーンボッシュともにパフォーマンスの信頼性はとてもおすすめ出来るものです。
DIYからプロまで愛用されるボッシュ(BOSCH)の電動工具、初めてのDIYをスタートされるなら是非とも検討してみてはいかがでしょうか。