引用:mazex
マゼックスという、国内ドローンメーカーをご存じでしょうか?
同社は、高品質な農薬散布用ドローンを中心に、農業・林業・建設業の現場でニーズがある製品を展開しています。
一般的にメジャーなブランドではありませんが、ドローンの開発や販売のみならず、講習・保険・メンテナンスなどサポートも万全な会社として定評があるのです。
この記事では、マゼックスの有名なドローン「飛助MG」ほか、評判のいい主力アイテムをご紹介しましょう。
マゼックスは、2009年に創業、2017年に大阪で設立した会社です。
歴史が浅い会社ですが、農林水産航空協会認定国内メーカーとして、産業用ドローンの製造・販売を行っています。
マゼックスのドローンは、高品質&低価格を両立させた製品として評判です。現在、国内では、農業・林業・電設ほかいろいろな産業分野で用いられています。
特に、マゼックス社の農薬散布・苗木運搬用ドローンは、納入実績で国内トップレベルを誇るほど人気です。
マゼックスではいろいろな産業分野のドローンを開発しています。同社を代表する農業用・林業用のドローンをご紹介しましょう。
産業用ドローンメーカーとして知られるマゼックスですが、中でも一番有名なのが農業用ドローンです。
マゼックスでは、2015年より農業用・農薬散布ドローンの開発・製造をスタート。現在までで600台以上の販売実績を誇ります。
農薬散布は、働き手不足や作業者の高齢化に悩む農家にとって大きな負担です。
とはいえ業者に委託するのも、お金がかかりますよね。そのため、現在ではドローンによる作業が注目されています。
マゼックスでは、農薬散布ドローンの開発にあたり、農家さんの意見を取り入れた実用的かつ低価格の機体を誕生させることに成功しました。
農薬散布ドローンを使用することで、どのようなメリットがあるのでしょうか。
マゼックスの農薬散布ドローンは、従来の農業用ヘリと異なり軽量です。そのため、1人でも車への積み下ろしができます。
また、折りたたみも不要なので素早く準備・後片付けができるのも魅力です。
バッテリーで飛ばすため騒音が少なく、住宅付近の場所でも早朝から作業ができます。
マゼックスの農薬散布ドローンは、時速15kmで幅4mの農薬散布が可能。
10a(アール/1,000平米)の田畑なら、たった1分で作業できます。人による散布の約1/5時間で作業を終了できるのです。
農薬散布を業者に委託すると、害虫が発生した際にすぐに作業してもらえないことがあります。また、雨で散布作業が延期になってしまうこともよくあるでしょう。
農薬散布ドローンがあれば、いつでも必要な時期に作業を行えるため、作物の品質も維持できます。
数年単位でみれば、業者に依頼するよりもランニングコストがリーズナブルです。
マゼックスでは、林業の現場で活躍する苗木運搬ドローンも開発しています。林業は人が苗木を背負って山に運び、植えて育てて収穫する大変な仕事です。
林業従事者の高齢化に伴い、人に代わり苗木を運搬するドローンは、これから作業の効率化を図れる製品として注目されています。
林業用ドローンを使用することで、どのようなメリットがあるのでしょうか。
マゼックスの苗木運搬ドローンは、最先端の制御装置を搭載しています。機体を安定させて飛行でき、離陸・着陸もスムーズに操作できるのが特徴です。
また、機体は折りたたみが可能なため運搬も楽にできます。
重い苗木を背負って山の急斜面を登るのは大変です。苗木を運んだら、また山を降りて再度苗木を運ばなければなりません。
ドローンを使えば、苗木を乗せて機体を操作し目的地まで運ぶだけです。作業者の労力を大幅に軽減できるでしょう。
苗木を担いで運搬する作業は、4人がかりで半日に800本を運ぶのが限界です。
しかしながら、マゼックスの苗木運搬ドローンを用いれば、1往復がわずか3分程度。苗木を設置するのも約1分程度で行えます。
マゼックスの実験結果では、4人がかりで2日間は必要な4000本の苗木運搬作業が、ドローンなら8時間で行うことができました。
大幅に作業時間を短縮できるだけではなく、作業も1人で行えるため人件費の節約にもなるのです。
マゼックスで注目されている農業用・産業用ドローンを紹介しましょう。
「飛助MG」2020年モデルは、農林水産航空協会認定機です。実際に農作業で使っている農家さんの意見を取り入れ、より使い易さがアップしました。
最大の特徴は、特許取得の薬剤を逃さない「Wダウンウォッシュ散布」です。
ドローンの回転翼が作る「下方に吹き下ろされる風」が従来の2倍になり、無人ヘリと同じクラスの散布力を実現しています。
「飛助MG」2020年モデルと、「飛助DX」2020年モデルがあります。
飛行・散布性能は同じですが、以下の違いがあるのでご注意ください。
林業用苗木運搬ドローンは、住友林業株式会社とのコラボレーションで誕生しました。1時間に500本のコンテナ苗(栽培容器で育成した苗)を運搬できます。
自動飛行タイプなので、山の斜面や複雑な地形の場所でも安定した飛行を保ちつつ、苗木を目的地に運搬できるのです。
また、苗木が着陸すると自動的にフックが外れるため、「外し作業をする人員」も不要になります。
マゼックスの特約店は、日本全国にあります。ドローンのデモ飛行を見学したり、機体や導入方法の説明を受けたりできます。
お近くの特約店は、マゼックスの公式HPのこちらからお探しください。
インターネットで見つけた、マゼックスのドローンの口コミの一部を紹介しましょう!
😊「飛助DXを使って2年。全くのトラブルなし!困った時の電話対応も丁寧です。購入時は迷いましたが、本当に買ってよかったです!」
😊「いつも対応が丁寧で助かります。また。国内メーカーなので安心なのもいいですね!」
😊「高品質なのに低価格!対応も丁寧!満足しています。」
😊「シンプルな操作性でコストと農薬散布のバランスがいい。農業仲間でも、徐々に使う人が増えてきています。」
😌「ダウンウォッシュによる散布が非常に良い。飛行音が小さいのも魅力。希望としては、飛行時間がもう少し延長できれば……」
マゼックスのドローンを購入したことにより、作業効率がアップしたという声は着実に増えています。
大変な作業が楽になることで、時間・人件費・労力が大幅に節約できるでしょう。サポートやアフターサービスも行っているので安心です!