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6つめにおすすめする安全靴&メーカーは、寅壱のワークブーツ0279-961です。
ワーキングウェアや特殊作業服、カジュアルウェアなどの企画・製造・販売を行う株式会社寅壱。岡山県倉敷市に本社を持ち、西日本では寅壱のチェーン店を展開中です。自社責任生産を行っている寅壱の商品では特に鳶衣装が有名で、性能の良さとデザイン性から、ひとつのブランドとなっています。
寅壱の安全靴もやはり人気で、シューズ・ハイカット・ブーツタイプでそれぞれラインナップされています。耐滑性と履き心地の良さがありながら、作業着に合うデザインで、多くの現場の作業員から人気の品です。
寅壱の安全靴でおすすめするのは、ワークブーツ0279-961です。
靴ひも部にゴムを採用したことで、スピーディな着脱が可能に。足首のマジックテープ式ベルトは、前で固定してロックしたり、後ろに回して着脱の素早さを重視するなどシーンに応じた使い分けが可能です。足元をがっちり守る鋼鉄製先芯を使用し、ゆとりの3E幅広設計ですので、安全と履き心地を両立しています。
おすすめ安全靴&メーカー7つめは、XEBECの面ファスナー安全靴 85411です。
株式会社ジーベックは1948年に創業。広島県福山市に本社を持ち、ユニフォーム、作業服、安全靴、空調服などの企画・製造・販売を行う、国内大手のワーキングウェアメーカーです。
ジーベック社のブランドであるXEBECの安全靴も、多種多様です。特に多いのはシューズタイプですが、その他にもミッドカットやハイカット、ブーツタイプまで。さらに防寒セーフティシューズや耐油長靴、厨房シューズもあり、大抵の現場に必要な靴はこちらで揃います。
XEBECの安全靴でおすすめするのは、新商品である面ファスナー安全靴 85411(JSAA規格A種認定品)です。
豊富なサイズとシンプルデザインですので、幅広い職場で使用可能。耐油性のラバーソールで安全性を、穴あきEVA+メッシュの蒸れにくいインソールで快適性を持たせています。面ファスナー製ですので、脱ぎ履きもしやすいです。
8つめにおすめする安全靴&メーカーは、Simon マジックテープ安全靴 WS18黒です。
1948年に設立された株式会社シモンは、東京都中央区に本社を置き、安全靴や官需靴、ワークグローブ、労働安全衛生保護具などの製造・販売・輸出入を行っています。数多くの製品がグッドデザイン賞を受賞し、さらに官公庁との取引が50年以上と、デザインと信頼性をあわせ持った製品を多くつくりだしています。
シモンの安全靴の特徴は、その商品のラインナップの多さ。とにかく種類が豊富で、安全靴・作業靴だけでも次のようなシリーズがあります。
このほかにもまだまだ…。用途にあった安全靴は、シモンで見つかります。
シモンの安全靴でおすすめするのが、マジックブーツ安全靴 WS18黒(JIS T8101 革製S種<普通作業用>EF合格のモデル)です。
グッドデザイン賞を受賞した「SX3層底Fソールシステム」で、滑りにくく歩きやすい。障害物を踏んだときに衝撃を吸収する「サスペンションシステム」、理想的な重心移動ができる「Sライン ブロック パターン」、ゆりかごのように快適な「クレイドル インソール」を装備して、安全性も快適性もバッチリです。
山形の青木安全靴製造 US-200BWが、9つめのおすすめ安全靴&メーカーです。
日本初の安全靴メーカーである青木安全靴製造株式会社は、1951年に設立されました。本社は山形県河北町で、現在は安全靴や作業靴などあらゆる職場、あらゆる履用者に適合した専用靴の製造を行っています。そして関連会社の青木産業が、販売を担当。
安全靴の専門メーカーですから、やはりその種類は豊富です。JIS規格合格の正式な意味での安全靴も多いうえに、アメリカンテイストなUSシリーズやベロア生地を甲皮に使うなど、安全靴らしくないデザインが多いことも特徴です。
青木安全靴製造の安全靴でご紹介するのはUS-200BW(JIS T8101 革製S種<普通作業用>EF合格のモデル)です。
ジーンズにも似合う、アメリカンテイストなデザインのUSシリーズの安全靴。スポンジラバーとソリッドラバーの重層構造で、撥水ポリウレタンの弱点である加水分解を克服した新世代ソールを使用。革表面に余分なコーティングは施さず、革本来の肌目を味わえる素上げ革は、履くほどに味わいが出ます。
安全靴としての機能性だけでなく、スタイルも極めた逸品です。
最後におすすめする安全靴&メーカーは、ワークマンのスマートミドルカットセーフティシューズWBS630です。
群馬県伊勢崎市に本社を置く株式会社ワークマンは、1979年に創業しました。作業服と作業服関連用品を販売する専門店「WORKMAN(ワークマン)」をフランチャイズシステムで展開し、現在は全国に837店舗があります。
2019年には、カジュアル色を高めた店舗「WORKMAN Plus(ワークマン プラス)」が話題を集めました。「ワークマンベスト」などのプライベートブランドも人気です。
ワークマンの店舗では、シモンやジーベック、ミツウマ、アイトスなどメーカー品とともに、ワークマンベストの安全靴も売られています。ワークマンベストの安全靴(正確にはJIS規格対応ではないため「セーフティシューズ」)は、種類は多くありませんが、どれもデザインが良いものばかりです。
「プロが認める品質と機能を搭載し、低価格」という、ワークマンベストの理念を体現している製品と言えます。
ワークマンの安全靴は、こちらのオンラインショップで購入できます。
・ワークマン オンラインショップ:安全靴
ワークマンとその製品をもっと知りたい方には、こちらの記事もおすすめです。
ワークマンでおすすめするのは、スマートミドルカットセーフティシューズWBS630です。
おすすめするポイントは、仕事だけでなく普段着にもあうカジュアルなデザイン。落ち着いた革風の素材感により、どんな場面でも履きやすいシルエットです。くるぶしまで保護するミドルカットを採用、くるぶし周りはクッション性の高い素材を使用し、履きやすさもアップしています。
※ こちらはJIS T8101に相当する性能を有していますが、JIS規格対応商品ではありません
ここまで、10の安全靴とメーカーをご紹介してきましたが、ナイキやニューバランスの安全靴はあるのでしょうか?またその他のおすすめメーカーについてもご紹介します。
残念ですが、ナイキは安全靴を現時点で販売しておりません。上記でご紹介したとおり、アシックス・ミズノ・プーマが販売しているため、ナイキも…と思われる方も多いようですが、国内・海外ともにナイキ製安全靴はございません。
ニューバランスの安全靴は国内では販売していませんが、海外では販売されています。
そのためAmazonなどで、並行輸入品として購入可能。ただし、当然国内規格には未対応で、性能も不明確です。安全靴着用義務のある現場での使用は、避けましょう。
かつてアメリカの自動車メーカー ゼネラルモータースが製造していた超大型SUVであるハマー。そのハマーをイメージしたワークウェアーやシューズがHUMMER(ハマー)ブランドとして販売されています。国内で販売しているのは、アタックベース株式会社と弘進ゴム株式会社です。
HUMMERの安全靴は、やはりSUVのイメージ通りゴツくて頑丈なデザインのため、特に男性には好まれるモデルが多くあります。
AITOZ(アイトス)ブランドを展開するアイトス株式会社の創業は何と1917年。100年以上続いている、老舗中の老舗です。大阪に本社を持つアイトスでは、ワーキングウェアやサービスウェア、オフィスウェアなどの企画・製造・販売を行っています。
アイトスでは、シューズタイプとミドルカットのセーフティシューズを多く販売しています。明るいデザインが多く、スニーカーと間違えてしまいそうなモデルが多数あります。
株式会社力王は、その前身となる行田ゴム工業株式会社が1948年に設立されて以降、地下足袋や長靴、安全スニーカーなど履物の製造・輸入・販売を行ってきました。
通常のJIS S級準拠の安全作業靴のほか、防水安全シューズの「アクア・ネオ」がラインナップされています。耐油と防水性に優れながらも、ムレ防止ソールやかかと衝撃吸収材で、雨の日の現場にも強い一足です。
今回は、おすすめの安全靴&メーカー10選の特徴と、安全靴の規格やお手入れ方法などもご説明しました。同じように見えても、メーカーごとの特色があって面白いですよね。お気に入りのモデルも、見つかったのではないでしょうか。
今回ご紹介した靴は、JSAA規格A種認定品が多くありました。しかしJIS規格対応の安全靴着用が義務付けられている現場では、JISマークが入った合格品の安全靴を履くようにしましょう。
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