タジマといえば、安全・信頼を誇るハーネスのブランドとして知られています。タジマは、
測定・測量の道具や安全用品ほか、2000種類以上のアイテムを展開している建築用ハンドツールの総合メーカーです。
中でも、特に人気が高いのが「ハーネス」。ハーネスは、高所で作業を行う人の安全を守るために欠かせないアイテムです。この記事では、タジマの人気ハーネスの種類や特徴をご紹介しましょう。製品選びの参考にしてくださいね。
タジマは創業1909年。精密測定工具メーカーとして誕生しました。2009年には創業100年を迎え、建築工具分野も確立。現在では、日本のみならずアジア全体にさまざまなアイテムを普及させています。
タジマでは、主に以下の製品を展開しています。
ほか
タジマでは、特にハーネスを代表とする「墜落制止用器具」(※)に定評があります。
たとえば……
高所で作業をするスタッフの墜落を防止し、作業が快適にできるように肩・腰への負担を軽減する工夫が施されたアイテムが揃っています。
※墜落制止用器具:
2018年に公表された「墜落制止用器具の安全な使用に関するガイドライン」により、以下のことが変更になりました。
タジマの墜落制止用器具の中でも人気のあるのが、オリジナルのハーネスシリーズです。いくつか種類があります。
「フルハーネス」と「ダブルランヤード(※)」がセットになっているシリーズです。価格もリーズナブルで、すぐ使うことができます。
ハーネスシリーズは、「蛇腹ランヤード」がセットになっているタイプと、「平綱ランヤード」がセットになっているタイプと2種類です。
※ダブルランヤード:ランヤードとは、強度のある合繊のロープに、フック・D環・巻取り器・伸縮調整器を付けた「命綱」のこと。
ダブルランヤードとは、ランヤードがハーネスや安全帯に2本付いていて、左右を構造物に引っ掛けて使うことができる。
【ダブルランヤードとは、こんなアイテムです👇】
肩・胸・背中・胴・脚の箇所に複数のベルトをかけるフルハーネスと、いざ墜落のアクシデントが起こった際、体を左右から吊り下げるダブルランヤードがセットになっています。
ベルトとのカラーは、赤・白・黒があり、サイズもS・M・Lがあるので、体型にあったものを選んでください。
【主な特徴】
フルハーネスと平綱のダブルランヤードがセットになっています。
蛇腹タイプとは、ロープの種類やフックの素材が異なり価格も少しリージナブルです。カラーは黒のみ1色で、サイズはS・M・Lがあります。
【主な特徴】
ZA(ZA ACTIVE FIT)は、タジマのハーネスの中でも最高峰のハーネスシリーズです。
タジマが誇る、最高の設計と縫製技術を注ぎ込んだハイグレードな製品となっています。カラーは、赤・白・黒の3色、サイズもS・M・Lがあります。
【主な特徴】
ZS(ZS ACTIVE FIT)は、安全性はもちろんのこと、作業性や快適性も追求した「次世代ハーネス」シリーズです。カラーは黒1色で、サイズはS・M・Lの3サイズあります。
【主な特徴】
GS(GS BASIC FIT)は、タジマのエントリータイプのハーネスです。
束縛感が少ない「Y字構造」を採用しています。カラーは黒・白・赤の3色で、サイズはS・M・Lの3サイズあります。
【主な特徴】
ZA・ZS・GSのハーネスを簡単に比較してみました。
アマゾンでも入手できるタジマのハーネスを、シリーズ別にご紹介しましょう。
タジマの「ハーネスセット」シリーズ。「ハーネスGS蛇腹 ダブルL2セット」です。
ハーネスの背中から蛇腹タイプのランヤードが2本付いているセットになっています。リーズナブルで、すぐに使用できるのも魅力でしょう。
こちらは、Mサイズですが、同じ商品でSとLもあります。自分の体型に合った製品を選んでください。
【使った人の感想は?】
😌「180センチの人は、LではなくMサイズでちょうどいいと思う」
😊「使いやすいです!」
タジマの「ハーネスセット」シリーズで、取り扱いやすい「平綱ロープ」を使用しているタイプです。また、フックは耐久性の高いL1フックです。
高所作業は少なめ・使用頻度が低い作業に向いているタイプでしょう。
タジマのハーネスの中でも、最高峰を誇る「ZA」。
軽量のアルミバックルを採用している、動きやすいハーネスです。胸元に使用している「アクティブリング」は、柔軟に変化する素材を採用。多彩な動きに自由自在に対応します。
【使った人の感想は?】
😊「調節なしで装着できました」
😌「ランヤードとのセットにしてほしい」
安全性・作業性・快適性を兼ね備えた、タジマの「ZS」。体の動きを妨げないアクティブフィット構造で、快適に作業ができます。
【使った人の感想は?】
😊「使用感もよかったです」
GSは、ベーシックフィットタイプのハーネスです。ハーネスが初心者の人にも向いているでしょう。値段がリーズナブルなのも魅力です。
タジマのハーネスは、ハイグレードタイプからエントリータイプがあります。じっくり比較検討して、使用する作業現場環境やサイズ、カラーなど自分のニーズに合っている製品を選んでくださいね。