マイターボックスは、のこぎりで木材をきれいに切断するための道具です。のこぎり初心者にとっては、正確に直線や斜めの切断を行うのは難しいもの。失敗して大切な木材を無駄にしないためにも、マイターボックスを使うのがおすすめです。
この記事では、マイターボックスの基礎知識や使い方・選び方とともに、アマゾンで購入できる人気のマイターボックスをご紹介します。のこぎり作業に自信がない方、失敗しがちな方は、ぜひ使ってみてくださいね。
マイスターボックスとは、「コの字型の台」のような道具です。そして、両サイドの壁に真っ直ぐや斜めに、数本の溝が入っています。
その溝に、のこぎりの刃を合わせることで、90度・45度・22.5度(※)ほか、好みの角度で木材を切断できるのです。
DIY初心者にとっては、のこぎり作業はなかなか難しいもの。マイターボックスがあれば、内側に木材を置き、溝にのこぎりを入れて切断すればぶれることがありません。作業に失敗しないための必需品です。
※90度・45度・22.5度:マイターボックスで一番多く見られる角度の種類。これ以外の角度の製品もある
マイターボックスは、ほとんどの製品が「コの字型」をしています。そして、素材は以下の種類があります。
プラスチックや木は、ヒビが入ったり傷が付いたりしやすいのでご注意ください。
また、マイスターボックスは製品によって以下の部分が異なるため、購入する際には確認してください。
マイターボックスには、「クランプ」(はさんで固定する金具)付きのものもあります。クランプで、木材をマイターボックスに固定できるので、切断の最中に動いたり滑ったりしません。
マイターボックスを初めて使う人、のこぎりの切断作業が苦手な人は、クランプ式のマイターボックスがおすすめです。
また、多くのマイターボックスの両端には丸い穴が開いていて、ビスで作業台に固定できるようになっています。
マイターボックスで切断作業を行う前に準備しておきたいものがあります。
差し金とは、直角に曲がっている金属製(ステンレス・鋼・真鍮)の定規のことです。
材料の寸法を測るだけではなく、平行線を引いたり角度のある線を引いたりできます。DIYが趣味の人は1本持っていると重宝するでしょう。
差し金に付いてもっと知りたい方は、こちらの記事もご覧ください!
アマゾンで人気のあるマイターボックスをご紹介しましょう。
シンプルでリーズナブルな、プラスチック製のマイターボックスです。
切断可能幅は90mm×厚み40mmなので、「2×4木材(89×40)」木材の切断にはぴったり。斜めの角度は、90・45・22.5度の3種類です。
【使った人の感想は?】
😊「日曜大工にはちょうどいいです。」
😊「今まで切断に苦労していたので、これを使ってよかった!」
😊「趣味で何か作る人は、持っていたほうがいい」
木材を固定できる「ピン」が2つ付いているマイターボックスです。切断可能幅は90mm×厚み75mm。角度は直線と、90・45・22.5度の3種類の溝付きです。
😌「アサリ(のこぎりの刃先が交互に沿っている状態)のないのこぎりを使ったほうが本体が削られない」
😊「固定用の棒が便利です」
強度の高いプラスチックを使ったクランプ式のマイターボックスです。
4個のクランプが付いているので、木材をしっかり固定でき作業中も安心。幅100mmまでの木材を使用できます。直線と、90・45・22.5度の3種類の溝付きです。
😊「扱いやすくきれいに切断ができました」
ヨコ(90度・45度・22.5度)、ナナメ(45度)の切断が可能なマイターボックスです。
切断可能サイズ:幅90×厚さ40mmなので、2×4の木材の切断にもぴったり。リーズナブルな価格も魅力です。
😊「気軽にDIYをする際にぴったり」
😊「左右に穴が空いているのでビスで固定できます」
😊「きれいにまっすぐ切れます」
黒のプラスチック製マイターボックスです。両側にネジ穴が開いているので、作業台にしっかりと固定できます。最大加工幅28mm×厚み20mmです。90度と45度の2種類の角度のカットができます。
😔「使い勝手はいいけれど、本体が少しずつ削れる」
😊「正確に切れます。安いので消耗品ですね」
一般木材用のこぎりとマイスターボックスがセットになっています。リーズナブルなので、初めてDIYをする人にもぴったり。のこぎりは折りたためるのでコンパクトに収納できます。
マイターボックスを使えば、のこぎり作業が苦手でも直線や斜線がきれいに切断できます。プラスチックや木製のものは、本体も削れていくので、消耗品と割り切って使ってください。1度使うと便利で手放せなくなりますよ!