芝生のお手入れが自動化できたら、とてもラクですよね。
実はハスクバーナから、全自動の芝刈りロボットが販売されているのはご存知ですか?
ロボット芝刈り機の購入を検討したとき、上記のような疑問を抱く方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、「ハスクバーナのロボット芝刈り機が持つ特徴やメリット」をまとめました。
実際に購入するまでの不明点を、4分ほどで解決できますよ。ぜひ参考にしてくださいね。
目次
ハスクバーナは300年以上の歴史がある、海外の有名メーカーです。
造園分野では芝刈りロボットを世界で初めて生み出し、高い技術力から多くのユーザーに信頼されています。
ハスクバーナはおもに、
を製造しています。
本社はスウェーデンのストックホルムにあり、世界60ヵ国以上で製品を販売している有名なメーカーです。
設立されたのは1689年で、マスケット銃をスウェーデン王室に納めていた歴史ある企業です。
年月が経つにつれ、
と製造する製品の幅は広がっており、技術力の高さと向上していくメーカーの姿勢がうかがえます。
現在の主力となっている農林・造園機器の製造は、1947年から開始しました。
日本では2006年にコマツゼノアの農林機器事業を買収し、現在はハスクバーナゼノアとなっています。
ハスクバーナ・ゼノアについて詳しく知りたい方は、下記記事を参考にしてくださいね。
ハスクバーナは1995年に世界で初めてのロボット芝刈り機、「Automower(オートモア)」を発売しました。
ヨーロッパでは公園や企業だけではなく、多くの一般世帯でも芝生を所有しています。
全自動の芝刈りロボ「オートモア」は、芝生の管理に必要な人手と管理コストが最小限です。
世界で100万台以上の販売があり、多くの方に支持されている実績があります。販売当時から世界各国での普及を狙い、価格も抑えてきました。
日本でも学校や病院で導入されることが多く、環境整備を重視する場所で使用されています。
普及を目的としたモデルも販売しているので、定期的に芝の管理が必要な場所へ導入すると良いでしょう。
ハスクバーナのロボット芝刈り機「オートモア」には、優れた特徴があります。
手押しの芝刈り機にはないメリットが多くあるので、ぜひ参考にしてください。
オートモアの特徴は、以下のとおりです。
1つ目の特徴「いつ・どこでも芝刈り」は、芝生を24時間おまかせで管理できます。
自動操縦により毎日少しずつ芝を刈り取っていくため、人手がかかりません。刈り取った草も短く、地面に落ちて分解されます。
通常は人手と労力が必要な芝刈りも、ロボット芝刈り機ならほぼ手間いらずです。
2つ目「刈り取りの自動判断」は、芝の生え具合を判断して刈り取り時間を調節します。
内蔵されたGPSにより、不規則で多方向からの刈り込みを可能としました。刈り跡も残さず、キレイな芝生を維持しやすいです。
3つ目「自動充電」は、電力がなくなるとチャージステーションに戻って自動で充電します。
コンセントにつなぎ、充電する手間もありません。
4つ目「低騒音」は、実際に走行している動画を見てみましょう。(動画内は他機種ですが、騒音性能はほぼ同一です)
静粛性が高く、夜間のような音を気にする時間帯でも芝刈りを行えます。
全自動で24時間刈り込みを行えて、キレイな芝生を年中維持できるのは大きなメリットです。
一般家庭向けには「オートモア105」がおすすめです。
家庭の庭園やオープンスペースで使用するように設計された、コンパクトな3輪ロボット芝刈り機です。
最大で600平方メートル(おおよそ体育館ほど)の作業範囲と、傾斜14度までの斜面に対応しています。傾斜14度は下記の画像も参考にしてください。
天候や騒音も気にする必要がないため、とても使い勝手の良い製品です。
本体は、Amazon価格でおおよそ178,000円ほどとなっています。
全自動芝刈りロボ「オートモア」の導入により、芝刈りがラクになりつつお手入れの手間も解消できます。
内蔵されたGPSにより刈り込んだ位置を把握し、一定の動きではなく不規則な動きを可能としました。
芝生をていねいに刈り取り、カーペットのように仕上げることが可能です。
また本体のブレードはカミソリ状となっており、さまざまな方向から芝生をキレイに刈り取ります。
適切なお手入れを行うことでコケの生育を抑制し、強い芝の成長にもつながるでしょう。
ロボット芝刈り機である「オートモア」は、芝が伸びきる前に刈り取りを行います。
オートモアに内蔵されたセンサーが長さを感知し、自動的に長さを調節。
「少し伸びたらすぐに刈る」を繰り返すことで、作業ごとに発生する雑草ゴミも短くなります。
刈り取った草はそのまま地面に落とし、肥料とするので自然にも優しいです。
芝は夏だと2週間ほどで元通りに伸びるため、手動だと気温が高い状態で何度も芝刈りをしなくてはなりません。
しかし「オートモア」なら手間に感じる作業もこまめに行なってくれます。
「オートモア」は本体に内蔵されたGPSとセンサーで、芝を判断しながら刈っていきます。
従来の機器とは勝手が違う部分もあり、導入が難しいのではと考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本項目ではオートモアの導入で悩んでいる方へ、手順と使用方法を解説していきます。
ぜひ参考にし、購入前の導入イメージに役立ててください。
購入後は、オートモアに作業してもらう範囲を作ります。
範囲を決めないとそのまま自走し続けてしまうため、必ずどのエリアを整備してもらいたいか限定しましょう。
作業範囲は専用のワイヤーを使用して、管理したい芝生を囲みます。ワイヤーで囲める範囲は最長800mで、面積は3,200m2です。
エリアを囲ったあとは充電用のチャージステーションを設置し、オートモア本体を設置します。
具体的な手順に関しては、設置動画も参考にして下さい。
ワイヤーには微弱な電波が流れており、本体が感知します。
電波によって芝を刈るエリアがどこまでなのか判断できるため、ワイヤーの外に出ることはありません。
充電が完了したら、ワイヤー内の芝刈り開始です。
初めて管理する芝生では、2週間から1ヶ月間ランダムで芝刈りを行います。
ランダムに走行することで、芝の高さやブレードにかかる圧力を感知していく仕様です。
1ヶ月ほどかけて走行したあとを記憶し、どのように芝を刈るか経験値を積んでいきます。
何回も走行することで、
と覚えていくのです。そして作成したマップに従い、最適な芝刈りを行うように設計されています。
深い水たまりの上や積雪のときはオートモアが走行できないので、注意が必要です。
オートモアは人間の手で行っていた面倒な作業を軽減してくれますが、導入段階でコストは多少かかります。
しかしランニングコストは大幅に減少するため、芝の管理を行っていた人にはとても魅力的です。
芝生のお手入れにお悩みの方は、ぜひ購入を検討してみてください。
ほかにも芝生のお手入れに役立つ工具を知りたい方は、下記の記事を参考にしてくださいね。