タイヤを交換するとき、車を持ち上げるために使う工具がジャッキです。ジャッキにはパンタジャッキ、フロアジャッキなどいろいろな種類があります。
しかしどれを選んだらいいのか、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は車用ジャッキのおすすめの製品を、10アイテムに絞って紹介します。
タイヤ交換のときだけでなく、普段からトランクに積んでおくと「まさか」のときに役立つジャッキも取り上げます!
それでは、おすすめの車用ジャッキを紹介していきます。
全部で10つと、おすすめのポイントについてもまとめました。
最大使用荷重 | 1000kg |
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最低位 | 95mm |
最高位 | 350mm |
本体重量 | 2.4kg |
メルテックのF-72は、あまりお金を掛けたくない方におすすめのジャッキです。
ハンドルを取り付けて、くるくると回して車を持ち上げる、一般的なパンタジャッキです。
軽量かつコンパクトなので、持ち運びも便利で保管時にも邪魔になりません。
他のジャッキを使っている方も、予備のジャッキとして購入されてはいかがでしょうか。
機械式のパンタジャッキは安価ですが、どうしても作業に手間がかかります。
そんなときはエマーソンの車載ジャッキヘルパーEM-234を使うと、タイヤ交換に使うインパクトを使ってジャッキアップできるのでおすすめです。
最大使用荷重 | 1000kg |
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最低位 | 121mm |
最高位 | 381mm |
本体重量 | 7.38kg |
軽くてコンパクトに収納できるジャッキを探している方には、安心の日本製、マサダ製作所のDPJ-1000DXがおすすめです。
プラスチックケースに入っていますので、手軽に持ち運びができ、久しぶりに使おうと思ったらホコリが被っていたということもありません。
形状はパンタジャッキに見えますが、油圧式のジャッキなのがポイントです。
パンタジャッキのようにコンパクトでありながら、油圧式ジャッキの少ない力で持ち上げられる力強さを兼ね備えています。
このあとで紹介する油圧式のフロアジャッキは、重量が10kgを上回ってしまう製品が多いので、ジャッキに軽さを求めるならシザーズジャッキで決まりです。
最大使用荷重 | 2000kg |
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最低位 | 85mm |
最高位 | 370mm |
本体重量 | 11.8kg |
BAL ( 大橋産業 )の1335は、タイヤ交換をするときに使用するジャッキを探している方におすすめです。
機械式のジャッキに比べると、油圧式のフロアジャッキの方がはるかに作業が楽になります。女性の方でも安心して使用可能です。
軽自動車からミニバンのサイドジャッキアップまで幅広く使えます。やっぱり専用の収納ボックスがあるとうれしいですね。
最大使用荷重 | 2000kg |
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最低位 | 115 mm(付属サドル使用時) |
最高位 | 365 mm(付属サドル使用時) |
本体重量 | 11kg |
メルテックは車両関係の商品を幅広く取り扱う大自工業のブランドで、油圧フロアジャッキだけでもたくさんの種類を販売しています。
その中で今回おすすめする製品は、最低位が低いローダウンタイプのFA-24です。
油圧式のフロアジャッキで、このコスパにはちょっと驚きます。
最大使用荷重 | 2721kg |
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最低位 | 101.6mm |
最高位 | 470mm |
本体重量 | 28.2kg |
大型車を所有している方におすすめのジャッキは、ARCAN(アルカン)のHJ3000JPです。
やはり重量はそれなりにありますが、自走できる車輪がついています。移動させるのはさほど苦になりません。
ハイエースでも余裕で持ち上げるパワーと、1度のポンピングで上昇する量が大きいのが魅力です。
最大使用荷重 | 2500kg |
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最低位 | 75mm |
最高位 | 515mm |
本体重量 | 33.8kg |
いろいろな車種に対応できるジャッキを探している方には、TORINのT830026がおすすめです。
最低位が75mmにもかかわらず、最大515mmまで持ち上げるストロークを備えています。車高の低いローダウン車から、他のジャッキでは上げられない車まで共通して使用可能です。
メーカーのTORINはあまり聞きなじみがないかもしれませんが、アメリカでは高い市場シェアを持つ有名メーカーです。
最大使用荷重 | 3000kg |
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最低位 | 170mm |
最高位 | 420mm |
本体重量 | 6.8kg |
電動で車を持ち上げたいなら、E-HEELPの電動ジャッキを使ってみてください。
この製品は12V仕様なので、車内のシガーソケットから電源を取ることができます。
最大使用荷重 | 5000kg |
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最低位 | 155mm |
最高位 | 450mm |
本体重量 | 9.4kg(ケース込) |
自分でタイヤ交換をしたいと思っても、ジャッキ以外にもいろいろと工具が必要です。
そんな工具をそろえるところから始めようという方におすすめなのが、KINGCAVのフロアジャッキセットです。
フロアジャッキ以外にもインパクトレンチや、タイヤの空気入れまでセットになっています。
本来の用途は緊急時のタイヤ交換用の工具セットですが、一年に数回のタイヤ交換であればこの製品一式で充分です。
最大使用荷重 | 3000kg |
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本体重量 | 3.4kg |
ここまではタイヤ交換に使えるジャッキを紹介してきましたが、少し変わった商品を紹介します。
車の排出ガスを使って風船のように膨らませ車を持ち上げる、a-KOGUのエアージャッキ AJ-3SPです。
これまで紹介したジャッキは安定した地面の上でしか使えないという欠点がありますが、この製品は砂でも雪でもデコボコした場所でも関係ありません。
側溝に脱輪してしまったり、砂浜でスタックしてしまったときなどに慌てないためにもトランクに準備しておくことをおすすめします。
最大使用荷重 | 2268kg |
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最低位 | 76mm(フレームのみ) |
最高位 | 447mm(フレームのみ) |
本体重量 | 35kg(フレームのみ) |
さいごに紹介するジャッキは、車愛好家の間で話題になっているQuickJackです。
電動の油圧ポンプですいすいと車を持ち上げます。
機械式の自動ロックの機能が設けてありますので、ジャッキアップ中にシリンダにトラブルが起きても安心です。
この製品の電源電圧は購入時に選ぶことができます。
シガーソケットから取れる12Vがおすすめですが、家庭で使うなら100Vの製品を購入しましょう。
今回は車用のおすすめジャッキを紹介しました。
お気に召したジャッキはありましたでしょうか。
大切な愛車を傷つけないためにもジャッキを使用する上で大切なことは、ジャッキだけで車を支えるのではなく、物理的なストッパーを併用することです。
他にもおすすめのジャッキや、便利な工具を紹介した記事があります。
こちらもぜひ参考にしてくださいね。
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