Amazonで評価の高い「KIMOの電動工具シリーズ」は、安価なわりに品質が高くておすすめです。
しかし実際に購入しようと思った際、
と疑問や不安に感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、「KIMOの信頼性とおすすめの電動工具について」まとめました。
安いから購入したいけど失敗したくないという方は、購入の検討ができる内容になっていますよ。
ぜひ参考にしてくださいね。
目次
Amazonで人気の「KIMO」は、入手しやすい価格で機能的な工具を販売するメーカーです。
なんといっても安価に購入できるので、入門用に検討する方もいらっしゃるでしょう。
まずはKIMOの電動工具について、詳しく解説していきます。
同じ条件で比較すると、KIMOの工具は驚くほど安価です。
KIMOの工具と同様に、取り外し可能な充電式バッテリーを搭載した製品で比較しました。
国内の大手メーカー | 15,000円以上 |
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海外メーカー | 10,000円~15,000円程度 |
KIMO(20V) | 7,000円前後 |
国内の大手メーカー | 10,000円以上 |
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海外メーカー | 10,000円前後 |
KIMO(12V) | 5,000円前後 |
国内の大手メーカー | 20,000円以上 |
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海外メーカー | 10,000~20,000円前後 |
KIMO(20V) | 10,000円前後 |
国内の大手メーカー | 20,000円以上 |
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海外メーカー | 15,000円前後 |
KIMO(12V) | 7,000円前後 |
上記以外の製品も、低価格で購入できます。
大手メーカーの製品は高性能な反面、家庭用の工具として購入するには少し高価です。
KIMOの工具は安価なので、気軽に購入できて気楽に使えます。
初期のころは3機種しか取り扱いがなかったものの、2021年に入りラインナップがさらに拡充しています!
新たにディスクグラインダーやハンマードリルといった、DIYでも活躍する製品が販売中です。
12Vシリーズの工具は、新たにポリッシャーが追加となっています。
単純にパワーを求めるなら20Vシリーズが最適で、かんたんなDIY目的で安価に済ませたいなら12Vシリーズを選ぶと良いです。
日本のAmazonで購入できるKIMOの製品は、現在5種類です。5種類の中でも電圧が同じKIMOの工具は、バッテリーを共用できます。
共用バッテリーの電圧は、以下の2種類です。
日本ではバッテリーの最小単位を3.6Vでカウントし、3つつなげて「10.8V」になります。5つの場合は「18V」です。
しかし海外では同じ3.6Vバッテリーでも4V表記としているため、実質は国内の10.8Vと18Vシリーズと同等です。
KIMOの共用バッテリー(2種類)も、Amazonで購入できます。
※2021年現在、純正バッテリーの購入ができない状態です。互換バッテリーを掲載しますが、編集部で確認が取れていないので自己責任で使用してください。
容量を表すAh(アンペアアワー)は、数値が大きいほど製品の稼働時間が長くなります。
互換バッテリーながら対応機種にKIMO製品が載せられており、実際に使用した口コミでも問題なく使用できているとのことです。
KIMOの工具は、低価格と感じないほど機能的です。
安価な電動工具だと、故障や性能不足を心配する方もいらっしゃるでしょう。
しかしKIMO製品は、DIYに使うレベルなら大手メーカーの製品と大きな差はありません。マキタの製品と比較している動画も参考にしてください。
ボディも頑丈に作られており、耐久性は信頼できます。
また電動工具を初めて買うときは、どのくらいの頻度で使うか見当がつかないことも多いでしょう。
コスパの良い製品で初期投資を抑えて、自分の技術に合わせて工具をそろえていく方が始めやすいです。
KIMOの工具は価格が安く、バッテリーの共用ができて経済的です。
お手頃な価格で使いやすい工具を販売しているKIMOとは、一体どんな会社なのでしょうか。
「KIMO」で検索しても、運営会社の情報はヒットしません。
KIMOの工具を梱包している箱に表記されているメーカー名には、「KIMO電動工具株式会社」の表記があります。
試しにKIMO電動工具株式会社で情報を検索しても、詳細な情報は得られませんでした。
また日本版のホームページはありませんでしたが、米国法人版には公式のホームページがあります。
米国法人のKIMOは1990年代に設立された、リチウムイオンバッテリーの開発や製造に注力するメーカーです。
※米国法人版のホームページにも、資本や生産工場の記載はありませんでした。
ちなみにAmazonの企業説明には、「25年専門的なツールメーカー」と記載されています。(国内ではAmazon取り扱いが2019年よりスタート)
工具の銘板に表記されているメーカー名は、「Yongkang Qimo Power Tools Co.,Ltd.」です。
Yongkang Qimo Power Tools Co.,Ltd.は中国のメーカーで、正式名称は「永康市奇磨电动工具有限公司」となっています。
中国ではQIMOというメーカー名で流通しており、KIMOは海外市場向けのメーカー名です。
※正式な情報は公式ページ「http://www.qimotools.com/」より参考にしました。
永康市奇磨电动工具有限公司は、1998年に設立された電動工具メーカーです。
中国の公式ホームページには、生産過程や従業員の写真が掲載されています。
資本や経営規模の情報は記載されていませんでした。
企業間マーケットプレイス(インターネット上の取引市場)の情報によると、資本金は12万元(1元15円だと180万円)で従業員が250~499人の企業です。
日本の輸入元は、株式会社トレーディングセンターJAPANという貿易会社が中継となっています。
「価格が安い工具って問題なく使えるの?」「すぐ壊れない?」と、心配な方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この項目ではKIMOの工具を実際に使った方の評判を中心に、情報を集めてみました。
実際に使った感想の総評は、「大手メーカーの工具に引けを取らない」です。パワーが十分あり、快適に作業できます。
サイズは他社の電動工具と大きく変わらず、重量も重すぎないので扱いやすいです。
ただ12Vのドライバーはグリップにバッテリーを差し込むため、グリップが少し太めに作られています。
※手になじむ太さなので、使用に影響はありません。
難点としてはグリップの下にバッテリーがないため、工具を立たせて置くのは少し不安定です。
寝かせて置けば問題ないので、立たせて置くクセがある方は注意しておきましょう。
20Vのドライバーは、グリップの下に重心があるため立たせて置けます。
大手メーカー製品は付属品を購入するだけでも、それなりの金額がかかります。
KIMO製品はもともと低価格で入手できるため、追加購入も金銭的な負担がかかりにくいです。
またKIMOの工具はAmazonで購入すると、1年間の製品保証が付いているので安心して購入できます。
梱包不良や初期不良の報告が少なく、サポートセンターの対応も日本語対応で丁寧です。
KIMOの工具は機能や性能が良く、価格が安いため家庭で使うのにぴったりな工具です。
またサブ機として保有したり、自宅用と現場用で使い分けたりするのも良いでしょう。
本格的な工具がほしいけど、まずはお試しで安いものを試したい!という方にもおすすめできます。
電動工具は作業効率が格段に上がるので、手作業でDIYを行っている方はぜひ導入してみると良いです。
KIMOの電動工具を購入しようと思っても、具体的にどんな特徴があるのかわからない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこでこの項目では、国内で入手できるKIMO製品の特徴をそれぞれ解説していきます。
まだ電動工具を手にしていない方や、特徴を知りたい方はぜひ参考にしてください。
ドリルドライバーは回転スピードの調節が可能で、ネジ締めや穴あけ作業で活躍する工具です。
回転スピードを変更できるので、繊細なネジ締めから木材の穴あけまで幅広く使えます。
まだ工具の扱いに慣れていない方は低速で使用できるため、DIY初心者でも使いやすいです。
DIY用なら、12Vのドリルドライバーがあればパワーは十分です。しかし20Vのドリルドライバーなら、幅広く活用できます。
20Vのドリルドライバーは木材用ドリルビットが付いており、パワーもあるのでおすすめです。
インパクトドライバーは回転方向に打撃を加え、パワフルにネジを締める工具です。
締めつける力が強く、パワーが必要な作業も手間取らずに進められます。
厚い材料にも使えるので、本格的なDIYやリフォームにも使用可能です。
なおインパクトドライバー用のビット(先端の付替え部品)と、ドリルドライバー用のビットは違います。
ドリルドライバー用のドリルを取り付けると、強い締めつけ力と打撃に耐えられず折れてしまうことも。
DIY初心者であれば、12Vのインパクトドライバーがおすすめです。
工具の扱いに慣れている方は、効率よく作業が行える20Vのインパクトドライバーが良いでしょう。
レシプロソーは刃(ブレード)を往復させて、材料を切断する粗切り用の電動ノコギリです。
切る材料によって、刃を付け替えて使います。
があり、工具不要で脱着可能です。KIMOのレシプロソーは片手で扱えて、硬い材料もかんたんに切断できます。
家庭で使う際も、粗大ごみや庭木のお手入れまで活躍が幅広いです。
12Vのレシプロソーはコンパクトで扱いやすいため、細い枝の切り作業に最適です。
太い枝を切断したい方は、ハイパワーで切断能力が高い20Vのレシプロソーを購入しましょう。
ブロワは強い風を吹き出して、落ち葉や水滴を吹き飛ばす工具です。
ダストバッグが付属しており、吸い込みもできるので掃除機代わりにも使えます。
ブロワが一台あると掃除や洗車に活用でき、大変便利です。
KIMOのブロワは付属しているバッテリーが違うだけで、製品は同一です。
少しでも長く使いたい方は、4.0Ah付属のほうを購入しましょう。
KIMOの工具は安価に購入できて、機能的です。とても扱いやすいため、電動工具の初心者にもおすすめできます。
また取り外し可能な充電式バッテリーを搭載しているので、パワフルで経済的です。
初めて電動工具を購入しようと思う方は、KIMO製品も視野に入れて検討してみてください。
ほかにも電動工具を比較したい場合は、下記の記事を参考にしてくださいね。