庭や垣根に植えられた樹木は、美観だけでなく通行者からの目隠しなどの役目もはたしています。季節によっては成長も早く、手入れを怠るとあっという間に景観を損ねてしまい大変。
そんなときヘッジトリマーがあれば、剪定に大活躍します。とくにスチール社のヘッジトリマーは性能の高さや種類の豊富さから、初心者だけでなくプロにも定評があります。
とはいうものの、
とお考えの方もいらっしゃると思います。
そこで今回は、スチールのヘッジトリマーを紹介いたします。購入を考えている方はぜひ参考にしてくださいね。
スチールはチェーンソーのブランドとして有名です。全世界に36の販売子会社を持ち、総従業員数は15,000人以上のグローバルメーカーです。
会社は1926年にドイツで設立されました。チェーンソーの開発で会社を興して以降、農林業や造園・建設現場向けの製品を手掛けています。現在スチール社の製品は、160カ国以上の国で販売されています。
今回紹介するヘッジトリマーは、1973年にチェーンソーのアタッチメントとして開発されました。
スチール社から製造・販売されているヘッジトリマーは、エンジン式とバッテリー式の2種類に分かれます。順番に紹介していきます。
エンジン式ヘッジトリマーは液体燃料で駆動するため、作業中に燃料を継ぎ足すことも容易です。そのため広範囲に渡って行う作業などに向いています。
またエンジン駆動によってパワーがある反面、作動音や排気ガスの問題もあり、住宅街では配慮に注意です。エンジン式ヘッジトリマーでおすすめを紹介します。
HS45はスチール社のエンジン式ヘッジトリマーのなかではスタンダードなモデルです。
しかしながら切り込み幅の長さや両刃ブレード、防振設計、エラストスタートといった庭の刈り込み作業を快適に行うための機能は網羅しています。エンジン式でお値打ちなモデルをお探しの方におすすめです。
HS46はエンジン式ヘッジトリマーのなかでは最軽量のモデルです。HS45から700g(15%)軽量化されています。また機能面でも以下のようにパワーアップしております。
長時間快適に作業を行いたい方におすすめです。
軽量モデルHS46より高性能になったモデルです。
エンジンの性能が上がったことで、エンジンが少ない力で掛かるようになりました。切り込み幅がHS46より15cm長いため、一度に広範囲を剪定できます。
またブレードの先端にプロテクターが付いているので、地面に接触する恐れもありません。ブレードの刃は研磨の加工がされているので切れ味抜群です。
最高性能で仕事をしたい方におすすめです。
バッテリーで駆動するモデルを紹介します。
エンジン式ヘッジトリマーと比較すると以下の強みがあります。
などの理由で近年人気を集めています。しかしながらバッテリーの容量の問題で長時間使用には向かないというデメリットも存在します。
バッテリーで駆動するヘッジトリマーのスタンダードモデルです。シンプルな構造となっているため本体の重さはバッテリー含めて2.3kgと軽量です。
バッテリーは本体に内蔵されており、作業中にバッテリー交換はできません。家庭の庭や生け垣など一回の充電(最大40分動作)で完了できる作業におすすめです。
バッテリー式にはロングリーチヘッジトリマーと呼ばれるモデルが存在します。全長約2mのシャフトが付いているため、下記写真のように届きにくい高い場所の刈り込みに活躍できるモデルです。
折りたたみ可能のため車などの移動でも便利。
スチールのヘッジトリマーを購入する際、一緒に購入すると便利なものをご紹介します。
排葉板をブレードに取り付けることによって、剪定した枝や葉をキャッチできます。プラスチック製で軽量となっており、工具なしで取付け可能で便利です。
スチール社の標準チェンオイルです。耐摩耗性に優れているだけでなく、環境に有害な物質が含まれていないオイルです。
ヘッジトリマーのギヤ用グリスです。同社のチェーンソーのギヤにも使用できます。
スチールのチェーンソーの形をしたUSBメモリーです。データの入力作業などでパソコンを使用する場合、このメモリーで保存すると一目置かれるかも?
スチールのヘッジトリマーでおすすめを紹介しました。駆動方法・軽量などそれぞれ特徴を持つモデルがありますね。
作業の用途にあった1台を選んで、快適な刈り込みを楽しんでください。
もしスチールの製品に興味がある方は、お近くのSTIHL販売店で実物を体験してくださいね。