電動工具を購入するときに、少しでも安く購入したいと思いませんか?
しかし、安く購入したいと思っても、こんな疑問や不安があるのではないでしょうか。
・どこで電動工具を安く売っているの?
・電動工具にもアウトレットってあるの?
・DIY向けや知らないメーカー製は信用できるの?
・中古で買ったらすぐ壊れるんじゃないの?
今回はそんな疑問にお応えして、電動工具を安く購入できるおすすめの方法を紹介します。
購入した工具を長く使うポイントも簡単に紹介しますので、参考にしてくださいね!
安い電動工具を購入するなら、リテール・アウトレットがおすすめです。
言葉としてはあまり聞きなじみがないかもしれませんので、アウトレットについて少しだけ解説します。
アウトレットは以下の二種類に分けられます。
・ファクトリー・アウトレット
・リテール・アウトレット
ファクトリー・アウトレットは工場直販です。
工場から消費者に直接販売することで、流通コストが減らせるため、安く購入できます。
一方、リテール・アウトレットは店舗が余剰在庫や傷のついてしまった商品などを安く販売することです。
簡単にいうと「訳あり品」です。
リーテル・アウトレットで電動工具を購入する方法としては、以下の二種類をおすすめします。
・インターネットのアウトレット
・実店舗のアウトレット
それでは、具体的に紹介します。
インターネット上にはさまざまなリーテル・アウトレットがありますが、電動工具を購入するのであれば、Amazonのアウトレットがおすすめです。
倉庫内で保存しているときに梱包に傷がついてしまったり、返品された商品を安く販売しています。
電動工具も取り扱っていますので、お目当ての工具がある方は、チェックしてみてはいかがでしょうか。
ただし、開封済みの商品は中古品扱いとなってしまうため、メーカー保証に関しては購入する前に確認する必要があります。
インターネット上だけでなく、実店舗でもアウトレット品を販売しています。
お近くの金物店やホームセンターに行ってみると、意外な掘り出し物に遭遇するかもしれません。
こちらの記事で紹介しているカインズホームでも、アウトレット品を販売しているのを見かけます。
リーテル・アウトレットでは、必ずしも欲しい工具が購入できるとは限りません。
必要な工具がアウトレットで販売されていなければ、次に紹介する方法も検討してみてください。
仕事の現場など、ハードな環境で電動工具を使用しないのであれば、以下の方法がおすすめです。
・大手メーカーのDIY向け製品
・Amazonの海外メーカー品
それぞれ解説していきますね。
電動工具には性能を重視したプロ用と、コスパに優れたDIY用があるのをご存じでしょうか。
例えばマキタやハイコーキ、ボッシュといった有名なメーカーは、電動工具をプロ用とDIY用に分けて販売しています。
DIY用の工具はプロ用に比べると素材や部品が違いますので、耐久性などが低くつくられています。
しかし、そもそもプロ用は過酷な環境でも問題なく使えるように設計されています。
ご家庭で使うのであればDIY用でも十分です。
メーカーは本体色でプロ用とDIY用を分けています。
こちらの記事でも詳しく紹介していますので、興味のある方はご覧ください。
Amazonで購入できる海外メーカーの電動工具も、有名メーカー品に比べると安く購入できるため、とても人気があります。
有名メーカーでなければ信用することができないという方もいるかもしれませんが、こちらもDIY用として使用するのであれば問題ない性能です。
作業をするために必要な付属品がひととおりセットで販売されていることが多いので、エントリーモデルとして初心者の方も安心して購入できます。
こちらの記事で紹介しているKIMOは、Amazonで大人気です。
DIYで一時的に工具が必要になったのであれば、購入せずにレンタルで済ませるという方法もあります。
レンタルするときに注意してほしいポイントは以下の3点です。
・レンタル前に工具の点検をしているか
・使用前に操作方法を詳しく教えてくれるか
・使用中に壊してしまったときに補償があるか
気を付けないと思わぬトラブルに巻き込まれる可能性もありますので、信用できるレンタル業者を選んでくださいね。
DIYで使用する工具であれば、材料を購入したホームセンターで工具の貸し出しを行っていることがあります。
また、購入を検討している商品をレンタルして、実際に使い勝手や性能を確認できますので、プロの方にもおすすめです。
ここまで紹介したのは、あくまでも新品として電動工具を安く購入する方法です。
安く購入したいのであれば、中古品の購入も検討してみてください。
しかし、中古品はすぐに故障するかもしれなかったり、故障のときにメーカー保証が使えなかったりするリスクがあります。
見た目がきれいな工具でも、以前の所有者の使い方によっては電動工具の心臓とも言えるモーターが、劣化しているかもしれません。
そこで、モーターを劣化させてしまう原因について紹介します。
普段から電動工具をお使いの方も、現在の工具を長く使うためにチェックしてみてくださいね。
電動工具に摩耗したディスクやドリルビットなどの先端工具を使用すると、モーターに負荷がかかります。
特にインパクトドライバーに先端のすり減ったドライバービットを使用すると、ねじ頭の溝をダメにしてしまいます。
ディスクやドリルビットなどは単品で購入できますので、切れ味が悪くなったり、すり減ったりしたときには、早めに交換するようにしてくださいね。
先端工具はAmazonから購入できます。
油圧ポンプを使用している電動工具や、潤滑油を使用しているコンプレッサーは、オイルの補充や交換が必要です。
オイルが少ないまま運転したり、古いオイルを使用すると、不具合や故障の原因になってしまいます。
また、チェーンソーやハンマードリルなど一部の電動工具は、使用するときに専用のオイルが必要です。
メンテナンスに使用するオイルは、メーカーの純正品がおすすめです。
電動工具のモーターには、カーボンブラシという定期的に交換が必要な消耗品が使われています。
カーボンブラシは工具を使用するたびに、少しずつすり減っていき、いずれはモーターが動かなくなります。
そのため、限界摩耗線が設けられていますが、ギリギリまですり減る前に早めに交換しましょう。
また、近年ではブラシレスモーターを搭載した製品があります。
ブラシレスモーターの「ブラシ」はカーボンブラシのことですので、カーボンブラシは使われていません。
カーボンブラシもAmazonから購入できます。
製品によって使用しているカーボンブラシが異なりますので、購入前に確認してくださいね。
近年の電動工具のバッテリーはリチウムイオン電池が主流ですが、古い工具ではニカド電池やニッケル・水素電池を使用しているかもしれません。
電池の種類によって最適な充電方法や保管方法が異なります。
電池の特性をよく理解して、消耗品であるバッテリーも長く使ってくださいね。
バッテリーについては、こちらの記事でも紹介しています。
今回は電動工具を安く購入する方法とメンテナンス方法を紹介しました。
電動工具はとても便利な工具ですが、使い方を誤ると故障の原因になるだけでなく、ケガや事故にもつながります。
使用する前には取扱説明書をよく読んで、正しく使うようにしてくださいね!
中古の電動工具には今回紹介したようなリスクがあります。
リスクを減らす重要なポイントは、信用できるお店で購入することです。
信頼できる中古販売店を、ぜひ探してみてくださいね!