キャンプには様々なアイテムを持っていかなければなりません。テントやタープ等の大きなアイテムを始め、食器など細かなアイテムも必須となります。加えて困った時に使いたい工具などもあると安心できます。こうした細々したアイテムは、ツールボックスを使って綺麗に整頓してみましょう。
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テント設営の際に使用する鋳造ペグやガイロープなど、張る時に使用するアイテムをツールボックスに一纏めにしておくと、設営で分かりやすくなります。ハンマーやドライバー等、あると便利な工具もツールボックスに収納します。
その他、調理や焚き火の際に使用するバーナーや着火剤、ファイヤースターターなどは、少し大きめのサイズのツールボックスであれば収納可能です。サイズ別で入れるものを分けるとより判別もしやすいでしょう。
テントやタープなど、大きなアイテムであれば折りたたんでいても見つけるのは割と容易です。しかし、細々したアイテムもキャンプには欠かす事が出来ません。こうしたアイテムは、ソロでもグループでも忙しく動くキャンプに於いては整理が行き届いてない事もあるでしょう。
しかし、ツールボックスを活用すればそうした細かいアイテムも一纏めで収納しておけます。その為、何処にあるか分からないと困った状況に陥るリスクも十分減らせます。
まずは布製のツールボックスのご紹介です。1点目はエルエルビーンの「トートバッグ」で、シンプルなデザインではありますがそれゆえに扱いやすさが光るモデルです。
生地には24オンスの丈夫さを重視したキャンバス地を使用し、重い工具等を収納したとしても十二分に持ちこたえてくれます。容量16Lで、片手に掛けておくのにベストサイズと言えます。
2点目はクラインツールの「ツールバック」になります。底部分には湿気に強いビニールを、本体生地にはこちらもキャンバス地を使用し、持ち手やバックル部は革を使用して設計されたおしゃれを演出してくれるツールボックスです。
口はヒンジ付きの鉄製フレーム設計で多少雑な扱いでも耐えられる丈夫さを持ち合わせ、アウトドアに最適です。米国では電気工事士が仕事用に使用している程、現場での信頼度も高い一品です。
3点目はマーベルから「WAIST GEAR」のご紹介です。ポリエステル繊維の織物を合成受診フィルムで挟んだターポリンで包むという、一風変わった設計で作られたツールバッグです。
素材のターポリンは、工事現場で利用される養生テープ、仮設テント等で活用される素材であり、上部且つ汚れへの耐性が高い特性を持ちます。細々した工具もすっぽり収められ、非使用時には折りたたんでコンパクトにしておけます。
アウトドアブランドとして有名なロゴスの「アクアストレージトート」の最も大きな特徴は、防水性を備えたツールボックスである点です。本体と持ち手の接合部は熱溶着をしてある為、水漏れの心配が要りません。
生地には特別に厚さを増したEVAシートを使用し、高強度且つ高耐久のツールボックスに仕上げています。汚れは容易に拭き取れ、本体容量は60Lとアウトドアに嬉しい大容量で大きめのアイテムでも収納可能です。
こちらも有名なコールマンから「クッキングツールボックス」のご紹介です。名前の通り、アウトドアでのキッチンアイテムを収納する為のツールボックスです。
本来はキッチン用具入れとして活用するツールボックスですが、幅は30㎝と余裕がありますので収められるペグやハンマー等の道具を収納するのにピッタリ当て嵌まります。縦横サイドに持ち手付きで、使わない場合は折りたためる実用性の高さが魅力です。
ユニフレームの「キッチンツールBOX」も、同じくキッチン用品収納用のアイテムです。こちらも工具等のツールボックスとして活用可能で、長さは40㎝とコールマンのモデルよりも余裕があります。蓋の裏側にメッシュポケット付きで、特に細かいものを収納するのに便利です。
最後はスノーピークの「ウォーターレジスタンスツールボックス」です。ボックスの主な生地はポリエステルですが、ジッパー部分は止水ジッパーとなっており、水に濡れたとしても内部に侵入するのを防ぎます。
内部にはウレタンパッド製の仕切りを備えており、小物の中でも分別しておきたいアイテムがある場合や、カメラを収納したい際などには重宝します。加えて、精密な機械であっても衝撃があった際に守ってくれます。
ここからは、スチールを素材に使用したハードタイプのツールボックスです。1点目のストレート「メタルツールボックス」は、閉める際に大型のバックルと防水のパッキンを使用し、蓋と収納ボックスとの密閉性を高めています。
加えて、底部分にはハンドルを除ける為のへこみが設けてあり、積み重ねての収納を用意にしています。酸化で錆付きが気になるツールはもちろんの事、湿気を吸いがちな焚き火用の炭なども密閉性を利用して品質を保ったまま運搬できます。
コストコのおすすめボックスは「アンモボックス」です。弾薬ケースという名前でも知られているこのモデルは、コストコで2,000円台後半で販売されている格段にリーズナブルなツールボックスです。
名前に違わずデザインもミリタリー性が高く、サイズは幅155㎝の大サイズと95㎝の小サイズの2サイズ展開です。ミリタリーなデザインでキャンプアイテムを揃えたい方にうってつけのボックスと言えます。
トラスコの「2段式ツールボックス」は、スチールを素材に使った2段式のボックスです。片開き開閉式のボックスの中身は、上部に中皿を付けたモデル名通りの2段式で、下部には工具系のアイテムを、上部には比較的使用度の高い小物を収納するという様にアイテム別で仕分けておけます。
樹脂を素材に使用したツールボックスも幾つかおすすめのモデルがあります。1点目はモールディングの「トランクツールボックス」で、モールディングシリーズは欧州や米国の大手アウトドアメーカーにギア等の製造を行うファクトリーに、国内のインテリアメーカー「メルクロス」がデザインを別注する事で誕生したものです。
サイドと上部の2か所にハンドルを設けてある2WAY仕様のツールボックスで、使用する場面ごとに適した運搬が可能です。ハンマートン塗装や開閉金具等がミリタリーなデザインを感じさせてくれます。
無印良品のおすすめモデルは「頑丈収納ボックス」です。ホワイトカラーのシンプルなカラーリングのデザインのボックスですが、製品名通り特別頑丈な設計のモデルで、アウトドアでは椅子として使用できる程です。
椅子に利用できるのはそれ相応のサイズであるからであり、容量は50Lと十二分ですので、工具の収納以外にも様々なシーンで活用できます。最大3段まで積み重ねも可能ですので、自宅で収納ボックスに使用する場合も場所を取りません。
アイリスオーヤマの「収納HDBOX」は、別体ハンドル付きのコンテナ収納ボックスです。深型サイズの本モデルは、ブーツなどの長さのある物も収納可能で、片面バックルタイプの為車に積んでいる際にも開閉は楽です。
蓋の上面には同モデルの底部分を受ける為の段を設けてあり、重ね置きに対応している他、ベルト固定用の凹面もある為車への固定も容易に出来ます。サイズは約45Lと64Lの2サイズで、ボックスの用途等に合わせて選択できます。
最後はボッシュから「LEDライトボックス」のご紹介で締めましょう。紹介してきたモデルは素材の違いこそあれど収納や運搬に関わる機能を備えていましたが、本モデルは製品名にある通り、二部分にLEDライトが設置された特殊なボックスです。
ライトの数は約60個揃っており、暗い場所で作業をする必要が生じた際や、夜のテント内を照らす時の光源の1つに活用も出来ます。エルボックスシステムの工具箱の連結も出来、簡単組み付けロック機構に依ってロックをかけた状態で安心して持ち運べます。
もしもトラブルが生じた際、応急処置レベルでも出来るキャンプ用工具があれば、安心してキャンプに臨めます。ソフトタイプやスチール製のハードタイプ、樹脂製のモデルなどツールボックスも千差万別ですので、スタイルに合ったボックスを活用しましょう。