KTCの工具箱は高品質で、初心者からプロまで幅広くおすすめできます。
しかし多くの工具箱が販売されており、価格も高めなので選ぶのに迷いますよね。
KTCの工具箱を購入しようと思ったとき、上記のような疑問を抱く方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、「最適なKTC工具箱を選ぶ方法とおすすめ商品」についてまとめました。
初心者の方でも、比較しながら最適な商品を見つけられますよ。ぜひ参考にしてくださいね。
ほかにも工具箱を比較してみたい方は、下記記事を参考にしてください。
目次
京都機械工具株式会社(KTC)は、日本を代表する工具のメーカーです。
販売している工具は、基本用途のものから特殊な工具まで幅広く扱いがあります。
そしてKTCは豊富な商品ラインナップと、品質の高さが特徴です。
京都機械工具株式会社とは、京都で1950年に創業した工具の国内メーカーです。
一般的には略称である「KTC」と呼ばれています。
品質の高さから自動車メーカーの車載工具に採用され、業績を伸ばしました。
現在では工具の種類、生産量ともに国内トップクラスを誇ります。
優れた技術力で作られたKTCの工具は、とても品質が高いです。なぜ高い品質を提供できているのでしょうか?
もともとKTCは自動車整備の場とともに発展してきました。
自動車整備で使用される場合、耐久性に優れた高機能な工具が必要です。
そのような現場の要求に応える過程で、KTCの工具は高い品質になりました。
高品質なKTCの工具は、プロだけではなく初心者の方にもおすすめできます。
KTCの工具には、おもに2つのブランドがあります。
工具のブランド名である「KTC」は、京都機械工具株式会社が生産するもっとも一般的なブランドです。
製品のラインナップは3000種類以上あり、DIYで使用する工具からプロが自動車整備で使う専用工具まで揃っています。
KTCブランドの工具は、梨地仕上げ(ザラザラとした質感の表面処理)が特徴です。
ネプロスはKTCの上位ブランドです。
KTCブランドよりも、耐久性や使いやすさに優れています。
ネプロスの工具はメッキ加工されており、とても美しいです。
工具箱の形状には2種類あり、大きさも形状もいろいろです。
大きな工具箱は、工具や部品をたくさん収納できます。しかし工具を収納すると重くなるので、持ち運びには不向きです。
小さな工具箱は、持ち運びがかんたんに行えます。ですが収納量は少なく、必要な工具だけを収納して使うのがおすすめです。
工具箱は使い方や収納したい工具の量に合わせて選ぶと良いでしょう。
工具箱は以下の2点を考えて選ぶと良いです。
工具を持ち運んで使う場合は、可搬性に優れた工具箱がおすすめです。
反対に工具箱を持ち運ばずに使うときは、据え置きタイプの方が使いやすいでしょう。
持ち運びできるタイプは、一般的にコンパクトなサイズになっています。そのため工具箱の置き場所に困りません。
据え置きタイプは、大きなサイズの工具箱が多いです。使う場所や保管する場所にあわせて、工具箱を選びましょう。
工具箱を持ち運びながら使うときは、ケースタイプがおすすめです。
ケースタイプには、以下の特徴があります。
一般的にケースタイプの工具箱は、フタ部分に持ち手が付いています。
サイズもコンパクトなので、持ち運びがかんたんです。
チェストタイプよりも安価に購入できるため、初めて工具箱を買う方におすすめできます。
ただし収納量はあまり多くなく、必要な工具だけを入れるのが一般的な使い方です。
ケースタイプには2種類の開き方があります。
「片開きタイプ」は一般的な形で、ケースの片側から開きます。
かんたんな構造のためケース本体が軽量に作られており、価格も安いです。
「両開きタイプ」は、フタの両側から開く構造になっています。
フタを開くと全ての段が見えるので、工具を出し入れしやすいです。
工具箱を移動せずに据え置きで使用するなら、チェストタイプが良いでしょう。
チェストタイプの工具箱には、以下のような特徴があります。
チェストタイプは天板がフタになっており、天板を開けた部分と引き出しに工具を収納します。
そのため工具の出し入れもかんたんにでき、とても使いやすいです。
チェストタイプは、持ち運びにはあまり向いていません。
据え置きで使用することを前提に作られているからです。
金属製のチェストタイプはとても耐久性が高いため、一つ購入すると長く使えます。
その分、ケースタイプの工具箱よりも高価です。
KTCの工具箱は、サイズや形状の種類が豊富です。
持ち運びに便利なものから、据え置きで使う工具箱まで幅広くあります。
工具箱を選ぶ際は、
を基準に選んでみてください。
樹脂製の片開きケースです。大きさや価格は、以下の表を参考にしてください。
サイズ | 幅38.5×奥行20.5×高さ14.0cm |
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重さ | 0.9kg |
価格 | 約3,200円 |
ケース本体は耐久性の高い樹脂を使用しており、衝撃に強く安心して長く使用できます。
重さは樹脂製のため0.9kgと、とても軽量で持ち運びもかんたんです。
フタと本体のフチは二重構造になっているので、水やほこりが入りません。
中皿と中皿用の仕切り板2枚が付属しています。
価格は約3,200円なので、初めて購入する工具箱にちょうどいいです。
スチール製の片開きケースです。サイズや価格は下記の表にまとめました。
サイズ | 幅41×奥行21×高さ15cm |
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重さ | 3kg |
価格 | 約6,500円 |
付属品でトレイが1つセットになっており、工具や部品を入れて持ち運べます。
持ち手は本体とフラットになるので、収納するときジャマになりません。
また本体の重さは3kgと、手軽に持ち運べる重さです。
EK-3は南京錠で施錠ができるので、安心して使えます。6640円と購入しやすい価格設定です。
スチール製の両開きケースです。仕様は以下の表を参考にしてください。
サイズ | 幅44.0×奥行23.3×高さ23.0cm |
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段数 | 3段 |
重さ | 7.1kg |
価格 | 約18,300円 |
本体の四隅にはラバー製のパッドが付いているので、床やトランクを傷つけません。
ケースを開けると左右に広がり、収納した工具の場所がパッと見えてわかりやすいです。
また4つあるトレイは取り外しが可能で、持ち運んでも使えます。2万円以内で購入可能なのも魅力です。
たくさん工具を収納したいときは、EK-10Aを選ぶと良いでしょう。
チェストタイプの工具箱です。詳細な仕様は、以下の表を参考にしてください。
サイズ | 幅52.0×奥行21.5×高さ30.0cm |
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段数 | 4段 |
重さ | 11.0kg |
価格 | 約24,600円 |
引き出しに収納できるのはもちろん、上部のフタを開けたところにも収納できます。
そしてベアリングレールを使用している引き出しは、スムーズな開閉が可能です。
チェスト本体の側面に持ち手がついています。
またSKX0213シリーズの本体カラーは、3色の展開です。
価格は24,600円ほどと高価ですが、Amazon購入の際は出品者によって20,000円と安く購入できます。
コンパクトなチェストタイプを使いたいけどたくさん収納したい、というときにSKX0213BKを選ぶと良いでしょう。
SKX0213シリーズよりも1段多く、ひと回り大きいチェストタイプの工具箱です。
サイズ | 幅66×奥行31×高さ37cm |
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段数 | 4段 |
重さ | 23kg |
価格 | 約35,000円 |
大きい引き出し3段と、小さな引き出しが3つあります。
そのため工具だけではなく、細かな部品の収納もできて使いやすいです。
本体の重量は23kgと重いので、持ち運ぶよりも据え置きで使用すると良いでしょう。
付属品は、
がついています。価格は35,000円とやや高めです。
EKR-2003はフタがないチェストです。
サイズ | 幅71.5×奥行39.0×高さ33.0cm |
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段数 | 3段 |
重さ | 14.5kg |
価格 | 約52,500円 |
フラットになっている天板部分は、作業台として利用できます。
浅い引き出し2段と、深い引き出しが1段ある仕様です。
EKR-2003の本体には固定式の大きな持ち手がついており、重たくなりがちな工具箱も安全に移動できます。
また幅が大きめのサイズになっているので、長い工具も収納可能です。
価格は50,000円と高価。しかし価格に見合った耐久性を持っています。
KTCの製品は品質が高く、信頼できるものばかりです。
販売されている製品の中でもKTCの工具箱は機能性に優れており、作業もしやすくなります。
自分の用途に合った工具箱を使って、楽しく作業しましょう。
ほかにも工具箱や工具セットを比較してみたい方は、下記記事を参考にしてくださいね。