引用:マックス株式会社
ホッチキスの国内最大手、マックス株式会社は建築・建設工具のメーカーとしてもその名を知られています。高圧釘打機やコンプレッサーなどのエアー工具にも力を入れており、建築現場の声をその開発に取り入れることで、時代に合った製品を作っています。今回取り上げるのは、そんなマックス社の高圧エアーコンプレッサーです。釘打ちの動力源として欠かせない高圧エアーコンプレッサーのなかから、DIY向け、静音タイプ、プロ向けまで様々なタイプのおすすめ19選をご紹介します!
目次
引用:マックス株式会社
エアーコンプレッサーの中でも、移動が多い現場に重宝なのがハンディタイプです。軽量で、しかもパワーもあるコンプレッサーを選びたいですよね。マックス社のハンディコンプレッサーは現行で4種類あり、パワーも静音性にもこだわりがあるものばかり。どれもショルダーベルト付きなので持ち運びしやすく便利です。マンション現場や、内装、リフォームの作業に向いています。
【1】ハンディエアコンプレッサ(AK-HL7900E)
こちらは高圧、常圧兼用タイプのコンプレッサーです。「パワー」「クイック」の二つのモードがあり、シーンによって使い分けが可能。パワーモードは高圧釘打ちや連続打ちに、クイックモードは手直し作業やリフォームに向いています。62dBの静音モードで、早朝の現場や近隣宅が気になるリフォームにも安心です。使用から1,000時間経過すると点検ランプが付き、最適なタイミングで消耗品の交換ができる仕組みになっています。停電時に現場の電源回復と共に、本体の電源も回復する「停電自動復帰モード」も搭載。
【2】ハンディエアーコンプレッサ(AK-CH7900E)
前項のAK-HL7900Eと同じシリーズのコンプレッサーです。違いは空気取出口の種類。こちらは高圧用と、高圧兼常圧用が1個ずつ付いています。「パワーモード」と「クイックモード」の切り替えで、小さな手直し作業から高圧釘打ち作業まで幅広く対応できます。騒音が気になる朝夕の現場やマンションリフォームに寄り添う「静音モード」を搭載。1,000時間経過で点検ランプが付く安全機能や、停電時に安心の「停電自動復帰モード」なども付いており、小型なのに高機能です。
【3】ハンディエアコンプレッサ(AK-HL1110E)
こちらは軽量ハンディコンプレッサーの新モデルで、高圧、常圧兼用タイプです。空気取出し口は高圧、常圧用が2個ずつ装備されています。業界初の片手持ち用のソフトベルトグリップが付いていて、14キロの本体を楽々持ち運べます。ショルダーベルトは本体と一体化され、可搬性が更に良くなり、失くす心配もなくなりました。最高圧力45気圧でタンク容量は8L。パワフルなエアー量が自慢です。選べるモードは「パワー」「AI」「静音」の3つ。静音性にもこだわっています。
【4】ハンディエアーコンプレッサ(AK-HH1110E)
前項AK-HL1110Eと同じシリーズで、軽量ハンディコンプレッサーの新モデルです。こちらは高圧専用タイプで、空気取出し口は全部で4個装備されています。本体上にソフトベルトグリップが付き、片手での持ち運びが楽になりました。コンパクトですがパワフルなエアー量なので、内装、型枠、造作、板金、リフォーム等幅広い作業で使えます。移動しながら様々な作業をする方におススメです。
引用:マックス株式会社
「消費エアー量が多く、パワーの必要な作業もこなしたい。けれど、とにかく音が気になる!」という方にぴったりのエアーコンプレッサーをご紹介します。モータとタンクの間にクッションをかませることで、振動を伝わりにくくさせて音を抑える「新モーターフローティング機構」など、コンプレッサーの静音化を追求したモデルです。パワーモードでも騒音値62dB、静音モードでは56dBを実現しています。早朝、休日の作業の心強い味方ですね。タンク内圧45気圧、タンク容量11L以上とパワーも申し分ありません。下地、内装、仕上げから、根太レスや金物締めまで幅広く対応できます。
【5】45気圧エアーコンプレッサ(AK-HL1270E)
高圧、常圧兼用です。時代のニーズに合わせ、エアーコンプレッサーの静音化を追求した当モデルは2015年に「グッドデザイン賞」を受賞しました。パワーを維持しながら音を抑えるコンプレッサーの実現です。予め、騒音が気になりだす時間帯にタイマーをセットしておけば、自動的に静音に切り替わる「静音モードタイマ」まで装備されています。うっかり大きな音を出してしまうのを防いでくれるので便利ですね!
他には「パワー」「AI」「静音」と3つのモードを搭載。AIモードは、必要なだけエアーを溜めて作業できるので、省エネや騒音防止に役立ちます。本品はレッドとブラックの2カラーから選べます。
【6】45気圧エアーコンプレッサ(AK-HH1270E)
こちらは高圧エアーチャックが4個装備されたコンプレッサーです。上のAK-HL1270Eと同じシリーズで、2015年に「グッドデザイン賞」を受賞しています。静かなのにも関わらずしっかりハイパワーで、パワーモードでは金物締めや根太レスにも対応できます。内装の釘打ちなどには、必要なエアーだけを溜めて使えるAIモードが最適。省エネになり、静音性もUPします。静かに運転すれば部品への負担も軽減され、耐久性の向上にも役立ちます。レッドとブラックの2カラーから選択可能です。
【7】45気圧エアーコンプレッサ(AK-HL1270E(27L))
こちらは高圧、常圧兼用でAK-HL1270Eの高機能モデルです。補助タンクを繋がなくても、1台で大エアー量の確保が可能な5連装タンクが装備されました。タンクの数を調整することによって、16L、22L、27L と3段階にエアー量を切り替えられます。エアー量27Lはマックス社のエアーコンプレッサーの中でも最大値。フレーマーや建方など釘を多く打つ仕事の人に最適です。パワーモードでエアー消費量の多い作業に対応できます。
【8】45気圧エアーコンプレッサ(AK-HH1270E(27L))
こちらはAK-HH1270Eの高機能モデルです。高圧用エアーチャックが4か所付いたコンプレッサーです。4か所の内、2か所がパージ機構付きエアーチャック。抵抗を少なくしスムーズに取り外せるよう、先にホースの残圧を抜く仕様です。残り2か所はワンタッチ式です。大エアー量を可能にする5連装タンク装備なので、これ一台で27Lのエアー量を実現できます。エアー消費量の多い現場に最適です。釘を多く打つ仕事の人に特におススメ。そしてハイパワーなのに62dBと静かなのがこのシリーズの特徴です。
【9】45気圧エアーコンプレッサ(AK-HH1250E2)
こちらはAK-HL1270Eの前モデルで、高圧専用、タンク内圧45気圧のエアーコンプレッサーです。「超静音省電力モード」では、発生音を控えたい時やブレーカーが落ちそうな時に、通常運転よりも使用電力を抑えて使うことができます。「マルチパワー切り替えモード」では、現場に応じた最適な運転を、4つのモードから選択可能。これで、内装での釘打ちから大量にエアーを使う根太レスまで、幅広い作業に対応できます。圧縮レベルが正常かを自分で調べられる「吐出レベル自己診断機能」を搭載。LEDの点灯で正常か異常かを教えてくれます。本体カラーは赤と黒から選べます。
【10】45気圧エアーコンプレッサ(AK-HL1250E2)
前項のAK-HH1250E2と機能は同じで、こちらは高圧常圧兼用タイプのエアーコンプレッサーです。タンク内圧は45気圧、タンク容量は11L。音や使用電力を抑えられる「超静音省電力モード」や、4種類から運転を選べる「マルチパワー切り替えモード」、圧縮レベルを自分で診断できる「吐出レベル自己診断機能」などを搭載しています。本体カラーは赤と黒から選べます。
【11】45気圧エアーコンプレッサ(AK-HL1250E2(27L))
高圧・常圧兼用のAK-HL1250E2の高機能モデルです。補助タンクを繋がなくても1台で大エアー量を持つ5連装タンクを装備。作業に合わせて16L、22L、27L と3段階にエアー量を切り替えられます。エアー量27Lはマックス社のエアーコンプレッサーの中でも最大値。エアー消費量の多い作業に対応ができます。音や使用電力を抑えられる「超静音省電力モード」や、4種類から運転を選べる「マルチパワー切り替えモード」、圧縮レベルを自分で診断できる「吐出レベル自己診断機能」などを搭載。
【12】45気圧エアーコンプレッサ(AK-HH1250E2)
高圧専用のAK- HH1250E2の高機能モデルです。5連装タンクが装備されたので、別途補助タンクを繋がなくてもこれ1台で大エアー量を確保できます。作業に合わせて16L、22L、27L と3段階にエアー量を切り替えられます。最大27Lのエアー量で、消費量の多いフレーマーや建方の現場にも対応できます。音や使用電力を抑えられる「超静音省電力モード」や、4種類から運転を選べる「マルチパワー切り替えモード」、圧縮レベルを自分で診断できる「吐出レベル自己診断機能」などを搭載しています。
【13】45気圧エアーコンプレッサ(AK-HL1250E)
こちらは、タンク内圧力を初めてデジタル表示化したエアーコンプレッサーです。0.1 MPa単位で表示されるので、設定圧力の確認が大変便利になりました。新設された「急速充填モード」は、一時的にエアーを大量に使用したい時や、最初の圧縮運転時間を短縮したい時に使えます。通常運転で65dB、超静音省電力モードで57dBと、早朝の作業にも安心の静音設計です。更に外気温が0度以下の場合には、起動時に一定時間暖気運転をした後に「超静音省電力モード」に切り替わる仕組み。そうすることで、運転時間の短縮が可能になります。
【14】45気圧エアコーンプレッサ(AK-HH1250E)
前項AK-HL1250Eの高圧専用バージョンです。素早く作業を始めたい時や、一時的に大エアー量を必要な時に便利な「急速充填モード」、外気温0度以下で運転時間と騒音を減らすことが可能な「寒冷地静音省電力モード」などが装備されています。また「マルチパワーモード切り替えスイッチ」を使えば、使うエアー量やパワーの異なる作業内容に合わせて、最適な運転モードで快適に現場作業を行えます。
【15】45気圧エアーコンプレッサ(AK-HL1250E(27L))
AK-HL1250Eの機能にプラスして、可変式の5連装タンクが増設されました。これまでエアーが足りなかった作業にも、この1台で対応できます。電源の関係で2連結できなかった現場にもおススメです。通常使用でも前モデルより吐出量が5%UPしていますが「急速充填モード」で更に高い吐出量が叶います。外気温0度以下で運転時間と騒音を減らすことが可能な「寒冷地静音省電力モード」、作業に適した運転に切り替え可能な「マルチパワーモード切り替えスイッチ」などが装備されています。
引用:マックス株式会社
AK-HL1270E、AK-LL1270E程の高機能は必要ないけれども、「釘打ち機が2台使用できて、軽くて、少しでも安価なものが欲しい!」という希望が叶うシリーズがあります。沢山のエアー量を必要としない内装や型枠などの作業にぴったりの、シンプルなエアーコンプレッサーです。基本的な機能だけなので、その分軽くなっています。
【16】31気圧コンプレッサ常圧専用機(AK-LL9700E)
こちらは常圧専用のエアーコンプレッサーです。空気取出し口は常圧用が2個でワンタッチ式。釘打ち機を2台使用する際には、2つの圧力設定が可能です。搭載モードは「パワーモード」と「静音モード」。振動を抑える静音設計なので、パワーモードでも騒音値は62dB、静音モードでは60dBです。運転時間が1,000時間を超えると点検ランプが付き、このタイミングで点検に出すことが推奨されています。また内部に異常がある時にも「異常/お知らせ」ランプが光ります。このコンプレッサーの搭載機能は以上で全てです。シンプルさが光るモデルで、内装や型枠、リフォーム等におススメです。
【17】31気圧エアーコンプレッサ(AK-HL9700E)
こちらは高圧、常圧兼用のエアーコンプレッサーです。空気取出し口は、高圧用と常圧用が1個ずつ付いています。どちらもワンタッチ式。搭載モードは「パワーモード」と「静音モード」の二つです。騒音値はパワーモードで62dB、静音モードでは60dBで静かさを実感できます。運転時間が1,000時間を超えると点検ランプが付き、内部に異常がある時にも「異常/お知らせ」ランプが光ります。内装、リフォーム、型枠、板金の施工などに適しています。
【18】31気圧エアーコンプレッサ(AK-HL9500E)
内装、リフォーム、造作、型枠、板金の施工などに適したシンプルなエアーコンプレッサーです。高圧、常圧兼用で、空気取出し口は、高圧用と常圧用が1個ずつ付いています。どちらもワンタッチ式です。もし現場で停電になっても、予め「停電自動復帰モード」をONにしておけば、電源の回復と同時にコンプレッサの電源も回復します。本体に異常があった場合にLEDランプが点灯する、各種お知らせ機能も充実しています。
引用:マックス株式会社
コンプレッサーにエアー工具を取り付けてDIYに挑戦したいという人におすすめの商品があります。必要最小限の機能ですが、もちろんプロの使用もOK。タンク内圧は9.5気圧、タンク容量は4.5Lで、大容量では無いもののしっかりとしたエアー量を確保できます。ただし、静音対応ではありません。
【19】常圧専用エアーコンプレッサ(AK-820)
仕事だけでなく、日曜大工や修繕、木工などにも使える、常圧専用のオイルレスエアーコンプレッサーです。一般釘打ち機やエアー工具用の空気取出し口が1個付いています。フィニッシュ、タッカ使用の方にもおススメ。補助タンクの接続も可能です。お手頃なサイズで持ち運びもできるので、家庭での使用にもおススメです。
時代に合わせた省エネモードや、静音設計に力を入れているマックス社のエアーコンプレッサー。その性能は新たなモデルが出る度にアップグレードされています。それには現場の声が反映されている所も見逃せません。何か要望があれば、マックス社に伝えてみるのも良いですね!全国の現場作業をしている方の声が詰まったコンプレッサーなら、大変な現場でも頼りになる相棒になってくれるでしょう。
コンプレッサー選びに欠かせないポイントは「エアー量・吐出量・重さ・静音性・耐久性」です。幅広い作業で使用したいなら高機能なものを、持ち運びメインならハンディタイプを…など、現場に合わせたコンプレッサー選びが快適な作業に繋がります。現時点では、圧倒的なエアー量を誇る、5連装タンク付きの45気圧コンプレッサーが1台あると安心ですね!
※マックスのエアーコンプレッサーは、メーカー登録で2年間の保証付き(一部商品は1年)です。