最近は健康への関心もあり、紙タバコから加熱式タバコに移る方が多いですよね。今回はその加熱式タバコの中でも嫌なニオイがなく、使い勝手もいいと話題のプルームテックについてご紹介します。気になる費用やアイコスとの違い、おすすめのケースもお伝えするので、プルームテックが気になっているという方はぜひ参考にしてくださいね。
目次
プルームテックは日本たばこ産業(JT)が2017年に発売した加熱式タバコです。火を使わずに電気の力だけで喫煙でき、周りにも害が少ない次世代タバコのひとつとして、今注目されているアイテムです。
プルームテックは、吸うことでカートリッジ内にあるリキッドを加熱し蒸気を発生させます。プルームテックの構造では、この蒸気が鍵となっているのです。たばこカプセルの中を蒸気が通ると体内にニコチンを摂取できるようになるのです。イメージとしては電子タバコに近いかもしれません。
また、紙タバコや他の加熱式タバコと比べて独特の嫌なニオイを感じないのが最大の特徴でもあります。そのため「TPOに合わせて使える」と、サブ機として持つ方も多く、幅広い使い方ができるのも選ばれる理由のようです。
毎日タバコを吸う方にとってやはり気になるのがコスパですよね。
現在、プルームテックのバッテリーとUSBチャージャー、ACアダプタがついたスターターキットの費用は税込み2,500円で販売されています。
これまでVer1.25の旧バージョンが税込み3,000円で販売されていましたが、2019年10月に新バージョンであるVer1.5が発売され、その後2020年2月には値段改定が行われて現在の値段に変更されました。
※Ver1.25は在庫がなくなり次第販売終了です。
このスターターキットは全国のPloomショップやJTの公式オンラインサイト、コンビ二で販売されています。
また、プルームテックはスターターキットで購入できる本体の他に別売りのたばこカプセルが必要です。たばこカプセル5つにカートリッジが1つ入って税込み490円で販売されています。
たばこカプセルは1本あれば約50パフ分、5本で約250パフ分も使える計算です。人それぞれの吸い方のクセにもよりますが、紙タバコであれば約30本分にも相当するので、若干ではありますがコスパがいいということになります。
プルームテックのシンプルでタバコっぽくない見た目に驚くでしょう。使い方もいまいち想像できないという方も多いのではないでしょうか。
しかし使い方はかなり簡単です。まず最初にカートリッジにお好みのたばこカプセルを装着します。そしてそれをそのままバッテリーに差し込んだらゆっくりと長く吸うだけです。
中断したくなったら吸うのをやめるだけでOKです。灰や吸殻も出ないので、そのままケースやポケットに入れるだけ。再開したいときもそのまま再度吸えばいいだけなので手間がかかりません。
また、プルームテックにはLEDボタンがついていて、点灯する色によって充電のタイミングなどを知らせてくれる仕組みになっています。以下で詳しくご説明するので参考にしてくださいね。
・青色に点灯
プルームテックを吸っているときに青色に点灯
・青色に点滅
たばこカプセルを交換してくださいというサイン
・紫色に点滅
バッテリーの残量が20%以下になると紫色に点滅
なお、この機能は新バージョンのみに搭載されています。旧バージョンにはないので注意してください。
・赤色に点滅
バッテリーがなくなったので充電してくださいというサイン
なお、フル充電した状態でたばこカプセル5本分使うことができます。5本分吸い終わったら充電するようにしましょう。
プルームテックとアイコスは同じ加熱式タバコですが、その特徴はかなり異なります。主な違いを中心に、2つの商品を比較説明していくので、どちらを買おうか悩んでいる方はぜひ参考にしてくださいね。
まず最初に感じたのが喫味に大きな違いがあります。この喫味が、どちらの電子タバコを吸うかということで意見が分かれる理由でしょう。
アイコスは紙タバコを吸っている感覚に近いのに対し、プルームテックの喫味はとても軽く吸いやすいのが特徴です。タール値でいうとプルームテックは1〜3mgといわれているので、普段から重いタバコを吸っている人は物足りないと感じる方もいるかもしれません。
ただ、プルームテックも吸い方やフレーバーによって感じ方が異なるため、プルームショップでフレーバーをお試しで吸ってみることがおすすめです。
次に大きく異なる点がニオイです。
喫煙者のマナーが叫ばれている中、タバコのニオイを気にされる方は多いのではないでしょうか。
加熱式タバコの中でもアイコスは焦げたような独特なニオイがあり、あれが苦手という方も多い一方、プルームテックは嫌なニオイはほとんど感じません。たばこカプセルのフレーバーによってニオイに違いはあるものの、タバコを吸っていない方も不快に感じないほどニオイ問題では群を抜いているといえるでしょう。
最後にプルームテックは吸ってる途中でも中断できるという点です。
紙タバコ同様、アイコスは吸い始めたら1本吸い終わる必要があります。中断する場合はその時点で1本無駄にすることになりますが、プルームテックはそのままポケットなどに入れて、また自分の好きなタイミングで吸えば無駄にすることなく最後まで吸うことができます。微々たるものではありますが、コスパの良さにもつながっているのではないでしょうか。
この他にも、プルームテックより初期用やカートリッジ全てにおいて高いこと、充電をしなければならない回数が多いこと、毎回お手入れが必要になるなどがデメリットとして挙げられています。コスパの良さや手入れの少なさはプルームテックの方が一歩上を行くでしょう。
もちろんアイコスが多くの方から支持されていることからもわかるように、それぞれの商品にメリット、デメリットがあります。アイコスは、とにかくできる限り紙タバコに近いものを求めている方に、プルームテックは気軽に使用できる使い勝手の良さ、コスパの良さ、嫌なニオイがしないことなどを求めている方におすすめです。自分の好みや生活スタイルに合わせて選ぶといいかもしれませんね。
たばこカプセルのラインナップは11種類あり、メビウスとピアニッシモの2ブランドから発売されています。また、全種類のうち3種類は期間限定フレーバーで、在庫がなくなり次第販売終了となっています。
(2020年5月現在)
メビウスからは期間限定フレーバーも合わせて全8種類販売されています。ラインナップは以下の通りです。
・メビウス・レギュラー
・メビウス・メンソール
・メビウス・ブラウン
・メビウス・パープル・クーラー
・メビウス・レッド・クーラー
・メビウス・ミックス・グリーン・クーラー
・メビウス・抹茶・クーラー(限定フレーバー)
・メビウス・あずき(限定フレーバー)
この中から代表的な3種類をご紹介していきます。
まず定番の「メビウス・レギュラー」
こちらはタバコ本来の味、紙タバコに1番近い風味が楽しめるのです。そのため、他のフレーバーでは少し物足りないという方におすすめの味です。
次に「メビウス・メンソール」
メンソールならではの清涼感が楽しめるフレーバーです。紙タバコでメンソール派だった方や新しいフレーバーに挑戦したい方など幅広い方におすすめできる商品です。
最後に「メビウス・ミックスグリーンクーラー」
和・洋の2種類の梨のフレーバーを混ぜ合わせてつくられたミックスグリーンクーラーは、まるで梨味のガムを食べているかのような美味しさです。メンソールも入っていて、程よい清涼感と甘みが人気のフレーバーとなっています。
ピアニッシモからは期間限定フレーバーも合わせて全3種類販売されています。ラインナップは以下の通りです。
・ピアニッシモ・アリア・メンソール
・ピアニッシモ・ピンク・クーラー
・ピアニッシモ・さくら・クーラー(限定フレーバー)
この中から定番の2種類をご紹介していきます。
まず「ピアニッシモ・アリア・メンソール」
純粋なメンソールのフレーバーで、同じプルームテックのメビウス・メンソールと比べるとやや柔らかい吸い心地です。女性や普段から軽いタバコしか吸わない方はこちらのメンソールがいいかもしれません。
続いて「ピアニッシモ・ピンク・クーラー」
ピアニッシモ・ピンク・クーラーはストロベリーとマンゴーのミックスフレーバー。一見とても甘そうに見えますが、メンソールも入っているので甘すぎず吸いやすいのが特徴です。
プルームテックのカプセルは全国のコンビニやタバコ店、プルーム公式オンラインショップで購入可能です。
コンビニの店舗によっては全種類のカプセルを扱っていない場合もありますが、プルーム公式オンラインショップで購入すると送料や手数料が別途かかってしまうためあまりおすすめできません。購入する際は近くのコンビニへ行くのがいいでしょう。
たばこカプセルを購入時に付属しているカートリッジですが、メンソール銘柄とレギュラー銘柄とでカートリッジ内に入っているリキッドの成分が異なります。厳密にいうとメビウスとピアニッシモのレギュラー銘柄でも違いがあり、少しややこしく感じるので詳しくご説明していきます。
まずメンソール銘柄。こちらはカートリッジを交換せずにメビウスとピアニッシモのどちらへもそのまま使うことが可能です。しかしレギュラー銘柄の場合は互換性がありません。メビウスのレギュラー名柄、ピアニッシモのレギュラー銘柄、カートリッジはそれぞれ異なるので専用のものを使うようにしましょう。
JT公式サイトによると、このような専用カートリッジをつくった理由は製品本来の味や香りを楽しんでもらうためとあります。ネットではそのまま使用しても変わらないという書き込みもありますが、せっかく購入したものなので銘柄を変える際はカートリッジも交換するようにしましょう。
前述したように、プルームテックは常時販売されているスタンダードなフレーバに加えて、期間限定で発売されるフレーバーを楽しめる点が人気の理由のひとつでもあります。
甘くてお菓子を食べているようなフレーバーから、タバコ本来の味わいを楽しめるフレーバーまで幅広いラインナップが取り揃えてあり、好みはありますが、どれも他の加熱式タバコと比べて吸いやすいように感じます。
プルームテックは圧倒的に他のタバコと比べてニオイが気になりません。実際にJTによる検証も行われていて、カフェでプルームテックを吸い続けてもほとんど空気が汚れなかったと実証されているほど。
普段タバコを吸わない人も気づかないくらい無臭に近づけた次世代タバコです。
使いやすさの点でも評価を得ているプルームテック。ボールペンのような細長いデザイなので、ポケットにさっと入れることができて持ち運びにも便利です。
また、他の加熱式タバコは吸った後にお手入れが必須ですが、プルームテックはそのような煩わしい手間はいりません。ただ、吸い口が常に出ているので気になる方は専用のケースにしま
ったり、ウェットティッシュなどで拭くなどの対処が必要です。
これまでご紹介したように、プルームテックは良い口コミが多い印象ですが、もちろん悪い口コミもあります。どちらも知っておくことで、自分に合う合わないがわかるので、ここではネットに載っているデメリットもご紹介していきます。
まず1番よく見受けられたのは「物足りない」という口コミです。アイコスとの比較説明でも書いたように、元々重いタバコを吸っていた人はプルームテックだけでは満足感は低めのようです。口コミのように物足りなさを感じる方は、TPOに合わせて他のタバコと併用するのがいいかもしれません。
メインで使用して満足出来る方は1日数本の喫煙で3ミリ程度のタバコを喫煙してる方なら何とか。
それ以外の方はサブ機としてどうぞ(^^)
禁煙目的の方へはオススメしません。どこか物足りなさは否めないので余計に紙巻タバコを吸いたくなりますよ(^^)
参考:価格.com
次に多く見受けられた口コミは「50回吸い終わるまでに味や煙がほとんどしなくなる」でした。一気に強く吸い込むと味が薄くなるようなので、ゆっくり長く深呼吸するようなイメージで吸うと解決するかもしれません。
美味しく吸えるのはカートリッジ交換して20パフくらい。
味が一気に落ちる。
30パフを超えたあたりでは、もう空気だけ吸ってる感じ。
参考:価格.com
価格:2,500円(税込み・送料別)
サイズ:190×100mm
色:ブラック・ネイビー・マンダリンオレンジ・フューシャピンク
プルーム公式オンラインショップで販売されている、流行のデザインが人気のサコッシュケース。薄くて軽いつくりなのに丈夫で、プルームテック以外のちょっとした小物も収納可能です。また、縦と横のどちらでも使えるデザインも嬉しいポイントです。
プルームテックのほかにUSBチャージャー、バッテリー、たばこカプセル5本が収納できる便利なソフトキャリーケースです。カートリッジやマウスピースも本体につけたまま収納できるので、しまうためにわざわざ外す手間もありません。水や衝撃に強い素材でできているので、長く安心して使うことができます。
コンビニで買えて手に取りやすいお値段ということでネットでも話題になった、純正のソフトキャリーケースです。こちらもUSBチャージャーからバッテリー、たばこカプセルまで必要なものを収納できるつくりになっています。カラーバリエーションが豊富なので、自分の好みにあったケースを選べるのが嬉しいですね。
ディスカウントストアのドンキで購入できる、高級感あるソフトレザーケースです。必要なものをすべて収納できるコンパクトなつくりのほか、マグネットフラップボタンを採用することで簡単に取り出せたり、プルームテックが落下するのを防ぐ落下防止スナップがついている便利なケースとなっています。
プルームテック本体とUSBチャージャー、たばこカプセル5個が入る手帳型収納ケースです。デザインも安っぽくなく、ダイソーで買ったとは思えないほど。200円商品ですが、使いやすいつくりとシンプルなデザイン性でこのお値段なので、一度購入してみるのもいいかもしれませんね。
100円で買えるハードケースは愛煙家も愛用するほど話題の商品です。中にはプルームテック本体とカートリッジが収納できるようになっています。衝撃に強いので、どこに持ち歩くのにも重宝しそうです。
このケースにしまっておくだけでバッテリーが約5回フル充電できる、大変便利な収納ケースです。UV消毒機能がついていて、気になる衛生面もこれで解決できます。このお値段で収納ケース、バッテリー、カートリッジ、アトマイザー、充電ケーブルがついているのも人気の理由のようです。
サイドとケースを開いたときに目を引く、かわいらしい花柄模様が特徴のケースです。もちろんデザインだけではありません。プルームテックが2本、たばこカプセルにUSBチャージャー、マウスピースもきちんと収納できるつくりになっています。また、防水ファスナーなので中に水が入る心配もなく、デザイン、機能面で満足度の高い商品です。
いかがでしたでしょうか。この記事ではプルームテックの使い方から口コミ、おすすめのケースをご紹介してきました。
プルームテックは使う方の喫煙度合やライフスタイルによって合う合わないが分かれるアイテムではありますが、TPOに合わせて吸える点、使い勝手やコスパの良さからも試してみる価値はあるのではないでしょうか。ぜひ購入の際の参考にしてくださいね。