今回は、工業系YouTuberジャンルで登録者数4.58万人を誇る
『なんとか重工』チャンネルのとんこつ様、ケロ様をインタビュー!
動画投稿を始めたきっかけ、工業系ならではの本格的な物作りのこだわり、初心者必見の
専門道具の選び方について、お話聞いていきます!
目次
編集部)まずは読者に向けて、お二人の自己紹介をお願いします。
とんこつ)『なんとか重工』のボケ担当とんこつです。
どこにでもいるバイクとゲームとものづくりが好きな普通のパパです。
最近はキャンプデビューをしようと計画中です。
ケロ)『なんとか重工』のケロです。
バイク好きをこじらせ、自作部品を作りたいあまりに趣味、仕事両面で
モノづくりに足を突っ込んでます。
編集部)お二人ともバイクがお好きなのは動画を見ていてとても伝わっております
とんこつ)私たちは二人共に関西出身でものづくり好き、バイク好きです。
同じ専門学校(同じ学年ではないですが)を経て、
同じ金属加工会社に就職し、そこで出会いました。
きっかけはちょうど仕事で悩んでるときにケロさんから、YouTuberのcolinfurzeさんを教えてもらったことですね。
同じ『ものづくり』なのに、ものすごく楽しそうで、見てるこっちまでワクワクしました。
数日後、ケロさんに冗談半分で「YouTubeやりませんか?」って言ったら
「うん、いいよ」と、即答されたのでその日のうちにYouTubeチャンネルを立ち上げました笑
ちなみに僕らの衣装(シャツ&ネクタイ)はcolinfurzeさんへのリスペクトです!
※colinfurzeさんのユーチューブチャンネル
編集部)colinfurzeさんの動画拝見しましたが、物作りの企画がデカく、何も知らない私でもワクワク驚きました
こういった方がルーツだからこそ、物作りを知らない私たちでも楽しめる動画作りなんだなって納得できました。
『なんとか重工』チャンネルで最高再生154万回、伝説のチュッパチャップス動画が生まれたのも頷けます。
とんこつ)動画製作は基本的には一方通行のコンテンツなので、
捉え方次第で好き、嫌い別れると思うんですが、
まず自分が楽しいかどうかが一番大事だと思ってます。
あとは炎上しないことですね‥笑
編集部)確かに自分が楽しくないのに、誰かを笑顔にすることなんて、出来ないですよね。私たちもコンテンツ制作のヒントとなり、勉強になります!
編集部)さて、ここからは初心者必見のコーナー。
なんとか重工さんの動画では、本格的な物作りとは別に、「3Dプリンター」、「DIY溶接機」など、僕たちでも出来そうな物作りも挑戦されていています。
よければこれから「3Dプリンター」「DIY溶接機」を使って物作りを初めてみたい読者に向けて、初心者でも簡単に始められる道具の紹介を「3Dプリンター」からお願いします。
とんこつ)まずはどんなモノをプリントしたいかですね。
家庭用3Dプリンタですとざっとこの2種類となります。
・光造形方式
・熱溶解積層方式
それぞれメリット、デメリットがあるので
作りたいモノに対してどちらが適しているか決めましょう。
熱溶解積層方式の場合は3Dプリンタによって
扱えるフィラメント(材質)の種類が異なりますので購入時には注意が必要です。
また、3Dプリンタには最大加工サイズも決められていますので、
どのくらいの大きさのモノをプリントしたいかも機種選びのポイントとなります。
編集部)3Dプリンターを使って
⑴どんなものを作りたいか
⑵どんな大きさのものを作りたいか
⑶どんな材質を使用し、作りたいか
といったことが重要なのですね!
とてもわかりやすいです。
その中でもオススメの「3Dプリンター」をあげるとしたらなんですか?
とんこつ)まだ2種類しか触ったことがなく、強くオススメできるわけではありませんが、
人気のモノ(ユーザーが多い)でポール型よりもボックス型がオススメです。
理由は剛性。つまり丈夫そうだからですね。
下記商品などは実際に動画で使ってみて、使用感がよかったです。
編集部)続いて、初心者でも始められる「DIY溶接機」についてケロさんお願いします。
ケロ)使ったことのある範囲ですと、下記動画でレンタルしたものと同期型の「アーキュリー80ルナII」ですね。
ワイヤスピードと出力の調整がワンダイヤルで調整が出来るので、
初心者の方でも、溶接条件の設定で迷宮に迷い込みにくいと思います。
未使用ですが、気になっているものとして、ハイガー産業 HG-MAGMMA-100Aもオススメです。
ハイガー産業 HG-MAGMMA-100Aの購入は公式サイトをクリック
理由として、動画で使用していたスズキッドと同様
・ワイヤスピードと、出力の調整がワンダイヤルで調整できること
条件出しが簡単です。
・半自動溶接、被覆アーク溶接の2種類の溶接が1台でできること
一台で2種の溶接法が試せるので、自分にあった使用法を見つけやすいかと思います。
どちらも本体価格が安く、ランニングコスト、初期投資コストの低いノンガス仕様なので
価格面でも初心者向けだと思います。
注意点として、溶接機を買う前に、溶接機を繋ぐコンセントは何A(アンペア)の
ブレーカーがついているのか、ブレーカーから遠くないかを確認しましょう。
コンセントの出力が低いと、どんな溶接機も使えない‥
と、なってしまうので、初心者の方は特に注意してほしいです。
※初心の方に向けた溶接機の使い方を、お二人が紹介
動画内で使用されていた溶接機
編集部)お二人の今後の活動、展望などを教えてください。
とんこつ)今までは会社員とYouTuberという二足の草鞋でやって来ましたが、
2020年の5月で退職し、晴れて自称YouTuberとなりました。
今後はより活発的に活動しますので、まずはYouTubeで食べて行けるようにしたいです笑
私達は『製造業盛り上げたい』という別の目的もあり、
戦後を支えた日本の製造業が絶えることなく、
これからも続いていけるよう盛り上げていきたいです。
編集部)最後に読者に向けてメッセージをお願いします。
とんこつ)
僕らの作る動画はマニアックなものが多いですが、
動画を通じて少しでも『ものづくり』を身近に感じていただき、
作ることの楽しさを知っていただけたらと思います。
あ、チャンネル登録もよろしくお願いします!笑