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洗濯機は分解して掃除できる?簡単に分解・掃除できる方法をご紹介!

洗濯機をずっと使っていると気になってくる、あのイヤーな臭い。なんとかしようと市販の洗濯槽クリーナーを使ってみたけれど、やっぱりまだ気になる…。「自分で洗濯槽丸洗いできたらなぁ」なんて考える方も多いのではないでしょうか。クリーナーでも臭いがとれないときは、分解して洗濯槽ごと洗ってしまうのがおすすめです!ここでは、分解方法や洗い方まで詳しくご紹介していきます。

洗濯機は自分で分解可能?

分解して洗濯槽を丸ごと洗浄すると言っても、自分でそんなことできるの?と思う方がほとんどでしょう、しかし、安心してください!自分でもできるのです。業者に頼むことも出来ますが、やはり結構な金額のお金がかかってしまうので、自分で出来るのならこんなに嬉しいことは無いですよね。今回は洗濯機を分解してスッキリ綺麗にお掃除する方法についてご紹介をしていきます。

洗濯機の分解手順

洗濯機の分解と聞くと、すごく大変そうに感じるかもしれませんが、手順さえバッチリ押さえれば誰でも出来ちゃうんです。一つずつ確認しながら勧めていってくださいね。まずは分解前の準備方法からお話しします。

手順①まずは道具を揃えよう

必要なものは次の4つ。プラスドライバー、マイナスドライバー、長めのエクステンションバー、10mmのソケットレンチ。全てホームセンターの工具売り場で購入することができます。

手順②下準備

では、洗濯機分解前の事前準備の手順をお伝えします。手順を間違えると感電など危険な目に合ってしまう可能性もありますので、一つずつ確認しながら行ってくださいね。

  • 電源プラグを抜く
  • 水道のコックを閉じる
  • 配管を外す

配管は少し固く締まっていることもありますが、女性の方でも抜くことができます。

手順③分解

さぁ、いよいよ分解していきましょう、手順通りにゆっくりと確実に行えば、それほど難しくはないのでぜひ挑戦してみてください!早速、洗濯カバーの蓋を外していきましょう。

洗濯機左右のネジを外す

洗濯機の横側を覗いてみてください。手前の方に一円玉くらいの大きさの丸がありませんか?そこはネジ穴となっていますので、上のシールカバーを剥がして、ネジを外してみましょう。一箇所出来たら次は洗濯機の反対側を見て、同じようにネジを外してください。

【後ろのネジを2つ外す】

サイドが終わったら次は後ろです。洗濯機の後ろを見てみてください。上の方にネジ穴が左右対称にあるのがおわかりでしょうか。このネジも先程同様にクルクルっと回して外していきましょう。

【フックを外す】

ネジを外したら、もう一度洗濯機の正面に戻ってきてください。カバーの手前の方に、洗濯機に引っ掛けてあるフックがあります。この部分をヘラやマイナスドライバー等で持ち上げるようにして外していきます。これで洗濯機カバーを外すことが可能です。次に洗剤の投入部分を外していきます。

こちらもカバー同様にネジを外していくだけです。洗濯槽外周部分に5箇所ネジがあるので、それを外していってください。ネジを外したらフックで止められている場所も外していきましょう。これで簡単に外すことができます。

次はパルセーターの取り外しです。ちなみにパルセーターとは、洗濯槽底面の回転するための軸となる部分のことを言います。

パルセーターの中央はネジで止められています。もうお分かりですね。さぁ、このネジもクルクルーっと外していっちゃいましょう。外れたら、ネジ穴にビスなどを差し込んでパルセーター持ち上げると、取り外すことができます。

洗濯機の分解手順【洗濯槽】

ここからはいよいよ、臭いの元となる、洗濯曹の外し方についてご紹介していきます。日頃掃除をしていても、カビが生えていることがあるので驚かないように気をつけてください。

手順④洗濯槽の外し方

ではいよいよ大物にとりかかりましょう。洗濯槽を外していきます。

【ナットを外す】

洗濯槽中央にあるナットを外しましょう。電動工具を使うと簡単に外せますよ。ナットを外すとその下にもナットがありますので、これも外しましょう。

【洗濯槽を持ち上げて取り出す】

腕っぷしに自信のある方は、そのままガッと持ち上げちゃいましょう。力に自信の無い方も大丈夫。ギヤプーラーを使うと洗濯槽を持ち上げることが出来ますよ。ギヤプーラーを洗濯槽に挟んでゆっくりと回すと、上げることが可能です。

【洗濯槽のナットを外す】

ついにその姿を表した洗濯槽。その上部を見てください。出ました、ナットです。このナットも外してさらに分解していきましょう。

手順⑤水洗い

洗濯機の分解が完了したら、次はお掃除です。外したそれぞれの部品を水洗いしていきましょう。ブラシで簡単に擦り落とすことが出来るはずです。もし落ちにくい場合は、お風呂用の洗剤を付けてゴシゴシしていきましょう。

お風呂場や庭などの、濡れても平気な広い場所で行ってくださいね。服装も汚れても良いものを着用することがおすすめです。洗い終わったら、タオルで水気を拭き取り、自然乾燥してください。乾いたら元通りに洗濯機へ戻しましょう。この時、除菌スプレーを洗濯槽へ吹きかけておくと、清潔な状態が長持ちしますよ。

手順⑥最後に洗濯機をまわす

洗濯機の組み立てが終わったら、一度水をいっぱいにして洗濯機を回しておきましょう。もちろん洗濯物は入れちゃダメですよ。この一手間で、小さなゴミやカスを洗い流すことが出来ます。

動画を見て予習しておこう

洗濯機の分解方法について、こちらの動画でも確認することが出来ます。初めて分解掃除をする前に、動画で手順をしっかり確認しておきましょう。予め確認しておくことにより、作業がスムーズに進むことでしょう!

洗濯機を分解して掃除する際の注意点

洗濯機の分解を自分ですると、故障してしまう危険性もあります。そのうえ、メーカー保証を受けることも出来ません。

掃除することで、クリーナーだけでは落としきれていない汚れもスッキリ綺麗に出来ますが、自信のない方は業者に依頼しましょう。

洗濯機の分解掃除を業者に頼むと?

自分で洗濯機を分解する場合、部分分解が限界で、洗濯槽の底の部分などの汚れを完全に落とすことが出来ません。そのため、「完全に汚れを落としきりたい」という方や「自分で分解するのは不安」という方、もしくは「面倒くさいこときらい」なんて方には業者への依頼をオススメします。

まず、業者に頼む時に一番気になる費用についてお話しをします。洗濯機クリーニングを業者に依頼すると、13.000円~17.000程の料金が発生します。この料金の差額は「完全分解」にするか「部分分解にするか」で大きく変わってきます。

洗濯槽を完全に取り外す方法が完全分解。フレーム部分のみ取り外す方法を部分分解といいます。洗濯機の種類によっては完全分解が出来ない場合もあるため、最近は部分分解の方が主流となりつつあるようです。

大手業者の料金を比較してみました。

ダスキン おそうじ本舗
完全分解の料金 対応していない 23.100円
部分分解の料金 14.300円 12.100円
ドラム式の料金 18.000円 要相談
時間 12時間 2〜3時間

 

洗濯機を清潔に保つ秘訣

黒カビが生えてしまう理由

洗濯をする時には必ず洗剤を使いますよね。洗濯物に汚れが着いていた場合、洗剤と汚れが合体し、洗剤カスへと生まれ変わります。この洗剤カスがカビの元凶です。

洗剤カスが洗濯槽へとくっついていき、空気中のカビがこれを分解しようとすると黒カビへと変貌を遂げるのです。黒カビがついたままだとお洗濯物が臭ってきたりと影響が出てくるのです。

黒カビの予防!

「せっかく綺麗にしたんから、この状態をキープしたい!」というあなたに、朗報です。実はちょっとした方法で、カビを防ぐことが出来ます。洗濯機をきれいに保つための5つの方法をご紹介しますね。

  1. 洗濯機の蓋を常に開けておく。
  2. 時々、水だけを入れた状態で回す。
  3. 洗剤の入れすぎに注意する。
  4. 濡れた洗濯物を入れて放置しない。
  5. 洗濯機置場を換気する。

つまり、洗濯槽を乾燥させ、湿気を防ぐことが大切です。意外と簡単でしょ?洗濯槽を清潔に保つためにも、換気を心がけていきましょう。

適切な手入れで洗濯機の清潔を保とう

今回は洗濯機を自分で分解し、お掃除する方法についてお話しをしました。

どうでしょう。手順は多いかもしれませんが、素人でも簡単にできそうなことばかりでしたよね。これで、洗濯物を清潔にすることが出来るならやっておくべきではないでしょうか。

自分でやってしまえば料金もかかりませんし、家計にも響きません。嫌な臭いが気になったときにすぐ、掃除ができるのでおすすめです。是非一度洗濯機の分解にチャレンジしてみてくださいね。

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