初めて洗車する方や人気の洗車道具を知りたい方、必見です!この記事では洗車に必要な基本道具から選び方のコツ、おすすめの洗車グッズ16選をご紹介していきます。これを読めば洗車に関するさまざまな疑問や傷つけずきれいに愛車を洗える方法もマスターできます!
目次
洗車は車をきれいに、そして長く乗るためにも必要です。砂埃や鳥のフン、水アカがついた車をそのまま放置しておくと、どんどん劣化してしまうので、適度な洗車を心がけるようにしましょう。
なるべく車はきれいに保ちたいもの。特に雨が降った後や風が強い日なんかは車が水の跡や砂埃で結構汚れてしまっています。
ただ、どれくらいの頻度で洗車するのがベストなのか悩む方も多いのではないでしょうか。実は車を洗車する目安の頻度は車の駐車場所とボディの色、カーコーティングの有無で異なってきます。
【車の駐車場所】
まず、一番影響を受けるのが車の駐車場所です。車が汚れる主な原因は雨や砂埃、鳥のフンなので、ガレージ内駐車、屋根のついている屋外駐車場、屋根のついていない駐車場の中では断トツで屋根のついていない駐車場が汚れてしまいます。
そのため、屋根のついていない駐車場は1週間に1回、屋根のついている屋外駐車場は2〜3週間に1回、ガレージ内に駐車している場合は1ヶ月に1回程度を目安に洗車するといいでしょう。
【ボディの色】
次にボディの色です。同じ場所に車を停めていても汚れが特に目立ちやすい色、目立ちにくい色があります。
一番汚れが目立ちやすいのはボディが黒系の車です。黒の車は洗車が大変といわれているように、雨が降った後や拭き残しで起こる水の跡は白っぽくなる上、砂埃も白く残るので、ほかの色の車に比べて汚れが特に目立ちやすいです。
しかし、黒系の車はスポンジによるちょっとした傷も光の加減によって際立って見えてしまいます。そのため、毎回汚れる度にスポンジでゴシゴシ洗車するのではなく、2週間に1回は水で汚れを洗い流し、1ヶ月に1回くらいの頻度でスポンジを使ってきれいにしてあげるのがおすすめです。
黒系の車とは反対に、汚れが目立ちにくいのが白やシルバーの明るい色の車です。この場合、3週間〜1ヶ月に1回の洗車でいいでしょう。
ただ、汚れがついているにも関わらず何ヶ月も洗車しないでいると、汚れがとれにくくなってスポンジでゴシゴシ擦らなくてはいけなくなってしまいます。そうなるとボディも傷ついてしまうので、汚れが目立たないとはいえ1ヶ月に1回は最低でも洗うようにしましょう。
【カーコーティングの有無】
最後にカーコーティングの有無です。カーコーティングをすることで、汚れをつきにくくしたりしたり、汚れを落としやすくする効果が得られるので、コーティング済みの車の場合は3週間〜1ヶ月に1回の洗車でいいでしょう。
洗車は自分で洗う方法と洗車機で洗う方法がありますが、自分で洗った方が傷もつきにくく、車の状態を確認する意味でもおすすめです。
ここではきれいに、そして傷をつけずに洗うコツと手順をご説明していくので、ぜひ参考にしてください。
1.洗車は曇りの日か早朝など直射日光が当たらない環境で行う
まず洗車する前に気をつけたいのが車を洗う環境です。晴れているとよく乾いて洗車日和だ!と思いがちですが、それは間違い。ボディにかけた水がすぐに日光で乾いてしまうと、それが水跡の原因になるので必ず直射日光の当たらない環境で洗車しましょう。
2.バケツに洗車用洗剤と水を入れて泡立たせる
勢いよく水を入れると泡立ちがよくなり、そのたっぷりの泡で洗うと車も傷つきにくくなります。
3.車のボディを水でよく濡らし、汚れを落とす
このとき、特に土や砂で汚れている下側を重点的に洗い流し、ある程度の汚れは落としておきましょう。
4.たっぷり泡を含ませたスポンジでボディを優しく洗う
洗う時にやってはいけないのがゴシゴシ擦ること。ボディが傷ついてしまうので必ず優しく、そしてたっぷりの泡で洗いましょう。
5.上から下に水をかけて泡を洗い流す
ドアバイザーやサイドミラーなどは泡が溜まりやすくすすぎ残しが多いので、特に丁寧に流しましょう。
6.合成セームやマイクロファイバーを使って優しく拭き上げる
拭き残しがあると水の跡が残ってしまい、せっかく洗車したのに汚い仕上がりになってしまいます。こういった汚れは一度こびりつくと中々とれないので、拭き残しのないよう丁寧に水分をとってあげましょう。
7.最後にコーティング剤やワックスを塗る
普段の洗車を楽にするためにも、こういったグッズを使うのがおすすめです。
ここでは正しい洗車方法を動画でご紹介していきます。知らないうちに大切な車を傷つけてしまっているかもしれません。しっかりと正しい洗車方法を身につけておきましょう。
正しい洗車方法を身につけたら、最後に洗車に必要な道具を集めましょう。最低限必要なものは5つだけです。選び方も合わせてご紹介していきます。
【洗車用洗剤】
まず必要なのが洗車用洗剤。ここで大切なのが泡立ちと泡切れのいいものを選ぶこと、そして洗剤の種類です。
泡立ちがいいとスポンジで擦る際の摩擦も軽減されるので車への傷も最小限で済みます。また、泡切れがいいとすすぎが楽になるうえ、泡残りによるシミなども防ぐことができます。
洗剤の種類については、中性洗剤とアルカリ性洗剤の2種類がありますが、普段の洗車で使う場合は中性洗剤がおすすめです。
コーティングやボディ塗装への影響も少なく、ある程度の汚れも落とすことができるので一般家庭で使うには中性洗剤を選びましょう。
一方、アルカリ性洗剤は高い洗浄力を謳っているものが多く、鳥のフンや虫の死骸、しつこい油汚れを落とすのには向いています。ただ、すすぎ残しがあるとボディに強いダメージを与えるので使う際は注意が必要です。
また、中にはワックス入りの洗剤もあり、一度に洗車とワックスの両方を済ませられるものもあります。しかし、ワックスが含まれている分、本来の洗浄能力が薄れてしまって本末転倒…なんてこともあるので、購入する際は車の状態に合ったものを吟味してから買うようにしてくださいね。
【洗車バケツ】
洗車バケツを選ぶ際に大切なのが、容量と機能面です。
一般的に洗車用洗剤は水で希釈して使うものが多いので、目安として車全体を満遍なく洗える量の10Lバケツを選ぶといいでしょう。
また、ルーフまで手が届く踏み台機能のついているもの、バケツの底に溜まったゴミがスポンジやブラシにつかないグリッドガードつきのものなど、機能が付いているものもあります。
最近ではカラフルでおしゃれな洗車バケツも増えてきています。お気に入りのアイテムだと洗車へのやる気もアップするので、自分の気に入ったものを購入するのがおすすめです。
【洗車ホース】
車を楽に洗車するためには、車一周分の長さ+たわみ分でホースの長さを選ぶといいでしょう。軽自動車の場合は15m、ワンボックスカーの場合は19m程度のものがおすすめです。
また、水流や水圧が変えられるノズルつきのものや、ねじれ防止機能がついているホースもあるので、使い勝手のいいものを選ぶといいでしょう。
【洗車用スポンジ】
まず、洗車用スポンジはボディ用とタイヤなどの足回り用の2種類を用意しましょう。そしてそれぞれを購入する際に大切なのが、大きさと素材です。
ボディ用スポンジは、洗いムラや傷を防ぐためにも大きくて柔らかいもの、そして泡立ちがよく一つあると便利なウレタン素材のスポンジを選ぶといいでしょう。
最近では、泡立ちがよく傷のつきにくいムートン素材のスポンジや、吸水性が高く時短で洗車できるセルロース素材のスポンジも人気があるので、気になる方はチェックしてみてください。
タイヤなどの足回り用スポンジは細かいところやでこぼこ部分もしっかり洗える小さめのものや柄つきのものがおすすめです。
また、こびりついた汚れには洗車ブラシが便利です。
【洗車用タオル】
車を拭くだけなら洗車用じゃなくてもいいのでは?と思う方もいるかもしれません。しかし、家庭で使うようなタオルはボディを傷つける原因になるため、必ず洗車用のタオルをボディ用と足回り用の2種類用意しましょう。
また、購入する際は吸水性のいいマイクロファイバータオルがおすすめです。
ここではカーシャンプーのおすすめ商品をご紹介していきます。カーシャンプーといってもそれぞれ特徴が異なるので、泡立ちや泡切れ、洗浄力、どれを重視するのか自分の好みに合わせて選んでくださいね。
洗車1回で使う洗剤はたったキャップ1杯でOKなコスパ抜群の商品です。きめ細かな泡で泡立ちもよく、大切な車も傷つけません。
コスパ・泡立ち・洗浄力ともに口コミでも評価の高いカーシャンプーです。
カーシャンプーの中でも不動の人気を保っているのがシュアラスター カーシャンプー1000です。研磨粒子が入っていないのでコーティングやワックスを施工した車など、すべての車に対応しています。
泡立ち・泡切れ・洗浄力とすべてにおいて文句なしで、長年愛用している方も多い商品です。
特に泡立ちがいいと評判のウィルソン 泡仕立てシャンプー。一度泡立てたら消えることなくずっと持続してくれるので、大型車でも丸洗い可能です。
また、濃密な泡で垂れ流れることなく汚れた部分に吸着してくれるので、洗浄力にも優れています。
商品名にある通り、水アカや鳥のフン、ウォータースポットなどのしつこい汚れにおすすめなのがこちらの商品です。
洗浄力が優れている分、強く擦らなくていいので楽に洗車できます。
ただ研磨剤が含まれているので、コーティングやワックスを落としたくない人は使用を控えてくださいね。
洗車するときに重要視したいのがブラシやスポンジです。どれだけいいカーシャンプーでもブラシやスポンジがイマイチなものでは車はきれいになりません。最悪の場合、車が傷ついてしまうことも…。口コミ評価も含めて選ぶのがおすすめです。
耐久性と洗浄力、どちらも文句なしの洗車用スポンジです。柔らかく保水性があるので、泡持ちも抜群。また、厚さが薄い分、隙間や細かいところまでフィットし洗い残しを防いでくれます。
コーティングしている車用のスポンジです。泡のキメが細かく、ソフトな手触りなので大切な車を傷つけることなく、しっかりと洗い上げてくれます。
リピートする方も多い人気の商品です。
洗車用スポンジの中でも特に人気が高く、愛用している方も多いのがシュアラスター ウォッシングスポンジ。
このスポンジの特徴は柔らかく泡立ちのいいウレタンと水アカなどの強力な汚れも落とすゴムの二重構造でできている点です。
使い勝手やコスパがよく、他のスポンジを使っても最終的にこのスポンジに戻ってきてしまう方が多いようです。
山型状のスポンジや、マイクロファイバーツイスト加工によって、ホイールの細かい隙間汚れも残さずしっかりきれいにしてくれます。
手に馴染むグリップ形状のブラシなので、楽々洗車できる点もうれしいポイントです。
ウレタン素材よりも柔らかく、車を傷つけにくいことで人気なのが、こちらのムートン素材でできている「HY 洗車 グローブ」
手で撫でるような感覚で洗えるグローブタイプは、スポンジよりもムラなく細かいところまでしっかり洗い上げることが可能です。
一度使ったらスポンジタイプに戻れない方多数!
とにかく価格が安いのが魅力のWAKO カーシャンプー用スポンジ CS01。
安い分こまめにスポンジを取り替えることができるので、洗い傷を防ぐことにもつながります。
もちろんそれだけでなく、適度な弾力と泡立ちのよさも人気の理由のひとつです。
次にご紹介するのが、バケツやホースです。この2つを機能的なアイテムにすることで、洗車が楽になったり、より車をきれいにしてくれます。洗車が好きな方や楽に洗いたい方は購入検討してみるのもいいのではないでしょうか。
14Lの大容量で、踏み台機能や収納ボックスとしても使える使い勝手のいい商品です。
サイズ感がちょうどよく、車の中に置いておいても邪魔にならないのもうれしいですね。
タンクに洗剤を入れて、水と混ぜて楽々洗車できるのが「CarAngels ウォッシュガン」です。
泡のフォームも6段階に調節できるほか、出水も4段階に調節できます。
ホースの長さも35mと、大型車を洗車するのにも十分な長さがあるのでどんな車にも対応できる商品です。
洗浄する場所に合わせて使い分けられる3種類の噴射口で使い勝手も抜群です。口コミの評価も高く、買って損はしない商品ではないでしょうか。
最後の仕上げとして大切な拭き上げ用タオル。どのタオルを選ぶかによって車の仕上がりが格段に違ってくるので、慎重に選びたいアイテムのひとつです。ぜひお気に入りの一枚をみつけてくださいね。
細かいところもフィットして、汚れを逃さないのが「WAKO ホイルスポンジ CS48」です。
ホイールを洗うのに硬さもちょうどいいので、これ一本あると便利かもしれませんね。
とにかく吸水力が抜群で、しっかりと水気を拭き取ってくれるので、ぜひ1枚は持っておきたい商品です。クロスの表面にエンボス加工が施されているので、拭き上げる際の摩擦も軽減され、傷の防止にもつながります。
仕上がりをとにかくきれいにしたい!艶や光沢のあるボディにしたい!そんな方におすすめなのが「シュアラスター 鏡面仕上げクロス」
クロスも柔らかく車を傷つけにくい素材なので、洗車にこだわりのある方はぜひ購入検討してほしい商品です。
ひとつひとつ洗車グッズを集めるのが面倒な方やコスパよく道具を揃えたい方におすすめなのがセットで販売されているもの。
こちらは洗車に必要な道具が8種類も揃っていて、お値段も2000円以下とコスパ抜群なのがうれしいポイントです。
もちろんそれぞれの道具の機能面も文句なしなので、まずは一式揃えたい方はぜひ購入を検討してみてはいかがでしょうか。
洗車は洗い方はもちろん、選ぶ道具ひとつひとつで仕上がりに差がつくことがわかりました。
愛車がきれいだととても気持ちいいですよね。これから暑くなり、出かける機会も増えてくると思います。ぜひお気に入りの道具で磨いたピカピカな愛車でドライブを楽しんではいかがでしょうか。