旅行先での活躍はもちろんのこと、慣れない道の運転に非常に役立つのがカーナビです。一口にカーナビといっても機能性の高いものからコスパの良いものまで、さまざまな種類があります。今回は、カーナビの選び方のポイントとともに、工具男子新聞編集部が厳選したおすすめのカーナビ15選を紹介していきます!
目次
昨今ではスマホでも簡単に地図アプリを使用できるようになりました。わざわざカーナビを付けなくても、スマホがあれば十分と思っている方もいるでしょう。
しかし、スマートフォンが普及した現在もカーナビの販売数は衰える事をしりません。なぜならスマホはカーナビとしての役割を想定して作られていないからです。
スマホは、車の運転によって生じる振動や車内の熱などを想定していないのでカーナビとしてのスムーズな動作を行う事が難しいです。さらに車内でのスマホ長時間使用はバッテリーの劣化や故障の原因にもなりかねません。
あくまでもスマホのカーナビは要所要所での使用に適しており、カーナビの代わりはできないということです。このような理由からスマホが普及している今もなおカーナビの需要は落ちないのでしょう。
次に、おすすめのカーナビメーカー4社をご紹介していきましょう。この項では特に完成度の高いカーナビを低価格で提供している非常にコスパの良い4社を見ていきます。
大手メーカーは保証期間やアフターフォローが万全ですので、車にあまり詳しくない方や失敗したくない方は是非下記の4社を検討してみてください。
パナソニックは、カーナビのみでなく日本の多くの家電を開発している電機メーカーです。その技術力の高さから、ポータブルタイプの簡易的なカーナビから、多機能タイプの高級カーナビまで幅広いラインナップがあるのが特徴です。
有名なのが「ゴリラシリーズ」や「ストラーダシリーズ」で、低価格で機能性の高いコスパ良さから高い評価を得ています。
パイオニアは、もともと国内の音楽機器メーカーですが、カーナビの老舗店ともいわれています。現に車載機器ブランドである「カロッツェリア」を展開しており車愛好家からも高い評価を得ているメーカーです。
パナソニックと同様に、価格帯の幅が広いことが特徴でラインナップの多い事から様々なユーザーのニーズに応えることができる会社です。ナビ以外のカー用品も幅広く取り扱っていますので、揃えてみても素敵でしょう。
JVCケンウッドは、大元が音楽機器メーカーであるためカーナビに搭載されているAV機器の性能の高さに定評があります。特にハイレゾ機能はCDデッキの音質より優れた高音質であるためカーナビ機能のみでなく、エンタメ性も重視したい方には大変おすすめしたいメーカーです。
最後にご紹介したいのが、アルパインです。アルパインはフローティン構造の大画面で見やすい操作性の良いカーナビを販売していることが特徴です。上記の3社と比較すると日本での知名度は低く感じるかもしれませんが、以前はランボルギーニの純正オーディオに採用されていたほど、世界的に評価されたメーカーの一つです。
また、車種専用設計カーナビが多い事もポイントの1つですので、純正の様にぴったりと収まるカーナビを探している方はアルパイン製品もチェックしておきましょう。
次に、カーナビを選ぶ際に注意しておきたい3つの選び方のポイントについて解説していきましょう。カーナビには様々な種類や機能がありますので、下調べなしに購入してしまうと後から「思っていた機能がなかった」「使いまわしが悪かった」と後悔してしまうかもしれません。
このような事を避けるために下記の3つの選び方のポイントをしっかり確認していきましょう。
1つ目の大切なポイントはカーナビのタイプです。カーナビには大きく分けると一体型、ポータブルタイプの2種類があります。それぞれ詳しく解説しましょう。
一体型のカーナビは取り替えがしにくいかわり、車とのフィット性は抜群です。
一体型のカーナビには主に以下の2つのタイプがあります。
車種専用設計タイプは2DINタイプよりも、さらに純正カーナビのように車にフィットすることが特徴です。
しかし車種専用設計タイプは対応車種以外には設置できないので、車種専用設計タイプで検討されるのであれば、購入する前に必ず対応車種を確認しておくことが大切です。
ポータブルタイプは取り外しがすぐにできるタイプのカーナビです。
ポータブルタイプも一体型の2DINタイプと同様に、ほとんどの車種に適しており、一体型と比べて簡単に取り外しが可能です。しかし、一体型より簡易的な取り付け方法を採用しているので車にフィットしないというデメリットがあります。
取り回しのしやすさか、設置した際のスマートさかを天秤にかけてあなたのニーズに合っている方を選択しましょう。
2つ目のポイントは機能性です。
最近のカーナビは多機能性が進んでおり、ナビのわかりやすさ以外に下記の機能が人気をよんでいます。
昨今話題になっているあおり運転対策に役立つ「バックカメラ機能」やスマホと連動して音楽を楽しむことの出来る「Bluetooth機能」などは特に人気の機能で、ドライブ中のエンタメ性や安全性を高めてくれる重要な機能です。
最後のポイントが媒体の種類です。ひと昔前までは、カーナビを選ぶにあたって1つの目安としていたのが「CD」「DVD」などの記憶媒体の種類ですが現在では記憶媒体の種類でカーナビを選ぶ人は殆どいなくなりました。
最新のカーナビのほとんどが「SSD」や「SD」のどちらかの記憶媒体です。どちらを選択しても性能に相違はないため記憶媒体の種類はそこまで気にする必要はないでしょう。
それでは、上記の選び方のポイントを踏まえたうえで、工具男子新聞編集部が今一番おすすめしたいカーナビをご紹介していきます。
まずはじめに、低価格であることに重視した8選から見ていきましょう!
ATOTOから発売されているA6Y2710SBは2万円以下という低価格にも関わらず、見やすい画面や操作性のしやすいパネル、またスマホ等の機器を連携できるデュアルBluetoothチップを内蔵した非常にコスパの良いカーナビです。
純正カーナビのように、エンジンの起動とともに高速起動するのも大きなポイントで、カーライフをより快適なものに導いてくれることでしょう。
ユピテルが2019年に発売したWNB75MLは、オービス情報やマップルガイドマップのデータ情報が130冊分搭載された大容量なデータ量が特徴のカーナビです。道案内と同時にオービスや取り締まりなどの情報を警告してくれる優秀な機能がついています。
マップルガイドマップに掲載された約8万件の観光スポットを紹介してくれますので、見知らぬ土地でのドライブでも快適です。
ECLIPSE AVN-R10はシンプルで操作性の良いタッチパネル式のカーナビです。スマホのような感覚で操作できるワンタップ操作を採用しているので、機械に苦手な女性や年配の方でも安心して使用できます。地図アプリも非常に見やすくなっており、イラストにて進行方向を指示してくれますので初めての道でも安心です。
続いてご紹介するのが、パナソニックから発売されている人気モデルのストラーダです。DVD、TV、Bluetoothの全てが使用可能な利便性の高さが特徴で、車での時間をエンタメ性の高いものにしてくれます。
また、VICS WIDEを受信する事によりスイテルート案内を可能としている為、道路が混雑している時でも再ルート検索を行い渋滞のない快適な道をガイドしてくれますよ。
液晶ディスプレイ画面寸法(幅×高さ×対角):7 V型157 mm×82 mm×177 mm
受信可能放送:地上デジタル放送 (ワンセグ対応)
パイオニアのカロッツェリア AVIC-RW303は7型ながらもワイドで見やすい画面が特徴のカーナビです。ステアリング設定ができるので、運転中の音量アップや選曲などの操作も簡単にワンタップでできます。
またカロッツェリアシリーズで人気の楽ナビ機能も搭載していますので、ハイクオリティな音楽や映像を楽しむことも可能ですよ!
7V型WVGAディスプレイ、取付サイズ: 200mm (ワイドモデル)
ワンセグ/DVD-V/CD/USB/SD/FM・AMチューナー
次にご紹介するのが、ケンウッドから2019年に発売されたスマホでの操作も可能なM906HDです。最新テクノロジーが可能とした高速レスポンスにより、カーナビ画面の操作をスマホのようにタッチやスクロールで快適に完結します。
ナビの補助機能を担う「ドライブメッセージ機能」や、車の速度や制限速度を表す「INFO画面」など運転を快適にサポートする為の機能が盛りだくさんですので、快適なドライブを楽しめるでしょう。
次にご紹介するのが、パナソニックの人気機種であるゴリラの2018年モデルのCN-G520Dです。型落ちモデルではありますが約2万円で購入できるコスパの良さが大変魅力的です。
もちろんゴリラならではの「安心・安全サポート機能」や「ゼンリン本格地図」などの機能も搭載していますので、難しい道や高速道路での案内も万全です。見やすいナビは初心者や高齢の方でも扱いやすいでしょう。
最後にご紹介したいのが、ソーリンから販売されている2019年冬版地図が搭載された最新モデルです。3万円以下という低価格で最新カーナビが手に入ります。Bluetoothやワンセグ機能も搭載しておりコストパフォーマンスが抜群な一品です。
次に、機能性の高さに注目しておすすめのカーナビ7選をご紹介していきたいと思います。
高性能のカーナビには、ドライブレコーダーなどと連動した多機能タイプもありますので、あなたのニーズにあったタイプを見つけてみましょう。
まずはじめにご紹介したいのが、パイオニアから発売されているカロッツェリア AVIC-CW902-Mです。このナビ1台で「安全運転支援」「アクシデントインフォ」「ライブカーセキュリティー」「ドライブレコーダー」の4つの機能を担っており、車の安全や運転中の利便性は徹底的にサポートされています。
また機能性の高さのみではなく、エンタメ性も充実しており「ハイレゾ音源対応」「リアクルーズモード/フロントリンクモード」も搭載しており、同乗者全員が高画質の映像や音楽を楽しむことができます。
7型ワイドVGAディスプレイ(本体サイズ200㎜)
フルセグ/DVD-V/CD/Bluetooth/USB/SD/FM・AMチューナー
次にご紹介するのがアルパインのBIG X X8Zです。このカーナビは8インチという比較的コンパクトなサイズですが、WXGA液晶を採用しているため、小型とは思えない鮮明で見やすいダイナミックな画質を実現しています。
ボイスタッチ機能により、ナビの機能の全てを声で操作できるので、行先を変更したい場合でも手をハンドルから離す必要がなく安全に運転できます。純正のステアリングリモコンと同期できるので、まるで純正カーナビのように手元で操作することも出来ますよ。
■画面サイズ:8型LED WXGA液晶
■フルセグ地デジ4チューナー/DVDビデオプレーヤー/FM・AMチューナー
パイオニアから発売されているカロッツェリア AVIC-CQ910は、自宅のBlu-rayレコーダーとの連携や動画投稿サイトのYouTubeの再生を可能とした次世代型のカーナビです。別売りのネットワークスティックを用いる事により、あたなの車をオンライン化し、ドライブを更にエンターテイメント性の高い空間に変えてくれます。
地図データは購入してから3年間分のデータを無料で追加できるのも嬉しいポイントで、自動更新地図とスマートアップデートの2種類の地図更新方法から選択できます。
画面サイズ:9V型HD
Webブラウザを用いたYouTube動画のストリーミング再生を可能にした「ストリーミングビデオ」を搭載
カーナビとBlu-rayレコーダーの両立を実現したストラーダ CN-RX06WDは上質な映像を車内で提供することを実現したカーナビです。Blu-rayならではの迫力のある高画質映像を車内で楽しめるので、あなただけの特別な空間を演出してくれます。
気になるナビ機能は、前後2カメラとカーナビが連動しているので、前方と後方を同時に確認が可能。画像つきのリアルでわかりやすい案内画面なので、初めて運転する場所でも迷うことなく快適に運転ができますよ。
アルパインのBIG X XF11Zは、11型の大型液晶で運転中でも画面が見やすく、音声で検索や目的地設定を行うことの出来る「VOICE TOUCH」機能を搭載した非常に安全性に特化したカーナビです。
文字の大きさやタッチパネルの操作性の良さはもちろんのこと、デザイン性も重視されているのがポイントです。タブレット端末のようなスタイリッシュさや、ブルーのイルミネーションライトはデザイン性を重視する方にも満足のいく商品であるといえます。
パナソニックが2019年に発売したストラーダ CN-F1X10BDは前後左右の角度調整が可能な新構造「DYNABIGスイングディスプレイ」を採用している点が特徴のカーナビです。
液晶ディスプレイは10型のワイドサイズですが、車種専用パネルは不要なので400種類以上の車への取り付けが可能です!
最後におすすめしたいカーナビは、アルパインから発売されているBIG X X9Zです。このカーナビの特徴はなんといっても、運転が得意でない方でもドライブが快適になるよう最大限サポートしてくれる機能性の高さです。
ナビの液晶画面はWXGA液晶を採用しているので、9型というコンパクトサイズですが大変見やすい設計になっています。また、駐車場のルート案内機能は運転している車のサイズに見合った駐車場を検出してくれますので、慣れない土地での運転も安心して行えます。
機能性とコスパに着目し、総合力の高いカーナビを選びことができればあなたのカーライフを素敵なものに導いてくれることでしょう。
是非、当記事を参考にあなたのニーズにあった1台を見つけてみてくださいね。