庭やベランダに緑が欲しい、芝生があれば、と思ったことはありませんか?天然芝だと手入れが面倒ですが、人工芝を使えば手入れ不要で年中緑に囲まれた庭を楽しめます。人工芝の種類は多く、どれがいいのか迷ってしまうこともありますが、こちらの記事では選び方やおすすめ、一戸建てでなくても使える人工芝や、DIYで施工する方法などを紹介します。
目次
人工芝と言っても扱っているメーカーはたくさんあり、それぞれに価格や特徴などが異なります。さらに芝の長さや形状、色など多くの種類があるので、何度も扱っている方や業者ではない限り、どれを選んだら良いのか迷ってしまいます。まずは上手な選び方をチェックして、失敗しない買い物をしましょう。
人工芝は天然芝よりも若干価格が高めなので、場所の広さや何度も貼り替える場合にはコストが気になってきます。そこで選び方のひとつとして価格を目安に選ぶ方法があります。
初期費用を抑えるならポリプロピレン製がおすすめですがメンテナンスに費用がかかることもあります。メンテナンス費用を抑える場合は耐久性があり紫外線に強いポリエチレン素材が優れています。
とにかくコストを抑えるならまずは最安値をチェックし、そこから適したサイズや種類を選択するようにします。価格はタイプや素材以外に幅や長さによっても違うので、安くてもサイズが適さないことがあるので注意してください。
設置場所や貼る目的、用途によっても選び方が違ってきます。リアルな質感を重視するなら自然な色ムラをチェックし、インテリア感覚で使用する場合は見た目や扱いやすいものがおすすめです。
イベンドなどで使うなら緑だけでなく赤や黄色などのカラフルな人工芝もあるのでカラーで選ぶこともできます。
芝の長さは6~10mmまでの短いものをショートパイル、40mm以上になるとロングパイルと表記されていることが多くなっています。長さによって見た目やクッション性が異なり、使用目的なども変わります。
子どもやペットの遊び場にするのであればクッション性があり転んでも安心のロングパイルを、パターゴルフや運動をしたりメンテナンスや設置のしやすさで選ぶなら短いほうが扱いやすく、ゴルフボールも安定するので適しています。ベーシックな長さは20~30mmで、長さ選びがよく分からないという方は、ひとまず30mmを選択するのもアリです。
人工芝にはロールタイプとジョイントタイプがあり、スペースによって使い分けすることができます。ベランダやテラス、庭などの設置スペースが狭い場合にはパネル状になったジョイントで組み合わせるものが使いやすくなっています。
省スペースにも置きやすく、設置の手軽さもあり、持ち運びにも便利なサイズ感になっています。つなぎ目が見えてしまうので見た目にこだわりたい方には不向きですが、さまざまなレイアウトに対応できるだけでなく、破損した部分だけを取り替えることも可能です。
ロールタイプはつなぎ目が目立たず、広いスペースでも簡単に敷けます。カットもできるので、適したサイズや曲がり角にも設置しやすくなっています。コストを抑えたいならロールタイプのほうが安く、室内に使うこともできます。しかし長さがあるため浮き上がることもあり、ピンや強力両面テープでの固定が必要となる場合があります。
近年通販などのネットショップでも多くの人工芝が販売されています。実店舗に足を運ばなくても良く、手軽さと便利さで利用する方も少なくありません。
実店舗で購入するなら手触りやカラーを確認することができますが、通販では種類やサイズ、形状などを見ることはできても、見た目は画像でのチェックとなります。もちろん手触りを判断することはできません。
その場合は口コミをチェックして、イメージに近いものを選ぶといいでしょう。通販では商品の善し悪しを自分の目で確かめることが難しいので、口コミチェックは欠かせません。
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広範囲に扱いやすいロールタイプは、ジョイントタイプと比較すると価格が安いものが多く、つなぎ目が目立ちにくいので見た目を気にする方にもおすすめです。
ロールタイプは種類や取り扱いメーカーも多く、イメージに合うものが選びやすくなっています。ロールタイプの人気メーカーやおすすめ人工芝をチェックしてみましょう。
ロールタイプは元々つなぎ目が目立ちにくい人工芝ですが、「You Ten・クッション性抜群ロングパイル」は芝を傾けているため目立ちにくいつなぎ目をさらに見えにくくしています。どうしてもつなぎ目が気になってしまう方に特におすすめできます。
芝の長さは38mmでベーシックなものより若干長めなのでクッション性も高く、子どもやペットの遊び場にも使えます。縫い目幅を狭めることで高密度になり、複数の葉を使うことで天然芝のリアルさを実現しています。UVカット加工で紫外線による劣化を遅らせ、春色と夏色の2タイプが選べるようになっています。
【セット内容】幅1×奥行10m(毛足:30mm) / U字固定ピン24本付き 【カラー】夏色グリーン
【重量】約20kg 【素材】芝:ポリエチレン、ポリプロピレン / 土台:ポリプロピレン
「タンスのゲン・4種類のパイルで夏色」は形状・カラーが異なる葉を4種類使い、天然芝のようなビジュアルに仕上げています。芝の長さは30mmでクッション性があり、UVカット加工と10cm間隔に設けられた排水口で水はけも良く、屋外使用にも適しています。
固定用のUピン付属で、購入後すぐに設置することも可能です。価格もそれほど高くなく、鮮やかな夏色人工芝で密度もあるので耐久性やクッション性、見た目を考慮してもコスパの良いものです。
本体サイズ:幅100×奥行1000×高さ3.5cm
本体重量:20kg
材質:芝=ポリエチレン・ポリプロピレン、土台=ポリプロピレン、U字ピン=スチール
天然芝のメンテナンスが面倒だけど、見た目にこだわった人工芝が欲しい方は「山善・リアル人工芝」がおすすめです。少し太めの芝糸にメーカー独自の形状を用いることで人工芝の悩みであるヘタリを解消し、スカスカで見栄えが悪くなることを防いでくれます。
裏面には排水穴があるので水はけも良く、屋外での使用にも適しています。クッション性があり肌触りが良く、ヘタリにくい芝を求めるなら使ってみるといいでしょう。
人工芝を敷いていても下が土の場合、排水穴から雑草が生えてくることがあります。そんな雑草対策には「アイリスオーヤマ・防草人工芝」を使ってみるのもいいでしょう。
排水穴を小さくすることで雑草を生えにくくし、庭の防草対策にもバッチリ、手入れの頻度を減らすことができます。3種類のカラーと質感を混ぜることで手触りや見た目のリアル感がアップしています。
【材質】 表面:ポリエチレン樹脂 裏面:ポリプロピレン樹脂
【サイズ】 1m×5m(毛足35mm)【サイズ】 1m×10m(毛足35mm)【サイズ】 2m×5m(毛足35mm)【サイズ】 2m×10m(毛足35mm)
「モダンデコ・リアル人工芝」は天然芝に近い質感と肌触りを再現したような人工芝で、高密度になった芝はクッション性も抜群、UVカット加工と3層構造で耐久性も期待できます。
排水穴もあるので水はけも良く、雨の日でも水が溜まりません。芝の長さは35mm、子どもやペットが使う庭にも適しています。Amazonの口コミでも評価が高く、コスパ重視の方にもおすすめできます。
【サイズ&重さ】毛足10mm、幅1M*長さ5M、重さは約4.3kgのロールタイプ。一般家庭やお店舗の庭、屋上、壁、テラス、ベランダ、パティオ、パブリックスペースなどのインテリアに最適です。
「petgrow・耐UV人工芝」は芝の長さが10mmでメンテナンスしやすい短めの芝になっています。鮮やかな緑の芝はUVカット加工を施しているので色褪せを防ぎ、弾性や耐熱性、耐久性にも優れているので長く愛用することができます。
庭やベランダ、テラスだけでなく、壁面インテリアや玄関先、キッチンマットとしても使うことができ、ショートパイルなので室内に敷く場合は掃除機で簡単に掃除できます。裏面にある排水穴で水はけもバッチリ、雨の日でも安心です。
茶色の枯葉を混ぜることで、よりリアルな見た目を追求した「ビーカム株式会社・リアル人工芝(高麗芝)」は緑一色では不自然な場所にもマッチします。裏面には一定間隔で空いた排水穴が水はけを促し、バランスの良い透水性・保水性を保ってくれます。
遮光性に優れているのである程度の雑草対策もできます。肌触りも良く天然芝の見た目に近いリアル人工芝としておすすめです。コンクリートに敷く場合は強力両面テープでしっかりと固定するとずれません。
芝の長さ6mmで滑り止め防止や寒さ・暑さ対策程度の人工芝を求めるなら「ワタナベ工業・人工芝」も使えます。排水性が良く、駐輪場スペースに置くのもおすすめです。
価格が安いので気軽に買い替えができ、持ち運びも手軽にできるサイズです。重量がないので、屋外使用ではU字ピンや強力両面テープでしっかりと固定しましょう。
ロールタイプは巻き芯部分の芝がヘタっている場合もありますが、そんなときはジョイントタイプがおすすめです。つなぎ目をあまり気にしない、取り替えが簡単で省スペースに敷くならジョイントタイプもおすすめです。軽量で扱いやすいのもこちらのタイプになります。
場所やサイズに合わせて、ジョイントアレンジOK。
一面に敷き詰めるだけでなく、通路として設置したり、
園芸のアクセントとしても活躍します。
耐久性の高いポリエチレン製で長期間使用できるのが「山崎産業・若草ユニット」です。裸足でも肌触りが良く、ジョイント部分も組立簡単、誰にでも扱いやすい人工芝です。水はけがよく、水洗いもできるので、汚れた箇所だけ取り外してメンテナンスできます。
同メーカーの石目ユニットなどの別マットとのジョイントもできるので、好みでカスタマイズするのもおすすめです。ベランダや玄関マットの代用、庭の泥除けにもなります。
茶色の枯葉を混ぜ、見た目と質感がリアルな「ぼん家具・ジョイント式マット人工芝」はボリュームのあるロングパイルで、人工芝でもリアル感を求める方におすすめです。
ノコギリや大型ハサミを使うことで好きなサイズや形状にカットもできます。底部分に約5mmの隙間があるので水はけも良く、コードを通しても圧迫しません。同メーカーの別ジョイントパネルとの組み合わせも可能です。
人工芝は専門業者に依頼すると施工費がかかりますが、DIYなら費用は材料費のみ、コスト削減にもおすすめです。それほど難しくなく、ある程度の下準備ができていれば簡単に施工できます。好みの人工芝を準備したらこちらで施工方法をチェックしてみましょう。
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人工芝だけなく敷石と組み合わせることで、デザイン性のあるおしゃれな庭を演出できます。メーカーによっては別のマットと組み合わせもできるのでチェックしてみてください。
植木や花壇の境目や小道を作るのにおすすめなのがピンコロです。同色同形状でまとめてもいいですが、色違いでアクセントをつけるのもおしゃれになります。
「石井レッカー・ピンコロセット」は小道作りに適したサイズで、耐久性や耐火性、耐冷害性の高い御影石でできています。自然な風合いで庭の景観を損ねることなく、人工芝との相性も抜群です。
飛び石や滑り止め防止におすすめの「サンガーデンエクステリア・FRP軽量敷石」は御影石のようなビジュアルなのに軽くて扱いやすく、腐ることもありません。軽量なので土に埋め込むと安定します。天然石ではないため耐久性が劣るので強い衝撃を与えないようにしてください。手軽に飛び石を設置したい方におすすめです。
自宅の庭やベランダにDIYで人工芝を敷けば、自分の思い通りの庭が作れます。
しかし庭づくりは時間と手間がかかる、なにかと大変な作業。加えて自分の思い描いた通りの、理想の庭を上手く作れないかもしれません。
例えば「継ぎ目のない一面芝にできない」「シワや凸凹ができてしまう」など、自分の手で理想的な庭を作るのは難しいものです。
そんな時におすすめなのが、人工芝のプロである人工芝施工業者へお任せすること。なかでも「日本人工芝計画」は、品質の高さから顧客満足度98%を達成しているほどです。
プロに任せれば景観の完成度が高いのはもちろんのこと、耐久年数もDIYより遥かに長くもちます。
また「お庭の状態・広さ」「人工芝の種類」などを選ぶだけで、簡単に料金シミュレーションできるので、事前におおよその費用がわかり予算を立てやすくなっています。
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顧客満足度98%!理想の庭を実現するなら「日本人工芝計画」をチェック
庭やベランダに緑があるだけで癒やしになりますが、人工芝だとメンテナンスが大変です。そんなときは人工芝を使って手軽に癒しの空間を作ってみましょう。人工芝を扱ったことがない方でも簡単に設置でき、子どもやペットを安全に遊ばせることもできるようになります。