家の中を見渡すと、無駄なスペースをとっている場所がテレビ台のスペースです。以前はブラウン管が主流でテレビ台へ置く事が当たり前でしたが、近年では液晶から始まりスタイリッシュな新商品が販売されています。今まで使っていたテレビ台からスッキリとした壁に掛けタイプに替えてお部屋をおしゃれにしてはいかがでしょか?
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テレビを壁にかけるメリットは様々ありますが1番は安全性です。薄型タイプのテレビを台の上へ置いている方は、地震の際にカタカタと揺れ、転倒防止の耐震対策を行っていても不安になる事があると思います。また小さなお子様がいらっしゃるご家庭では台の角にぶつかってしまわないか、画面を叩いて怪我をしてしまわないかの心配もあるでしょう。
また、かけるタイプのメリットは安全性だけではありません。かける仕様にすることで目線と画面を合わせられ見やすい位置へ取り付けることができます。商品によっては取り付け後も上下左右へと画面の向きを変えられる機能が付いている物もあります。そして、無駄なスペースを無くす事によりスッキリとおしゃれに見せることも大きなメリットにつながります。
壁にかける為に使用する金具には様々なタイプがあります。取り付けを行う前にどの様なタイプがあるのかを確認し、ご自身の都合に合うタイプを選んでください。
使用する種類により取り付け後に用途が変わってきます。お部屋の家具の配置や実際に普段、どの様な姿勢でいつも視聴するのか、などをライフスタイルを参考に選びましょう。
現在ご使用中、または今後購入予定のテレビを一覧表よりお選びいただき金具を購入する方法もございます。こちらは簡単に検索が出来るので、ご自身で色々とお調べするのが面倒な方はこちらを使用するのも良いでしょう。
適合表の検索手順
こちらの手順で行うと検索結果が出てきます。
上記サイトよりご確認ください。
実際にどの様な商品があるのかをご紹介していきたいと思います。まずはお子様のお部屋や一人暮らしの方のご使用が多いい、小型テレビに向いているタイプです。
「HIMINO」よりご紹介する金具は3タイプあります。設置可能なタイプは14~40インチの中から選べます。上下の角度調整が可能となり、設置後でも視聴し易い角度へ画面を向けることができます。搭載制限重量はタイプにより異なりますが10~25kgまで対応可能なタイプがあります。また商品には安全ネジの付属もあるのでしっかりと固定をする事もでき安心出来るポイントの一つです。こちらの商品は小さく感じますが実際に設置を行ってみると、テレビもしっかりと固定され見栄えも大変スッキリとします。
対応インチ | 調整度 | 最大負荷重量 |
14~24インチ | 上下15度左右90 | 13kg |
14~27インチ | 上下15度左右90 | 10kg |
14~40インチ | 上下15度 | 25kg |
「CURE」の金具は2タイプがあります。「らくらく設置」とうたっている様に、設置する際はシンプルで分かりやすく、女性の方でも簡単に作業が行えます。両タイプとも取り付けた後の部品部分と背面の間のスペースは17mmの薄型部品となっています。取り付け面にピッタリと固定できる為、無駄なスペースをゼロにします。
対応インチ | 調整度 | 最大負荷重量 |
13~27インチ | 固定式 | 25kg |
17~32インチ | 固定式 | 25kg |
続いては少しサイズアップして、26インチから取り付け可能な商品のご紹介をしていきます。テレビを設置する際は必ず最大負荷重量をオーバーしていないか、確認して下さい。規程の重量をオーバーしていると部品が重さに耐えられず、テレビが落ちてしまう可能性もあります。
「BESTEK」より販売されているこちらの商品は角度を変えることができます。設置面からテレビの間は7cmあり、端末コードなどの配線もキレイに整理できます。
対応インチ | 調整度 | 最大負荷重量 |
26~65インチ | 上下15度 | 50kg |
「STARPLATINUM」からはとても強度の強い金具のご紹介です。強度テストの際には鉄アレイを使用し、なんと105kgの荷重をかけてもテレビ画面が歪む事のないほどの強度を誇ります。設置用の部品自体も2kgと少し重めとなりますので、作業を行う時には注意が必要です。また、お得ポイントとして安心の3年保障付きとなります。
対応インチ | 調整度 | 最大負荷重量 |
26~65インチ | 上5度下10度 | 75kg |
「エース・オブ・パーツ」より販売されている石膏ボード用の商品はシルバー、ブラック、ホワイトと3色のカラーより、配置する箇所の色に合わせ選ぶことができます。4Kの中型タイプが対象となり、重さは15kgまでに対応しています。また特許を取得した「プッシュピン」は付属されており、0.5mmとピンは細く、取り外してもピンの跡が残りません。プッシュピンはくさび状に刺さるのでしっかりと固定され、東日本大震災の時と同じ揺れを起こしても壁から落ちてくれことはありませんでした。この様にしっかりと耐震実験も行なっております。
対応インチ | 調整度 | 最大負荷重量 |
6~24インチ | 上下格15度 | 15kg対応 |
中型~大型タイプに合うアイテムをご紹介していきます。中型になってくると取り付け時の重さ、地震時の耐震など安全面と保証期間が気になってくるところです。取り付ける時には重さもあるので、いかにスムーズに作業ができるかも重要になってくるでしょう。
こちらの商品は安心、安全を追求し、冷間圧延鉄素材から作られた金具はアメリカUL安全テストの基準、最大4倍の耐荷重テストを行いました。この試験により耐震性と最大負荷重量は60kgまでとなり、安心して取り付け作業ができるでしょう。また、安心の一つには【ご購入日から一年間の品質保証サービスを提供】とありますので万が一ご購入より1年以内にトラブルがあった場合でも相談することができます。
対応インチ | 調整度 | 最大負荷重量 |
30~70インチ | 壁側取り付け部左右各60度,TV取り付け部左右各3度,上下各10度 | 60kg |
TVセッター壁美人は金具をホッチキスで固定するという特許技術を使った新しいタイプの商品をご紹介します。まず取り付け箇所が石膏ボードであるかの確認をして下さい。石膏ボードのみの対応となっていますが硬質石膏ボードは対応していません。
ご準備いただくホッチキスは180度開くものをご用意ください。設置時は一人だと設置枠を抑え水平を保ち、確認しながらの大変な作業になります。基礎枠が水平に固定されるまでは2人で作業を行うと安心です。ホッチキスなのに大丈夫?とご心配される方もいるかと思います。こちらの商品は本格的な3次元地震実験と震度7の振動波形検査を実践済みです。基礎枠部分を設置した後も安心して、テレビを金具部分へ取り付けられます。ホッチキスを使用している為、取り外した後も石膏ボードへの傷は目立ちません。
対応インチ | 調整度 | 最大負荷重量 |
37~47インチ | 上下15度 | 20kg |
こちらの動画は上記でも説明しました、ホッチキスを使用した取り付け方法をご紹介しています。どの様な手順で取り付けを行うのか、本当にホッチキスで大丈夫なのか、重さに耐えられるのか、などの不安や疑問を一気に解消してくれます。
こちらの商品は対荷重75kgという絶対的強度を誇り、安心と安全を求めている方におすすめです。また条件をクリアしていれば3年間の安心保証付きで返品対応を行なってくれます。荷重をかける強度テストでは合計105kgの重さにも耐える程の強度を持ち、歪み、前だれも起こりませんでした。また、気になる耐震性も震度7の振動波形検査を行い安全性も確認済みです。
対応インチ | 調整度 | 最大負荷重量 |
26~46インチ | 上方向5度,下方向10度 | 75kg |
37~65インチ | 上方向5度,下方向10度 | 75kg |
こちらのアーム式アイテムの金具はアルミニウム合金で出来ております、設置可能な部分は木の面、レンガの壁、コンクリートに取り付けることができます。設置後はアーム部分を手前に伸ばし、設置部分との距離を5.5~17cm離すことができます。取り付けた金具部分にはフックが付いており、電源コードなどの配線を引っ掛けておくことができるので、背面部分の配線もスッキリとまとめておく事ができます。
対応インチ | 調整度 | 最大負荷重 |
13~32インチ | 上下20度、左右180度、360度回転 | 18kg |
続いてご紹介する商品は納入実績が1万台超えの人気の商品です。テレビの背面に取り付け用のねじ穴が開いており、スタンドが取り外せる形式になっている。また、背面がフラットになっていて、2cm以上の金具に干渉するデコボコがなく、重量60kg以下で背面のねじ穴が横75~718mm縦75~450mmの間隔内という条件が合えばメーカー関係なくどの様なタイプでも取り付ける事が可能です。
対応インチ | 調整度 | 最大負荷重量 |
37~65インチ | 上下各15度調節 | 60kg |
ここまでは壁掛け金具のタイプとおすすめの商品をご紹介してきました。お店など街中で目にする壁掛けタイプですが、今までご紹介してきた商品を見ると、意外と自分でも設置できるのではと思っている方も多いいはずです。業者へ取り付け依頼をすると大体の費用が6万円程度からかかる様です。ご自身で手軽に取り付けられる商品もあるので是非DIYに挑戦してみて下さい。
ご紹介しましたどちらのメーカーも説明書、ネジなどと様々な付属が付いており、わかり易く設置方法を説明されています。また、商品に不明点があればサポートダイヤルを設けて対応されているメーカーもございます。WEBでもいろいろな情報を調べる事ができるので、ご自身で設置する方々も増えています。
それでは壁掛けに最適なテレビとはどの様なタイプなのでしょうか?今までとは違った目線から画面を見る為、映像も音響も新しい環境に合う商品を選びたいところです。
ズバリ!有機ELテレビでしょう!有機ELテレビは液晶と比べ大変美しい映像を映し出します。液晶では映せなかった漆黒を豊かに表現し、色彩やコントラストといった様々な点で従来とは違った映像を見せてくれます。
「SONY」より販売されているブラビアの4K有機ELテレビは「X1 Ultimate」という次世代プロセッサーを搭載し、圧倒的な画質で漆黒から高煇度映像までと高いコントラストで迫力の映像を再現します。また、民放番組はもちろん、ネット動画、様々なコンテンツを限りなく美しく表現しています。画像だけではなく音響へのこだわりもあります。「アコースティック サーフェス オーディオプラス」と呼ばれる迫力の高音質を表現しています。こちらは画面そのものから音を出すことにより映像と音が一体化し、迫力のある空間を現実により近い感覚で体験する事ができます。また、ハンズフリーで音声操作もでき、電源のオンとオフ、音量のコントロール、YouTubeなどの動画も快適に視聴が楽しめます。
「東芝」からはコントラスト性能と階調表現がさらにパワーアップして、漆黒の鮮やかな色彩までも表現しています。高コントラストな映像も視聴できる為、地デジ放送も自然に緻密ない画像を表現しています。音響は音像補正技術により画面から音が聞こえる為、映像と画像が一体感に味わえます。55v型と大型ながら住空間へも大変馴染みやすいデザインとなっております。
今回はテレビを掛けるのに最適な商品と方法についてご紹介してきましたがいかがだったでしょうか?今までの様に台へ置く方法もありますが、台の上はついつい、関係のない物などを置いてしまい綺麗に掃除をしても気付くと、ごちゃごちゃしていて見栄えが悪くなってしまう事も多々あるでしょう。それに比べ、掛けるタイプは無駄なものを置いてしまうスペースがないので、部屋の中は綺麗に見えます。せっかくならおしゃれでスタイリッシュ、尚且つスペースを取らない掛けるタイプはどうでしょうか。今回ご紹介した壁掛けアイテムは耐震性への不安もテストをしっかりと行う事で安心性と安全性が保証され、突然の地震でもテレビが転落してくる心配はありません。意外と手軽にDIYが行える壁掛けテレビにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
部屋の中を快適な温度にするために、みなさんはどんな工夫をしていまか?夏であればクーラーや扇風機、冬であればエアコンやストーブといった冷暖房器具を使用する方が多いと思います。