引用:HONDA 公式FaceBook
自動車とバイクで世界的に有名なホンダですが、や発電機などの各種パワーツールも製造しています。最近ではホンダジェットやNSXなどニュースになりましたが、どれもレースで培われたエンジン技術を基に製品開発が行われています。故本田宗一郎氏から続く、ホンダの社長は代々技術者の方が継承することになっており、総合技術力を有するホンダらしい伝統です。今回はホンダ大辞典として、各種製品などをご紹介します。
目次
日本を代表する自動車メーカーであるホンダは、1948年に故本田宗一郎氏によって創立され、開業当初は自転車用補助エンジンの製造を主とする会社からのスタートでした。
その切っ掛けとなったのは、故本田宗一郎氏が奥様の買い出しが楽になるようにと、旧日本陸軍の無線機用発電エンジンを改造し、補助動力エンジンとして自転車に搭載した、通称バタバタを開発し1946年に発売したことでした。当時は自転車が移動手段だったこともあり、爆発的な人気を博しエンジンの在庫がなくなる事態となりました。この事態を打開するために自社製エンジンの開発をはじめ、1947年にホンダオリジナルのA型エンジンを完成させ、翌年1948年に本田技術研究所として、静岡県浜松市で事業を開始します。
その後、1953年に農機用エンジンを開発し耕うん機F150を発売、その5年後の1958年には、スーパーカブを発売しています。スーパーカブというバイクを知らない方は、いないのではないでしょうか。当時、世界最高峰のバイクレースであったマン島TTレースに1959年から参戦し、1961年には圧倒的な速さで優勝を成し遂げる程の実力を持つ会社に成長していました。
またホンダは積極的に世界進出を行い、1962年にはベルギーでバイクの現地生産を開始、その後も順調に業績を伸ばし、1963年に発売を開始したT360という軽トラックを皮切りに、自動車製造へ進出しています。また1964年には日本初のF1マシンがドイツGPでデビューし、翌年には初優勝を果たし世界的な自動車メーカーとして知名度を高めて行きます。
1972年には低公害CVCCエンジンを開発し、当時世界で最も厳しいとされたアメリカの排出ガス規制マスキー法の基準を、世界で初めてクリアしたのもホンダでした。
1982年には、日本の自動車メーカーとして初めて、アメリカで自動車の現地生産を開始し、1988年にはマクラーレンホンダで16戦15勝というF1グランプリ初の快挙も達成しています。
2000年には、自立二足歩行が可能なヒューマノイドロボットASIMOを発表し世界を驚かせました。2014年には二輪車の世界生産台数の累計が3億台を達成し、名実ともに二輪車の分野では、世界シェアNo.1となっています。また2015年にはホンダ独自開発の飛行機である、ホンダジェットがアメリカで型式証明を取得し、販売を開始したり、一時撤退していたF1へ再度チャレンジを開始したりと技術のホンダへ回帰しつつあります。2016年には四輪車の世界生産台数が1億台を突破し、更なる飛躍を始めて新技術の開発を行っています。
自動車、バイクメーカーらしく品質についてホンダの社内では、「1%の不合格品を許さぬために120%の良品をめざして努力する。」という故本田宗一郎氏の言葉を実践するため、設計開発段階から生産、販売に至るまで事細かに品質基準を定め、顧客に満足してもらえる品質を目標に努力しています。
この品質保証についての動きは、グローバル品質保証ルール「G-HQS」として、日本国内だけでなく世界各地にあるホンダの工場でも実践されており、不具合が発生した場合のデータ収集と原因、対策についてクオリティセンターを設立しています。
栃木県のホンダ技術研究所に設置されたクオリティセンター栃木で、世界中から集約された不具合情報を共有、解析し対策を実施することで品質向上を行うことが可能になっています。また品質保証に関連する社員のスキルアップ向上のため、管理教育を4つのセミナーという方式で実践しています。
インバーター仕様の発電機は作りだした電源を交流→直流→交流と2回の変換を行い、周波数を一定に保つための整流処理を行うことで、周波数の安定した電源を作りだす事が出来る発電機です。最近は周波数の揺らぎが電子、電気機器の性能に悪影響を与えることで、故障や電圧降下による出力低下などの原因となっていることが多くあります。特にコンセントなどの内部電源を使えない時に、発電機を使用して電動工具を使用する場合などには、出力低下などを起こし易くなりますのでインバーター式の発電機がおすすめです。
ホンダのインバーター発電機は、正弦波インバーター搭載モデルとなっており多くの機種をリリースしています。自動車メーカーらしく小型の空冷エンジンが安定した電気を作り出してくれます。
通常の発電機は自動車用無鉛ガソリンを燃料に使用することが殆どで、燃料をストックするのも専用の燃料缶が必要となり、手軽に使うとは行きませんでしたが、このEU9iGB(エネポ)は、家庭用カセットベンベを燃料として発電可能なモデルで、お手軽で安全に使用出来るのが最大の特徴です。
EU9i entryは乾燥重量13㎏でホンダの正弦波インバーター搭載発電機の中では最軽量モデルとなっており、女性の方でも片手で十分に持ち運びが出来ます。燃料タンク容量は2.1?で、使用状況にもよりますがエコスロットル稼働時の定格運転で、2.2時間~7.1時間もの連続運転が可能になっています。
発電機を並列接続して運転できる機能を搭載したモデルで、2台の発電機を同時に稼働させるため、単純に出力も2培となり複数種の電気、電子機器を同時に動かしても大丈夫なようになっています。単相100V用コンセントには、コンセントロック機能がついており、延長コードなどを使用した際にも非常に便利です。運転可能時間も3.2時間~7.1時間と長く、安心して使うことが出来ます。
直流出力機能を備えたインバーター発電機で、別売りの専用ケーブルを接続すると自動車やバイクなどの12Vバッテリーを充電することが出来ます。燃料タンクも3.6?と大きめになっていますので、エコスロットル時で最大8.1時間の稼働が可能で、キャンプなどの外出時に自動車のバッテリーがあがっても安心です。
定格出力は2.6kVAあり、乾燥重量も35.2㎏とハンディータイプとしては大型のインバーター発電機ですが、大径タイヤがついており持ち運びにも便利です。気軽に移動設置が出来ますので、キャンプやイベントなどでも重宝すること間違いなしです。また30Aまで対応できる単相100Vのコンセントを備えており、使い勝手の良いハンディータイプ最上位の発電機です。
本体寸法(全長×全幅×全高㎜):622×379×489
定格出力(kVA):2.6
エンジン種類:空冷4ストローク単気筒OHV
排気量(㎝3):163
燃料種類:自動車用無鉛ガソリン
有効タンク容量:5.9?
連続運転可能時間(h):約3.5~ 約7.7
メーカー希望小売価格(税抜):298,000円
EU16i単体でも1.6kVAの定格出力を誇りますが、更に他の発電機と接続しての並列運転も可能になっています。
ホンダのインバーター発電機の中で最長の稼働時間を誇るモデルで、移動に便利な車輪付きと固定式の2種類がリリースされています。エコスロットル作動時で最大約22.3時間もの稼働が可能で、ホンダ独自の二重防音構造を駆使し国土交通省指定の’97基準値超低騒音型となっていますので、夜間の現場工事などにも便利に使うことが出来ます。
中・大型サイズのインバーター発電機で、セルスターターを搭載しており誰でも簡単にエンジンを始動できます。また冬の寒い時期に便利なチョークノブや燃料コックレバー、セルスタータースイッチなど、全ての機能をコントロールパネルに集約しており簡単に直観的に操作が可能になっています。
ホンダの正弦波インバーター搭載発電機の最高位モデルで、燃料噴射をキャブレター方式ではなく自動車やバイクにも使われているフェールインジェクション方式(FI方式)を搭載しているのが最大の特徴です。FI方式であれば、チョーク調整や燃料コックの操作などを行う必要がありませんので、エンジンスタートもワンプッシュスタート一つで簡単に発電機を使用出来ます。
エンジンの振動や外的要因による衝撃から発電機を保護する高剛性フレーム、エンジンフローティングマウント、フレームフローティングマウントを装備しています。また初心者の方でも簡単操作が出来るように、コントロールパネルに発電機のスタート手順が番号を振って記載してあり便利です。
その他に防災向けの発電機もリリースされており、ご家庭で使われるLPGガスを燃料に発電が可能になっているモデルです。
EU9iGPの最大の特徴は、ご家庭で使用されているLPG月ガスをそのまま燃料として使用できることです。先にご紹介したインバーター発電機のように、キャンプやイベントなどが使用目的ではなく、停電時に緊急で電源を確保する際の使用を考慮しています。乾燥重量も13.4㎏と軽量で、もしもの際に持ち運びが可能になっています。
LPGガス50㎏満タンの状態で、約110時間もの稼働が可能で0.9kVAの電気を発電します。また安全運転のため転倒検知センサを装備しており、60°以上に傾いた場合には自動停止するようになっています。
高圧洗浄機の使用方法といえば自動車やバイクの洗浄が一番に思いつきますが、プロ用の高圧洗浄機になると建物のペンキや外装を剥がすことにも使われ、思った以上に使用用途は幅広いのが特徴です。
一般家庭で使用する物は、電動ポンプで水を圧縮し噴射するタイプが主流ですが、ホンダからリリースされている高圧洗浄機はお家芸であるエンジン式となります。自動車やバイクで培われたエンジン技術を用いて2種類の高圧洗浄機をリリースしていますので、簡単にご紹介していきます。
最大給水量10?/min、最大圧力10Mpa(メガパスカル)と自動車の洗車からご自宅の外壁汚れの洗浄など幅広く使えます。先端のバリアブルガンノズルも頑固な汚れには直噴、広範囲に汚れを落としたい時には放射(ワイド)と自由に切替が出来ますので非常に便利で、使い勝手の良いのが特徴です。
プロの方が業務で使用するモデルで、何より15MPa(メガパスカル)の強力な吐出し圧力が最大の特徴です。この高い圧力で古い塗装を剥がす場合に使用したり、家屋の再塗装を実施する際に長年こびり付いた汚れを落としたりとパワフルに使えるので、作業効率も上がり短時間で作業を終えることも可能です。燃料タンク容量も3.1?あり、連続運転可能時間は約2.1時間と長時間の作業にも耐えられるようになっています。
蓄電機と聞いて何?と思われる方も多いのではないでしょうか。簡単に説明すると、発電用エンジンの代わりに蓄電池(バッテリー)を搭載し、整流された電源を作り出す発電機に似た製品になります。エンジンがないので、室内でも安全に使用することが出来ますので台風などで停電した時やキャンプでも発電機までは必要ないといった場合に便利です。
使用方法としては、家庭用コンセント若しくは自動車のアクセサリーソケットから専用充電器を接続し、蓄電機に充電をしておき必要な時に持ち運んで使用するというシンプルな物です。
ホンダの蓄電機は、リベイドE500という機種が2017年8月にリリースされたばかりです。この機種には家庭用コンセントと同様の正弦波を作り出す、インバーターが搭載されておりパソコンをはじめとする精密機器でも安心して使用することが可能です。簡単にリベイドE500についてご紹介していきます。
バスタブ型樹脂モノコックフレーム構造を採用することで、バッテリーや正弦波インバーターなどの各種部品をボルトを使用せずに固定することが可能になり、軽量化に一役買っています。
正弦波インバーターを搭載しており、周波数波形の安定した綺麗な電気を作りだしてくれます。家庭用コンセントの正弦波波形に近く、パソコンをはじめ精密機器でも安心して使用することが可能です。
複数台の蓄電機、または同社の発電機と並列接続が可能で、大きな電力が必要な時には非常に便利です。リベイドE500単体での最大出力は500Wですが、リベイドE500を2台並列接続した場合には、最大出力が1,000Wと接続する機器によって大きく変化します。
USBポートを利用した直流5Vと、ACコンセントによる交流100Vの2種類の出力方法があり、ご自身の利用方法によってどちらでも使用可能で幅広い機器を使用出来ます。
【本体情報】
LiB-AID(リベイド)E500の購入をご検討の方は、全国のHonda Cars (ホンダカーズ)にて販売されていますので、足を運んでみては如何でしょうか。
ホンダは家庭菜園に使用するエンジン式耕うん機も製造販売しており、リリースされている耕うん機は車軸ローター式、フロントロータリー式、リアロータリー式と大きく3種類に分けることが出来ます。車軸ローター式で9機種、フロントロータリー式で3機種、リアロータリー式で4機種の計16機種が耕うん機として正式販売されています。
詳しくはメーカーウェブページで確認が出来ますので、ご興味のある方は覗いてみては如何でしょうか。
ウェブページ:http://www.honda.co.jp/tiller/lineup/
簡単にホンダの耕うん機をご紹介していきます。
【 車軸ローター式 】
一般的にミニ耕うん機と呼ばれているのが、この車軸ローター式となります。その名前の通り、車軸の両端にホイール(車輪)の代わりに耕うん用のローターが取付けられているモデルで、比較的軽量コンパクトに出来ているのが特徴です。
使用燃料が通常の自動車用無鉛ガソリンではなく、家庭用カセットガスボンベとなっており、コンビニやホームセンターなどで簡単に調達できる手軽さが最大の特徴です。使用条件にもよりますが、カセットボンベ1本で最大約1時間も連続運転が可能で、約100㎡(30坪)ほどの広さの耕うんに適したモデルです。
本体寸法(全長×全幅×全高㎜):1,055×485×990
最大出力(?):2.6
エンジン種類:空冷4ストローク単気筒OHV
排気量(㎝3):49.4
燃料種類:LPG
連続運転可能時間(h):約1.0
メーカー希望小売価格(税抜):99,800円
家庭用カセットボンベを燃料として稼働する車軸ローター式のミニ耕うん機で、約100㎡程の広さに適しています。
プチなFG201は全装備重量が18㎏と軽量で、本体サイズも全幅475㎜とコンパクトに設計されていますので、女性の方でも取り回しが簡単に出来るため、家庭菜園の耕うんに最適です。ローター爪の耕幅は、通常250㎜で外爪を取付ければ450㎜と簡単に変更することも可能になっています。燃料は自動車用無鉛ガソリンで1回の満タン給油で約1時間の連続稼働が可能です。
通常の内爪のみの場合には耕幅が31㎝ですが、外爪を装着した場合には最大耕幅が54.5㎝と大きく耕うんすることが出来ます。また真っ直ぐに耕せるサイドディスク、一定の深さで耕せるL字型爪など使用者にとって嬉しい機能が装備されており家庭菜園を始めたばかりの初心者の方でも安心して使うことが出来ます。
先にご紹介した「こまめF220(JT)」と本体性能は同じですが、付属するローターがニュースターローターDXとなります。ホンダ独自の爪形状で硬い土面でも難なく耕してくれますので、休耕していた畑などの掘り起こしなどの力の掛かる場合に便利です。また三角形を変形させたような、ホンダ独自のマジカルプレートの左右を入れ替えることで推進力がアップします。
天井の狭いビニールハウスや壁際に近く、ハンドルが邪魔になるような場所などの耕うんに便利なスイングハンドルを標準装備しています。スイング角度は最大22度まで、調整が可能で壁際ギリギリまで耕したい時に、使い勝手の良いモデルとなります。但し、ローターが別売りとなっていますので、こまめF220(BAT)単体の購入では、耕うん作業が出来ませんので注意が必要です。
最大耕うんの広さ目安は約990㎡(300坪)と広く、耕幅も外爪を取付けた最大で63㎝と広く広範囲の耕うんに適しています。操作のし易いクラッチレバー方式で、レバーを握れば前進し離せば止まるという簡単さで、女性の方や初心者の方でも安心して使用することが出来ます。走行速度は前進2速、後進1速と状況に合わせてスピードを変更することも可能です。
先にご紹介したパンチ・エックスF402(J)のスウィングハンドルを搭載したモデルで、118ccの空冷4ストローク単気筒エンジンがパワフルな耕うんを実現しています。このスウィングハンドルモデルには、ホコリやゴミが詰まり難いシュノーケルエアクリーナーと泥水などにも対応可能なリコイルカバーを装備しています。スウィングハンドルで、壁に近い場所など狭い場所を耕すのに最適です。但し、購入時には耕うん用のローター関係は付属していないので、別に購入する必要がありますので注意が必要です。
排気量163ccの大型エンジンを搭載し、ホンダの車軸ローター式耕うん機の中では一番のパワーを誇ります。最大耕幅も外爪を付けた状態で63㎝、内爪のみでも35㎝あり、付属のL字型爪の採用により固い土でも、幅広で地中深くまで耕すことが出来るようになっています。ハンドルの高さも3段階に調整出来ますので、作業者の体格に合わせて楽に作業が出来るのも特徴の一つです。
こちらはパンチシリーズのスウィングハンドルを搭載したモデルで、スウィング角度が最大で45度と壁などのキワをギリギリまで耕すことが出来るようになっています。長期間使用しない場合には、ストッパーボタンを押しレバーをひねるだけで、キャブレターから簡単に燃料を抜くことが出来るように収納性も高いのが特徴です。
【 フロントロータリー式 】
フロントロータリー式耕うん機で、家庭用カセットガスボンベを燃料として使用しているのが最大の特徴で、カセットガス1本250gで約50分の耕うんが可能になっています。また内爪が正転、外爪が逆転する同軸同時の正逆転ロータリー(ARS:アクティブロータリーシステム)を搭載しており、土を綺麗に攪拌して土だまりなどが出来ないように工夫がされています。
心臓部である空冷4ストローク単気筒OHVエンジンを機体中央に配置することで、低重心化に成功し安定した耕うんを実現しています。耕深の調整もレバー1本を操作するだけで、2㎝から最大で16㎝まで4段階の調整が簡単に出来るようになっていますので、使用用途によって使い分けをすることが可能です。
直進と旋回をレバー一つで簡単に切替が可能になっており、直進時にはデファレンシャルギヤをロックすることで安定性が向上し、旋回時には解除することでスムーズな取り回しが可能になっています。最大耕幅は55㎝あり、耕うん広さの目安として約990㎡(300坪)と、広い耕作地でもパワフルに耕してくれます。
【 リアロータリー式 】
リアロータリー式耕うん機のエントリーモデルで、耕うんの広さ目安は約330㎡(100坪)となっています。爪を格納するフード内で、土を大きく攪拌することで土だまりのない細かな土壌を作り出す事が可能で、最大耕幅46㎝、最大耕深約12㎝と幅広に耕してくれます。
内爪は正転、外爪は逆転の同軸・同時正逆転ロータリーを採用したアクティブロータリーシステムにより固い土壌でもしっかりと刃が食い込んで耕してくれます。耕うん爪の格納フードと操作者の間にリアシールドを装備することで安心して作業を行え、更に耕した土を平らに整地してくれますので一石二鳥です。
ホンダの耕うん機の中で最大の耕幅60㎝となっているモデルで、耕うん広さ目安は約990㎡(300坪)と広大な畑をパワフルに耕してくれます。大型タイヤを採用しており、耕うん時の移動も楽に出来るようになっています。また駐車ブレーキを備えていますので、斜面での駐車も安心です。
ホンダの耕うん機の中で唯一、セルフスターターを標準装備しており誰でも簡単にエンジンをスタート出来ます。最大耕幅も60㎝と大きく、最大耕深も約14㎝とどのモデルよりも深く耕すことが出来るようになっており、1回の給油で約3時間もの連続運転も可能で広範囲の耕うんが出来る最上位モデルです。
広い敷地で家庭菜園をされている方や米農家の方など、菜園周辺や田んぼのあぜ道などの雑草除去の際に刈払機を使われる方も多いのではないでしょうか。刈払機にはチップソー仕様とナイロンコードカッター仕様の2タイプに大きく分けることが出来ます。ホンダの刈払機も、この2種類をリリースしており軽量でパワフルなエンジンと組合せることで作業効率の良いのが特徴です。
ホンダの刈払機をご紹介していきます。
【 U字ハンドルタイプ + チップソー仕様 】
U字ハンドルタイプは、大きく両腕を広げて操作するため安定した刈払いが出来るため綺麗に刈ることが出来ます。このUMK425には肩紐が片肩掛けバンド仕様と両肩掛けバンド仕様の2タイプがリリースされていますので、ご自身のスタイルにあった方を選ぶことが出来ますが、長時間作業を行う可能性がある場合には両肩掛けバンドタイプがおすすめです。
本体寸法(全長×全幅×全高㎜):1,825×595×395
最大出力(?):0.72
エンジン種類:空冷4ストローク単気筒OHC
排気量(㎝3):25.0
燃料種類:自動車用無鉛ガソリン
メーカー希望小売価格(税抜):56,500円(片肩掛けバンド仕様)、57,600円(両肩掛けバンド仕様)
25ccの空冷エンジンとチップソーの組合せで、生い茂った雑草を簡単に刈り取ることが出来るようになっており、U字ハンドルで扱い易いのが特徴です。
25ccの4ストロークエンジンを搭載しており、以前の刈払機のような混合ガソリンを使わず市販されている自動車用無鉛ガソリンを使うことが出来ます。U時ハンドルの右ハンドルにチップソーの回転を操作するファイントリガーが搭載されていますので、手元でしっかりとコントロールすることが出来ます。
エンジン排気量が35.8ccにアップしたモデルで、Φ255のチップソーを搭載しており雑草を根こそぎ切断することが可能です。本体重量も乾燥重量で約6.7㎏と軽量で、U字ハンドルとの組合せにより取り回しが楽に出来るのが最大の特徴です。
【 ループハンドルタイプ + チップソー仕様 】
先にご紹介したU字ハンドルタイプのUMK425のループハンドルタイプで、このタイプの最大の特徴は、操作者の体形(厳密には腕の長さ)に合わせてループハンドルの位置を変更できることです。これにより刈払い作業中のベストポジションを維持することが出来ますので、長時間の作業でも疲れ難く取り扱いがし易くなります。
片肩掛けバンドタイプの刈払機で、刃径230㎜のチップソーを装備しているモデルになります。大きめの刃径とループハンドルの組合せにより作業がし易く、更に防振装置としてクラッチハウジングとラバーマウントを備えていますので、作業時のエンジンからの振動を抑え、快適な作業環境を整えています。
【 背負式 + ループハンドル + チップソー仕様 】
エンジンを背中に背負うタイプの刈払機で、ループハンドルを備えており長時間の作業でも作業者の疲労を低減してくれるようになっています。重たいエンジン部分を背負うことで、どちらか片手は自由に使うことが可能になるので、急なあぜ道や斜面などの登り下りを安全に行うことが出来るのもメリットの一つです。
【 U字ハンドルタイプ + ナイロンバンド仕様 】
先にご紹介したUMK425HのU字ハンドルとナイロンコードカッターを組合わせた仕様で、片肩掛けバンドが付属するモデルです。刈払作業中にナイロンバンドが短くなった場合、回転している状態で底のロック部分を地面に当てると、回転の遠心力でナイロンバンドが自動で延長されるタップ式構造を備えており、作業を中断してのバンド延長の必要がなく作業効率が向上しています。
エンジン排気量35.8ccの空冷エンジンに、U字ハンドルとナイロンバンドを組合わせ、パワフルな刈払いが可能なモデルです。切れ味抜群で切断音も静かな静音ツイストタイプのナイロンコードを標準装備しており、住宅街の近くでも騒音を気にせず作業を行うことが可能になっています。またディフレクター内部にカッターを装備していますので、常に最適な長さを保つことが出来ます。
【 背負式 + ループハンドル + ナイロンバンド仕様 】
乾燥重量8.1㎏、全装備重量で9.3㎏ですが背負式のため、機体自体の重さを腕で受止めないことで長時間の作業でも疲労の度合いが軽く、作業者の負担軽減が出来るモデルです。またタップ式構造を備えており、バンドが短くなっても作業を中断せずにバンドを延長することが出来ますので、高い作業効率を誇ります。
ご自宅の庭に芝生を植えて、ガーデニングを楽しまれている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。綺麗に切り揃えられた芝生は、傍から見ても気持ちの良い物ですが芝刈りは思った以上に重労働で、更に素人の方が手作業や、刈払機を使用して、美しく切り揃えるのは至難の業ともいえます。そんな時に利用してもらいたいのが専用の芝刈機で、ホンダからも7機種がリリースされていますので、ご紹介します。
【 電動芝刈機 】
手押し式の電動芝刈り機で、刈幅は約37㎝とコンパクトですが刈高さを約25㎜から57㎜の3段階に調整が可能なため、お好みに応じた高さに切り揃えることが出来ます。乾燥重量も11㎏と軽量で取り回しも楽なため、女性の方でも簡単で綺麗に刈れるのが特徴です。モーターの最大出力は800ワットで、家庭用として十分な性能を備えています。
グラスパには、芝刈中にモーターが高負荷などにより異常加熱した場合、モーター保護のために自動的停止するサーマルプロテクターを搭載しており、モーターの焼損などを防いでくれます。また刈高さを5段階に調整が可能になっていますので、お好みの高さに綺麗に刈ることが出来ます。
【 歩行型自走式芝刈機 】
排気量160ccの空冷エンジンを搭載したモデルで、刈幅は約53㎝で刈高さも前輪部分で簡単に約24㎜から87㎜と大きく6段階に調整が可能になっています。スチールデッキを採用し、小石の跳ねなども確実にガードし操作者の安全も守ります。
オートチョーク機能を搭載しており、冬場の寒い時期でも手軽にエンジンを始動出来ます。刈幅は41㎝で、容量50?のグラスバックを標準装備していますので、掃き掃除などの刈葉集めをする必要がなく、掃除の手間を省くことが出来ます。また機体幅が約45㎝とスリムな寸法で、狭い場所でも取り回しが楽に出来ます。
風の流れを考慮し、刈った芝がグラスバックにきちんと収納されるようにハウジング構造を工夫しています。スチール製のブレードを採用することで、耐久性も向上させており多少の石跳ねがあっても大丈夫なように出来ています。前進速度は約時速3㎞/hと、少しゆっくりな速度で初心者の方も安心して操作出来ます。
排気量186ccの空冷エンジンを搭載した、ホンダからリリースされている芝刈機の最高位モデルです。油圧式無段変速機能(HST)を搭載しており、レバー操作一つで速度を変えることが可能で、最高速は約6.3㎞/hとハイスピードでの芝刈も出来るだけの性能を備えています。また2枚のブレードで、美しい刈跡にカット出来るのも特徴の一つです。
エンジンはかけたまま、ブレードの回転をストップさせるブレードブレーキクラッチシステムや油圧式無段変速機能など、プロの方が使用する装備を搭載しているモデルです。駆動もシャフトドライブ方式で、耐久性を向上させており長期間使用する場合のメンテナンス費用を抑える効果もあります。また2重構造のデュアルエアクリーナーを装備し、エンジン内に埃が侵入するのを防ぎます。
草刈機というと一般家庭では馴染みの薄いアイテムですが、大きな家庭菜園や果樹園をされている方であれば、一度は購入しようか迷うほど便利なパワーツールではないでしょうか。春から夏に掛けての雑草が生える時期には、折角の家庭菜園や果樹園の樹木近辺など、直ぐに雑草が生えて処理に困ることが多いと思います。
そんな時に役立つのが草刈機で、特に歩行型の草刈機であれば広い範囲を短時間で効率的に、雑草を処理することが可能です。ホンダからは排気量163ccのエンジンを搭載したモデルが3機種リリースされていますので、ご紹介していきます。
排気量163ccの空冷エンジンを搭載しており4.4馬力を誇ります。刈幅は約530㎜と大きく、刈高さも前輪にある調整レバーで15㎜、30㎜、50㎜、75㎜の4段階に調整が可能になっていますので、状況に合わせての使い分けが出来て非常に便利です。また右ハンドルのクラッチレバーは走行用、左ハンドルはクラッチレバーは刈刃用と操作系も独立して分かり易くなっており、誰でも扱えるように工夫がされています。
油圧式無段変速機を搭載しており、運転中でも自由に走行スピードを0.4~1.0m/sの間で調整出来るため状況に応じた自由度の高い操作が可能です。また丈夫なスチールハウジングに収められたスチール製のブレードを使用しており、鋭い切れ味で雑草を刈り取れます。刈草の飛散防止用にスチール放出ガードも付属していますので、作業終了後に刈草を集めるのに便利です。
先にご紹介したUM2460 (J)にブレーキが追加装備されたモデルで、障害物などにぶつかりそうな場合などに便利で安全性の高いモデルです。ブレーキは右ハンドルに設置されていますので、走行クラッチレバーと同時に操作することも可能で、下り坂などの草を刈る際に便利です。
お庭の手入れが終わった後に、簡単に手軽に掃除が出来るのがブロアではないでしょうか。木の葉や剪定をした庭木などをブロアの送風機能で一ヶ所に集めるといった使用方法から、DIYで木材を切断した後の切り粉を集めたりと思った以上に使い勝手の良いアイテムです。
ホンダからは小型エンジンを搭載したブロアが1機種リリースされていますので、ご紹介します。
25ccの4ストロークエンジンを搭載していますが、乾燥重量は4.2㎏と非常に軽量で、ガソリンなどを搭載した全装備重量でも5.2㎏しかありません。燃料は自動車用無鉛ガソリンがそのまま使用出来ますので、以前のようなオイルとの混合ガソリンを作る必要もなく非常に便利です。また送風パイプを装着すると全長が965㎜あり、かがむ必要がなく立ったままでブロアを使うことが出来るのも特徴の一つです。
本体寸法(全長×全幅×全高㎜):965×265×370 ※ノズル装着時
最大出力(?):0.72
エンジン種類:空冷4ストローク単気筒OHC
排気量(㎝3):25.0
燃料種類:自動車用無鉛ガソリン
メーカー希望小売価格(税抜):44,800円
衣服の吸込みを防止するファンカバーが標準装備されており、パワーロスがないように設計された軽量ハンディタイプのブロアです。
大きな土地を利用して家庭菜園をされている方や農業を営まれている方であれば、作物や花への散水や灌漑、貯水池の排水などで水ポンプを使用されている方も多いのではないでしょうか。農業に欠かせない水を効率良く給排水するホンダのポンプ8機種をご紹介します。
【 軽量ポンプ 】
ホンダのポンプの中では一番小型のモデルですが、高効率インペラ、ポンプ形状をホンダで独自開発しておりスムーズな水の流れを作り出すことで、水の吐出し量が120?/min、吸上げ揚程は8.0mと高い性能を備えています。吸引側にはストレーナーを標準装備しており、貯水池から農地への灌漑にも使用出来ます。
49.4ccの4ストロークエンジンを搭載しており、運転中にオイルが少なくなった場合、エンジンが焼付くのを防止するために、自動的に停止するオイルアラート機能を備えています。連続運転可能時間は約50分と長く、1分間の吐出し量が280?ありますので、連続運転可能時間内に給排水可能な水の量は、単純に約1.4トンにもなります。
【 汎用ポンプ 】
ポンプの心臓部であるインペラ部分には特殊アルミ合金を使用し、耐久性と耐摩耗性を向上させているモデルです。全揚程は最大32mで、最大吐出し量は1分間で670?あり、非常用排水などにも使用可能な性能を備えています。乾燥重量は24㎏で、簡単に持ち運びが可能なのも特徴の一つです。
排気量163ccの新型GPエンジンを搭載し、最大出力は4.9馬力で最大吐出し量は1,100?/minと十分な性能を有しています。最大吸込み揚程も7.5m、最大全揚程も23mありますので広範囲の散水などにも便利で、山間部にある貯水槽への給水などにも使用出来ますので、思った以上に使い勝手の良いポンプです。
燃料タンク容量は2.0?あり、1回の給油で最大102分の連続稼働が可能なことで、水田や畑耕作地への灌漑用として便利です。乾燥重量も21㎏、機体寸法も485×368×425㎜と軽量コンパクトにまとまっていますので、軽トラックの荷台の隅に乗せておけば、何かと便利に使うことが出来るポンプです。
排気量163ccのGXエンジンを搭載し、農地への灌漑だけでなく工事現場などにおける雨天時排水にも使用可能なモデルです。燃料タンク容量は3.1?と多く、連続稼働時間は約114分と長くなっていますので、時間を気にせず気軽に使用することが出来るのも特徴の一つです。またポンプ本体もアルミダイカスト性で軽量化を図っており、持ち運びも簡単です。
【 高圧ポンプ 】
ホンダ独自の水流解析により、高効率インペラを搭載することで、散水用スプリンクラーや高所への揚程などに威力を発揮する高圧ポンプで、最大全揚程は40mと非常に長く、給水場所から遠く離れた農地などの灌漑に最適です。排気量118ccのGXエンジンを搭載し、約90分の連続稼働が可能になっています。
低回転から高速回転までフラットなトルクで、安定した給排水性能を備えた高圧ポンプでアルミケーシングを採用することで、乾燥重量で27㎏と軽量化に成功しており、気軽に農作業へ持ち運べるモデルです。最大全揚程は45m、最大吸込揚程は8.0mと水場から散水場所までの距離が長い場合などでも、安定した吐出し量を確保できるようになっています。
野菜や果樹木への液体肥料の散布や農薬散布などに便利な動力噴霧器ですが、家庭菜園や農地の敷地面積が広ければ広いほど、その便利さが良く分かります。ホンダの動力噴霧器は4ストロークエンジンを採用することで、クリーンな排ガスと静粛性、低燃費を実現しておりおすすめです。3機種がリリースされていますので、ご紹介します。
4ストロークエンジンで、ひと昔前のようなオイルとの混合ガソリンを作る必要がなく、排気ガスもクリーンで臭いや煙も少なく作業者の負担を低減しています。エンジンと薬液タンクを樹脂製のフレームに固定しており、軽量化と振動が少ないことも特徴の一つです。また薬液の噴出圧力を6段階に調整が可能で、状況に合わせて使い分けが簡単に出来ます。
薬液タンク容量が15?と大きく、一度の薬液補給で長時間の作業が可能で、ユニフロー式のポンプを採用することで安定した流量と1.5MPaの圧力が保持できるようになっています。また低重心設計で、噴霧器自体が背負い易くなっており、長時間の作業でも疲れ難い工夫がされています。
ノズルのホルダー部分に圧力調整用のコックを配置しており、親指で簡単に調整が出来ます。またワンタッチスイッチを入れて始動グリップを引くだけで、簡単にエンジンを始動出来ますので、女性の方や初心者の方でも難しい操作をすることなく使用することが出来ますので、動力噴霧器のエントリーモデルとして人気です。
雪の多い地域では、冬場の雪かきは欠かせない重労働となるのではないでしょうか。そんな雪かきの苦労を軽減するのが除雪機ですが、ホンダからは大小20機種がリリースされています。カテゴリーとしてブレード、小型、小型ハイブリッド、中型ハイブリッド、大型の5つに分類することが出来ます。それぞれのカテゴリー毎に代表的な除雪機をご紹介します。
【 ブレード除雪機 】
電動の除雪機で、柔らかい新雪や溶けかけた雪などの除雪に適しています。バッテリー式で、ご家庭の100Vコンセントから簡単に充電ができ、1回のフル充電で約1時間(約250㎡)の除雪作業が可能になっています。前進、後進も左ハンドルの手元で簡単に操作が出来ますので女性の方でも取回しがし易いモデルです。
排気量49.4ccの空冷エンジンを搭載し、満タンの状態で約3時間の連続稼働が可能で、約750㎡(駐車場約50台分)もの面積を除雪することが出来ます。またブレードの角度を左右それぞれ30度まで、変更することが出来ますので除雪した雪を寄せることが出来ますので、非常に便利です。
【 小型除雪機 】
セルフスターター仕様となり、コントロールパネルに設置されたエンジンスイッチを回すだけで簡単に始動します。また夜間や早朝などに、除雪作業がし易い作業灯を標準装備しており、視認性と安全性を向上させているのが特徴の一つです。またハンドル位置が2段階に調節可能で、作業者の体格によって都度、変更が出来ます。
最大除雪量が1時間60トンを誇り、2段式の電動シューターを搭載し投雪距離が17mとの高出力タイプの除雪機となります。ハイトラクションクローラーで、どんな雪面でも食い込みますので、横滑りせずに除雪作業も安全にこなすことが出来ます。また世界初の正逆転するクロスオーガで、機体の浮き上がりを軽減しスムーズな除雪が可能になっています。
【 小型ハイブリッド除雪機 】
除雪機能の駆動は、排気量389ccの空冷4ストロークエンジンを使用し、クローラーの走行機能は電動モーターを使用したハイブリッドモデルとなります。左右の旋回も操作ハンドルに設置された旋回ボタンを押すだけで、簡単に行うことが出来るため余計な力を使わずに女性でも扱うことが出来ます。
【 中型ハイブリッド除雪機 】
中型ハイブリッド除雪機の最高位モデルで、オーガを回転させたまま後進すると、自動でオーガが上昇し雪への引っ掛かりを防ぎ、そのまま前進するとオーガが自動で下降し元の作業位置へ戻るオーガリフト機能を搭載しており、機体側で自動制御して、作業効率を向上させてくれます。また除雪作業モードを搭載しておりオート、パワーモード、手動モードの3モードを積雪量や状況に応じて自由に変更が可能です。
【 大型除雪機 】
ホンダからリリースされている除雪機のフラッグシップモデルで、燃料供給装置にフェールインジェクションを採用した空冷4ストロークV型エンジンを搭載しており22.4馬力を誇ります。また機体の傾きを感知し、オーガが一定角度を保つオーガアシスト機能も搭載しており、安定した除雪が可能になっています。除雪幅も1,100㎜と最大サイズで、除雪が楽しくなるほどの性能を備えています。
ホンダの除雪機の購入やメンテナンスなど、全国のホンダスノーショップに相談してみては如何でしょうか。
店舗検索HP:http://www.honda.co.jp/snow/shop/
ホンダの自動車の始まりは1963年に軽トラックT360を開発、販売したのが始まりです。今では日本国内、海外とさまざまな車種を提供しており、唯一製造していなのはピックアップトラックくらいではないでしょうか。日本国内で販売されている乗用車は5つのカテゴリーで22車種もあります。代表的な車種をご紹介します。
【 コンパクト 】
海外ではJAZZ (ジャズ)と呼ばれているコンパクトカーで、ハイブリッド車、ガソリン車、福祉車両の3つのカテゴリーがあります。エンジンは、排気量1,300ccから1,500ccの水冷直列4気筒DOHCを搭載しており、最高132馬力を誇ります。コンパクトですが、街乗りから高速道路までマルチにこなせる自動車です。
【 ミニバン 】
ホンダのミニバンで真っ先に思い浮かぶのが、このオデッセイでラグジュアリーで広い室内空間で7~8名の乗車定員となっています。排気量は2,000ccと2,400ccの2つがリリースされており、最高出力は最大で190PS/6,400rpm、最大トルクは24.0kgf・m/4,000rpmとなっています。
【 セダン 】
3,500ccの水冷V型6気筒エンジンと世界初の3モーターハイブリッドシステムを組合せ、最高出力は382PSで最大トルクは47.2kgf・mとセダンとは思えないハイパワーを備えています。ヘッドアップディスプレイや本革シート、振幅感応型ダンパーなど最新装備を搭載したホンダのフラッグシップモデルです。
ボディの中央部分を外に張り出し室内幅を広げるバレルシェイプ (樽型)パッケージを採用することで、基準寸法185㎝の長身の方が快適に過ごせる居住空間を確保しています。日本国内で販売されているアコードは、2,000cc直列4気筒を搭載したハイブリッド車ですが、海外では2,400ccのガソリン車もリリースされています。
【 スポーツ 】
言わずと知れたホンダのスーパースポーツカーで、3,500ccV型6気筒DOHCエンジンにスポーツハイブリッドを組合せ最高出力581PS、最大トルク65.9kgf・mを誇るモンスターマシンです。また4つの走行モードをダイヤル操作だけで簡単に設定可能なインテグレーテッド・ダイナミクス・システムも搭載しており、状況に応じた走行性能を発揮します。
【 軽自動車 】
2017年1月には日本国内累計販売が100万台を突破し、2015年と2016年の軽自動車新車販売台数でNo.1となっているほどの人気車種です。さまざまなシートアレンジが可能で、室内空間を広く有効に使うことが出来るため、小さなお子さんのいる母親層やファミリー層から絶大な人気を誇ります。
このラインナップの他にも、商用車や燃料電池自動車もリリースしています。
ホンダの創業の切っ掛けが自転車に補助エンジンを搭載したバタバタの製造販売から始まったことから、創業当初から二輪車の開発には力を入れているメーカーです。二輪車(バイク)では世界販売台数、売上規模ともに世界No.1のメーカーで、東南アジアを中心に根強い人気を誇ります。
ロードスポーツをはじめスクーターやデュアルパーパスなど6つのカテゴリーに分かれ数多くの車種をリリースしていますので、代表的な車種をご紹介します。
【 ロードスポーツ 】
ホンダのネイキッドモデルのフラッグシップモデルで、通称ビッグワンと呼ばれています。1,300cc直列4気筒エンジンを搭載し最大出力101PS、最大トルク11.7kgf・mのハイパワーを誇り、ねじれ剛性の高いダブルクレードルフレームを採用することで、抜群の操作性を備えています。
999cc水冷4ストロークDOHCエンジンを搭載した、フルカウルモデルの最高峰モデルで最高出力192PS、最大トルクは11.6kgf・mで電子制御燃料噴射装置(PGM-DSFI)を装備しています。二十数年前にデビューした初代CBR900から続くデュアルヘッドライトのデザインを継承し続けており、現在は最新式のLEDヘッドライトを採用し夜間の視認性を向上させています。
781ccの水冷4ストロークDOHC4バルブV型4気筒エンジンを搭載したモデルで、初代VFRシリーズがリリースされた当時は、バイクにV型エンジンを積むのか!という驚きの声が上がった程です。メーターの中心にタコメーターを配置し、左右の液晶ディスプレイには燃費やギヤなどの情報を表示するようになっており、一目で機体の確認が可能になっています。
ビッグスクーターのようなデザインが特徴的なバイクで、シート高も650㎜と通常のロードスポーツと比較しても低く設定してあり、イメージ的にはビッグスクターとアメリカンの中間的感覚ではないでしょうか。シフト操作を手動、自動と切替が可能なDCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)を採用したモデルです。
【 スクーター 】
排気量150ccの小型スクーターで、最大の特徴は燃費性能の高さで60㎞/hの定地燃費値では2名乗車で53.7㎞/?と抜群の性能を誇ります。最大出力は12PSで最大トルクは1.2kgf・mとなっています。またタイなどの東南アジアでも販売されており、現地でも人気のある車種です。
【 ビジネス 】
1958年に発売されてから、日本国内でスーパーカブの名前を知らない方を探す方が難しい位に、圧倒的な知名度を誇るバイクです。定地燃費値では1名乗車で110㎞/?と、圧倒的な低燃費を誇ることで新聞配達などで使われていることが多く、街中で見掛けることも多いのではないでしょうか。現在のスーパーカブはキャブレターではなく、最新の電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)が採用されており、時代の流れを感じます。
ご紹介した6車種以外にも、個性的で魅力的なバイクが多くありますので、ホンダのウェブページを覗いてみては如何でしょうか。
今までご紹介して来たインバーター発電機をはじめ、刈払機やブロア、水ポンプなどのパワーツールをお得に購入出来る方法はないかと考えた場合、一番最初に思いつくのがご自宅近くのホームセンターではないでしょうか。決算前の時期など、場合によっては定価よりも安く販売されていることも多く、何よりも実機を確認することが出来るのは最大のメリットです。
また実機を確認した後に、アマゾンや楽天、ヤフーなどのネットショップを利用することも購入価格を抑える方法です。ショップによっては、オプションパーツなどを一緒にセット販売していることが多く、個別に購入するよりも安くなる場合がありますので、パワーツールを購入した後の使用方法まで考慮して、事前にリサーチしておくことをおすすめします。
ご紹介したホームセンターやネットショップなどは、基本的に新品を扱っていますが、中古品や新古品などの型落ちモデルでも構わないという方であれば、店舗型リサイクルショップや、工具男子といったウェブ販売サイトを利用するという選択肢もあります。最近のリサイクルショップでは、中古品でも整備状況の良い掘り出し物も多く、格安で購入出来る可能性もあります。工具男子のウェブサイトでも程度の良い、中古パワーツールを販売していますので是非、検索してみては如何でしょうか。
工具男子ウェブサイト:http://dualsaw-jp.com/?mode=cate&cbid=1892996&csid=0&sort=n
あると上質な電力を使用出来るインバーター発電機ですが、安定的に安心して使用するには日ごろのメンテナンスが非常に大切になります。発電機のお手入れ方法(定期点検)についてご紹介します。
エンジンの潤滑や冷却にも一役買っているエンジンオイルも長期間放置した場合には、劣化してしまい極端な例では、エンジンが焼付いてしまうこともありますので、エンジンオイルの点検は定期的に行う必要があります。ホンダの定期点検表を参照し、箇条書きでご紹介します。
1:作業前点検 → 毎回
2:オイル交換 → 1ヶ月目または初回10時間運転目、6ヶ月目または100時間運転毎
1ヶ月目、または初回10時間運転目の場合には、新しいエンジンの特性上、ピストンやコンロッド、カムなどの各部品が馴染むまで、部品の摩擦で金属の粉がエンジンオイルに混入するため、それらを除去するという考え方からの交換となります。この初回交換を行ったエンジンの方が長持ちするといわれています。
エアクリーナーはエンジン内に埃などを取り込まないように、空気の流入口に設置されている物で非常に大切な部品となりますので、定期的な清掃と長期間使用の場合には新品への交換が必要となります。
1:作業前点検 → 毎回
2:清掃 → 3ヶ月毎、または50時間運転毎
この清掃条件以外でも、埃の多い場所で使用した後には、都度清掃をするのがベストです。
シリンダー内で圧縮された燃料に火を点けるのが、点火プラグの役目で、ここにすすなどの汚れがある場合には燃焼効率が落ちるため、エンジンパワーも燃費も悪くなりますので注意が必要です。
1:作業前点検 → 特に指定なし
2:点検調整 → 6ヶ月毎、または100時間運転毎
シリンダーなどの燃焼室関係のメンテナンスは、素人の方が手を出すと危険です。販売店やサービス店の専門性のスキルを持ったプロの方にお任せしましょう。
1:点検調整 → 2年毎、または300時間運転毎
燃料チューブなども経年劣化しますので、定期的に交換することをおすすめします。
1:2年毎の交換、問題があるならば都度交換、清掃を実施
ご紹介したのは基本的なお手入れ方法ですが、ガソリンは長期保存が出来ずに腐りますので、もし1ヶ月以上使用しない場合には、予めエンジンとキャブレターから燃料を抜いておく必要がありますので注意が必要です。
インバーター発電機だけでなくパワーツール全般に言えることですが、やはり程度の良い綺麗な物ほど買取価格が高くなる傾向があります。高く買い取りをしてもらう場合の要点をご紹介します。
パワーツールの心臓部であるエンジンやモーターの状態が良い物は、やはり買取り金額も高くなる傾向があります。エンジンオイルが定期交換されていたり、エアフィルターの清掃や交換が行われていたりと、先にご紹介した基本整備を行っているだけで、何もしていない物と比較してもエンジンの状態はかなり変わります。査定時に一発始動した場合など、高評価になり買取価格の上乗せなども期待出来ます。
外観が綺麗な場合には、やはり買取価格が高くなります。大きな転倒した傷などがあった場合には、買取側にて傷を補修する必要が出てくるため、その費用分を査定から差し引くことが一般的です。出来るだけ傷をつけない綺麗な使い方が必須となります。
ホンダがポータブル式の発電機の開発を始めたのは1960年ごろからで、流石にこの初期の発電機をお持ちの方はいらっしゃらないと思いますが、やはり発電機の型式も新しい物の方が買取価格は高くなります。
以外に知られていないのがメンテナンス記録で、通常の方は取り扱い説明書に定期点検表が添付されていますが、殆どの方がご存知ないのではないでしょうか。先の項でご紹介したお手入れ方法にもある通り、個人でメンテナンスの難しい燃焼室や吸排気弁の調整、キャブレターの調整などは2年毎、または300時間運転毎に販売店やサービスセンターへの定期点検を推奨しています。このメーカーへの定期点検が終了した際に、発行される証明書があると有利になります。
この4項目を基準に査定されることが多く、高く買い取ってもらう項目として覚えておくことを、おすすめします。
農機具として使う耕うん機をはじめ、刈払機や水ポンプなども日ごろのメンテナンスをすることで長く愛用することが出来ます。ホンダの農機具の基本は4ストロークの空冷エンジンとなりますので、エンジンオイルとエアクリーナーの清掃などを定期点検を兼ねて行えば、簡単に壊れることはありません。
耕うん機を例に、お手入れ方法についてご紹介します。
耕うん機には車軸ローター式、フロントロータリー式、リアロータリー式の大きく3種類がありますが、お手入れ方法はどれも基本は同じです。
耕うん作業が終わった後は、耕うん爪や車軸などについた土や泥などをブラシと水を使って細部までしっかりと洗い流します。洗い終わった後には、車軸のベアリング部分などをはじめ、金属部分には潤滑オイルやグリースを給油します。洗浄時の水分で錆が出ないように満遍なく金属部分に給油するのがコツです。但しスプレー式潤滑オイルの種類によっては、ベアリング内の油分を溶かし出す物もありますので注意が必要です。
作業開始前には必ずエンジンオイルがきちんと入っているか、オイル品質の極端な劣化は無いかといった基本的な確認は必ず実施しておくことをおすすめします。エンジンオイルが枯渇した場合には、最悪エンジン自体を焼損してしまう可能性がありますので、注意が必要です。
エアクリーナーは外部の汚れた空気からエンジンを守るために重要な部品で、定期的な清掃と1年毎、または300時間運転毎に交換をすることをおすすめします。
車軸には、エンジンからの動力を効率的に伝える変速機などが配置されており、耕うん時にはある程度強い負荷が掛かります。変速機にオイルが少ない場合には、ギア同士が焼付いてしまう可能性もありますので、取り扱い説明書に記載されている確認方法で、不足していれば給油して下さい。
クラッチシューや燃焼室内部の調整などを、素人の方が実施するのは非常に難しく、これらの整備を必要とする際には、購入された販売店や代理店に相談し、プロの方に任せることをおすすめします。
お手軽なお手入れ方法として思いつくことを記載しましたが、始業前点検は100%必要な項目なので、しっかりと安全確認を行うことをおすすめします。
ホンダの耕うん機などの農機具を高く買い取りしてもらうためには、どんなことが必要なのか簡単に要点をご紹介します。
農機具の場合、先にご紹介したようなパワーツールとは少し異なり、心臓部であるエンジンの整備がされていることは勿論、車軸やローターなどの回転する部分の軸受けなど、駆動系部分もスムーズに稼働出来る状態なのかも大切なファクターとなります。比較的エンジン部分の整備を実施される方は多いですが、ギアやベアリングといった駆動系の整備が疎かになると買取り価格も変わって来ますので注意が必要です。
農機具の場合には、土を耕したり草を刈ったりと何かと干渉していることが多く、どうしても石跳ねや土、泥などの汚れが付着し易くなります。土などが付着したまま放置すると、夏の暑い時期の炎天下での作業で、変色してしまう可能性もあります。ボディの色が褪せてしまうと、買取り価格も下がりますので、作業が終われば綺麗に細部まで掃除し、汚れを残さないことが大切です。
耕うん機や水ポンプ、刈払機など農機具関係には、大小さまざまな付属品が、機体本体と共に同梱されています。耕うん機であれば、耕うん爪や保持、固定ピンをはじめ側板まで結構な数の付属品が必ず付いて来ますので、無くさないように管理することが大切です。全ての付属品が揃っており、綺麗な状態で保管してあれば買取り価格も上乗せされることが多いようです。
ご紹介した大切な項目を重点的に対応しておくことで、買取り価格が上乗せされる可能性はありますので参考にしてみて下さい。
日本を代表する自動車、二輪メーカーであるホンダについて、パワーツールをはじめ自動車や二輪車など、さまざまなアイテムをご紹介して来ましたが如何だったでしょうか。
どのアイテムもホンダの高いエンジン技術をベースに、設計されており基礎技術の高さが良く理解出来ます。ご紹介した以外にもASIMOなどのロボティクス技術もあり、ホンダのウェブページを見ているだけで楽しくなりますので、一度覗いてみては如何でしょうか。