オフィスにパーテーションを取り入れたいと考えている方もいるでしょう。パーテーションがあると簡単に広い空間を仕切ることもできます。また、くしゃみや咳などの飛沫からウィルス感染するのを防ぐ効果も期待できますよ。そこで今回は、オフィス用のおすすめパーテーション12選とその使い方についてご紹介します。
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オフィス用のパーテーションと言っても色々な種類やサイズがあるので、ニーズに合ったものを選ぶようにしましょう。パーテーションは面積が広いので視界に入った時に目立ちやすいですし、買ってから失敗したと思うことがないよう、必要なパーテーションのイメージを最初から明確にしておくことが大切です。ここではどのようなパーテーションを選んだらよいのかについてお話しします。
パーテーションはその設置方法により様々なタイプに分けられます。オフィスなどで一番よく見かけるのは1枚で自立する衝立タイプかもしれません。このタイプは連結可能な商品もあります。連結するための金具がついていなくとも、そのまま横に並べて立てて使うのも可能ですが、最初から連結する予定があるのであれば、連結用金具がついているものを選ぶと便利です。衝立タイプはパーテーションの中でも比較的安価なので揃えやすいのも大きな魅力です。
屏風のように折り畳める連結タイプであれば、使わない時はコンパクトに畳めますし、90度の角度に仕切りたい時にも大活躍です。ただ、シンプルな衝立タイプに比べると値段が張るので要注意です。
簡単な壁のようなものが必要であれば、突っ張りタイプのパーテーションはいかがでしょうか。天井と床でしっかりと固定しなければならないので、他のタイプよりも設置に手間がかかり、場合によっては業者による設置工事が必要ですが、天井や床に穴を開けてビスで留めるのであれば、地震で倒れてくる心配も少なくて済みます。購入前に、設置可能か業者に確認しておきたいですね。
デスク同士の仕切りとしてパーテーションを考えているのであれば、デスクの上に置いて使えるコンパクトな衝立タイプがよいでしょう。そのまま置くだけで使えるものもありますが、仕事をしている時にぶつかって倒れると面倒です。できればしっかりとデスクに固定できるものを選びたいですね。
このように設置方法によっても色々なタイプがあるのでよく検討してみましょう。
パーテーションはその使い道によっても高さが変わってきます。まず、デスク周りの仕切りとして使う場合は、座った時の目線から考えて120㎝前後が必要です。個別のブースや会議室などで使う時は160㎝前後がおすすめです。
来客スペースの仕切りや目隠しに使う場合は、立っている状態でもしっかりと視界を遮れるように180㎝前後あると便利ですよ。どんな来客が来ているのか、周りからも見えにくいですし、訪問客からオフィスの様子が丸見えになるのを防ぐこともできます。
パーテーションはその素材選びにも注意しましょう。パーテーションで仕切るとどうしても空間の明るさが気になります。明るさをキープしたいまま空間を仕切りたいのであれば、半透明タイプを選びましょう。シルエットは透けますが何をしているかまでははっきりと見えないので、一定のプライバシーを守ることもできます。
布やクロスのタイプであれば、しっかりと目隠しができます。また、メモ書きなどを画鋲でパーテーションに留めることもできるので、ちょっとした掲示板代わりにも使えます。スチールタイプの場合、マグネットでメモなどが貼り付けられますし遮音性、不燃性にも優れています。
手入れがしやすく軽い素材を探しているのであれば、アルミ製のパーテーションがおすすめです。しかしスチールタイプに比べ、遮音性と不燃性には劣ってしまいます。
パーテーションはデザイン性に富んだものもあります。パネルやブロックパネル、ガラスなどを組み合わせて作られたデザインのものであれば、プライバシーを守りながらも空間内を明るく演出できます。
ナチュラル素材で温かみのあるパーテーションを希望するのであれば木材を使ったウッドパーテーションもよいでしょう。パーテーションは視界を占める面積も広いので、木材であれば目にも優しい印象ですね。ナチュラルテイストのインテリアにも馴染みやすいのがポイントです。
衛生面が気になるのであれば、抗菌塗装をした抗菌パーテーションもあります。病院や介護施設などの医療系施設はもちろん、エステサロンや保育園、幼稚園など特に衛生面が気になる施設でも活用できます。
パーテーションでオフィスを仕切ると、空間が狭く感じるのではと考える方もいるかもしれません。しかしパーテーションを設置すると様々なメリットがありますよ。
オフィス空間はそのまま何もせずにいるとひたすら広い空間が広がり、どの場所をどんな目的で使ったらよいのかいまいちはっきりしません。パーテーションを使って、ミーティングスペースや休憩室、来客スペースなど区切ることにより空間にメリハリが生まれます。パーテーションで区切る時は社員の動線を意識して設置するようにしましょう。
オープンオフィスの場合、近くの同僚と気軽にコミュニケーションが取れてお互いに何をしているのか分かりやすいのは便利ですが、他の人の動きが視界に入るのでいまいち作業に集中できないというデメリットもあります。この場合、デスクの上に設置できるパーテーションを使うだけでも視界が遮られ、目の前の作業に集中しやすくなります。出入り口のそばなど人の出入りが激しい場所に仕事スペースがある場合は、背の高いパーテーションを使うのもよいですね。
来客スペースやミーティングスペースでは会話をが周りに丸聞こえだと話しにくいというケースもあるでしょう。遮音性の高いパーテーションを使うことにより、音漏れを気にせず会話ができます。
ここでは設置が簡単な、衝立タイプのパーテーションについてご紹介します。衝立タイプは、必要な時にそこに置くだけで、あっという間にプライベート空間を作ることができるので取り入れやすいですね。広い空間も連結した衝立タイプのパーテーションを使えば、小部屋のようにして使うことも可能です。
パーテーションを設置してもオフィスの明るさはキープしたいという場合には、半透明タイプのパーテーションがおすすめです。圧迫感もなく、ある程度の解放感もキープできますよ。サンワダイレクトのパーティションは、オプションの連結部分を使えば、パーテーション同士を簡単に接続でき、横一列はもちろんL字型やT字型などにも設置可能です。透光性のあるパーテーションならこちらがおすすめですよ。
品番：TP3-1809BN-FFEE
カラー：ライムグリーン、寸法：W2708×D350×H1800mm 折りたたみ時:W900×D350×H1800mm 有効内寸:W797×H1655mm/面 ×3面
折り畳みができる3連のパーテーションを探しているのであれば、こちらがおすすめです。重さはありますがキャスターがついているので移動もしやすく収納も便利です。180㎝と高さがあるので、立ち上がった状態でもしっかりと目隠しができて安心です。
突っ張りタイプのパーテーションを探しているのであれば、ナサ流通企画 突っ張りパーテーションボードはいかがでしょうか。色はナチュラルな木目とホワイトの2色となっており、オフィスの雰囲気により選べます。
パーテーションの足元は床に固定して使うプレートタイプとアジャスタータイプの2種類がついているので床のタイプにより使い分けが可能です。別売りの連結用ボードを使えば、様々な間仕切りになります。
空間を大きく占めるパーテーション。事務的なものよりもおしゃれなものを使いたいと考えている方もいるでしょう。ここではおしゃれなパーテーションについてご紹介します。
このパーテーションなら、枠は白と黒の2色、パネル部分は半透明、ナチュラル、ブラックの3色から選べます。全部で6種類あるのでオフィスのインテリアに合ったものを見つかりやすいことでしょう。透光性を求めるなら半透明、落ち着いた重厚感が欲しいのであればブラック、柔らかな感じにしたいのであればナチュラルがよいですね。
サイズ:約幅120×奥行42.5×高さ120.3cm
主材:プリント紙化粧繊維板 脚:スチール
カラーバリエーション: 2カラー
木目でおしゃれなパーテーションを探しているのであればこちらがぴったりです。ナチュラルとブラウンの2色展開となっています。中央で自由に曲げられるので、L字にも使えて便利です。使わない時はコンパクトに折り畳めるので、収納スペースにも困りません。高さは120㎝と座った時の視線の高さになっているので、デスクで集中して作業ができます。
新型コロナウィルスの影響で、くしゃみや咳をした際の飛沫をパーテーションを使って防ぎたいという方もいますよね。職種によっては窓口業務でパーテーションが必要というケースもあるでしょう。ここでは飛沫対策に便利な半透明のパーテーションについてお話しします。
サイズ 幅900×奥32×高さ1800mm 材質 パネル/ポリカーボネート、メラミン板 フレーム/アルミ押出形材(メタリックシルバー仕上)
オフィスコムの半透明のローパーテーションは、透過性も高くパーテーションで仕切りながらもオフィス空間を明るく演出します。閉塞感がない上に飛沫を防ぐことができるので、人が集まる職場でも安心して仕事に集中できますね。別売りのコーナーポールを使えば、T字や十字、L字などに連結できます。半透明なのでお互いにシルエットで相手の存在を確認しながらもプライベート空間が守れるのでおすすめです。
高品質の素材：カーテンは高品質のビニールで作られています。厚さ：0.3mm。屋外のPVCレインターポリンは、防風性、厚さ、防雨性、日焼け防止機能があり、バルコニーの窓の断熱材に適しています。
お店のレジや窓口業務など、どうしても訪問者と対面で接しなければならない職業の場合、マスクをしていてもどこまで防げているのか不安に感じるかもしれません。Semexoのクリアパーテーションであればカーテンのように設置でき、実際に訪問者の顔を見ながら対応できるので安心です。しっかりとしたビニールで作られているので耐久性にも優れています。
窓口業務で透明のパーテーションが必要だけれど、書類や荷物のやり取りができる窓が欲しいのであれば、トライテックのデスク用パーテーションがおすすめです。透明アクリル板でできているので、相手の顔や様子も分かりやすいのがポイントです。
さらに書類だけの窓、もしくは荷物のやり取りまでできる窓など受け渡し用の窓は二つのサイズから選べ、窓がないタイプのパーテーションもあり、アマゾンでも大人気のパーテーションです。
白色ダンボール製のデスク用パーテーション。高さ45㎝。机幅は60cmから110cmまで対応。10セット入（10名分）でお届け
2枚のパーツをスライドさせてデスク幅60㎝～110㎝まで対応します。
普段はオフィスで仕切りは必要ないけれど、新型コロナウィルスへの対策の一つとして一時的にパーテーションをデスクに設置したいと考えているのであれば、日宝綜合製本の段ボール製のデスク用パーテーションを使うのも一案です。
何より安価なのでオフィス全体に簡単に導入しやすいのが魅力です。段ボール紙は白色なのでステッカーやマスキングテープなどを使ってアレンジしやすいですし、ポストイットが貼り付けやすい素材なのも便利です。不要になったら処分がしやすいのもよいですね。
透明のパーテーションでニーズに合わせて色々なサイズが欲しいと探している方には、サインキングダムのデスク用アクリルパーテーションがおすすめです。サイズのバリエーションもが豊富なので、他社のパーテーションでは理想のサイズが見つからなかったという方でも、必要なサイズが見つかることでしょう。
窓ありと窓なしのモデルがあり、コンパクトで簡単に組み立てることができます。脚部も幅広でしっかりとしているので倒れにくいと評判です。
今回はオフィスで空間を仕切るのに欠かせないパーテーションの種類やその選び方、オフィスに設置するメリット、おすすめのパーテーションなどについてご紹介しましたが、いかがでしたか？オフィス空間をパーテーションを上手に使って、社員がより効率よく仕事ができるように演出してみましょう。おしゃれなパーテーションを使えば、オフィスもより快適に演出できますよ。
通常時はもちろん、新型コロナウィルスの感染防止対策の一つとしてもパーテーションは有効です。透明度の高いアクリル板のパーテーションであれば、くしゃみや咳などの飛沫から身を守りながら、対人業務もスムーズに行うことが可能ですし、透明のカーテンのようなパーテーションなら天井からぶら下げるだけで幅広い面積を飛沫から守ることができます。今回の記事を参考にして、職場のニーズに合ったパーテーションを見つけてみましょう。