ソーラーチャージャーを使うと、太陽光で携帯電話やタブレットなどが充電できるので、気軽に電源が確保できないアウトドアや災害時などとても便利です。今回はソーラーチャージャーの選び方やおすすめ12選まで徹底紹介するので、選ぶ時の参考にしてみて下さい。
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ソーラーチャージャーとは太陽光を利用して発電できる充電器のことを指し、その規模も様々です。太陽光で発電というと、屋根の上に取り付けた大型のソーラーパネルが思いつく人もいるかもしれませんが、ソーラーチャージャーはそれをもう少しコンパクトにし、持ち運びできるサイズにしたものです。
ソーラーチャージャーの黒いパネル部分に太陽光を一定時間充てることにより、スマホやタブレットと言った身近な電子機器を充電するための電力が確保できます。太陽光という自然のエネルギーを利用するので、電気代をかけずに電子機器が充電できるのも大きなメリットです。
ソーラーチャージャーでネット検索すると色々な商品が出てくるので、何を決め手にして選んだらよいのか迷ってしまいますよね。
タイプによってメリットデメリットがあるので、内容を見比べながら自分のニーズに合ったものを選ぶようにしましょう。ここで選び方についてご紹介します。
ソーラーチャージャーには折り畳みタイプとコンパクトタイプの2種類があります。折り畳みタイプの場合、パネルが何面かついているのでその分たくさんの太陽光が充電でき、電子機器を高速で充電できます。しかし広げると場所を取ってしまうので要注意です。畳んでいる状態でもA4サイズぐらいはある商品がほとんどなので、常時携帯するには少し不便かもしれません。
充電した電力をストックしておくバッテリーを内蔵していない商品も多いので、ソーラーチャージャーのパネル部分を太陽光に当てている間、同時に電子機器をケーブルで繋いで充電する必要があります。
コンパクトタイプの場合、小型で軽いので携帯するのにぴったりです。太陽光から充電した電力をそのまま本体に蓄電できるので、普通のポータブルチャージャーと同じように使えます。
しかし多くの商品はコンセントからの充電が主となっており、「太陽光でも充電できますよ」というスタンスである商品が多いため、コンパクトタイプ1台を使って太陽光で電子機器をすべて充電するのは難しいかもしれません。折り畳みタイプと併用する方も多いようです。
ソーラーチャージャーを選ぶ時は、その変換効率についてもチェックしましょう。変換効率とは、太陽光を使って発電する際にどの程度のエネルギーを生成できるかという割合で、この変換効率が高くなればなるほど、少ない太陽の光や限られたパネルの面積で多くの太陽エネルギーを蓄電できるということになります。
スマホやタブレットなどをできるだけ早く充電したいのであれば、この変換効率の数値が高いものを選びたいですね。一般的に変換効率は20~25パーセントのものが多いのでチェックしましょう。
いくらソーラーチャージャーで充電できるといっても、充電時間がだらだらと長いと不便ですよね。ソーラーチャージャの電流量はA(アンペア)で表示されます。このAの数値が大きければ大きいほど、たくさんの電力を出力できるということなので早いスピードで電子機器の充電が可能です。
通常、スマホ1台を充電するだけであれば1Aあれば足りますが、スマホを短時間で充電する、もしくはタブレットを充電するといった場合には2A以上あると便利ですね。2台以上の電子機器を同時に充電したいのであれば3A以上の電力が出力できるモデルを選ぶようにしましょう。迷ったら2A以上あるものを選ぶと活用範囲が広がります。
通常のポータブルチャージャーと同様、ソーラーチャージャーもUSBポートの数とそのUSBタイプに注意する必要があります。複数の電子機器を同時に充電したいのであれば、USBポートをいくつ搭載しているのか、確認したいですね。
また、USBポートにはType-AとType-Cの2種類があるので、要注意です。また、ポートごとに出力電流が違うケースもあります。ポート別の出力電流について特に表記がない場合は、複数のケーブルをつないだ時に分散されることになります。
ソーラーチャージャーと言っても様々な種類の商品が出回っているので、何を選んだらよいのか迷う方もいるでしょう。ここでまず、最強のソーラーチャージャー2点をご紹介します。
充電スピードが速いソーラーチャージャーを探しているのであればsuaoki ソーラーチャージャーがおすすめです。他社製品に比べ、晴れの日はもちろん曇りの日でもその充電スピードは優れています。
さらに折り畳んだ時に停める部分がマジックテープではなくマグネット仕様なので、留め具に汚れが付着しにくいのも嬉しいポイントです。アウトドアで使う場合は、その使い勝手や汚れにくさについても調べておきたいですね。
折り畳み時約150 x 295 mm 展開時:525 x 295 mm,重量(わずかの600g)は従来品の半分です。更に、各角に空けられた穴で、リュック、バックパック、テント、木などに簡単に取りつかることができます。
RAVPower ソーラーチャージャーのソーラーチャージャーであれば、リュックサックにぶら下げながらチャージができます。防水加工なので、充電しながら歩いている時に突然の雨が降ってきた場合でも安心です。
四隅に穴が開いているので、そこに紐などを通して風で飛ばないように固定することもできて便利ですよ。また、晴れの日だけでなく曇りの日でも充電スピードが速いので使い勝手もよいでしょう。
特にアウトドアへ行く予定はないけれど、地震や大雨による洪水といった自然災害が起こるたびに、念のために備えソーラーチャージャーを用意しておきたいという方もいるでしょう。
いざ避難したとしても、その場でいつ電源が確保できるかわかりませんし、できるだけ万が一に備えておきたいですよね。ここでは災害でも便利なソーラーチャージャー4点についてご紹介します。
複数の電子機器を同時に充電したい、急速充電ができる折り畳みタイプのソーラーチャージャーを探しているという方にはWebetop 40Wソーラーチャージャーがおすすめです。Q.C3.0ポート1つ、USBポート2つ、DCポート1つの計4つのポートを備えているので電子機器を4つ同時に充電できます。
また、他社製品の場合、太陽光に当てるためのソーラーパネルは3~4枚が多いのですが、Webetop 40Wソーラーチャージャーは21.5%~23.5%の高変換効率のソーラーパネルを6枚備えているので急速充電も行えます。
コンパクトサイズ(折りたたみ時28×16cm,展開時67×28cm)で、各角に空いてある鉄製の穴はリュックサックや木、テントに取り付けるのに便利です。軽量(約420g)でとても薄い(折畳時2.8cm、展開時0.5cm
アンカー PowerPort Solarは発電効率21.5~23.5%と高効率のソーラーパネルを備えているので、急速充電がしたい人にぴったりの商品です。
さらに折り畳みタイプのソーラーチャージャーの中でもコンパクトで軽量なので、携帯しても邪魔になりません。比較的コンパクトなので防災リュックに忍ばせておくのもよいですね。一見デリケートなソーラーパネルですが、悪天候にも耐えられる素材を使っているので安心です。
できるだけ大きなソーラーパネルで効率よく充電したいのであればRockpals ソーラーパネル 100Wはいかがでしょうか。大型のソーラーパネルを4枚搭載しているので、効率よく充電が可能です。
また、気になる充電ポートはUSB充電の約4倍速く充電できるQ.C3.0ポートを備えているので、高速充電が可能です。DSポートも備えているので、小型の発電機まで充電することができます。これを備えておけば、どんな非常時でも安心です。
太陽光が少ない曇りの日でもチャージできるソーラーチャージャーを探している方には、ルピナスのソーラーチャージャーがおすすめです。曇りの日でも晴れの日の8割ぐらいまでチャージできるので安心です。ソーラーパネルを12枚持っているので、その充電スピードは保証つきです。
しかし重量が1.8㎏もあるので、携帯するのは難しいかもしれません。大人数で使うのにも向いているので、家族や仲間同士でのキャンプなどにも向いています。テントのそばや車体横で広げてたっぷりと太陽光を使って蓄電しましょう。
非常時に備えて、ソーラーチャージャーを常に携帯しておきたい、日常使いできるソーラーチャージャーを探しているといった場合には、折り畳みタイプよりもコンパクトタイプがいいですね。
ここからはコンパクトタイプのソーラーチャージャーを6点ご紹介します。通常はコンセントで充電、非常時には太陽光で充電できるタイプであれば、普段持ち歩いて使うのにも便利ですね。
CXLiy モバイルバッテリーはLEDランプを搭載しているので、災害や停電といった非常時にも懐中電灯として活躍してくれます。SOS機能を搭載しているので、万が一の時も安心です。太陽光での充電はもちろん、コンセントからの充電も可能なので状況に合わせてフルに活用できます。LEDパワーディスプレイにより、4つの指示灯を見ながら暗闇でも充電器の残量をはっきりと確認できます。
「20000mAh モバイルバッテリー 大容量」20000mAh超大容量のソーラーチャージャーは、太陽光、USB接続で蓄電ができます。1台持って外出先、自宅でもスマホの充電切れを心配することはありません。iPhone 6Sに約8回、iPhone 8約6回、Galaxy S8に約4回、iPad miniに約2回の充電が可能です。
外出先での充電切れに備え、モバイルチャージャーを携帯していても、気がつくとそのモバイルチャージャーの充電を忘れていたというケースもありますよね。PZX モバイルバッテリー ソーラーチャージャーを携帯しておけば、万が一の時も外出先で日の当たる場所にソーラーチャージャーを置いておけば、気軽にスマホを充電できます。
20000mAhと大容量なので、スマホを最大8回まで充電できます。また、緊急時には懐中電灯やSOS信号灯として利用できるので、これ一つ備えておくだけでマルチに活躍しますね。
24000mAH大容量ソーラーチャージャーモバイルバッテリです。iPhoneシルーズは約5回目充電可能で、huaweiは4回充電でき、ipadは2回目充電できます。一度に充電しましたら、概ね一週間の電量を満たします。
コンパクトタイプでできるだけ容量が大きいソーラーチャージャーを探しているのであればRuipu モバイルバッテリーがぴったりです。容量は24000mAHもあるので、災害時にも重宝することでしょう。USB出力ポートは3つあり、2つは2A、1つは1Aなので電子機器を複数同時に充電することが可能です。
過放電や過充電、もしくは短絡時に自動停止する安全保護機能も付いているので電力を無駄なく安心して使えます。
20000mAh大容量:リチウムポリマーセルで構成され、iPhone 8Plusと同じ大きさのリ、ほとんどの携帯を9回以上、タブレットを少なくとも3〜4回充電でき、日頃のご使用だけでなく、旅行・ハイキングや災害時にも非常用電源としても大活躍です。
ファンクスの脱着式ソーラーチャージャーは、4枚の折り畳みソーラーパネルがついていてコンパクトながらも実力派の一品です。ソーラーパネルは変換効率21%と高性能な上に、折り畳みソーラーパネルは取り外しも可能です。状況に合わせてコンパクトに使うこともできるので便利ですね。
懐中電灯として使えるほかSOS信号灯も搭載、防水および防塵性にも優れています。iPhone8 Plusとほとんど同じサイズなのでカバンの中でもかさばらずにコンパクトです。
10000mAの大容量モバイルバッテリーであります。iPhone7plusを最大2.2回、iPhonexを2.3回、iPhone8を最大3.5回まで充電できます。
モバイルバッテリーでスマホをチャージしようと思ったら、ケーブルが見つからないということもありますよね。そんな時も、BLAVOR ソーラーモバイルバッテリーであれば安心です。ワイヤレス充電器を手掛けているBLAVORが作ったソーラーチャージャーだけあり、チャージャーの上にスマホを置くだけでワイヤレス充電ができます。
ワイヤレス充電に対応していないスマホの場合でも、USBポートがついているのでケーブルで普通に充電ができます。また、高輝度LEDランプが2基ついているので、暗闇も明るく照らします。また、防水および防塵機能にも優れています。
iPhone 8のフル充電は 8 回、Galaxy S8のフル充電は5.6回、iPad Mini 4 のフル充電は3.3回できる25000mAh大容量。日頃のご使用だけでなく、旅行・ハイキングや地震・災害時にも非常用電源としても大活躍。
Ken-ruipuのソーラーチャージャーであれば、26800mAhと大容量なので非常時や長い時間電源が確保できない状況でも安心です。入力ポートと出力ポートは最大2.1Anなので高速充電も可能です。LED灯とSOS信号灯を搭載しているので万が一の時にも便利です。通常はコンセントからの充電で使用し、非常時には太陽光で充電したいという人に便利なソーラーチャージャーです。
今回はキャンプや山登りなどのアウトドア、そして万が一の災害時にも便利なソーラーチャージャーについてご紹介しましたが、いかがでしたか?
ソーラーチャージャーには持ち運びに便利なコンパクトタイプと広げると大きくなる折り畳みタイプ、そして懐中電灯やSOS信号灯などの機能を備えたものなど様々ですが、変換効率やアンペア数など各商品の特徴をしっかりとチェックし、自分のニーズに合ったものを吟味したいですね。
ソーラーチャージャーを使って、スマホやタブレットなど必要な電子機器をどんな環境でも快適に充電しましょう。