カテゴリー: DIYハウツー

車中泊におすすめの車とは?初心者でも車中泊を楽しめる情報を徹底解説!

昨今のアウトドアブームにより、車中泊にも注目が集まっています。車内でも窮屈さを感じることなく快適に楽しく過ごせるよう、おすすめの車種やグッズを徹底解説していきます。旅行やアウトドアで楽しめるだけでなく、万一の災害の際にも便利なので興味のある方はぜひ参考にしてみてください!

車中泊のメリット・デメリット

車中泊を始めるにあたって、メリット・デメリットを把握しておきましょう。メリット満載ですが、デメリットももちろんありますので、メリットばかりに目がいってしまいがっかりしてしまわないように、しっかりチェックしておきましょう!

車中泊のメリット

まずは車中泊のメリットから見ていきましょう。自身の車を利用して寝泊まりするので宿泊費用がかかりませんホテルに泊まるとなると、ハイシーズンでは宿泊費用だけで出費が嵩んでしまいます。しかし、車中泊では自身の車で寝泊まりするため、シーズン関係なく費用がかからず経済的なことがあげられるでしょう。

また、ホテルに宿泊するとなるとチェックイン、チェックアウトの時間が決められており、時間の制約がありますが車中泊ではそんなことはありません。疲れたら車内で休めばいいのです。旅行の楽しい時間を自分の思いのままに過ごすことができるのです。自身のペースで旅行を楽しめるので、ゆったり思いつくまま旅行をしたい方にはぴったりです。

他にも、アウトドア気分を味わえることもあげられます。昨今のアウトドアブームによって、この車中泊の人気が出てきたと言っても過言ではないでしょう。さらに、災害時の避難場所としても利用できるため、いざというときにもプライバシーを守りながら非難することもできるのでおすすめです。

車中泊のデメリット

自由に過ごせてウトドア気分も味わえ、いざというときに便利ですが、一方でデメリットももちろんあります。自由に行動はできますが、お風呂やトイレが自由に利用できないこと、室内が狭いことや気温の調整がうまくできず暑すぎたり寒すぎて睡眠が十分にとれないことがあります。

窓をカーテンで覆っても車なので、窓ガラスを割られてしまったりすることもあるかもしれません。防犯面でも心配な面があるので女性だけでの車中泊や神経質な方にはあまりおすすめできません。

しかし、前者にあげた睡眠の質や気温の調整などは車中泊に便利なグッズを利用することで改善されますので、便利グッズもチェックしてみることをおすすめします。

車中泊に適した車の選び方

快適に過ごすためには、ポイントを押さえて車種を選ぶことも大切になります。ここでは、どのような車が適しているのかご案内していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

選び方①フルフラット

快適を左右するのが睡眠の質です。睡眠の質が良くなければ快適とは言えません。その良質な睡眠をとるために、シートがフルフラットにアレンジ可能な車種を選ぶと良いでしょう。フルフラットにアレンジさえできれば、アウトドア用のスリーピングマットなどを引いて快適に就寝することが可能になります。

フルフラットにならないシートで無理な体勢で寝てしまうと、エコノミー症候群になってしまうこともあるので、シートアレンジがどこまで可能か必ずチェックしておきましょう。

選び方②居住空間

無理のない体制で寝るためにも、しっかりと広さを確保できるかどうか確認する必要があります。フルフラットにし、身長よりさらに10cmほどの長さがあると良いでしょう。

足を曲げることなく伸ばして眠れると、疲れもしっかりとれるのでおすすめです。疲れがとれないまま次の日を迎えてしまうと運転中に眠くなってしまうこともあるかもしれません。安全に旅を続けるためにも、睡眠はとても大切なのです。

選び方③デイリーユースできるか

車中泊にばかり焦点を当ててしまい、普段使用するには大きすぎる車だと元も子もありません。日常でも使える車を選ぶようすることが大切です。車中泊ブームにより乗用車でも十分に快適に過ごせるような機能が付いている車も多数販売されています。自身に普段の使い方にも合った車種選びを心掛けるようにしましょう。

選び方④充電機能

車中泊では、スマホの充電や室内灯、暖房や冷房など何かと電気を使う機会が多くあります。充電機能がある車種や、USB挿入口がある車種がおすすめです。快適に過ごすための電化製品を惜しみなく使用できるよう、充電機能が付いているかも忘れずにチェックしてみてください。

車中泊におすすめの車種【ワンボックス】

デイリーユースしやすく、車内空間の高さも十分にあり広く快適なワンボックスの中でも特におすすめしたい車種をご紹介していきます。十分な広さを確保しつつ、普段使いもしやすい車種ばかりなので必見です。

おすすめ①三菱 デリカD5

本格的なアウトドアで寝泊まりする方におすすめしたいのが、三菱のデリカD5です。この車種の特徴は何と言っても走行性能が高いことがあげられます。雪道や山道などオフロードでも問題なく走行してくれるのです。

残念な点と言えば、シートがフルフラットにならない点ですが、全てシートを車内を広く使用することができるので、スリーピングマットやエアベッドを用いれば問題なく就寝することができるでしょう。

おすすめ②日産 セレナ

e-POWERが搭載されており、絶大な人気を誇るファミリーカーの日産セレナもおすすめです!セレナにはガソリン車とハイブリッド車があり、ハイブリッド車の7人乗りのセカンドリアシートのシートとシートの間に隙間が空いているので全面フルフラットにすることは難しいですが2人までの寝泊まりなら問題なくできるでしょう。

一方ガソリン車は、セカンドリアシートを動かすことができるので隙間なくフラットにすることができます。完全にフラットにはならないので就寝時のマットは必須アイテムです。またシートを全て倒すと居住空間が広くとれることも特徴です。

USBソケットも付いており、スマホやゲームなどの充電も出来るため重宝すること間違いありません!スマホはナビ代わりにもなりますし、様々な情報を得ることができますので充電ができるとなると万一の際にも安心ですね。

おすすめ③トヨタ ヴォクシー

街中で最も見かけることが多いワンボックスカーと言えばヴォクシーでしょう。ファミリー層に絶大な人気を誇っているこのヴォクシーも車中泊におすすめなのです!

シートをフラットに倒した際に、いくらフラっとと言えども、やはり多少は凸凹してしまうものです。しかし、ヴォクシーであればオプションで専用のマットを購入することができますので、車のサイズにぴったりなマットを敷き快適に過ごすことができるのです。

車中泊におすすめの車種【普通車】

大きい車でないと快適に過ごせないと感じている方も多いでしょう。しかしそんなことはありません。ワンボックスカー以外にも快適に過ごせる車種もありますので、ご紹介していきます。

おすすめ④ホンダ フリード

ホンダのフリードの特徴はシートのアレンジが豊富にできることです。フルフラットになるほか、低床化しているため、シートの下に荷物を置ける荷室が設けられるようになっていることもポイントです。アウトドアや車中泊など荷物が多くなってしまってもシートの下に収納できるので、居住空間を広く確保できるようになっているのです。

おやすみモードというシートアレンジにすれば、セミダブルほどの広さを確保できます。シートの下に収納スペースを設けていますが、シートから天井までの高さが96cmほどあり、圧迫感を感じることなく快適に過ごせることも、おすすめしたい理由の一つにあげられます。

おすすめ⑤ホンダ オデッセイHV

ホンダのオデッセイHVは、車中泊に役立つ電化製品を快適に使用できるようにするための大容量のAC電源をオプションで付けられることが特徴です。大容量のAC電源を付けることができれば、電気ケトルや炊飯器、ランタンなどあれば便利お役立ちアイテムから調理器具まで利用できるのでおすすめです。

シートはフルフラットにはなりませんが、シートの座り心地が良く、ラウンジにいるような気分を味わえることも魅力のようです。ミニ冷蔵庫なども使用できるので、災害時にもこの大容量のAC電源は役に立つでしょう。

おすすめ⑥トヨタ シエンタ

トヨタのシエンタはシートを倒せば、2mほどの長さが確保されているので男性の方でも足を伸ばして快適に就寝することができます。またリアにAC100V、最大出力1,500Wのソケットが用意されているので、就寝時にスマホを充電できたりと便利に使用できます。

車中泊には通常の3列7人乗りシートのタイプのものより、2列5人乗りのFUNBASEグレードがおすすめです。こちらであれば、オプションでラゲッジアッパーボックス、ラゲッジアッパーボード(テーブル)を購入し、より快適な空間を作り出すことが可能となっています。

車中泊におすすめの車種【軽自動車】

軽自動車と言えば、小回りが利いて乗りやすいけれど、車内が様く乗り心地が悪いと言うイメージを持たれる方も多いでしょう。しかし、最近発売されている軽自動車はそんなイメージを払拭するほどの快適な車内空間を実現してくれています。

ここでは、おすすめの快適に過ごせる軽自動車を紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。維持費も安く、街乗りもしやすい軽自動車は普段使いにもおすすめです!

おすすめ⑦スズキ エブリイワゴン

スズキのエブリィワゴンは、エンジンをボンネットではなく運転席の下に設置することにより、車内空間を広くとっていることが特徴です。室内長も2m以上確保できるので男性でも足を曲げることなく眠ることができます。

また、ハイルーフ車なので室内の高さも140cmと高くとられており、圧迫感を感じることも少ないでしょう。他にもフルフラットになるシートに合わせた純正のベッドマットも用意されているので、十分な睡眠を確保できる環境を整えることができるおすすめの軽自動車です。

おすすめ⑧ホンダ N-VAN

車中泊用のオプションアイテムがたくさん揃っているのがホンダのN-VANです。段差がないフラットになるシートアレンジも人気で、この居住空間を利用してアクセサリが数多く販売されています。車中泊のみならず、アウトドアでのテント代わりにN-VAMを利用する方もいるほどです。

大人二人と小さいお子様一人であれば3人で眠ることができるほど、広い居住空間を確保できます。

おすすめ⑨ダイハツ ウェイク

CMで馴染みがある方も多い、ダイハツのウェイクは天井までの高さが1455mmと軽自動車の中でもトップクラスの居住空間を誇っています。天井までの高さがあまりない車内で着替える際、窮屈に感じてしまうこともあるでしょう。しかしウェイクであれば、大人の方も窮屈に感じることなく着替えることができるのです。

就寝時にはフルフラットシートアレンジに、就寝前のくつろぎのリラックス時にはロングソファアレンジへと様々なシートアレンジができ、どんなシーンでも快適に過ごすことができるよう工夫されています。また、防水仕様のイージーケアフロアが採用されているため、お子様の靴についてしまった泥などで汚れてしまっても簡単に掃除することができ綺麗な車内を保つことができることもポイントです。

車中泊におすすめのグッズ

おすすめの車種が分かったところで、今度は快適に過ごすために必ず用意しておいた方が良い、おすすめグッズをご紹介していきます。良質な睡眠をとるためにも、これからご紹介するグッズは欠かせません。ぜひ、参考にしてみてください。

おすすめ①シェード 車内用カーテン

ボンフォーム 車用カーテン シャットカーテン 普通車 ミニバンリヤ用

UVカット
生産国 : 中国
材質: ポリエステル
サイズ:ミニバン後席 5点セット

プライバシーを守るためにも、カーテンは必須アイテムです。寝ているときはもちろんですが、着替える際などカーテンがあると人目を気にすることなく着替えができたり、ゆっくり眠ることができます。

なかにはカーテンと網戸がセットになっているものもあり、虫の侵入を防ぎながら車内の温度を調整できる優れものもあります。特に女性の方は人の目が気になるのでしょう。カーテンは必ず準備するようにしてください。

おすすめ②スリーピングマット

FIELDOOR 枕付き 車中泊マット 5cm厚

サイズ 本体サイズ : (約)60cm×190cm×5cm ※収納時 : (約)φ20cm×62cm ウレタンサイズ : (約)56cm×158cm×5cm
重量 (約)1.6kg
材質 ポリエステル / 高密度ウレタンフォーム

完全にフルフラットになるものでも、シートが硬かったりすることがありますのでスリーピングマットは必需品と言えるでしょう。マットを利用せず就寝してしまうと、寝床が硬く、寝ているのにも関わらず疲れてしまうなんてことになりかねません。

次の日も運転して移動することを考えれば、しっかり睡眠をとって体を休めておく必要があります。よりよい、快適な睡眠をしっかりととるためにも、スリーピングマットも必ず用意しておきましょう。

車中泊に適した車で楽しい車中泊を!

適した車を選ぶこと、必要最低限のグッズは準備しておくことで、より快適に車中泊を楽しめることでしょう。次の日に運転することも考え、足を伸ばして眠ることができる車種選びも大切になります。

快適な睡眠を得られなければ、体力的に辛くなってしまうだけでなく、エコノミー症候群になってしまうことも考えられます。自身に合わせた車種選びをし、快適に車中泊を楽しみましょう!



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