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エムアールエフ(MRF)のビジネスローンの口コミ、評判・メリットデメリットまで解説

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エムアールエフ(MRF)は不動産担保ローン・ビジネスローンを取り扱う地域密着型の事業金融専門貸金業者 です。

中国・四国地区及び九州地区をメインとした西日本を営業エリアに幅広く事業展開しています。

エムアールエフは、他の事業金融会社が無担保型ビジネスローンを主に販売しているのと比べて、有担保型ビジネスローンを前に出して販売しているのが大きな特徴です。

融資の担保に土地建物等の不動産を活用することで高額融資が可能になります。

本記事では、エムアールエフの取扱商品のうち、ビジネスローンに関して、その特徴や利用のメリットデメリット、申込みの流れ、口コミや評判など詳しく解説します。

エムアールエフの概要

ビジネスローンを検討するとき、その商品内容や融資条件を確認することは当然ですが、どのような会社がそのローンを販売しているか、会社の概要を知っておくことも大事です。

エムアールエフの会社概要は以下の通りです。

商号 株式会社 エム・アール・エフ
本社所在地 〒810-0004福岡県福岡市中央区渡辺通5丁目23番8号 サンライトビル6階
代表電話番号 092-717-3620
代表者名 宮本達也
設立 平成24年(2012年)4月
資本金 7.500万円
従業員数 115名
営業拠点 神戸支店、岡山支店、広島支店、北九州支店、福岡支店、博多支店、熊本支店、鹿児島支店 計8拠点
事業内容 事業者向け不動産担保融資 不動産売買仲介業など
公式URL https://www.mrf-c.co.jp/guide/

概要のように、エムアールエフは西日本エリアをくまなくカバーした店舗配置を行って営業しており、社員数も115名と充実しています。

また社員には、顧客からの信頼を勝ち取るべく、事業者向け専門知識の習得を促しており、ファイナンシャルプランナー、宅地建物取引士、貸金業務取扱主任者など、それぞれ30名~40名の資格保有者がいます。

これもまたエムアールエフの特徴のひとつと言えるでしょう。

さらにエムアールエフの利用者は50歳以上の方が全体の8割と多く、銀行などでは申込者が65歳を超えると融資に消極的になることが多いのですが、エムアールエフでは70歳以上の方にも26%の貸出実績があり、高齢事業者に対する融資が積極的なのもこの会社の特色と言えます。

貸出している業種も建築業23%、サービス業19%、不動産業14%、その他44%と、まんべんなく多業種に渡っています。

エムアールエフビジネスローンの種類

エムアールエフが取扱中のビジネスローンの種類は現在6種類あります。

  • 長期間元金据置プラン
  • ブリッジプラン
  • オーダーメイドプラン
  • バリエーションプラン
  • 不動産事業者向けプラン
  • 不動産事業向けプラン

このうち、不動産事業者向けプランと不動産事業向けプランの2タイプは、不動産関連ビジネスに特化したビジネスローンであり、やや一般性に欠けるため、本記事では主に前半4つの有担保型ビジネスローンに焦点を当てて解説します。

以下で各ビジネスローンのスペックをまとめてみたのでまずはご覧下さい。

長期間元金据置プラン

長期間元金据置プランは 元金返済長期据置、期日一括返済タイプと言えるローン種類です。

借入元金を返済期日に一括完済すれば良く、その間は定期的に利息だけを支払すればいいので、毎月の資金繰りに与える影響を少なくできます。

また元金返済の据置期間は原則最長3年ですが、エムアールエフの承認があればさらに最長15年まで延長できるため、かなりの弾力性があるローンです。

ブリッジプラン

ブリッジプランは、上記の長期に元金返済を据え置けるタイプとは異なり、あくまで短期借入を前提に元金を期日一括返済するタイプと言えるローン種類 です。

銀行ローンで言えば、手形貸付に該当しており、借入期間も7日間~3ヶ月(最長で1年以内)くらいで、あくまで短期で借りて返済期日に一括で返済するタイプのローンと言えるでしょう。

オーダーメイドプラン

オーダーメイドプランは長期借入毎月返済タイプと言えるローン種類 です。

銀行ローンで言えば証書貸付に該当して、借入れ後、事業から上がる利益でコツコツ返済していくプランです。

オーダーメイドプランは、最長返済期間が35年(420回)取れるので、毎月の返済額も相当軽減できる特徴があります。

そのため自社に必要な機械設備の導入や新商品開発に向けた投資資金の借入れ等に向いています。

また返済方法として、長期返済プランだけでなく、1年以内で完済できる自由返済もあるので、1年以内で償却できるような少額の機械設備・備品の購入資金としても使えるし、1年以内にプロジェクトが完了して返済財源が確保できるような資金としても利用可能です。

ただし自由返済では元金は期日まで据置できますが、毎月の金利返済は必要になります。

バリエーションプラン

バリエーションプランは、いわば担保物権バリエーションタイプと言えるローン種類 です。
土地建物等、不動産物件以外の金融債権等をエムアールエフに担保提供して、事業資金を調達したい方向けに作られているプランです。

不動産以外の融資の担保に適した種類としては、有価証券(上場株式、公社債、約束手形)、売掛債権、診療報酬債権、動産(自動車、機械、器具)、ゴルフ会員権などがあります。

これだと仮に所有している不動産がなくても、上記に該当する物件や金融債権を持っていれば、エムアールエフの担保に提供できるので、安心してバリエーションプランが使えます。

公式サイトでは、バリエーションプランが主に医療機関、調剤薬局、介護事業者などの資金ニーズに向けて開発されたプランであることを強調していますが、他の業種でも該当する担保物や金融債権があれば、このバリエーションプランは使えますので、決して利用をあきらめないようにして下さい。

エムアールエフビジネスローンの特徴、メリットデメリットなど

エムアールエフの異なる4つのビジネスローンのスペックや利用対象者が分かったところで、次はそれらのローンが持つ共通の特徴や利用上でのメリットデメリットなどについてです。

各商品の持つ共通の特徴や長短所を知ることで、担保を活用する上で、どのローンが自社に向いているか、正しく判断できるようになります。

 

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特徴1…スピード融資には対応していない

エムアールエフのビジネスローンはスピード融資には対応していません。

そのため即日融資など、資金をとにかく急ぐ事業者には向かない金融業者と言えます。

エムアールエフではネット申込みは受付けしていますが、審査と連動しておらず、仮審査と本審査の間の書類のやり取り、営業スタッフとの相談などが手続きとして必ず入ってくるので、いくら急いでも審査に数日程度(土日祝日除く)掛かると考えていた方がいいです。

さらにどのビジネスローンも有担保扱いを前提としているので、担保物件が不動産だと、その価値の査定や根抵当権設定の手続きにも時間が掛かります。

またエムアールエフでは最近流行の電子書類契約にも対応していません。

そういう意味では、銀行ほど対応は遅くないですが、エムアールエフはあまりスピード審査を求めない事業者向きの金融業者だと言えます。

特徴2…柔軟な審査、不動産評価も融資額に影響

事業融資専門業者のビジネスローンと言えば、利益が赤字など、経営が厳しい先にも対応してくれる先が多いのですが、エムアールエフはどうなのでしょうか?

もちろん対応してくれます。

利益が赤字と言うだけで申込みを断られることもないし、積極的に相談に乗ってくれます。

さらに銀行融資がリスケ中の先、決算内容を理由に公的機関やリース会社に融資を断られた先、これから事業を開始しようとする先など、一般的には融資が受けにくいケースでもエムアールエフなら相談可能です。

つまりエムアールエフは柔軟な審査が期待できますし、さらに有担保取引が前提なので、担保不動産等の評価額が高ければ、それだけ高い融資額が受けられることになります。

特徴3…担保を入れることで高額融資や低金利、長期返済が実現

6タイプあるエムアールエフビジネスローンの共通項は、すべて有担保取引が前提となっていること です。

そのため担保を入れることで高額融資が実現しますし、サブメリットとして低金利や長期返済が可能になります。

これが他社の無担保型ビジネスローンだと、焦げ付きに対するリスク回避手段がないので、どうしても高額融資に対して慎重になりますが、エムアールエフビジネスローンには担保というリスクヘッジ機能があるので、他社より融資に対して積極姿勢が取れるのです。

特徴4…事業金融のプロフェッショナルが出張訪問してくれて相談可能

多くのノンバンク系貸金業者がネットを使ったスピード融資を指向する中で、エムアールエフは必ずしもそのような方向性を取っていません。

その特徴は、当社の営業スタッフ、各種の専門資格を持った事業金融のプロフェッショナルが申込先に出張訪問してくれて相談可能なシステムにも出ています。

ネットを使ったスピード審査だと、たしかに資金調達までは早いのですが、その分、融資金額が低くなったり、金利も高かったりとデメリットも多くなります。

一方で出張相談による申込みだと、結論が出るまでに一定の時間は掛かるものの、それだけ申込者の細かい個別事情までエムアールエフの担当者に理解してもらえるので、本来他社なら出ない融資がエムアールエフでは実現する可能性も上がってきます。

特徴5…不動産担保ローンだが、それでも銀行ローンより金利は割高

これまでの解説はどちらかというとエムアールエフのメリットが中心でしたが、一方でデメリットもあります。

エムアールエフビジネスローンは不動産を含む有担保ローンが基本ですが、それでも融資金利は銀行ローンに比べると割高になるという点があります。

上記の一覧表でも分かるように、エムアールエフビジネスローンは最低金利でも年率4.0%~7.0%ですが、銀行ローンで同じタイプだと2.0%程度から借り入れ可能です。

金利を支払う側から言うと、この差はやはり大きいと言わざるを得ません。

特徴6…プランによっては解約違約金がある

エムアールエフビジネスローンのもうひとつのデメリットは、融資プランによっては解約違約金があることです。

解約違約金とは、顧客都合で当初に決めた返済期日より前に元金を返済した場合、それによって発生する違約金のことを言います。

いわばペナルティです。

エムアールエフの場合、短期融資のブリッジプランを除き、全てのローン種類にこの解約違約金があるので、顧客が期日前に元金を返済しようとしても、返済タイミングが早すぎると、むしろ余計な費用を掛けてしまう場合があるので注意が必要です。

貸金業者としては、せっかく時間を掛けて審査を行い融資で資金融通をしてあげたのに、顧客の都合で突然早めにお金を返されたらコスト割れになってしまいます。

それでは金利で稼いでいる貸金業者としては困りますよね。

そこで解約違約金を設定することで、顧客の返済タイミングに一定の制約を掛けているのです。

顧客の立場に立てば、自分の意思で自由に返済できないという意味で、これも一種のデメリットと言えるでしょう。

 

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エムアールエフビジネスローンの申込みの流れ

以下がエムアールエフビジネスローンの一般的な申込みの流れです。

STEP1…インターネット・電話・FAXいずれかの方法で申込み

STEP2…提供された情報を元に仮審査を実施

STEP3…営業スタッフより仮審査の結果回答

STEP4…必要書類を提出して本審査実施

STEP5…担保に対する根抵当権設定、融資契約後、貸金実行

エムアールエフの口コミや評判

最後にエムアールエフの融資に対する口コミや評判を3件紹介します。

相続税問題で悩んでいたが、エムアールエフに資金相談してスピーディーに対応してもらい解決した。

 

まとまった資金を借りたくて調達先を探していた折、知り合いの行政書士にエムアールエフを紹介された。資料集めにも的確なアドバイスをもらえて融資までスピーディーに進んだ。

 

設備投資を計画していたが、銀行融資では時間的に間に合わず、エムアールエフに資金相談したところ、迅速に融資が下りたので、当初の予定通り、投資計画を終えることができた。今後もつなぎ資金等にエムアールエフを活用していきたい。

 

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まとめ

エムアールエフ(MRF)のビジネスローン6種類のうち、共通した性格を持つ4種類を取り上げ、詳しく解説してきました。

本記事を契機に、貴社の求めるビジネスローンがエムアールエフ(MRF)のローンに見つかれば幸いです。

 

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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。