自動ドアは、スーパーやコンビニなど、店舗に備えられている設備ですが、急に壊れてしまった時にはどのような対応をしたら良いのでしょうか。いつも正常に動くはずの自動ドアが動かなくなってしまうと困る方もいるはずです。
この記事では、自動ドアの修理が必要になった時の対処法やおすすめの業者までご紹介しますので、自動ドアを取り入れる店舗主をはじめ従業員の方も知っておくと、いざという時に役立つはずです!
目次
お店に行くとよく目にする自動ドアですが、実はいくつか種類があります。自動ドアが壊れた時には、買い替えも視野に修理を進めて行くケースもあるのですが、今店舗で使用している種類がどのタイプになるのか、知らなくてはいけません。ここでは、自動ドアの種類やその特徴について詳しく解説していきます。
まずは扉の種類から見ていきましょう。自動ドアの扉には、引き戸タイプ、二重引き戸タイプ、回転ドアタイプ、開きドアタイプなど種類があります。一般的に導入されていることが多いのが引き戸タイプで、横にスライドするのが特徴です。
二重引き戸は一般的な引き戸タイプと似ているのですが、開口部が1.3倍も広いのが特徴で駅やターミナルなどに使用されることが多く、通行人の通り抜けの良さが魅力です。
回転するタイプは、一度に移動できる人数が制限されますが、外と内側の空間をしっかり分けることができるため、例えばエアコンなどが効いている室内の温度を一定に保てるなどのメリットがあります。
もう一つはセンサーの違いです。センサータイプは、人が扉に近づくと反応し、自動で扉が開きます。近年の店舗の自動扉はセンサー式が多く増え、両手に荷物を抱えていたとしても楽に移動ができるようになりました。
自動で開く扉もありますが、中にはボタン式もあります。ボタンを押すことでドアが自動で開き、少し手間ですがこちらも難なく通行することができます。
では、自動ドアが壊れたと感じた時に、どこを見て判断したら良いのでしょうか。ここでは、修理が必要な症状を4つご紹介します。
まず一番多いトラブルが「勝手にドアが動く」ことです。センサー付近に誰もいないのに、勝手に扉が開いたり閉まったりを繰り返している時は、故障が考えられます。
このような症状が出る原因の多くは、
この2つが考えられます。
次に、「自動ドアから異音が発生する」ことです。この場合の原因は、
この2つです。長年使用した自動ドアは、レールやローラーが劣化している可能性もあり、異音を発することがあります。
「自動ドアの開閉の動作が遅い」と感じる時にも修理が必要です。この場合には、
が原因である可能性が高いです。ベルトが劣化すると緩んでしまい、開閉の動作が鈍くなります。
最後は、「センサーが反応しない」ことです。センサーが反応しない場合は、どこかの部位が故障している可能性が非常に高く、修理をする必要があります。自動ドアではありますが、手動で動かすこともできるので、緊急時には人が通れる程の隙間を開けておき、人が通行できるように対処しましょう。
この他にも、時々誤作動を起こす、電源を入れても動かないなどいつもと違う反応を見せる時には修理を検討してください。
自動ドアが壊れてしまったと考えた時、業者に依頼する前に自分で出来ることはないのでしょうか。実は、すぐに対処することでトラブルが解決する可能性もあります。ここでは、修理前に自分でできるメンテナンスについて解説していきます。
自動ドアの開閉が遅くなったと感じた時には、ガイドレールにゴミや埃が溜まっていないかチェックしましょう。これはよくあることで、こまめに掃除をしていても、あっというまに砂などが詰まって扉の開閉がスムーズに行われないケースもあります。
特に風の強い時は、レールにゴミや埃がたまりやすいので、こまめにチェックすることをおすすめします。もしゴミなどの詰まりが原因であれば、取り除いてあげれば動きが元に戻るでしょう。レールは非常に詰まりやすいので、1日1回は掃除をするのが良いです。
人が来てもセンサーが反応せずに扉が開かない時は、上部にあるセンサーに汚れが付着していないかを確認してみましょう。センサー部分に汚れがついていると、上手く察知できずに動作が鈍ることがあります。
センサー部分もこまめに掃除をして綺麗な状態をキープし、人の動きを察知できるようにしておいてください。また、センサーが反応しないという点では、電源が切れている可能性があります。
例えば、工事業者の方など、扉が自動で閉まらないように一時的にセンサーの機能を切る(電源を落とす)ことがあるのですが、その際に電源を入れ忘れて帰ってしまうというケースもあるそうです。センサーの動きが止まってしまった時は、スイッチが切られていないかどうかもあわせて確認しましょう。
では、自動ドアの修理にはいくらかかるものなのでしょうか。ここでは、修理にかかる費用の相場などをまとめました。
修理にかかる費用としては、修理代の他に出張諸経費や派遣費用などがかかります。これは、店舗で保険を契約しているかどうかでも変わってくるのですが、もし保険に入っていないのであればほとんどの業者で出張費などの費用が加算されるでしょう。緊急で業者に依頼する場合にかかる費用について下記の表にまとめてみました。
出張経費 | 5,000円 |
---|---|
緊急派遣料 | 5,000円 |
日祝日費用 | 5,000円 |
深夜料金 | 5,000円 |
依頼するタイミングによっては、日祝日費用や深夜料金が適応になり、高額になりがちです。もし待てるのであれば、平日の日中に依頼する方が一番お得です。
また、保険に加入している場合は、会員特典などが適応されるので、出張料などが免除されるケースもあります。まずは自分が何か保険に加入しているかどうか確認してください。
次に自動ドアの修理費用についてですが、どこを修理するのかによって金額が変わります。例えば、ドアの開閉が遅くなり、調整をするだけでなら1万円程度で済みます。しかし、ベルトやセンサーの交換となると3万〜5万円ほどかかるでしょう。
モーターの交換、自動ドア駆動部の交換は10万〜30万、自動ドアの全交換となると50万以上にまで跳ね上がります。依頼するメーカーや業者によっても金額は異なるので、まずは何社か見積もりを取ることをおすすめします。
自動ドアを修理できる業者についてご存知でしょうか。もし壊れてしまった時には、どこに頼れば良いのか分からない方もいるはずです。修理ができる業者は主にメーカー系と独立系の2つの業者があるので、それぞれの特徴なども見ておきましょう。
安心して依頼できるのは大手メーカー系の業者になります。大手自動ドアメーカーでも、下請けと協力していることも多く、依頼を受ければすぐに駆けつけてくれるというのも大きなメリットです。
大手メーカーならアフターフォローもしっかりしているので、安心して任せられます。信頼度が高い分見積もりなどは高額になりがちです。修理費用などは割高になるケースがあるため、まずは見積もりから依頼しましょう。
個人で経営する方が運営する業者で、はっきり言って良い業者と悪い業者の2つに分かれます。中には悪徳じみた業者もいて、本来は部品を交換するだけで良いのにドア全体を交換するよう勧めてくることもあります。
悪い業者に引っかからないためにも、口コミなどを参考にし、良い業者に依頼するようにしましょう。まずはいくつかの業者で見積もりを取り、高額な設定をしている業者には注意してください。
もちろん、良心的な業者も多く、大手メーカーに比べると安く修理を済ませることができるメリットなどもありますので事前にしっかりと、調べることをおすすめします。
自動ドアが壊れてしまった時は、信頼できる業者に依頼しましょう。面識のない業者であれば、まずは必ず見積もりを出してもらってから正式に依頼するようにしてください。
修理してくれるのはもちろん、アフターケアなどのサービスもしっかりしているのかなども注目ポイントです。悪質な業者は、契約を急かしたり、高額な請求書を出してくる事が多いので、落ち着いて業者を選ぶ事が大切です。
どこの業者に依頼したら良いのか分からずに悩んでいる方には、「自動ドア110番」がおすすめです。日本全国受付可能で、お客様満足度98%と高評価です。作業料金は15,000円からで、分かりやすい見積もりを出してくれると評価されています。
自動ドアのメンテナンス作業なども行なっているため、この機会にお願いしてみると良いでしょう。通話料もかからないので、気軽に相談できるのも嬉しいです。急いでいる方、安心の業者に依頼したい方はぜひ「自動ドア110番」を活用してみてください。
自動で動くドアは、無知識の人が操作すると壊れてしまう可能性もあるため、いつもと違う動きをしている時には専門の業者に依頼する事をおすすめします。また、長く使えるように定期的に正しいメンテナンスをしてください。