トイレのリフォームは、工務店やリフォーム会社などからもパック料金でお得な値段で出ていることもありますが、実際に費用はいくらかかるのでしょうか。費用と併せてリフォームのプランなどもご紹介していきます。トイレをリフォームして素敵な空間に生まれ変わらせましょう。
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キッチン・浴室・洗面化粧台・トイレなど、水回りのリフォームは、『タカラスタンダード』に依頼してみませんか?タカラスタンダードは、日本ではじめてホーロー製のキッチンとユニットバスを製造・発売したメーカーで、ホーローの技術は世界最高水準で圧倒的なシェアがあります。
タカラスタンダードのホーローは、鉄とガラスの密着度を高めた高品位なホーローで、湿気に強くカビを抑制してくれるので水回りに最適です。また、汚れも水拭きで落とせてお手入れが簡単なところも人気の理由でしょう。キッチンのシリーズも豊富にラインナップされており、お好みに合わせたホーローキッチンを選ぶことができます。
タカラスタンダードは全国47都道府県、約170ヵ所にショールームがあり、実際に商品の良さを見て、触れて、体感することができます。要望に合わせてアドバイザーが提案、また些細なことでも気軽に質問できるので、水回りのリフォームをご検討中の方は、お近くのショールームに足を運んでみてはいかがでしょうか。
トイレが故障した、トイレの床や壁紙の汚れが気になってきた、トイレを和式から洋式に変えたいなど、トイレのリフォームを考える様々な理由があります。トイレは壊れなければ一生使える、という方もおられますが、トイレにもリフォームの目安があります。
古さを感じるけれど、まだ使えるとリフォームをまだ考えていない方も、トイレのリフォームの知識を知って備えましょう。
トイレの使用年数、そしてリフォームの目安は15年から20年と言われており、便器は25年程使えるとされています。ただし、水回りはトラブルが起きやすいので、途中で水漏れが起きたり、レバーが壊れて水が流れないなどのトラブルが起きて、交換せざるを得ないときもあります。
また、壁がカビなどで汚れてきてしまったり、床のクッション材が傷んできたりと便器以外の劣化や問題でリフォームを考えた方がいいこともあるので、便器がリフォームの目安時期に来ていたら、トイレ全体のリフォームを考えてみましょう。
トイレのリフォームを考えたら、まず知っておきたいことがあります。リフォームを依頼する前に知識があれば、思っていたのと違うということも減り、リフォーム会社の勧めるままに高い費用を払うことも減ります。
トイレのリフォームにかかる費用や期間の相場を知って、リフォームにかける費用や予定を立てましょう。
まず、トイレのリフォームのかかる費用の相場を知っておきましょう。トイレの便器の交換と内装のリフォームの相場は20万円からで、選ぶトイレや内装の設備などによっては50万ほどかかる場合もあります。
手洗いを新たに作りたい、手すりや棚を付けたい、最新のトイレがいいなどこだわるとやはり高額にはなります。便器変えずに内装や便座の交換だけなら10万円から20万円ほどが相場なので、まだ便器の交換目安も経っていない場合は、簡単リフォームも手です。
トイレのリフォームをする際に気にする方が多いのが、期間です。家に1つしかトイレがない場合は、使えない時間が長いと不安を感じるかもしれません。便座の交換などは数時間で済むので、特に問題がないことが多いですが、便器の交換をする場合は半日から1日ほどかかります。
便器の交換でも和式から洋式にする場合や手洗いを新たに作る場合は、1日から2日かかることが多いです。内装も変えるとトイレ設置に1日、内装に1日ということも多いので、2日はかかると思っていた方がいいでしょう。
まれに配管が古くて交換したり、段差をなくして土台を変えるなど3日以上かかる工事もあります。リフォームの工程は業者にしっかり確認しておきましょう。
相場は分かってもリフォームにあまりお金をかけたくない場合もあります。費用を節約し、最低限で抑えたい時のポイントは、見積もりを依頼した際に予算をはっきり伝えたり、費用を抑えたいことを伝えておくと、それに合った提案をしてくれるはずです。
ただリフォームしたいというと、インテリア性のあるリフォームを勧められてしまうことがありますが、余計な飾りなどはいらないことや壁紙もシンプルな柄でいいとあらかじめ要望を伝えることで、内装費をかけずにリフォームすることが可能です。
自分の希望に合うような提案を受けやすくなるので、見積もりの際に話しておきましょう。
トイレのリフォームにかかる費用のうち、大きく占めるのが機器代と設置費用です。機器代は特に総費用がいくらかかるかを左右するものなので、重要です。費用をまだ決めていな方は、ぜひチェックしてください。
まずは機器代です。トイレのリフォームにかかる費用を決めるのが、この機器代です。便器の値段は安いものだと10万円程で、高いものだと40万円するものもあります。便器のメーカーはTOTOやLIXIL、Panasonicなどがあり、種類ごとに節水やタンク無しなど様々な特徴があります。
形等にこだわりがなければ安く交換できますが、機能性やデザイン性を重視すると、便器の価格が高額になりがちなので注意しましょう。
便器代以外にかかる費用は、設置する費用です。便器の種類や依頼する工務店などにもよりますが、2万5千円~からが相場費用になります。壁紙などの内装を交換しなくても、トイレリフォームでは機器代と設置費用の2つの費用が必ずかかるので、それを踏まえて予算を決めましょう。
ここからは便器のグレードの選び方をご紹介していきます。機器代で10万から40万まで差があるとご紹介しましたが、タイプや機能があるので、値段だけでは一概に決められないという方もおられます。
また、節水効果のあるトイレなどもあるので、一概に安い便器が得とは限りません。良い機能が付いた便器でも手頃な価格のものもあるので、ぜひ便器のタイプなどを知って、自宅に合う便器を探してみましょう。
選び方1つ目は、タンク付きかタンクレスかです。水をためておくタンクが後ろに付いているか、付いていないかの差です。タンクレストイレはコンパクトで狭いトイレでも空間が広く、掃除もしやすくなりますが、手洗いを別に作る必要があります。
タンク付きタイプは昔からあるタイプで、手洗いが付いていて価格も10万円~あるので費用を抑えたい場合におすすめです。タンクレスも15万円ほどのものも出てきているので、どちらの形がいいかを決めてからだと絞りやすくなります。
選び方2つ目は、メーカーごとに特徴を確認して選ぶ方法です。機器代のところでもご紹介しましたが、TOTO、LIXIL、Panasonicが便器の主要メーカーです。シェア率NO1はTOTOで、節水機能に優れています。ネオレストというシリーズは低価格のものからハイグレードまで種類が豊富です。
シェア率NO2はLIXILで、アクアセラミック素材の便器は水垢や汚れが水で流れ落ちるので、お掃除が簡単です。NO3がPanasonicで、アラウーノというシリーズが定番です。有機ガラス系新素材で撥水性があり水垢が付きにくいという特徴があります。
選び方3つ目は、洗浄機能や清潔性能です。洗浄機能に関しては、タンクありよりタンクレスの方が少ない水で流す力が強いです。また近年では、便器の中の掃除をほとんどしなくていいように、便器の表面に汚れが付着しにくいような素材を使うなどの工夫をしています。
また、便器の蓋との隙間をリフトアップさせて掃除しやすいようにしているものなど、掃除面で使いやすいタイプもあります。洗浄機能や清潔性能が高いと、掃除も楽に、回数も少なくて済むので、チェックしてみましょう。
ここからはトイレのリフォームプランを目的別にご紹介します。何にこだわるかで、トイレの雰囲気も変わってきます。自分らしさを出す、素敵な空間づくりへの参考にしてみてください。
トイレはどうしても臭いが気になる場所なので、清潔性にこだわってリフォームしたい方も多くいます。床材ですが、どうしても汚れが飛び散りやすいので、耐水性がある素材でアンモニアの臭いに強いものを選びましょう。
トイレは湿気がこもる場所なので、壁紙も調湿機能付きのものや消臭機能にあるタイプを選ぶと、臭い対策にいいでしょう。
デザインにこだわりたい方の場合は、おしゃれな壁紙や面白みのある柄の壁紙をトイレに選ぶのがおすすめです。キッチンやリビングなどは落ち着いた雰囲気でも、トイレはずっといる空間ではなく、広さも狭いので遊び心のあるデザインで楽しめる空間にしやすいです。
トイレの便器の色も白やベージュ以外のタイプも出ているので、壁紙とも合うデザインの便器もチョイスしてみましょう。
自分たちや親の老後を考えて、バリアフリーにしておきたい方もおられます。ドア部分の段差をなくし、出来れば引き戸の方が車いすを使うようになった場合には便利です。また、手すりの設置も必要です。
細かくなりますが、ペーパーホルダーも弱い力でも紙を切れるものが使いやすかったり、手洗いがトイレにあった方が便利など、体の自由が効かなくなった際に些細なことでも使いやすいように考えておくと、後々楽になります。
トイレは狭い空間なので、収納がないという場合もあります。しかし、収納を新たに設置することは可能です。トイレと一体型になっているキャビネットや、吊り戸棚は狭い空間でもしっかり収納が作れます。
どちらの費用も3.4万円ほどなので、そこまで高額ではありません。狭いからと諦めていた方でもデッドスペースを利用して収納は確保できるので、トイレをすっきりした空間にすることが出来ます。
トイレリフォームの費用や便器の選び方をご紹介してきましたが、何を選ぶかによってトイレの雰囲気は様変わりします。便器の種類によっては費用が高くなったりもしますが、機能性が高いと掃除が楽になったり、節水効果が高かったりと後々選んでよかったということも多いです。
トイレをリフォームして、もっと快適な生活を手に入れましょう。