最近はオシャレなお部屋づくりが特集されることも多くなりました。ですがインテリアだけでは満足できないパターンもあります。特にキッチン・台所は設置家具によって見た目も使い勝手も変わるので限界があるでしょう。
そこでここでは、キッチン・台所をおしゃれにリフォームする方法をご紹介します。素敵なアイデアから必要なコストまでまとめていますので、キッチンのリフォームを考えている方は是非チェックしてみてください。
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キッチン・浴室・洗面化粧台・トイレなど、水回りのリフォームは、『タカラスタンダード』に依頼してみませんか?タカラスタンダードは、日本ではじめてホーロー製のキッチンとユニットバスを製造・発売したメーカーで、ホーローの技術は世界最高水準で圧倒的なシェアがあります。
タカラスタンダードのホーローは、鉄とガラスの密着度を高めた高品位なホーローで、湿気に強くカビを抑制してくれるので水回りに最適です。また、汚れも水拭きで落とせてお手入れが簡単なところも人気の理由でしょう。キッチンのシリーズも豊富にラインナップされており、お好みに合わせたホーローキッチンを選ぶことができます。
タカラスタンダードは全国47都道府県、約170ヵ所にショールームがあり、実際に商品の良さを見て、触れて、体感することができます。要望に合わせてアドバイザーが提案、また些細なことでも気軽に質問できるので、水回りのリフォームをご検討中の方は、お近くのショールームに足を運んでみてはいかがでしょうか。
キッチンをおしゃれにリフォームするためには、まずはベースをしっかり整える必要があります。何も考えずにリフォームを始めてしまうと、途中でめちゃくちゃになってしまうことがほとんどです。そうなってしまうとせっかくのリフォームが思ったように進みません。
キッチンをリフォームする時は、思い立って考動するよりもまずは1度しっかりと計画を立てることをおすすめします。
ただおしゃれにリフォームをすればいいというわけではないですよね。この機会に普段から思っている不満や、不便だと思う部分を洗い出してみましょう。キッチンは毎日必ず使用する場所なので、家族みんなで話し合ってみて下さい。もし何も思い浮かばない場合はこういう所は確認してみてはいかがでしょうか。
こちらがキッチンにおいての一般的なお悩み代表になります。リフォーム後にこういったトラブルが改善されていないとなると、また近い将来に再リフォームになってしまうこともあります。より良いキッチンにするためにも、まず第1にキッチンの不満な点をいくつか出してみることが大切です。
不満点を洗いだしたら、今度は理想のキッチンのイメージを思い浮かべてみましょう。もちろん見た目だけではなく、使い勝手の良さも考慮してみて下さい。
例えば家族構成が4人(父親・母親・兄・妹)だとすると、キッチンを1番頻繁に利用するのは母親になるご家庭が多いのではないでしょうか。朝・昼・夜のご飯づくりを始め、後片付けや掃除など、長時間キッチンに立っている機会が多くなることと思います。
そのことを前提に考えると、まずは母親が使いやすい環境にすることがとても大切です。母親がどのようなキッチンにしたいと思っているのか、そしてその意見を優先しましょう。
そこからキッチンの構想を広げてみて下さい。作業台を広く取るのか、キッチンの広さをどうするのか、コミュニケーションが取りやすいようにアイランドキッチンにするかなど、色々な意見を出してイメージを広げましょう。
キッチンの広さを考えるというのは実はすごく難しいことでもあります。「〇〇なキッチンにしたい」と色々要望を出していくうちにどんどんキッチンが広くなってしまいます。もちろんそれは素敵なことなのですが、部屋の広さによっても大きく変わってくるものではないでしょうか。
キッチンがやたら広くてリビングの範囲が狭くなってしまうとなると、今度は安らぎの場所が圧迫されてしてしまう形になります。キッチンの広さを決めるためには、まず初めに部屋のバランスを考える必要があると言えます。
例えばLDKのお部屋の場合、一般的に14畳以上なことが多いです。仮に16畳のLDKだとするとキッチンの広さは4.5畳が理想とされます。もしアイランドキッチンにしたいのなら6畳分のスペースが最適です。
キッチンやアイランドキッチンの設置配分が決まったら、今度はリビングダイニングの空間もしっかりイメージしてみて下さい。その上で自分達にとって最適な空間を作りあげることが重要となります。
キッチンの理想のイメージができてきたら、この機会に最新型の設備に変えてみるなど、具体的なキッチンの設備を決めていきましょう。
掃除が楽なIHクッキングヒーターに変えてみたり、収納力抜群の引き出し式フロアキャビネット、更に収納力を広げてパントリー、そして家事が楽になるビルトイン食器洗い機を導入するなど、選択肢はたくさんあります。もちろんキッチンの広さによって設置できる設備も変わるので、ここでもよく構想を練りましょう。
それでは今度はキッチンのリフォーム要点を1つずつチェックしていきましょう。少しずつピースを当てはめるように考えてみて下さい。リフォーム前に考えをしっかりまとめておくだけで、今後の流れが更にスムーズになります。
キッチンのレイアウトを考えた時に、まず第一に大事にしたいことはキッチンの使いやすさです。毎日の家事をより快適なものにするためにも、設備の位置や配置のバランスをよく考えましょう。狭いキッチンだと非常に使いづらいですよね。最低でも2~3人が無理なく行き来できるようなスペースづくりを目指すことをおすすめします。
冷蔵庫、シンク、コンロの3辺を結んだ時にできる形状をワークトライアングルと呼びますが、この3片の距離を短くすることで家事の効率は格段に上がります。冷蔵庫、シンク、コンロは料理を作る際に必ず必要になる場所です。これらの距離を2~3秒で移動できる距離に設置することが理想です。
そしてこのワークトライアングル以外にもキッチンの通路の幅を広く確保して下さい。90cm~120cmほどの距離があれば、なお最適なキッチンに変わります。ちなみに調理スペースは大幅に場所を取るのではなく、60cm~90cm以内に収めることをおすすめします。
今度は本格的にキッチンのデザインを決めていく流れになります。しかしデザインと言っても、中々まとまらないこともあると思います。そういう場合はキッチンの色からイメージ膨らませてみましょう。
キッチン全体を白のイメージで統一すると、爽やかで明るい印象になります。他にも可愛らしいイメージにしたいのならピンクやイエローなどのパステル系、シックなイメージにしたいのなら黒や紺などの寒色系がおすすめです。
木目調にすればモダン調に、ツートンカラーは今どきでおしゃれです。色からイメージすることでキッチンのデザインも固まってくると思うので、困った時は色から選んでみるのもおすすめです。
リフォームを機にキッチンの床も変えてみましょう。最近は汚れが付きにくい素材もたくさんあり、何より気分的にもかなり変わってくるはずです。ちなみに床をリフォームする時は重ね張りする方法と張り替えする方法の2種類があります。
重ね張りは今の床の上から新しい床素材を重ねるため、コストを安く抑えることができます。ただし床が傷んでいる場合は張り替えがおすすめです。古い床は腐食してくる可能性もあるので、この機会に張り替えてみて下さい。
キッチンは臭いや湿気が溜まりやすい空間なので換気扇の設置は必須です。リフォームの際に換気扇の場所を変更する場合は、設置位置に気を付けるようにして下さい。
キッチンに収納は必ず必要ですが、必ずしも収納ばかりを増やす必要はありません。収納場所を増やし過ぎることで逆にデッドスペースが生まれたりするので、キッチンのバランスを見て収納スペースを作るようにしましょう。
最近のキッチンは見えない収納として最初から収納スペースを多く確保しているケースも多々あります。無理に収納スペースを増やすよりも、まずは実際自分の目で見てみるのもおすすめです。家電販売店やインテリアショップでは展示会なども行っていますので、そちらも是非参考にしてみて下さい。
キッチンをリフォームする時に電気契約の見直しも検討しましょう。キッチンは電力を多く消費します。リフォームの際に家電を一新する方も多いのですが、そのせいで消費電力が増え、ブレーカーが落ちやすくなってしまうという事例もあります。特にガスコンロからIHクッキングヒーターに変える場合は電気配線を見直すことをおすすめします。
続いてキッチンのリフォーム費用や工事期間について考えてみましょう。選択次第で変わってくるので、リフォームをする際の参考にしてください。いざキッチンをリフォームしようとしても見積もりで予算オーバーしてしまい、断念してしまうパターンもあります。費用と自分の要望・スタイルとのバランスを考え決定しましょう。
いまの主流と言えばシステムキッチンです。コンロ、シンク、カウンターをカスタムするキッチンで、自分の好きな素材や設備を選択できるところも魅力的です。そのため価格幅はかなり広く、一概に〇円とは言い切れません。
システムキッチンにもグレードがあり、それによっても値段は大きく変わります。ハイグレード、ミドルグレード、スタンダードの3種類があり、名前の通りハイグレードが1番費用が高くなります。その変わりにハイグレードは自由なカスタムが実現するので、本当の意味で自分の好きなキッチンにチェンジすることができます。
最低価格は60万円、高くなると300万円オーバーなんていうシステムキッチンもあります。
キッチンの設置費用や解体費用について見てみましょう。まず古いキッチン(L型の場合)を解体する場合は40,000円ぐらいを想定しておいて下さい。設置費用は60,000円程度なので、キッチン費用とは別にキッチン設置+解体費用で100,000円ほど必要だと考えておきましょう。
キッチンの解体や設置費用以外にも床や壁を張り替えたり、新たにIHクッキングヒーターを設置する場合は別途工事費が必要になります。特に電気配線を変えておかないとブレーカーが落ちる原因になる場合もあるので注意して下さい。
キッチンのリフォームって一体どのくらいの時間が必要なのでしょうか。今のキッチンの状況によってそれぞれ変わりますが、ここでは一連の流れをお伝えします。
おおよそではありますが、このぐらいの期間を想定しておきましょう。
ここではおしゃれなキッチンへリフォームするためのアイデアをいくつかピックアップしてご紹介します。自分で思い浮かぶキッチンとはまた別に、参考に1度覗いてみて下さい。
北欧風のキッチンっておしゃれですよね。北欧風キッチンは白をベースに木目調を取り入れ、明るく温かい印象を与えてくれます。北欧と言えばIKEAなので、IKEAでキッチンを選んでみるのもおすすめです。IKEAならセットアップでレイアウトしてくれているので参考にもなりますし、まるごと真似てしまうのも素敵です。お子さんがいる家庭でも使いやすいというのがメリットになります。
アイランドキッチンもここ数年大人気のキッチンモデルです。アイランドキッチン最大の魅力はキッチンそのものを広く使えること、そして開放感があるところです。リビングとキッチンに開放感があるのでコミュニケーションをとるのにも最適です。白を基調にまとめれば、一気におしゃれ感がUPします。
ただし開放感がある一方、キッチン道具が丸見えになりやすいので、おしゃれに設置するか、また別に収納スペースを作るかを考えておきましょう。
キッチンのリフォームにおすすめなアイデア、そして費用や日数についてお伝えしました。キッチンのリフォームと言っても色々なパターンがあります。おしゃれなキッチンにするのも大事ですが、毎日の使いやすさを追求するのも大事なことです。
キッチンのリフォームを考える方はイメージを膨らませ、調べていくうちにきっとあなたにピッタリなキッチンスタイルが出てくるはずです。ご自身のご家庭にあったキッチンを見つけて、日々の生活がより楽しくなりますように。