これからの季節、バーベキューやキャンプなどアウトドアの機会が増えると思います。アウトドア時に電気を供給したいとき、ポータブル電源はとても便利なアイテムです。
Jackeryのポータブル電源は、持ち運びも便利なコンパクトサイズな上に大容量なので、アウトドアだけでなく防災など緊急時にもおすすめアイテムとなっています。今回は、Jackeryのポータブル電源をご紹介していきます。
目次
Jackeryは、2012年にAppleの元バッテリーエンジニアによってアメリカ シリコンバレーで設立されました。最先端の研究開発、製造の専門知識を積み重ねたJackeryは、2015年に世界初リチウムポータブル電源を開発しました。
そして、ドイツが主催する国際的なデザイン賞であるRed Dot Awardで、2016年にはjackeryポータブル電源が、2018年にはjackeryソーラーパネルがそれぞれ受賞しました。さらに2019年には、二次電池や蓄電池の製造、開発に関する世界最大級の展示会である国際二次電池展への出展やAmzonでの出店、さらには日本での事業展開のために株式会社Jackery Japanを立ち上げました。
Jackeryは、「地球環境の保全に貢献する」という基本理念に基づき、ポータブル電源、ソーラーパネルの分野で高い品質、技術でより良い製品づくりを特徴としています。ポータブル電源とソーラーパネルを併用することで、発電時の二酸化炭素の排出を削減することができるのです。また、ソーラーパネルで充電したポータブル電源を日常的に使用すると、節電することもできます。
地球環境にも良いポータブル電源やソーラーパネルを取り扱っているJackeryですが、ポータブル電源の特徴について具体的に説明していきたいと思います。
ポータブル電源のAC出力には、正弦波、修正正弦波、矩形波の3種類があります。正弦波は一般の家庭用電源と同じであるため、普段使用している家電製品も安心して使うことができます。一方、修正正弦波、矩形波は、使用できる家電製品が限られるため、使用機器の故障の原因になる可能性があります。
Jackeryのポータブル電源は正弦波であるため、使用する家電製品を選ぶ必要がありません。そのため、故障するリスクを気にすることなく、安心して使用できるのが魅力の1つです。
Jackeryのポータブル電源は、ACコンセント、USBポート、そしてシガーソケットポートを搭載しています。そして、出力500W、製品によっては1000Wとハイパワー設計となっているため、幅広い電化製品に対応することができます。さらに、入出力の電力とバッテリー残量がリアルタイムでわかりやすく数値で表示されるのも、魅力の1つといえます。
Jackeryのポータブル電源は、ハイパワー出力で使いやすいことが魅力です。しかしながら、安全性や耐久性も気になります。
Jackeryの採用しているリチウムイオン電池は、バッテリーのエネルギー効率化によりバッテリー寿命も長いため、500回も繰り返し充電して使用することができます。
また、BMS+NCM制御機能を搭載しているため、過充電保護、過放電保護、過電流保護、短絡保護、温度保護機能が装備されています。もし誤操作をしてしまったときでも、ショートや過負荷などを検知し、充電停止や放電停止してくれるので、安全性も高いことがわかります。
Jackeryのポータブル電源の特徴や魅力についてお分かりいただけたかと思います。それでは、人気商品であるJackeryポータブル電源を紹介していきたいと思います。
【大容量・正弦波】240Whの大容量、キャンプ、車中泊、アウトドアで家庭用電源が使えて便利です。キャンプから防災まで幅広く活躍。停電や災害時、交流電源が使用できない時での備えにも最適です。
ポータブル電源240は、容量240Wh、定格出力200W(瞬間最大400W)となっています。サイズは23㎝×13.5㎝×16㎝、重量3.2kgとコンパクトであり、収納型の取っ手がるいているため、キャンプや旅行などのアウトドアや作業の際の持ち運びにはとても便利です。
AC100Vコンセントは1口、シガーソケット出力は1口、USB-A出力ポートは2口とそれぞれあり、充電可能回数、時間の目安としては、
となっています。コンパクトサイズで持ち運びも楽な上に、大容量でさまざまな用途で使用できる、とても便利な小型発電機なのです。
【大容量400Wh】400Whの大容量、キャンプ、車中泊、アウトドアで家庭用電源が使えて便利です。Jackery ポータブル電源 400は、最大電力200Wの機器が給電でき、多数の設備や端末に対応できます。
ポータブル電源400は、容量400Wh、定格出力はポータブル電源240と同じで200W(瞬間最大400W)となっています。重量は3.6kgとポータブル電源240よりやや増えますが、サイズは同じ23㎝×13.5㎝×16㎝とコンパクトとなっています。
ポータブル電源240と比べ、約2倍の可能回数、時間使用することができ、
となっています。その他にも小型のドーロンだと約6〜7回、40Wのミニ冷蔵庫だと約8.5〜12時間使用できます。
【大容量700Wh】700Whの超大容量、キャンプから防災まで幅広く活躍できます。Jackery ポータブル電源 700は、最大電力500Wの機器が給電でき、多数の設備や端末に対応できます。
ポータブル電源700は、容量700Wh、定格出力500W(瞬間最大1000W)となっています。サイズは37.89㎝×34.19㎝×28.79㎝で、重量は8.48kgです。ポータブル電源240、400はACコンセント1口、USB-A出力ポート2口に対し、ポータブル電源700はACコンセント2口、USB-A出力ポート3口と1口ずつ多く、さらにDC出力ポート2口あります。
可能回数、時間使用についても、より長く電子機器を使用できるようになっており、
となっています。また、小型のドーロンだと約約11〜12回、40Wのミニ冷蔵庫だと約16〜18時間使用できます。この1台でキャンプなどのアウトドアから防災まで幅広く使用できることがわかります。
【Jackery シリーズの中で最も強力なモデル】Jackery ポータブル電源 1000は超大容量の278400mAh/1002Wh。アウトドアや災害時の電源確保にとても便利。 スマホ4台の同時充電だって余裕ですよ!
ポータブル電源1000は、超大容量の1002Wh、定格出力1000W(瞬間最大2000W)となっています。サイズは33.2㎝×23.2㎝×24.3㎝とポータブル電源240よりも一回りほど大きく、重量は10.6kgあります。その分、スマートフォンを同時に4台充電できたり、数日間電気が使用できない環境下でも安心できる大容量となっているのです。また、ACコンセント3口、シガーソケット出力1口、USB-A出力ポート2口、USB-C出力ポート2口とそれぞれあり、さまざまな電子機器や端末の充電ができる上に、最大8台のデバイスへの電力の供給が可能となっています。
可能回数、時間使用については、
となっており、この1台さえあれば災害時などの緊急時も安心といえるでしょう。
ポータブル電源についてそれぞれ紹介しましたが、比較できるようにスペックをまとめたので、参考にしてみてください。
ポータブル電源240 | ポータブル電源400 | ポータブル電源700 | ポータブル電源1000 | |
容量 | 67200mAh/240Wh | 115200mAh/400Wh | 192000mAh/700Wh | 278400mAh/1000Wh |
定格出力 (瞬間最大) | 200W(400W) | 200W(400W) | 500W(1000W) | 1000W(2000W) |
サイズ(㎝) | 23×13.5×16 | 23×13.5×16 | 30×19.3×19.2 | 33.2×23.2×24.3 |
重量 | 3.2kg | 3.6kg | 6.3kg | 10.6kg |
ACコンセント | 1口 | 1口 | 2口 | 3口 |
シガーソケット出力 | 1口 | 1口 | 1口 | 1口 |
USB-A出力ポート | 2口 | 2口 | 3口 | 2口 |
USB-C出力ポート | / | / | / | 2口 |
DC出力ポート | / | / | 2口 | / |
充電可能回数と時間 | スマートフォン 24回 車載冷蔵庫 約16時間 5Wライト 約21時間 電気毛布 約3.7時間 | スマートフォン 42回 車載冷蔵庫 28時間 5Wライト 約35時間 電気毛布 約6時間 | スマートフォン 68回 車載冷蔵庫 48時間 5Wライト 約54時間 電気毛布 約9.5時間 | スマートフォン 100回 車載冷蔵庫 66時間 5Wライト 約76時間 電気毛布 約13時間 |
Jackerynoソーラーパネルは、より優れた性能を備えており、より多くのエネルギーを生成することができます。また、はじめの方でもお伝えしましたが、ポータブル電源とソーラーパネルを併用すると、発電時の二酸化炭素の削減や節電にもなります。ここでは、人気のソーラーパネルについて紹介していきます。
【DC&USB出力ソーラーチャージャー】ソーラー充電器として、USB出力端子最大3Aの高出力で利用が可能です。
Jackeryのソーラーパネルは、耐久性、柔軟性にも優れており、高出力で効率的な充電ができるのが特徴的です。TPEラバーハンドル付きの折りたたみ式となっており、薄くて軽いため持ち運びも便利なので、アウトドアの際荷物がかさばることもありません。
また、パネルの背面にスタンドが付いており、スタンドを広げると本体が自立するため、設置する手間もありません。そして、マグネット式のバッグを開くとフタの部分に穴があいているので、テントやバックパックなどにも簡単に取り付けが可能です。
Jackeryのソーラーパネル60は、サイズ85.5㎝×53.5㎝ですが、折りたたむと42.5㎝×53.5㎝となります。厚さも35mmと薄く、重量は2.76kgとコンパクトサイズとなっています。定格出力は68Wで、USB出力ポートを装備しているので、ポータブル電源の充電だけでなく、スマートフォンなどの充電にも利用できます。
Jackeryのソーラーパネル100は、ソーラーパネル60と同様に効率的な充電が可能です。サイズは122㎝×53.5㎝、折りたたむと61㎝×53.5㎝となり、重量は4.4kgとなっています。また、ポータブル電源400、700、1000それぞれに対応しているので、より効率的に発電、充電することができます。
ポータブル電源は持ち運びができるため、キャンプや庭でのDIYなど、屋外でのイベントや作業でも電気製品を使うことができます。また緊急時など電気が使えなくなったときでも、ポータブル電源さえあればスマートフォンの充電ができたりと、さまざまなシーンで役立つこと間違いないしです。
Jackeryのポータブル電源さえあれば、どんな場所でも安全に電気を供給することができ、大容量なので、1台あるとさまざまな電子機器の充電をすることができます。アウトドアをより楽しみたい方だけでなく、防災など緊急時に備えて一家に1台ポータブル電源、そしてソーラーパネルを持っておくとより安心できることでしょう。