ノートパソコンを外で使いたいけれど、「充電が持つか心配」「電源が取れるお店を探さなければ」といった悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。そんな時にノートパソコン用モバイルバッテリーがあれば、充電の残量や電源の有無を気にすることなくノートパソコンを使用することができます。今回は、ノートパソコン用モバイルバッテリーの特徴とおすすめ商品をご紹介します。
目次
ノートパソコン用モバイルバッテリーとは携帯できる小型のバッテリーのことです。手の平に乗るほどのコンパクトなサイズで、携行性に優れています。
モバイルバッテリーに充電を済ませておけば、外出先でノートパソコンやスマホ、タブレットなどの機器に接続して給電することが可能です。そのため、パソコンやスマホの使用量が多い方はもちろん外出時にバッテリーが切れると困る方、停電や避難時など様々なシーンで活躍してくれます。
ノートパソコン用モバイルバッテリーは大きく3つに分類できます。接続する方法によって対応する機器や必要となるケーブルが異なるので、自分にとって扱いやすいものを選ぶことが大切です。
USB(USB-C)を用いてパソコンに充電するタイプです。販売されているモバイルバッテリーのほとんどにはUSBがついていますが、スマホやタブレット向けのモバイルバッテリーと見分けがつきにくいことがあります。ノートパソコンの充電を目的とするのであれば、パソコンの電力に対応できるものを選ぶ必要があります。
コンセントを直接差し込むことができるタイプです。家庭で使用する場合と同じように接続できる方が扱いやすいという方や、パソコンだけではなく幅広い機器に対応できるモバイルバッテリーを探している方におすすめです。
パソコンの充電に用いられるDC OUT(Direct Current)であれば、パソコンのメーカーを問わずパソコンに接続することができます。DC OUT用のコードがあれば接続することが可能です。
次はノートパソコン用モバイルバッテリーの選び方についてです。これから使う目的に見合うスペックが備わってないと、思うように使えないことがあるので注意しましょう。
商品を選ぶ際に注目したいポイントを項目ごとにまとめていくので、ご参考にしてください。
ノートパソコン用モバイルバッテリーを選ぶ際は、以下の4つの項目をチェックしてください。
1.出力電圧と電流
出力電圧と電流はV(ボルト)とA(アンペア)で表示されています。電圧と電流が高い製品であるほど充電速度も速くなるのが特徴です。ノートパソコンを充電するには、パソコン側の電圧・電流よりも出力の大きいモバイルバッテリーを選ぶ必要があるので、それぞれの電圧と電流をチェックしておきましょう。
2.バッテリーの容量
バッテリーの容量が大きいほどたくさん充電ができるようになるので、目安として15000mAh以上の容量を持つ製品を選ぶのがおすすめです。ただし、充電時には電気ロスが起こり、実際には表示の65%ほどの充電量になります。そのため、バッテリー容量は余裕を持たせて選んでください。
3.接続ポートの種類と数
モバイルバッテリーとノートパソコンなどの機器をつなぐUSBやDC、ACといった接続ポートは、製品によって搭載されている内容が異なります。まずはパソコンをどの方法で接続したいのかを決めておき、スマホやタブレットも充電したいのであれば複数の接続ポートが付属されたタイプを選びましょう。
4.本体サイズや重量
スマホやタブレット用のモバイルバッテリーと比べると、バッテリー容量の大きいノートパソコン用モバイルバッテリーは本体のサイズと重量が大きくなる傾向があります。仕事やプライベートで日常的に持ち運ぶという方は、購入前に本体の重量とサイズを調べておき、許容範囲であるか確認しておくことをおすすめします。
急速充電ができれば時間に限りがある場合でもストレスを感じることなく充電できます。急速充電機能が欲しいのであれば、USB PD(power delivery)対応であるか確認してください。
USB PDであれば最大で100wの電力を送ることが可能になりますが、充電できる速度はモバイルバッテリー側の出力電力によるので、併せてチェックしておきましょう。
ノートパソコンにも充電できるモバイルバッテリーの特徴や選ぶ際のポイントが分かったところで、次はおすすめの商品をご紹介します。
これから使うシーンを想像し、接続できるポートの種類や充電時間など扱いやすいかどうかを基準に比較していくとスムーズに選べるはずです。
19200mAhの超大容量バッテリーを搭載し、最大27Wの出力でノートPCを高速充電できる商品です。USBハブ機能により3台同時に高速充電をすることができ、充電時の出力を自動調整して過熱を防いでくれます。
なお、USBハブモードを搭載しているので持ち運びもスムーズにできます。本体はマット加工を施してあるので傷や指紋が目立ちにくく、落ち着いた印象なのでビジネスシーンでの使用にもおすすめです。
飛行機に持ち込みできるモバイルバッテリーです。消費電力65wまでの機器を接続することができ、83.22Whと大容量なので長時間の使用にも適しています。
本体の側面でバッテリー残量を確認でき、大容量でありながら3~4時間でフル充電が可能。ACポートもついているので、直接コンセントで接続したい方におすすめです。
ACの最大出力が250W、連続出力が200Wの高出力を実現するモバイルバッテリーです。UPSライク仕様なので充電をしながら給電することができます。
大容量なので充電時間は10~12時間かかるものの、長時間パソコンを使う方はもちろん停電時の備えにもおすすめです。バッテリー残量が確認しやすい7セグLEDインジケータもついています。
65wまでの機器に対応するモバイルバッテリーです。ACコンセント差込口がついているので、様々な機器に使用できます。
22800mAhと大容量でありながら専用アダプタで電池本体を約4.5時間で急速充電することが可能。LEDライトを点灯・点滅させて充電残量を知らせたり、コンセントやUSBの差込口にほこりやゴミが入らないようにプラグカバーで蓋をすることができるなど機能性も優れています。
26800mAhの大容量バッテリーを備えたスリムなモバイルバッテリーです。4つの出力ポートと3つの入力ポートを備え、接続したデバイスを自動で認識して自動的に最適な電流を調整してくれます。
残量表示インジゲーターで電池の残量を確認できるので、あとどのくらい使えるのかを認識しやすいのも高ポイント。手に取りやすい価格にも注目してみてください。
ラップトップとスマートフォンを同時に急速充電できるモバイルバッテリーです。パワーが必要なノートPCへの充電もおよそ2時間で完了します。
バッテリー容量は20000mAh、3時間でフル充電可能です。バッテリーに多重保護チップが内蔵されており、過充電や過熱、過放電、短絡などから保護してくれます。
26800mAhの大容量バッテリーを備えた商品です。各ポートから複数のデバイスを同時に充電することができます。
本体側面には電源スイッチや入力ポート、出力ポートがすっきりと配置されており、操作性も優れています。AC・DCアダプタからだけではなく、ソーラーパネルやカーチャージから充電することも可能です。
持ち運びやすいスリム形状で、縦置きスタンドが付属しているので、充電中もPC周りをすっきりさせることができます。
高品質なポリマーリチウムイオン電池を搭載したモバイルバッテリーです。複数の機器を同時に充電することができ、外出先での作業をスムーズにしてくれます。
50000mAh、185Whの容量を持ちながら、バッテリーへの充電は6~8時間で行えます。1.26kgと軽量で、持ち運びに便利な専用の収納ポーチも付属しています。
ノートパソコン用モバイルバッテリーの特徴と選び方、おすすめ商品をご紹介しました。持ち運びができるモバイルバッテリーがあれば、外出先でパソコンを使う際に充電切れの心配をする必要がなくなるのがメリットです。
また、購入の際には接続ポートが充実した商品を選んでおくと幅広い機器に給電することができ、災害時などにも活躍してくれます。数ある中から今回、ご紹介したモバイルバッテリーの選び方をふまえて、これから使う目的に合うモバイルバッテリーの商品を選んでみてください!