重要な書類を破棄するために必要なシュレッダー。企業にあるのはもちろんのこと、家庭用としても購入を検討している方もいるのではないでしょうか。個人情報を保護するためにも持っておきたいものです。家庭用シュレッダーのおすすめや、基礎知識から選び方まで詳しくご紹介していきます。
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誰にも見られてはいけない重要書類を捨てたい場合、ただ破るだけでは中身がバレてしまいます。そんな時に役立つのがシュレッダーです。細かく細断してくれるので、重要な資料でも中身がわからないように破棄することができます。
仕事を自宅に戻ってからすることもあるのではないでしょうか。家庭に一台あれば便利。シュレッダーを購入する予定の方は、参考にしてみてください!
家庭用のシュレッダーは、種類が多いです。どれを選んだら良いのか迷ってしまうこともあるでしょう。選び方をご紹介していくので参考にしてみてください。
家庭用シュレッダーを選択する時の一般的な条件として、手動にするか電動にするかです。手動はハンドルを手で回してバラバラにします。細断能力も弱く、あまり長持ちはしません。さらに一番のデメリットは、バラバラしたい書類の枚数が多かった場合、手で回し続けるのは腕が痛くなります。
電動のものは、刃を回転させて切り裂いてきます。手動と電動のものなら、間違いなく電動のものが良いでしょう。電動になると心配なのは価格ですが、現在では手動タイプのものと変わらない価格で電動タイプが購入できるものもあります。
また気になる大きさについてですが、電動タイプでも卓上で使用できるものもあり、手動と変わらないサイズのものも売られているため、電動タイプを購入することのメリットの方が大きいと言えます。
家庭用のシュレッダーを選択する時は、破棄したいもので選ぶことも大切です。細断するものによって、それぞれに適した電動シュレッダーをチョイスしましょう。
細断するものと言えば、紙類が多いかもしれませんが、CDやDVD、写真、プラスチックカード類などさまざまあります。使わなくなったクレジットカードや写真などの個人情報が多く含まれているものは、シュレッダーをかけて破棄したいものです。
クレジットカードのICチップに対応しているものや、復元が不可能な状態まで細かく細断してくれる電動シュレッダーもありますから、細断するものが決まっていれば、それに対応したものを選んでみてください。
家庭用シュレッダーには、実用的な機能がついています。機能を見てどのシュレッダーにしようか選ぶことも多いでしょう。いろいろ機能がついているものは使い勝手も良いです。機能の中から特に人気のある機能をご紹介していきます。
家庭用シュレッダーには、細断できる枚数・速度・連続稼働時間が載っています。より実用的なシュレッダーを購入したいと思っている方は、この3つに注目してみましょう。
細断のできる枚数は多いほど、一度にたくさんの用紙をバラバラにすることができます。普段から大量に切って捨てることがないのであれば枚数は少なくても問題ありませんが、細断の枚数が多い方が溜めておいて一度にシュレッダーにかけることができるようになるので便利です。
速度は、1分という時間の間に細断できる速度を数値で表記されています。数値に注目をしてみてください。大きいほど処理能力が高くなるので、手早く切り捨てることができます。
また、連続でシュレッダーの機械を動かすことができる時間のことを連続稼働時間といいます。これが長い場合、スピーディーにより多くの用紙を処理することができるでしょう。
逆に連続稼働時間が短い場合は、まとめて用紙を処理することができなくなるため、再度動かさなくてはいけなくなり、面倒ですし時間がかかってしまいます。
シュレッダーをかける時に音が気になる方も多いのではないでしょうか。シュレッダーの音が気になるか気にならないかは個人差もあるでしょう。特にシュレッダーをかける時は、集合住宅に住んでいると周りにも配慮が必要になります。
日中に使用する分にはあまり気にならないかもしれませんが、深夜に使用したい場合には静音性の高いものを選ぶと良いです。家族の眠りを妨げることなく、効率よく用紙をバラバラにすることができます。
家庭用シュレッダーは、知名度の高いメーカーから知名度は低くても品質の良いと評判のメーカーなど、いろいろなメーカーから販売されています。その中から特に人気のあるメーカーをピックアップしてご紹介していくので、チェックしてください。
アイリスオーヤマでは、家庭用で使用できるコンパクトサイズのものからオフィスで使える大型サイズのものまであります。家庭用として、静音性の効果が期待でき、場所を取らないシュレッダーや、高速細断できるシュレッダーなど種類も多いです。
細断するカットの形状として、「クロスカット」「マイクロクロスカット」という機密性の高いカットの方法で処理することができます。用紙だけではなく、CDやDVDなどもバラバラにすることができ便利です。
コクヨは、文房具や事務系用品で有名のメーカーです。家庭用・オフィス用のシュレッダーとしても知られているため、デザイン性が高いと評判で人気もあります。コクヨでは機能よりもデザイン性に力を入れているシュレッダーが多いようです。シンプルで部屋のインテリアにもよく合います。
フェローズは、さまざまなオフィス製品を販売している会社です。世界100か国以上で販売されています。シュレッダーにおいては、紙が詰まるのを防いだり、音が静か、安全機能などがついたものもあります。
使う方のこだわりに合わせて使用できるように、機能性が豊かなシュレッダーが多く販売されているのです。
ナカバヤシは、文具メーカーの会社です。ナカバヤシの業務用の大容量シュレッダーが特に人気があるようです。家庭用シュレッダーの認知度は高くはありませんが、クオリティーが良いため、信頼も厚いメーカーだと言えるでしょう。
ナカバヤシのシュレッダーには、長持ちして壊れにくいもの、容量が大きいもの、家庭で使えるものからオフィスで使えるものまで幅広い商品を取り扱っています。
家庭用シュレッダーには、電動のものと手動のものがあります。電動も手動もそれぞれの特徴があるのです。まずは、電動式のおすすめの家庭用シュレッダーを見ていきましょう。お気に入りのシュレッダーを見つけてください。
用紙をシュレッダーにかける時に、ホッチキスがついていると細断できなく、ホッチキスを取らなくてはいけないのが面倒でもあります。ホッチキス対応アイリスオーヤマP5GCXは、ホッチキスがついている状態でも細断できるので便利です。
A4用紙が約65枚分ほど入る大容量のダストボックス。コンパクトサイズで本体の重量が約3kgですから、女性でもラクラク持ち運びが可能です。縦にも横にも細断してくれるクロスカット方式で、機密性も高いです。
さらに、本体からダストボックスを外すことで自動的に電源がオフになるため、安全に使用することができます。
コンパクトサンワサプライ400-PSD030は、一度にA4用紙を10枚細断可能電動シュレッダーです。安全性の高いクロスカットで、復元されることなく、ゴミ箱から情報が漏れてしまう心配もありません。
こちらの商品は、カード1枚の細断にも対応しています。紙製のものだけではなく、プラスチックのカードも細断可能です。
大容量のダストボックスには、A4用紙140枚分を収めることができます。ダストボックスに小さな窓がついているため、そこからゴミの量を確認することができるようになっています。
また、本体上部がダストボックスにセットしていないと、電源が入らないようになっていたり、投入口には手が入らないようになっているため、安全設計がしっかりされていて安心です。小さなお子さんがいるご家庭にもおすすめの電動シュレッダーです。
運転音45dBの調整音設計アイリスオーヤマP6HCS-Bは、超静音モデルの電動シュレッダーです。会話や作業の邪魔にならず、自宅でも気にせず使用することができます。
紙類だけではなく、CDやDVD、BDを細断することもできます。細断くずは、紙類とCD・DVDなどに分けることができ、ゴミ捨てもラクラクです。10分間連続使用が可能になっています。
まとめて細断できるコクヨKPS-MX100Wは、スリムな本体で置く場所にも困りません。CDなどの細断もできます。ダストボックスが引き出し式になっているため、ゴミ捨てもしやすいです。
紙はクロスタイプ、CDはストレートタイプで細断されます。A4用紙6枚分をまとめて細断することができて便利です。
大容量クロスカットフェローズB-151Cは、紙類以外にCD・DVD・カードなどを細断できたり、ホッチキス止めやクリップ止めの書類などでも細断することができて便利です。
カット方式はクロスカットとなっているので、機密性も高く復元しづらくなっています。くずの中身がよく見えるので、どのくらい溜まったかがすぐわかります。
ナカバヤシHES-T02は、卓上タイプで邪魔にならない電動シュレッダーです。CD・DVD・クレジットカード、ホッチキス止めの書類もそのまま細断することができます。
引き出しタイプでゴミ捨ても簡単です。くずがどのくらい溜まったか見やすいので、ゴミを捨てるタイミングもすぐわかって便利です。
電動式のおすすめ家庭用シュレッダーをご紹介してきました。あまり使う機会がないから、手動式が欲しいという方もいるでしょう。次は、手動式のおすすめ家庭用シュレッダーをご紹介します。
ナカバヤシHES-H02Wは、たまに使いたいという方におすすめの手動式シュレッダーです。シュレッダーを使用する頻度が少ない場合なら、手動式でも手の疲れを気にしなくても大丈夫です。手動式ですが、CDやカード類なども細断できるので持っていると便利です。
コンパクトで大容量のアスカHM04は、一度に2枚まで細断が可能です。官製はがきの場合は1枚だけの細断になります。枚数を守らないと、ハンドルに負荷がかかり、折れてしまう可能性もあるので気を付けましょう。
カット方式がマイクロカットなので、かなり細かく細断することができます。復元しにくいため、セキュリティ面においても高いです。ハンドルが長くて持ちやすいため、シュレッダーをかける際に手が痛くなりづらいです。
引き出し式のダストボックスには、小窓がついているので、くずの溜まり具合が一目でわかります。
サンワサプライPSD-12は、卓上タイプで持ち運びに便利な手動式シュレッダーです。いつでもどこでも好きな場所で作業することができます。
軽いハンドルで小さな子供でも高齢者でも簡単に細断することができるのです。投入口には指が入らないようになっているため、小さな子供がいても安心です。
アイリスオーヤマH1MEは、CD・DVD1枚、カード1枚、はがきやA4用紙1枚を細断することができる手動式シュレッダーです。これ1台で3役の仕事をしてくれますから、持っていると便利です。
はがきやA4用紙は、縦にも横にも細断するクロスカットを採用。セキュリティ面でも安心することができます。CDやDVDは3分割にすることができ、メディアカットも簡単にできるのです。
カード類は紙のカード以外にも、プラスチックのカードにも対応しています。カードは4分割にするため、個人情報の保護の役割も果たしてくれます。
手動式のシュレッダーでもここまで機能がついているため、電動式に劣りません。まとめて一度に細断することはできませんが、こまめにシュレッダーにかける場合はこちらの手動式シュレッダーがおすすめです。
用紙を破棄する時にただ破り捨てるだけでは、セキュリティ対策も万全とは言えません。手で破る場合は、どうしても細かくできないため、ゴミから個人情報が漏れたりすることもあります。そんな時に役立つのがシュレッダーです。
電動式が良いのか、手動式が良いのか、使う頻度によって購入するものも決まってくるでしょう。また、まとめて細断するのか、妨げにならないように静音のもの、頻繁に細断する機会があるなら家庭でおける大容量タイプのものがいいなど目的によっても変わってきます。
電動式でも手動式でもさまざまな種類があるので、自分で使いやすいお気に入りのシュレッダーを見つけてみてください!