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おまとめローンおすすめ6選【最新版】

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おまとめローンとは、複数のローンをまとめて一本化するローンのことです。

たとえば、借り入れがA・B・Cの3つあったとします。3つのローンをそれぞれ管理するのは大変ですよね。管理しきれなければ返済忘れにも繋がります。

加えて、ローンには金利がつきもの。A・B・Cそれぞれの借り入れに金利手数料10万円ずつが発生していた場合、金利分だけで30万円の支払いが必要になります。

しかし、ローンを一本化することで金利手数料をおさえることができたらどうでしょう。

A・B・Cの3つのローンをひとつの会社のローンにまとめることで金利手数料が15万円になれば、ローンを借りた側にとっては嬉しい話ではないでしょうか。

借り入れをひとつの会社のローンにまとめることができれば、借り入れ関係の複雑化や返済忘れも防げます。

そのため以下のような目的でおまとめローンは使われています。

  • ローン借り入れの複雑化や返済忘れを防ぐ
  • ローンをひとつの会社に一本化して金利負担をおさえる

この記事では「おまとめローンの選び方」と「最新版おすすめおまとめローン」「おまとめローンを使うときの注意点」を紹介します。

複数のローンの返済で悩んでいる方はぜひ参考になさってください。

おまとめローンの選び方

おまとめローンを選ぶときは、どのようなポイントに気をつけて選べばいいのでしょう。

ローン返済に困っている人やローンを一本化したい人、資金調達したいのに借り入れが難しくなっている人がおまとめローンを選ぶときのポイントを最初にご紹介します。

おまとめローンを選ぶときのポイントは次の5つです。

1.おまとめローンとは何か知って選ぶ

2.メリットとデメリットも知って選ぶ

3.本当におまとめできるか検討してから選ぶ

4.おまとめローンの上限金利が低いものを選ぶ

5.返済しやすいおまとめローンを選ぶ

おまとめローン選びの5つのポイントを順番に見ていきましょう。

おまとめローンとは何か知って選ぶ

冒頭で述べたように、おまとめローンは「複数のローンをまとめるときに使われるローン」です。一本化することによる金利負担の軽減や、ローン一本化によって返済先をひとつにするときなどに使われます。

そのためはじめてローンを利用する人や、ひとつしかローンを契約していない人は、おまとめローンの利用ターゲットからズレてしまいます。

おまとめローンのターゲットや「一本化」という利用目的を知って使うことが重要です。

なお、よくおまとめローンと間違えられるローンに「借り換えローン」があります。借り換えローンとおまとめローンはではローンとしての使い方が異なるのです。

借り換えローンはひとつのローンを借り換えます。言い換えれば、ローンからローンへの乗り換えです。対しておまとめローンは、複数のローンを一本化するものです。このような違いがあります。

キャッシングの借り換えについては別記事で紹介しています。借り換えの基本的なメリットなども紹介していますので、チェックしてみてください。

▼キャッシング 借り換えのメリットデメリットとは?

メリットとデメリットも知って選ぶ

サービス利用の際はメリットとデメリットをしっかり理解して使うことがメリットを引き出すコツです。

おまとめローンにもメリットとデメリットがあります。おまとめローンのメリットとデメリットをカンタンに知っておきましょう。

おまとめローンのメリット

おまとめローンには4つのメリットがあります。

1.ローンをまとめることにより金利負担の軽減が期待できる

2.ローンをまとめることで返済額が少なくなる可能性あり

3.返済日や相談先がひとつになるのでわかりやすい

4.ローンの返済残額が把握しやすくなる

おまとめローンの何よりのメリットは、金利負担の軽減が期待できること。記事の最初でもお話ししましたが、非常に大事なメリットです。

複数のローン返済があると、それぞれのローンに金利が発生します。おまとめローンで一本化すると複数のローンをまとめた結果、返済額が大きくなり、適用される金利が低くなる可能性があります。

おまとめローンを利用する人には金利負担の軽減を狙って利用する人が少なくありません。

また、金利負担が小さくなる結果、返済総額も小さくなりますよね。膨らんだ返済総額を圧縮するためにも、よくおまとめローンが使われています。返済が少なくなることは、利用者にとって大きな魅力です。

おまとめローンで複数ローンを一本化することで、ローンの返済総額や相談先がわかりやすくなります。

100万円のローンが3本あるより、300万円のローンに一本化した方がローン書面などの管理もしやすいですよね。

加えて、100万円それぞれの借り入れ先に返済の相談をすると相談が3回ですが、おまとめローンで一本化すれば1回で済みます。

おまとめローンには管理の面でもメリットがあるのです。

おまとめローンのデメリット

おまとめローンには4つのデメリットがあります。

1.おまとめローンは基本的に返済専用である

2.おまとめローンを利用すると借り入れが難しくなる

3.おまとめローンを使っても金利が思ったほど低くならないことがある

4.おまとめローンは債務整理とは異なる

カードローンやキャッシングなどは、契約時に枠を用意してもらい、枠内で貸し借りする印象があると思います。おまとめローンの場合も返済した分の枠が空いて、その分だけ借り入れもできるのではないかと考えるのではないでしょうか。

実は、おまとめローンは基本的に返済専用です。返済した分また資金調達が必要になっても、カードローンやキャッシングのような使い方は基本的に難しいといえます。

また、おまとめローンを利用すると「この人は返済に困っているのだろう」と判断されることが基本です。借り入れができなくなるケースや、審査パスが難しくなるケースがあります。

借り入れの必要性がある場合は、おまとめローンを契約するときに、申し込み先の金融機関などに相談しておくといいかもしれません。資金調達の予定がある人は特に要注意です。

おまとめローンで複数ローンをまとめても、想像していたより金利負担がおさえられないケースもあります。

おまとめローンで複数ローンをまとめたからといって、劇的に金利が低くなるわけではありません。過剰な期待をしないよう、注意してください。

金融機関の窓口などでシミュレーションしてもらえるますので、どのくらい金利負担がおさえられるか、先に試算してもらうことをおすすめします。

よくある勘違いですが、おまとめローンは債務整理とは異なります。

債務整理とは、弁護士や司法書士が行う借金の利息引き直しや、返済総額の減額などを行う借金の整理のこと。

おまとめローンはあくまで複数ローンをまとめるだけです。弁護士や司法書士が行う債務整理とは異なるため注意してください。

法的な借金問題の解決をしたい場合は弁護士や司法書士に相談しましょう。

本当におまとめできるか検討してから選ぶ

おまとめローンを使うときは、自分の複数の返済をまとめられるか検討するのがポイントです。「いいな」と思うおまとめローンがあっても、利用できなければ意味がありませんよね。

たとえば、複数の返済総額が200万円だったのに、使おうと思っていたおまとめローンは100万円までしか借りられない場合、まとめることはできません。

おまとめローンの中にはリボ払いや銀行ローンは対象外のサービスもあります。リボ払いは対象になるのか、自分がまとめたいローンは対象になるのか、しっかり確認しましょう。

一般的に銀行のおまとめローンはまとめられる返済の範囲が広く、消費者金融のおまとめローンは、銀行より範囲が狭く設定されている傾向にあります。

おまとめローンの限度額や利用条件などを確認して、検討しましょう。

主婦やパートなどの場合、自分が申し込みできるかもチェックしたいポイントです。

「おまとめローンの利用がはじめてなので、よくわからない」という人は、おまとめローンの取り扱い会社に直接問い合わせすることをおすすめします。

おまとめローンの上限金利が低いものを選ぶ

おまとめローンを使う目的のひとつが金利の負担をおさえることです。これは、おまとめローンのメリットでもあります。

そのため金利が高いサービスを選んでしまうと、せっかくの金利を抑えられるというメリットが薄くなってしまいます。

とはいえ、金利は「例 3~14%」などの形で、数字に幅を持たせて設定されています。「具体的にどの数字を見ればいいの?」と思ってしまうのではないでしょうか。

おまとめローンの金利をチェックするときは、上限金利を確認しましょう。

上限金利とは、金利の高い方の数字のことです。今使っているローンと金利の上限の数字を比較してみてください。そして、利用を検討しているおまとめローン同士でも、上限金利を比較してみてください。

上限金利が低いおまとめローンを利用すれば、より金利負担をおさえやすくなります。

返済しやすいおまとめローンを選ぶ

おまとめローンによって返済方法が異なります。返済方法が面倒だったり、自分の返済しやすい方法ではなかったりすると、おまとめ自体を後悔する可能性があります。

おまとめローンを選ぶときは、以下のような返済方法に注意してください。

1.口座振替の返済はおまとめローンの利用先に限られるか

2.コンビニATMなどからも返済できるか

銀行のおまとめローンの場合、その銀行の口座から引き落す形で返済を行います。よって、おまとめローンを申し込んだ銀行の口座を持っていない場合は、新規に銀行口座を開設しなければなりません。

新規開設した銀行口座をおまとめローンの返済にしか使わない場合は、入金忘れなどが発生する可能性もあるため注意してください。

このように口座の新規開設が必要かどうかといった「返済の利便性」もおまとめローンで見ておくべきポイントです。

また、おまとめローンの中にはコンビニATMなどから返済できるサービスもあります。

コンビニATMなどと提携していると買い物のついでに返済できるため利便性がアップします。

「出かけたついでに返済したい」「自分の銀行口座から返済できるおまとめローンがいい」など、自分の都合にあわせた返済ができるかという点も、おまとめローン選びのポイントになります。

おすすめおまとめローンのランキング6選【2020年最新版】

おまとめローンを探している方に、使いやすさなどの観点から厳選したおまとめローン6つをランキング化してご紹介します。

ランキング化にあたっては、融資額や審査スピード、利便性などを考慮して順位をつけました。

なお、今回のランキングでは、おまとめに使えそうなローンではなく、複数ローンそのもののおまとめに特化したローンのみ解説します。

おまとめローンのおすすめ① / プロミス

日本の各地にある非常に広いエリアを持つ消費者金融です。プロミスのおまとめローンのポイントは、誰でも利用できるという点。

おまとめできるローンの範囲は限られますが、主婦や学生、パートなども利用できます。ローン返済で困っている会社員などだけでなく、幅広い人が利用できるおまとめローンです。

プロミスのおまとめローン金利は6.3%~17.8% (実質年率)。担保や保証人は原則的に不要です。融資の最高額は300万円までになります。

返済日は5日や15日など、月4日の日付から都合にあわせて選ぶことが可能です。申し込みは自動契約機やネットからもできます。

広いエリアと多くの顧客を抱えているだけあり、プロミスのおまとめローンは使いやすさ抜群です。

プロミスの公式サイトはこちら

おまとめローンのおすすめ② / 東京スター銀行

銀行系のおまとめローンです。東京スター銀行のおまとめローンは最大融資額が1,000万円と金額が大きいため、大きなローン返済をまとめたいときに便利です。

東京スター銀行のおまとめローン金利は2020年1月1日の時点で12.5%と、金利が低めに設定されているのも上位ランキングインの理由になります。銀行系おまとめローンということで、安心感もありますよね。

東京スター銀行の商品紹介ページに返済額の目安も記載されています。利用イメージが湧きやすいという点でもおすすめのおまとめローンです。

東京スター銀行の公式サイトはこちら

おまとめローンのおすすめ③ / アイフル

ランキング3位は赤と白の看板は目を惹く看板でお馴染みのアイフルです。日本各地にある消費者金融のため、利用しやすいという点でおすすめです。

しかし、アイフルのおまとめローンの利便性の高さは、それだけではありません。実はアイフルのおまとめローンは、リボ払いや銀行ローンなどもおまとめ対象になるのです。

おまとめローンの中にはリボや銀行ローンを対象にすることは難しいものもある中、より広い範囲の借り入れを対象にできるところが嬉しいですね。

アイフルのおまとめローンは3.0%~17.5%(実質年率)で、額は最大で800万円。ネットから24時間申し込み可能です。

アイフルの公式サイトはこちら

おまとめローンのおすすめ④ / 中央リテール

金融機関は多くのローンサービスを扱っている印象があるかもしれません。その点、この中央リテールは異色で、おまとめローン専門の会社です。

中央リテールはおまとめローンに特化した会社のため、おまとめローンについての専門性は非常に高い会社になります。専門性が高いため、初めておまとめローンを利用する方でも安心して相談できりるでしょう。

中央リテールの最大融資額は500万円。金利は年10.95~13.0%になります。

審査時間は受付から2時間なので、申し込んでから迅速に結果を知ることが可能です。ただ、融資は最短でも翌日になるため注意してください。

中央リテールの公式サイトはこちら

おまとめローンのおすすめ⑤ / アコム

アコムのおまとめローンは、融資スピードが非常に早く、最短で即日おまとめできる可能性があります。

おまとめローンは複数のローンをひとつにまとめるという性質上、どうしても審査に時間がかかりがちです。比較的早いおまとめローンでも数日ほどかかります。

おまとめローンは、どうしても時間がネックになってしまうサービスです。

そのためアコムの最短即日というスピードは大きなメリットであるため、ランクインしました。

おまとめローンの最大額は300万円。金利は7.7%~18.0%(実質年率)になります。

アコムは三菱UFJフィナンシャル・グループの会社でもあります。大きな会社がバックにあることで安心感もあるのではないでしょうか。

アコムの公式サイトはこちら

おまとめローンのおすすめ⑥ / 西日本シティ銀行

西日本シティ銀行は福岡に本社を置く、「西日本フィナンシャルホールディングス」傘下の地銀です。

西日本シティ銀行のおまとめローンの特徴は、50万円までなら専業主婦でも申し込み可能なところです。他にはパートやアルバイト、新入社員なども、50万円までは申し込み可能になっています。

専業主婦が使える可能性があるという点でポイントが高いですね。

西日本シティ銀行のおまとめローンの最高額は500万円です。金利は年4.5~15%になっています。

西日本シティ銀行の活動エリアが九州を中心としているため、地域によって使いやすさにかなり差が出ますが、「専業主婦なので他の金融機関でおまとめローンは難しかった」などの事情がある人は相談してみてもいいかもしれません。

西日本シティ銀行の公式サイトはこちら

おまとめローンを使うときの注意点

おまとめローンを使うときに注意したいポイントは2つあります。

ひとつは「おまとめローンを資金調達方法と勘違いしないこと」、もうひとつは「他の資金調達方法も検討すること」です。

おまとめローンは資金調達方法とは基本的に違う

おまとめローンという名前から資金調達に使えるのではないかと誤解することがあります。

おまとめローンは基本的に複数のローンをおまとめするサービスなので、個人事業主や経営者が「資金調達したい」という目的で利用するローンとは性質がやや異なります金利負担を減らしたいときや複数ローンを一本化したいときなどに使うサービスで、むしろ返済のためのローンなのです。

ビジネス関係の資金調達サービスを探している人は気をつけてください。

資金調達のときはファクタリングなどの他の方法も検討する

資金調達の手段としておまとめローンが気になった人や、ローン借り入れ中で他資金調達方法を探している人、新しく借り入れるためにおまとめを検討している人などは、別の方法も検討してはいかがでしょう。

たとえば、他の資金調達方法としてファクタリングがあります。

ローンでの資金調達の場合は、他借り入れが多くておまとめしなければならない状況だと審査落ちのリスクがあります。

ファクタリングは売掛債権や給与債権などをファクタリング会社に譲り渡し、資金調達をする方法のため、ローンなどの借り入れとは別物なので信用情報なども関係ありません。

ファクタリングについては別の記事に詳しくまとめています。

▼ファクタリングの”全て”が分かる|利用前に読んでほしい徹底解説ガイド

▼ファクタリング即日OK!個人事業主にもおすすめ18業者比較

また、他にもビジネスなどの資金調達の場合はビジネスローンを使うという方法もあります。

▼ビジネスローンのメリットデメリットとは?選ぶときの注意点も解説

▼ビジネスローンで赤字だと借りられるのか?赤字でもローンを借りる方法を解説

このように、資金調達方法はいろいろあります。

「おまとめローンで返済をまとめれば借り入れできるかな」と考えている人は、他のサービスも検討してみてはいかがでしょう。サービスを比較検討すれば、より自分や状況にあったサービスが見つかるかもしれません。

おまとめローンのランキング まとめ

おまとめローンとは複数のローンを一本化するローンのこと。ひとつのローンから別のローンへ乗り換える借り換えローンや、法的な利息の引き直しをする弁護士の債務整理などとは異なっています。

あくまで複数の借り入れを一本化するローンです。

複数のローンを一本化することによる主なメリットは「金利負担を抑えること」、「ローン返済先がわかりやすくなること」の2つです。

ただ、おまとめローンはあくまで返済をまとめてくれるサービスであるという点に注意が必要です。事業や生活のために資金調達したい場合はサービスの性質自体が異なっています。

資金調達を主目的としている場合は、ファクタリングなどの別サービスの利用を検討することをおすすめします。

いろいろなサービスを検討し、自分にあったサービスを見つけてください!

※記事の掲載内容は執筆当時のものです。