音楽を屋内・野外問わず楽しむためにワイヤレスヘッドホンは欠かせません。しかしワイヤレスヘッドホンと言っても世の中にはたくさんの種類のものがあるので、どれが良いものなのか分からなくなってしまう方も少なくないのではないでしょうか。
ここではワイヤレスヘッドホン別におすすめの機能や、音質のクオリティなど、細心のワイヤレスヘッドホンのスペックをご紹介します。ワイヤレスヘッドホンを探している方は、是非こちらもチェックしてみて下さい。
目次
Bluetooth対応ワイヤレスヘッドホンとは、ケーブルを介さずにBluetoothで音声信号として飛ばして音楽を楽しむヘッドホンのことを言います。家で楽しむのはもちろん、通学や通勤などの移動の時でも活躍しますし、ケーブルがないので絡まることもなく、とても使いやすいのです。
ケーブルは劣化もしやすいため、断線などの理由で定期的に交換する必要があります。そういった不便さもなくなるという点もBluetooth対応ワイヤレスヘッドホンの魅力なのです。ただし音を電波として伝達させるため、通信環境が悪くなると音が途切れる可能性があるということは認識しましょう。
数多いワイヤレスヘッドホンの中から1つのワイヤレスヘッドホンを選ぶためにも、ここでは選ぶ基準をいくつかご紹介します。機能性や音質、メーカーなど、その中からこだわりを持ってワイヤレスヘッドホンを見つけましょう。
選び方①コーデック
コーデックとは、音楽を電波信号として送る時の圧縮形式のことです。コーデックには複数の種類があり、送信側、受信側共にそのコーデックに対応している必要があります。例えばSBCコーデックならどのBluetooth対応ワイヤレスヘッドホンにも対応しているので、どの機器でも使用できます。
もしスマホで使用したい場合は、iPhone(※他のiOS機も含む)はAACコーデック、Android端末はaptXコーデックに対応しているのでこちらのコーデックがおすすめです。他にも高音質なSBCコーデック、LDACコーデックなど様々です。
ワイヤレスヘッドホンを使用するにあたって、やはりこだわっておきたいのは音質でしょう。より高音質かどうかをチェックするためには、口径に注目してみて下さい。口径が大きければ大きいほど、より高音質だという証明になります。
ちなみにコンサート会場のような、ライブ会場のような音質、臨場感を体験したいのであればハイレゾ対応モデルのワイヤレスヘッドホンがおすすめです。
音楽を純粋に楽しむためにも、機能性を重視してみましょう。例えばノイズキャンセリング機能が搭載しているヘッドホンワイヤレスヘッドホンは周囲の騒音や雑音をすべて消し、あなたの耳に音楽だけを届けることができます。
もしノイズキャンセリング機能が搭載していなかったとしても、専用アプリと連携してノイズキャンセリング機能が使えるようになるワイヤレスヘッドホンも存在します。一時的に外部の音を取り入れる外音取り込み機能もあるので、機能1つでずいぶん使いやすさが変わるはずです。
外出している時はワイヤレスヘッドホンを使いたいものの、家にいる時はケーブルをさして使いたいという方は、無線・有線両方で使用できるモデルを選んで下さい。イヤホンジャックで有線に切り替えるため、無線でも有線でも非常に使いやすいです。
有線にすれば充電を気にすることもないですし、より長く音楽を楽しむことができます。
今ではたくさんのメーカーからワイヤレスヘッドホンが発売されています。大手メーカーから家電メーカーまで様々あるので、メーカーで選ぶという選択肢も1つの方法ではないでしょうか。ここではおすすめのメーカーを4社ご紹介します。
ここではSONY(ソニー)から発売されているおすすめのワイヤレスヘッドホンをご紹介します。SONY(ソニー)ならではの特徴やおすすめポイントもまとめていますので、購入の際は是非参考にしてみて下さい。
おすすめのSONY(ソニー)のワイヤレスヘッドホン1つ目は、SONY WH-CH510です。ワイヤレスヘッドホンは充電が心配になりがちですが、こちらは最大35時間再生可能となっており、バッテリーが最大容量なのが魅力です。
仮に充電が切れてしまったとしても、10分充電するだけで90分間音楽を再生することができます。通学や通勤、出張など、外出が多い方におすすめのワイヤレスヘッドホンとなっています。価格も4,000円代と比較的リーズナブルなため、誰でも手に取りやすくなっています。
コンパクトに収納できるのでバッグに入れておくことができますし、耳元のボタンで操作でき、使いやすさも抜群です。SONY WH-CH510を使えば、ハンズフリー通話も可能になります。ちなみにAACコーデックに対応しています。
おすすめのSONY(ソニー)のワイヤレスヘッドホン2つ目は、SONY WH-CH700Nです。デジタルノイズキャンセリング機能を搭載しているため、外部の騒音や雑音を完全にシャットアウトし、音楽だけを耳に届けることができます。
最大35時間連続再生が可能で、10分充電すれば60分間連続再生することができます。AACコーデック、aptXコーデック、aptX HDコーデックに対応しているだけではなく、より高音質なDSEEコーデックにも対応しています。
様々な機器で音楽を楽しむことができるので、非常に便利なワイヤレスヘッドホンと言えます。
おすすめのSONY(ソニー)のワイヤレスヘッドホン3つ目は、WH-XB900Nです。EXTRA BASSシリーズの1つで、迫力の重低音がダイレクトに耳に届きます。臨場感を体験したい方にこそおすすめで、音が非常にリアルに感じることができます。
ノイズキャンセリング機能も搭載していますので、WH-XB900Nがあれば自分だけの空間を作りだすことができます。素材には低反発ウレタンフォームを使用し、立体縫製技術を採用しているため、長時間使用しても耳が疲れないところも大きな魅力となっています。
おすすめのSONY(ソニー)のワイヤレスヘッドホン4つ目は、SONY MDR-XB650BTです。密室性も非常に高く、両耳で重低音のサウンドを大迫力に楽しむことができます。ポップスや、ロック、EDMがよりリアルに感じれるはずです。
最大30時間連続再生可能で、コンパクトにまとめることができるので持ち運ぶときにも便利です。aptXコーデック、AACコーデックに対応しているのでスマホからの音楽再生にも対応していますし、耳元のボタンで操作してハンズフリー通話もできます。
BOSE(ボーズ)から発売されているおすすめのワイヤレスヘッドホンをご紹介します。ヘッドホンを中心に発売しているメーカーなので、非常にクオリティの高いワイヤレスヘッドホンが見つかるはずです。音質の高さ、機能性の高さが魅力となっています。
おすすめのBOSE(ボーズ)のワイヤレスヘッドホン1つ目は、BOSE NOISE CANCELLING HEADPHONES 700です。ノイズキャンセリング機能が搭載しているのが魅力ですが、細かく11段階に分けて調整できる優れものです。
完全に外部をシャットアウトすることもできますし、意図的に外部の音声を残すこともできます。最大20時間連続再生することができるので、1日中使用したい方にもおすすめなのです。ちなみに黒以外にもカラーバリエーションが豊富なので、年齢性別関係なくお気に入りの1つが見つかるはずです。
連続使用可能時間 20 時間
形状 アラウンドイヤーヘッドホン
ワイヤレス対応 ブルートゥース
おすすめのBOSE(ボーズ)のワイヤレスヘッドホン2つ目は、BOSE QuietComfort 35 wireless headphones IIです。専用アプリと連携してノイズキャンセリング機能を段階的にセレクトし、自分好みの音楽空間をキープすることができます。
ハンズフリー通話にも対応していますし、Amazon Alexaにも対応しているので音声レベルの調整も可能です。15分充電すれば2.5時間連続再生でき、2時間充電すれば20時間連続再生できるので、長時間使用したい方におすすめです。
audio-technica(オーディオテクニカ)から発売されているおすすめのワイヤレスヘッドホンをご紹介します。ヘッドホンユーザーなら誰もが知る有名メーカーのラインナップとなっていますので、是非注目してみて下さい。
おすすめのaudio-technica(オーディオテクニカ)のワイヤレスヘッドホン1つ目は、udio-technica ATH-WS330BTです。耳にかけるタイプなので、メガネやサングラスをしている上からでも使用することができます。音質のクオリティも素晴らしく、重低音の迫力が再現されます。
価格はおよそ10,000円とお求めやすいのに最大70時間連続再生することができるため、1日中使用することはもちろん、数日充電せずに使用することができます。機能的にもコスパ的にも、非常に嬉しいワイヤレスヘッドホンなのです。
おすすめのaudio-technica(オーディオテクニカ)のワイヤレスヘッドホン2つ目は、audio-technica Sound Reality ATH-DSR7BTです。ハイレゾ対応モデルで、音の質のレベルを落とすことなくすべてクリアに音をとらえることができます。
aptX HDコーデックに対応しているため、androidスマホの方は必見です。ノイズキャンセリング機能も対応していますし、連続再生は15時間となっています。外出の際に非常に活躍してくれるワイヤレスヘッドホンです。
Beats(ビーツ)から発売されているおすすめのワイヤレスヘッドホンをご紹介します。スタイリッシュでおしゃれなデザインが多いため愛用ユーザーも多く、プレゼントとしてもとても重宝されます。
おすすめのBeats(ビーツ)のワイヤレスヘッドホン1つ目は、Beats Solo3 Wirelessです。ACC対応モデルなのでiPhoneユーザーは是非検討してみて下さい。W1チップを搭載しているので、iPhoneとリンクし、Bluetooth接続も簡単に行えます。
細やかなチューニングで幅広い音質を楽しめます。約10分の充電で3時間連続再生できるため、出かけ先でも重宝します。またカラーバリエーションも豊富なので、自分だけのワイヤレスヘッドホンを見つけることができます。
バッテリー駆動時間 ANCオン：最長22時間 ANCオフ：最長40時間
スタイル オンイヤー
Bluetoothワイヤレス接続
おすすめのBeats(ビーツ)のワイヤレスヘッドホン2つ目は、Beats MTQW2PA/Aです。ピュアアダプティブノイズキャンセリング機能を搭載し、余計な音を感知させずに、迫力の音楽のサウンドだけを感じることができるモデルです。
W1チップを搭載しているので、iPhoneユーザーにおすすめです。ちなみにオンイヤーコントロールを使えば、曲の切り替えや音量調節、通話だけではなく、siriの起動までできるという、特にiPhoneに特化したワイヤレスヘッドホンとなっています。
ここではメーカーにとらわれずにおすすめのワイヤレスヘッドホンをご紹介します。機能性の高さや使いやすいさ、デザイン性などそれぞれの特徴をまとめていますので、お気に入りのワイヤレスヘッドホンが見つかるかもしれません。
おすすめのヘッドホン1つ目は、パナソニック RP-HD600N-Kです。ハイレゾ対応モデルで、HDドライバーに超多層フィルム(MLF)振動板を採用し、広帯域に音声を再現することが可能になりました。新開発の制振フレームで振動を軽減しているため、より快適な空間を作りだします。
もちろんノイズキャンセリング機能が搭載していますが、ハウジングの内側と外側に4つのマイクを搭載していること、そして3つのモードを選択することで、自分好みのノイズキャンセリング強度を調節することができるのです。
3Dボールジョイント機構、エルゴノミック3Dイヤーパッドを採用しているため、耳の疲れや痛みを感じることなく、快適に長時間使用できるのでおすすめです。
おすすめのヘッドホン2つ目は、パイオニア SCENE STYLE SE-S6BNです。アクティブノイズキャンセリングを搭載し、車や飛行機、バス、電車など、様々な移動空間でも雑音を感じることなく、高レベルな音楽を流し続けることができます。
持ち運びにも便利なコンパクトさも魅力ですし、同時に2台のデバイス(例えばスマホとタブレット)を接続させて音楽や動画を楽しめる機能性の高さが人気です。AIアシスタントもワンタッチで起動させることができるので、非常に使いやすいです。
連続使用可能時間 23 時間
形状 オーバーイヤーヘッドホン
ワイヤレス対応 ブルートゥース
おすすめのヘッドホン3つ目は、BANG＆OLUFSEN Beoplay H9iです。アクティブノイズキャンセル搭載で、タッチセンサー・コントローラーも搭載しているので、ワンタッチでON・OFFの切り替えができます。
最大18時間の連続再生が可能です。ちなみにBANG＆OLUFSEN Beoplay H9iは有線接続も対応しているため、充電が切れたとしても問題ありません。専用アプリと連携すれば、さらに自分好みにカスタマイズすることができます。
おすすめのヘッドホン4つ目は、JBL T450BTです。SBCコーデックに対応しているモデルで、よりナチュラルに音を楽しむことができます。11時間連続再生することができ、コンパクトにたためるので持ち運びとしてもおすすめのモデルです。
ビジュアルグランプリ2017 SUMMER ライフスタイル部会 受賞、ビジュアルグランプリ2018 SUMMER ライフスタイル分科会 受賞するなど、おしゃれなデザインも魅力的となっています。また価格もリーズナブルなので、コスパ的にも非常に優秀です。
連続使用可能時間 16 時間
形状 オーバーヘッド
apt-X・AACにも対応し、Bluetooth接続時も高音質で楽しめる
おすすめのヘッドホン5つ目は、ONKYO ハイレゾ音源対応 H500BTBです。aptXコーデック、AACコーデックに対応しています。有線を使用すればハイレゾ対応になり、7Hz-40,000Hzの広帯域再生が実現するハイスペックモデルです。
タッチパネルコントロール機能も搭載しているので、使いやすさも抜群です。最大16時間連続再生できるため、長時間愛用する方にこそおすすめとなっています。
連続使用可能時間 15 時間
形状 オーバーイヤー
ワイヤレス対応 ブルートゥース
おすすめのヘッドホン6つ目は、JBL EVEREST ELITE 700 V700NXTです。ノイズキャンセリング機能を搭載し、オートキャリブレーション機能も搭載しているため、使う方によってより快適な空間を生み出すことができます。
オートキャリブレーション機能は1人1人の耳の形状をスキャンし、その人の耳に合わせて音量、音質を自動的にセットアップしてくれる機能です。最大15時間連続再生が可能ですが、充電が切れた場合はUSBコネクタで簡単に充電することができるので、使い勝手も良いのです。
おすすめのヘッドホン7つ目は、スカルキャンディ VENUE S6HCW-L003-Aです。アクティブノイズキャンセリングを搭載しているため、どこにいても雑音・騒音は聞こえません。ただしモニターモードも搭載しているので、意図的に外部の音を取り入れることもできます。
スカルキャンディ VENUE S6HCW-L003-Aの魅力は、Find with Tile機能を搭載しているところです。Find with Tile機能のおかげでヘッドホンをなくしたとしても場所を追跡し、すぐに見つけることができるのです。フル充電すれば最大24時間連続再生できる大容量バッテリーも大きな魅力です。
おすすめのヘッドホン8つ目は、B&O play BeoPlay H8 Blackです。アクティブノイズキャンセル機能を搭載し、アルミタッチインターフェイス機能搭載のおかげで、音楽のON・OFFや音量調整、通話の切り替え、ノイズキャンセルのON・OFFをワンタッチで行えます。
最大14時間の連続再生が可能ですが、充電が切れた場合は有線を使用すれば充電しながら使用することができます。そしてAACコーデックとapt-Xコーデックに対応しており、最大8台のデバイスと接続し、楽しめます。
連続使用可能時間 20 時間
形状 ヘッドバンド
aptX-HD対応ワイヤレス Bluetooth
おすすめのヘッドホン9つ目は、nura nuraphone NUR01-000です。他のヘッドホンにはない機能があり、音楽を1分聞けば自動的にあなたの音楽の特徴を掴み、あなたの聴覚プロファイルを作成します。つまり、あなただけの音楽を聞くためのヘッドホンへと変わるということなのです。
CES 2018 最優秀イノベーション賞受賞、Red Dot 2018最優秀賞受賞、Good Design Award 2018受賞するなど、デザイン性の高さにも定評があります。おしゃれなヘッドホンを使用したい方にもおすすめとなっています。
連続使用可能時間 30 時間
形状 ヘッドバンド
TeslaテクノロジーとトップクラスのBluetoothトランスミッション
おすすめのヘッドホン10こ目は、Beyerdynamic Amiron Wireless JPです。MIYアプリを採用し、あなたの聴力に合わせて音楽を再生することができます。耳への衝撃も抑えられるため、長時間快適に音楽を楽しみたい方におすすめです。
最大30時間の連続再生が可能です。またaptXコーデック、aptX LLコーデック、aptX HDコーデック、AACコーデックに対応しているので、マルチデバイスで楽しむことができるのです。
世の中には様々な機能性、デザイン性、利便性、価格設定など、豊富なバリエーションに飛んだワイヤレスヘッドホンが存在していることが分かりました。メーカーも様々ですし、あなただけのワイヤレスヘッドホンがきっと見つかるはずです。
こちらで紹介したワイヤレスヘッドホンはどれも優秀なものばかりです。どれを選択してもきっと満足できること間違いなしなので、これからワイヤレスヘッドホンの購入を考えている方、または買い替えを検討している方は購入前の参考の1つにしてみましょう。