1960年代に、スピーカーシステムを発売して以来、世界中にファンがいるBose。そのBoseが手掛けるヘッドホン5つを特徴からおすすめポイントまで、詳しく紹介していきます。
近年、高性能なヘッドホンは各メーカーから多く発売されています。その中で、スピーカーやアンプなどで定評があるBoseのヘッドホンは、どのような進化を遂げているのでしょうか?最先端の技術と融合した、Boseのヘッドホンを是非ご参考ください。
目次
Boseは1964年、アメリカ合衆国にあるマサチューセッツ工科大学のアマー・G・ボーズが学内に設立した会社です。スピーカーをはじめ、様々な音響システムをBose独自の理論によって進化させてきました。特に低音に定評があり、日本でも多くのファンが存在します。
カーオーディオの分野においても、Boseはその名を広く知られています。重低音を効かすための、サブウーファーが90年代後半に流行したのは記憶に新しいところです。中でもBoseのサブウーファーが大人気で、憧れの的だったことを思い出します。
音響業界では、名実ともに超一流ブランドのBoseです。ヘッドホンの分野においても、高品質のいい商品がそろっています。
Boseは「重低音に定評がある」と述べてきました。そのBoseの御家芸ともいえる「重低音の音質」はヘッドホンにおいても、もちろんその技術を受け継いでいます。さらに、Boseは業界で初めて「ノイズキャンセリング機能」を取り入れたことでも知られています。これにより、高いレベルの音質を再現しているのです。
Boseヘッドホンの特徴は、重低音だけではありません。高品質の重低音は、全体の音域にもメリハリをつけます。その結果、音に立体感ができてバランスのいい音質になるのです。このクオリティの高い音質は、クラシック・POP・ロック・R&Bなど、様々なジャンルの音楽に合います。
どのような機能を、最優先するか?豊富に機能が備わった、Boseのヘッドホンの選び方を解説していきます。大きく分けて、以下の4通りの選び方をご紹介していきます。
もちろん、すべての機能を兼ね備えたヘッドホンもあります。しかし、中には必要ない機能を省いて、低コストで「Boseのヘッドホンを手に入れたい」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?そのような方から詳しく機能を知りたい方まで、是非ご参考ください。
まず、ワイヤレスの魅力は何と言っても、コードがないためストレスフリーなところです。コードが邪魔になったり、劣化して断線したりなどのトラブルはありません。反面、気を付けておきたいこともあります。ワイヤレスは遅延しやすいことと、充電に気を付けなければならないことです。
ワイヤレスの遅延については、コーデックが原因の場合もあります。MP3やAACなど、良質な音声コーデックが使用されているものを選ぶといいでしょう。
充電に関しては、急速充電できるものや、1回の充電で長時間使用できるものがおすすめです。また、USBジャック仕様のヘッドホンならば、モバイルバッテリーでの充電もできます。用意しておけば便利でしょう。
一方、有線の場合はコードが絡まったり、動いた際にジャックから抜けたりというデメリットはあります。とはいえ、デメリットはそれぐらいです。有線なら、イヤホンジャックがある様々な機器に接続できますし、「音飛び」「遅延」もありません。
アラウンドイヤー型とは、耳を覆うような形状をしているタイプです。耳に触れるイヤーパッドに、くぼみがあるのが特徴と言えます。オンイヤー型は、耳に乗せるような形状です。イヤーパッドには、くぼみがなく平面です。
アラウンドイヤー型は、耳を押さえつけずに覆うため、長時間の使用でも耳が痛くなりません。オンイヤー型は、耳を押さえつける感覚なので長時間の使用だと、耳が痛くなる場合があります。また、音漏れに関しても、アラウンドイヤー型の方がオンイヤー型よりも音漏れしにくい特徴があります。
ただし、アラウンドイヤー型は大型になりやすく、重量もあるため携帯するには少し難があります。反面、オンイヤー型は軽量で携帯に向いていると言えるでしょう。
Boseのヘッドホンではアラウンドイヤー型が主流で、古いタイプにオンイヤー型が採用されているヘッドホンもあります。
ノイズキャンセリングとは、周囲の雑音(ノイズ)を内蔵されたマイクで分析し、そのノイズと逆位相となる音波でかき消す仕組みです。Boseが世界初で、この機能を取り入れたことでも有名な話となっています。飛行機・電車などの乗車中に発生するノイズを消して、音楽だけをクリアに聞けることができます。
ただ、気を付けて欲しいこともあります。車道を歩く際や自転車に乗る際、あまりにも性能が良すぎてしまうと、本当に周囲の音が聞こえなくなり危険です。最近は、ノイズのレベルを調整したり、あえてある程度のノイズを取り込むものもあります。自分の使用スタイルに応じて「ノイズキャンセリング機能の有無を選ぶ」というのもいいでしょう。
機能で選ぶという方法もあります。Boseには「Bose connect」という使い勝手の良いアプリがあります。スマホとのペアリングをスムーズにしたり、各種設定をスマホで簡単に行えたりと、便利な機能が充実しています。
また「OK Google」でお馴染みの、Googleアシスタントと連携できる機種も発売されています。声による操作や、電話の受発信や検索などが行える非常に便利な機能です。Googleアシスタント対応のスマホと組み合わせることで、その素晴らしさが体感できます。ヘッドホンのイヤーカップで操作することもできて、操作性も良好です。
このヘッドホンは、nannto
11段階にも及ぶノイズキャンセリング機能が備わっています。周りの音を完全にシャットダウンして音楽だけに集中したり、ある程度の音を取り入れるように自分で調整したりできます。また、ボタン一つで機能をオフにできる点も見逃せません。
Amazon alexaやGoogleアシスタントの機能も使え、声による操作も可能です。さらに、イヤーカップはタッチパネルのようになっており、タッチすることで音量調整や曲の変更などができます。デザインもエレガントで、Boseの最新型ヘッドホンです。
11段階のノイズキャンセリング機能に加え、急に話しかけられた際に便利な「会話モード」というものがあります。ボタン一つで音楽を一時停止して、周囲の音をヘッドホンのマイクシステムが取り入れてくれる便利な機能です。
業界最高クラスの、ノイズキャンセリング機能。Noise-rejecting dual-microphoneシステムにより、音楽に集中したりノイズをカットして仕事に集中したりと、幅広い使い方ができます。軽量で長時間の使用でも、快適に過ごせます。
Bose Connectアプリで、ノイズキャンセリングのレベルをコントロールできます。今後もアプリのアップデートで、最新の機能が追加されたり改善されたりします。長く愛用できる、ヘッドホンと言えるでしょう。
Boseのヘッドホンでは珍しいオンイヤー型タイプです。付属のUSBケーブルで充電。15時間の連続使用が可能です。充電が切れても、ケーブルをつないで有線で使用することもできます。コンパクトで153グラムと軽量なので、持ち運びにも便利です。
オンイヤー型でBoseのヘッドホンをお探しの方におすすめ。機能も充実しており、軽量コンパクトなので外出時の使用にもおすすめです。2013年モデルなので、最新型に比べてコスパもよく、高性能のBoseヘッドホンを手にできます。
アラウンドイヤー型のヘッドホンでありながら、割と軽量なタイプです。Bose Connectアプリで、2台のBluetooth機器と接続と切り替えが可能。Boseの独自のテクノロジーで、小音量でも深みのある低音を再現できます。低反発素材のイヤークッションとクッション付きのヘッドバンドで、長時間の使用でも疲れません。
Boseの独自のテクノロジーである、TriPortとActive EQの連携で、音量に関係なくメリハリの効いたサウンドを再現できます。特に、Boseの特徴とも言えるパワフルな低音を、幅広い音量で実現。Boseファンも納得できる、ワイヤレスヘッドホンです。
ボーズ最高峰のアラウンドイヤータイプのノイズキャンセリング・ヘッドホン。
深くクリアなサウンドで音楽を最高のパフォーマンスで楽しめます。
アラウンドイヤー型で、有線タイプのヘッドホンです。Bose最高峰のノイズキャンセリング機能を持ち、長時間の使用でも疲れにくい「アクティブ・イコライゼーション」も搭載。音響の特性を最適化して聞き疲れを軽減してくれます。
ノイズキャンセリング機能は、Bose最高峰。ノイズを最大限にカットして仕事に集中したり、余計な音を排除して映画の世界に没頭したり、集中したいときに最適なヘッドホンです。有線タイプということもあり、アラウンドイヤー型ながら軽量で、使い心地も抜群です。
長い歴史と、経験や実績を積み上げてきた「Bose」。そのブランドは世界中の人々に支持されています。この記事では、最高の技術と最新のテクノロジーにあふれた「Boseのヘッドホン」を紹介してまいりました。どのヘッドホンも信頼性の高い、高性能なヘッドホンです。
特に、ノイズキャンセリングの機能は業界屈指です。ノイズをカットして、音楽に集中するのもいいのですが、外出時などはカットしすぎないことにも注意しましょう。
信頼のおけるブランド、高性能、洗練されたデザインの「Boseのヘッドホン」はかなりおすすめです。