ヘッドホンを買いたいけれど、どこのメーカーのものがよいかわからない、もしくは長年オーディオテクニカのヘッドホンを愛用しているけれどそろそろ買い替えたいという方もいるでしょう。そこで今回は、オーディオテクニカの2020年版最新ヘッドホンのおすすめ10選についてご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
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オーディオテクニカは世界的に有名な音響映像器のメーカーなので、海外ブランドだと思われがちですが実は日本のブランドです。オーディオテクニカは1962年に東京都新宿区で設立されました。設立された当時は資本金100万円という小さな株式会社でしたが、1963年ごろからピックアップの人気ブランドとして評価され、急成長。
1968年ごろから高音質のヘッドホンの開発に力を入れ始め、会社はどんどんその知名度を上げていきました。それが今では世界的に愛されるヘッドホンブランドとして定着してきています。
オーディオテクニカはプロのミュージシャンが使うアンプやマイク、スピーカーなどの機器も製造しています。中でもイヤホンやヘッドホンのラインナップが豊富で、色々なニーズに合わせて選べるのが大きな魅力です。オーディオテクニカはユーザーの間で「オーテク」と略された愛称で呼ばれることもあり、世界中で愛されています。今回の記事を読んでぜひ自分に合ったヘッドホンを見つけてみましょう。
ヘッドホンを買いに行くと様々なブランドのヘッドホンが並んでいますが、オーディオテクニカはほかのブランドに比べ何が違うのか気になる方もいるでしょう。ここでオーディオテクニカの魅力についてご紹介します。
海外製のヘッドホンだと品質が気になることもあります。直接頭に装着して使うものだけに、安全な製品を選ぶようにしましょう。オーディオテクニカであれば国産のため、安全基準もしっかりしていて明確なので安心して使うことができます。CDショップの視聴コーナーでもオーディオテクニカの製品が使われているケースも多く、それだけ信頼されているようです。
ヘッドホンにお金を掛けたくない、もしくは質の良い物であれば値段は気にならないというユーザー両方の希望をかなえられるのがオーディオテクニカです。基本的に良質な音をキープしながらも、その製品は音質に合わせて価格に幅があるので、どんなユーザーの希望にもこたえてくれます。重低音がよく響くヘッドホンが良いのか、普通の音質があれば十分なのか、自分のニーズに合わせて選んでみましょう。
臨場感あふれる音を楽しみたいという方にもオーディオテクニカはぴったりです。高音をきれいに響かせながらも、低音もバランスよく耳にはいってくるので気持ちよく音楽が楽しめます。ヘッドホンというと、高音と低音のバランスがいまいちな製品も多いのですが、オーディオテクニカであれば安心です。
ヘッドホンを首にかけたまま歩いている方もいるはず。この場合、ファッション性も気になります。オーディオテクニカのヘッドホンはシンプルなデザインが魅力の一つで、さりげなく入ったロゴがアクセントになっています。過去にはグッドデザイン賞も受賞しているので、そのデザイン性は折り紙付きです。おしゃれなヘッドホンを探しているのであればオーディオテクニカを試してみる価値はあります。
最近はコードがついていないワイヤレスのヘッドホンが定番になりつつありますが、オーディオテクニカにもワイヤレス商品が多数揃っています。老舗でありながら現代人のニーズに合った製品が揃っているので、チェックしてみましょう。
オーディオテクニカのヘッドホンの選び方についてご紹介します。ラインナップが豊富なので、自分のニーズに合ったヘッドホンが必ず見つかることでしょう。
ヘッドホンをどこでどんな目的で使いたいのかは人それぞれです。自宅で映画を観る時や音楽を聞くときに使いたいのであれば、外側にあるハウジング部分がメッシュ加工になり、音を発生する部分が外気に触れる設計になっているオープンエアータイプがおすすめです。高音がはっきりと聞こえる上に耳への圧迫感も少ないので、疲れることなく長時間使用できます。しかしその構造上、音漏れがしやすいので公共の場で使うのは難しいかもしれません。自宅で長時間使いたい方に向いています。
外出先で使いたいのであれば、音を発するユニット部分がハウジングで密閉されているクローズドタイプを選ぶようにしましょう。音漏れがしないので公共の場所や騒がしい場所でも安心して使えるほか、重低音をはっきりと聴き取ることができるので、屋内でも重低音を楽しみたい方にはこちらが向いています。ただ、耳への圧迫感があるので要注意です。
オーディオテクニカのヘッドホンには色々なシリーズが出ているので、シリーズの特徴を把握して適したものを選ぶようにしましょう。まずオープンエアータイプでオーディオテクニカならではのサウンドを聞いてみたいのであれば、エアーダイナミックシリーズがおすすめです。奥行きのあるはっきりとしたサウンドを堪能できます。
重低音をじっくりと楽しみたい場合は、SOLID BASSシリーズをお試しください。クローズドタイプのヘッドホンで、重低音をしっかりと聞き取ることができます。屋内外を問わずに使用できます。
正確な音を聞き取りたいのであれば、アートモニターシリーズです。こちらのシリーズは53mm口径ドライバーが搭載されており、ヘッドホンの作り自体は少し大きいのですが、幅広い帯域のサウンドに対応、より正確なサウンドを再生することが可能です。
レコーディングやミキシングにも使えるプロ仕様のヘッドホンを探しているのであれば、Professional monitor headphonesシリーズを使ってみましょう。その名の通り、プロが使うことを想定して作られたシリーズなので、サウンドをあつかう職業の方にぴったりのシリーズとなっています。
このように目的によってシリーズが分かれているので、その特徴を理解しながらよく吟味して選ぶようにしましょう。
ヘッドホンを選ぶときは、使う場面を想定してヘッドホンの接続方法についても検討しましょう。通勤や通学中の公共交通機関内などで使う場合は、利便性を考慮し折り畳みタイプを選ぶと便利です。折りたたむとコンパクトになっているので、カバンの中でもかさばりません。オーディオテクニカの折り畳みヘッドホンは、ワイヤレスと有線両方に対応している商品があります。
折り畳めなくてもよいのであれば、ワイヤードヘッドホンが使いやすいかもしれません。特に屋内で映画を観たり、音楽を聴いたりする場合はこちらのほうが使い勝手がよいでしょう。オープンエアータイプとクローズドタイプの2種類があるので、聞きたい音や使用する場面によって選びましょう。
ケーブルがあると邪魔、ケーブルの長さに制限されずに自由にサウンドを楽しみたいのであればワイヤレスがおすすめです。オーディオテクニカのワイヤレスヘッドホンはBluetooth接続でも高音質なのが大きな特徴となっています。ワイヤレスでさらに音に集中したいのであればノイズキャンセル機能を搭載しているモデルを選ぶのがおすすめです。
オーディオテクニカのヘッドホンの中でもワイヤレス機能があり、かつおすすめの商品をご紹介します。ワイヤレスであればケーブルの長さを気にせずに自由にサウンドが楽しめます。
Bluetoothでワイヤレス再生
約40時間の長時間ワイヤレスリスニングを実現
耳元で音楽・動画、通話の簡単操作が可能
オーディオテクニカのヘッドホンを試してみたいけれど、あまりお金はかけたくないという方におすすめなのがATH-S200BTです。比較的手に入れやすい価格でありながらも、最大40時間まで再生可能なワイヤレスモデル。仕事はもちろんプライベートでも大活躍です。クローズドタイプなので音漏れの心配も不要です。まずはATH-S200BTでオーディオテクニカの技術を感じてみてください。
10分充電で約4時間、フル充電で最大70時間のワイヤレス再生が可能
圧倒的な低域とクリアな中高域を両立する独自設計のベースダクト
持ち運びしやすい軽量&コンパクトなオンイヤータイプ
なるべく長い時間ワイヤレスで楽しみたいという方にはATH-WS330BTがぴったりです。最大70時間ワイヤレスで使用できるので、ケーブルのストレスを感じることもありません。軽量でコンパクトなモデルとなっているので、カバンの中でかさばらないのも嬉しいポイントです。低反発のウレタンが使われているので、装着したときの安定感も抜群、耳周りが痛くなるということもないようです。
約40時間の長時間ワイヤレスリスニングを実現
電池が切れても有線接続対応
耳元で音楽・動画・通話の簡単操作
重低音を聞きたいのであれば、ATH-WS660BTがよいでしょう。クローズドタイプなので音を逃がさずしっかりと楽しむことができます。また、マイクがついてるので、オンライン会議などでも使用できます。重低音が聞ける高性能でありながら、折りたたんでコンパクトになるのも嬉しいポイントです。
全世界累計出荷台数100万台突破!定番スタジオモニターヘッドホン
遮音性を高める楕円形状のイヤカップを採用し長時間使用でも快適なモニタリング
片耳モニタリングが可能な90度の反転モニター機構
スタジオレコーディングやミキシングで使えるプロ仕様のヘッドホンを探しているのであればATH-M50Xをチェックしてみましょう。世界で愛用されている高解像度のモニターヘッドホンとなっており、遮音性に優れた楕円形状のイヤカップを採用しているので、長時間使用でも快適なモニタリングが可能となっています。折り畳めるので持ち運びにも便利です。
高音質ワイヤレスを可能にするaptX/AACコーデックに対応
スマートフォンなどと簡単にペアリングできるNFC機能を採用
耳元で簡単に音楽・通話などの操作が可能
オーディオテクニカの中でも人気のあるモデルは ATH-AR3BTです。NFC機能によりスマートフォンと簡単にペアリングできるので、通学や通勤時にスマートフォンで音楽を楽しみたいという方にぴったりのモデルとなっています。最大約30時間、ワイヤレスで使用でき、バッテリーが切れた後はコードで繋いで使用することもできます。折りたたんでコンパクトに持ち運びできます。
ここで有線のオーディオテクニカヘッドホンについてご紹介します。有線タイプで快適な音楽生活を楽しみましょう。
クリアなサウンドが楽しめるφ40mmドライバーを搭載
音漏れしにくい密閉タイプ
長時間リスニングでも疲れにくい軽量ボディ
自宅で映画を観るときにヘッドホンを付けてより臨場感あふれるサウンドを楽しみたいという場合には、ATH-250AVがおすすめです。軽量ボディなので、長時間装着していても疲れにくく、コードも3.5mあるので余裕で楽しむことができます。音漏れがしにくいクローズドタイプです。
AD900X専用設計φ53mmドライバーで開放感と厚みのある再生音
大口径CCAWボビン巻きボイスコイルを採用し、繊細かつ豊かな表現力を可能に
3Dウイングサポートで軽快な装着感を追求。圧迫感を抑えたトータルイヤフィット設計
開放感のあるダイナミックなサウンドを体感したいのであれば、ATH-AD900Xはいかがでしょうか。AD900X専用設計φ53mmドライバーを使っており、その音質は保証付きです。耐久性に優れ適度な柔軟性のある起毛素材のイヤパットを使っているので使い心地も抜群。トータルイヤフィット設計なので、長時間つけていても圧迫感がなく快適に使用できます。
音質にこだわる方のために、ここで高音質を誇るヘッドホンについてご紹介します。オーディオテクニカの技術を感じてみましょう。
音の立ち上がりの良い、明瞭なサウンドを導くメイプル材をハウジングに採用
日本のクラフトマンシップが魅せる丁寧なモノづくり
高域特性に優れたDLC※コーティング振動板をまとう大口径φ53mmドライバーを搭載
クローズドタイプのヘッドホンで、ハイレゾ対応の商品を探している方にはATH-WP900がよいでしょう。ハウジングにメイプル材を使っており、日本のクラフトマンシップが堪能できる商品となっています。歪みがなく、クリアな中低域再生が可能です。
D.A.D.S.(Double Air Damping System)機構で伸びのある低音を再生。
ヘッドホンコードにOFC6N+Hi-OFCのハイブリッド線の4芯構造採用。
3D方式ウイングサポートで安定装着
ウッドハウジングがおしゃれな印象のATH-W5000は、ジョイントやフレームにマグネシウム合金を採用しているので、長時間使っても疲れにくい軽量設計となっています。高弾性エラストマーシースの両出しYコードを使っているので絡みにくいと評判です。イヤパッドにはスペイン産のラムスキンを使用しているので、肌触りがよいのも大きなポイントです。3D方式のウイングサポートなので装着感も安定しています。
リケーブル可能なヘッドホンについてご紹介します。仕事で音を扱う方におすすめのヘッドホンです。
エンジニアに捧ぐ”Mシリーズ”フラッグシップモデル
超高解像度再生でレコーディングやミキシングに最適
大口径の強磁力φ45mmCCAWボイスコイルドライバーにより定位感に優れた超高解像度再生を実現
サウンド関係の仕事をしている方にぴったりのモデルがATH-M70xです。エンジニア向けのモデルとなっており、超高解像度再生が可能です。ハウジングやアーム、スライダーには不要な振動を抑制する丈夫なアルミニウムを採用しています。クローズドタイプでダイナミックな音声を聞くことが可能です。
今回は、オーディオテクニカのヘッドホンについてご紹介しましたがいかがでしたか。オーディオテクニカの音響技術は世界に誇れるレベルであり、ヘッドホンやイヤホンなど世界中に愛用者がいます。シリーズによってその特徴も異なるので、使いたい場面に合わせてヘッドホンを使い分けてみるのもよいでしょう。オーディオテクニカのヘッドホンを使って映画や音楽のリアルなサウンドを楽しんでみましょう。