ガレージや車庫から車を出す時に便利なガレージミラー。取り付けを検討している方もいるのではないでしょうか。ガレージミラーがあると、左右の死角となる部分も見えて、安心・安全です。今回は、便利なガレージミラーのおすすめや、選び方から設置方法まで詳しくご紹介していきます。
ガレージミラーを取りつけることで、どのようなメリットがあるのか知りたいという方もいるでしょう。ガレージミラーはあらゆる面から見ても、取り付けておくと便利なものです。ガレージミラーとは具体的にどのようなものなのかをご紹介します。
ガレージや車庫から車を出す時に、前方からの歩行者や自転車などにぶつかりそうになって、危険だと思ったことはありませんか?少しだけ前に出て歩行者や自転車が来ていないか確認するけれど、スレスレのところを通って、ヒヤヒヤしてしまうこともあるでしょう。
そんな時に活躍するのがガレージミラーです。車を前進させる前から道路の状況を確認することができるため、接触事故の防止にも繋がります。万が一のことがあっては大変です。安心・安全に車を前進させるためにも、ガレージミラーは便利でおすすめです。
ガレージや車庫に取り付ける大きいものもありますが、大きいミラーは抵抗があるという方には、家庭用としてのガレージミラーも販売されています。
ガレージミラーは、比較的安価で購入することができます。だいたい2000~3000円程度で手に入れることができますし、上質なものであれば1万円くらいするものもあります。ガレージミラーを購入しても、自分で簡単に取り付けることができるかが問題でしょう。
クリップで簡単に固定できるタイプのものやポールで取り付けるタイプのものまで幅広く取り揃えられています。自宅で取りつけるところの空き状況を見ながら、適切なのを選ぶことができるのです。
ガレージミラーにはさまざまな種類があるので、どれにしたら良いのか迷ってしまうでしょう。どこの場所に設置するかによっても、選び方が変わってきます。ガレージミラーの上手な選び方をご紹介していきます。
事務所等の駐車場に設置するミラーには、カーブミラーが多く使われています。カーブミラーの中にも種類があり、どのタイプのものを使用したら良いのか悩んでしまうこともあるのではないでしょうか。
カーブミラーは、ステンレス製・アクリル製・ガラス製の3種類あります。駐車場に設置する場合、屋外で使用するため、耐久性のあるものがおすすめです。この3種類の中で耐久性があるのは、ステンレス製のミラーになります。
駐車場では、カーブミラーと車がぶつかってしまうことが多くあり、カーブミラーが傷ついてしまう可能性があります。アクリル製やガラス製のものは、耐久性があまりないためにミラー部分が割れてしまう場合があるのです。
しかし、ステンレス製のものは、耐久性があるために、ミラー部分が割れないので安心です。そのようなことも踏まえて、駐車場に設置するミラーは、ステンレス製のカーブミラーが良いでしょう。
自宅の敷地に設置する場合は、家庭向けサイズのカーブミラーがおすすめです。カーブミラーには大型のものと小型のものがありますが、自宅の敷地に設置するには小型のものの方が扱いやすいでしょう。
家庭向けサイズは、小型で軽いため、自分でも簡単に取り付けることができます。スタンド式のカーブミラーにすると、壁や柱、塀の上などさまざまなところに取り付けが可能です。
道路を歩いているとよく見かけるカーブミラーですが、レンズが湾曲しているのがわかると思います。この湾曲の度合いを「曲面率」といいます。湾曲の数値が小さいほど曲がり方が強くなり、広範囲を見ることができます。
逆に、湾曲の数値が大きいほど曲がり方が弱くなるため、視野は狭まってしまいますが、遠くまでよく見えるのです。カーブミラーを置く場所によって、曲面率の数値が小さい方が良いのか、大きい方が良いのかを見極めて選ぶことが大切です。
カーブミラーには、ステンレス製・アクリル製・ガラス製の3種類があることを前述しました。それぞれに特徴があります。
ステンレス製の場合、耐久性があり、丈夫で割れにくいところが魅力的です。車と接触した時にも割れにくいですし、曇りづらい仕様なので、屋外での使用にはおすすめです。しかし、この3種類の中で一番価格が高く設定されています。
また、一番重いカーブミラーなので、取り付ける時に大変な作業になってしまうというのがデメリットでもあるのです。高くても良いから、長持ちするものを選びたいという場合は、ステンレス製が良いでしょう。
アクリル製の場合、価格が安いことが一番の特徴になります。さらに3種類の中で最も軽いため、作業する時に負担が少なくてすむのです。しかし、耐久性がなく、ミラー部分がすぐ傷ついてしまうのがデメリットでもあります。
悪天候時や雨風がひどい時などは、ミラー部分が歪んでしまうことがあるため、屋外での使用には向いていません。使用できないことはありませんが、その分耐用年数は落ちてしまうことになります。
ガラス製の場合、映りが良いというのが魅力の一つです。屋外だけではなく、屋内でもキレイに映ります。しかし、屋外で使用したい場合は、ガラス製はちょっとの衝撃で割れてしまうためおすすめできません。
破片が飛び散ってしまいます。飛散防止機能がついているカーブミラーが多いですが、必ずしも飛び散らないというわけではありません。ですから、衝撃で割れてしまうことを考えると、ガラス製は屋外には向いていないでしょう。
屋内での使用がおすすめです。それぞれに長所や短所が存在するので、どこで使用したいかを考えながら選んでください。
ガレージミラーはどのように設置したら良いのかわからないという方もいるでしょう。設置の仕方によっては、見え方も変わってきます。ガレージミラーの設置方法をご紹介します。
自分が車に乗った状態で、安全確認が取れる場所に設置する必要があります。車が敷地内から道路へ出てしまってからガレージミラーをつけても役目を果たしません。
まず、車が道路へはみ出る直前で止め、安全チェックができる場所にガレージミラーを置きます。車に乗ってしっかり周りを確認できるかどうかをチェックしましょう。安全確認を取ることができたら、ガレージミラーをその位置に固定します。
ガレージミラーを取りつける道具が付属されているので、基本的にはその道具を使って設置していきます。軽いガレージミラーの場合は、クリップ式やマグネット式で簡単に取り付けることも可能です。取り付けられる範囲も広くなります。
ただし、重いタイプのガレージミラーの場合は、作業するのは大変なので、しっかり取り付けられるように業者に依頼することをおすすめします。ビスで止める場合は、ビスを打ち込みたい素材によってビスの種類も変わってきます。適したビスを選んで好きな場所に取り付けることができるのです。
道路でよく見かけるタイプもポールで取り付けるものです。ポールで取り付ける場合、土台をしっかりと作ることが最も重要です。土台がしっかりしていないと、倒れてきて危ないです。
土台を作る時は、穴を大きく掘り、ポールを立て、コンクリートを半分入れて空気抜きをします。その上に残りのコンクリートを入れて、真っすぐになっているかチェックしていくのです。OKでしたら、最後にミラーをつけて完成になります。
土台を固めることが大切なので、自分で取り付けることに不安を感じたら、業者に依頼した方が安心ではないでしょうか。
ポールで取り付ける場合、ミラーサイズにより支柱の取り付け金具のボルト数が異なります。支柱に取り付け金具を仮固定しておきましょう。
支柱に金具を取り付けたら、ミラーを装着していきますが、ミラーサイズによりミラー背面取り付け部の形状が異なります。ミラーを装着後、しっかり安全確認ができるかをチェックします。大丈夫でしたら、ボルトをがっちりと固定していき完成です。
ポールで取り付ける2つ目の方法をご紹介します。まず、支柱に取り付けるボルトを緩めます。先に、ミラーと支柱用の取り付け金具を留めてしまいます。手前側の穴に合わせてボルトを留めましょう。ミラーをつけることができたら、支柱に取り付け金具をつけて完成になります。
公有地にガレージミラーを取り付けたい場合は、市や区役所・町役場に許可や手続きをする必要があります。市や区役所・町役場の道路整備担当部署に相談しなければいけません。何も許可なしに取り付けることはできないのです。
しかし、自治体によって個人でも許可しているところもあれば、全く認めないというところもあります。ですから、住んでいる自治体で相談することが必要です。
ガレージミラーにはさまざまな種類があります。ガレージミラーを購入したいと思っているけれど、どのようなものにしたら良いのか悩んでいる方も多いでしょう。おすすめのガレージミラーを10選ご紹介していくので、お気に入りを見つけてみてください。
ホップガレージミラーフェンス挟み込みは、ガラス製で映りがきれいで安全確認もしやすいです。フェンスに挟み込んで取りつけられます。取り付け金具がついた便利なセットになっているので、簡単に取り付けが可能です。価格も手頃で購入しやすいのではないでしょうか。
エーモン安全計画ガレージミラーは、アクリル製でできているので、軽くて割れにくいです。取り付け金具もセットになっています。ピボット式で、見やすい角度に簡単に変えることができるのです。
工具を使用せず、ロックキャップを回すだけで、角度も自由自在に調節することができます。さまざまな曲面率の商品が用意されており、設置する場所の状況に対応したガレージミラーを選ぶことができます。
ガレージミラーというと、普通の丸や四角い形のミラーをイメージするのではないでしょうか。マイストガレージミラー丸型は、オシャレで住宅とマッチするデザインになっています。
アクリル板使用のガレージミラーで軽くて取り付けやすいです。ミラーは360度回転させることができ、前後は30度まで傾斜が可能になっています。
光ガレージミラーGM-169丸角型は、ガラス製でできています。マグネット式で磁石が強力なため、しっかり固定することができ、取り付けも簡単です。
曇らないため、いつでも見やすいですが、雨粒で周囲が見にくくなりやすいので、ミラーバイザーを取りつけて雨粒を防いでいる方もいるようです。角度も自由自在に変えることができますから、安全確認をしっかりすることができます。
光セーフティーミラーマグネットタイプは、ガラス製のガレージミラーです。強力磁石で簡単に取り付けることができます。磁石のない場所に設置したい場合には、両面テープも付属されています。強風が吹いた時にはすぐに取り外すこともできるので便利です。
ミラー部分は見やすいですが、大きさもちょうど良く、設置しても目立たないところもメリットではないでしょうか。価格が安いのもうれしいです。
ナック・ケイ・エス アクリル丸型カーブミラーは、鏡面も裏板もアクリル製でできているため、サビにくいという特徴があります。軽く取り付けもしやすいです。
取り付け金具は付属されていますが、ポールは別売りとなります。別売りの金具を使うことで、壁に取り付けたり、天井から吊り下げたりすることも可能です。
光ガレージミラーGMH-30丸型は、ガラス製でできています。角度調整が簡単で、自由自在に変えることができるのです。色はオレンジ色と派手なので、目立たない方が良いという方にはおすすめできません。
大きめのバイザーがついているため、雨が降った時でも視界を狭めることなく、見やすい状況を作りだします。
信栄物産カーブミラーSE-10Bは、ガラス製でできており、映りもキレイです。飛散防止加工が施されているため、万が一鏡が割れたとしても飛び散りにくくなっています。裏面はプラスチックになっているので、サビたり腐ったりする心配もないでしょう。
穴あけ不要で、取り付けも簡単にできます。設置する状況によっては、直接ビス止めすることも可能です。軽量で角度調整も自由にできます。
ホップステンレス製カーブミラーは、ステンレス素材でできているため、丈夫でサビません。壁やポール用の金具がついています。ブロックの幅にもしっかりと固定することができるのです。価格は高めですが、本格的なカーブミラーを欲しいと思っている方にはおすすめです。
ナック・ケイ・エス ステンレスカーブミラー角型は、鏡面・裏面ともステンレス製でできています。耐久性に優れていて、衝撃に強く、割れる心配もありません。
電柱用・コンクリート壁面用・吊り下げ用・ガードレール用など各種取り付け金具がついています。取り付け金具を変えることにより、さまざまな場所で設置が可能です。
ガレージミラーは、ガレージや車庫から車を出す時に安全確認をしっかり取ることができ、接触事故防止に繋がります。ガレージミラーにはさまざまな種類があり、どこに設置するかによって、選び方も変わってくるのです。便利で安全なガレージミラーを設置して、安全・安心を手に入れましょう!