車・バイク・自転車いじりやDIYが趣味の方に今人気なのが、ガレージDIYです。SNSでガレージライフなどのタグで検索すると、自宅のガレージを自分のお気に入りの場所に素敵に作り変えている方のガレージを多数見ることができます。まるで大人の秘密基地のようで、見ているだけでもワクワクすること間違いなしです。
ガレージをただ物を置いておくだけのスペースにしてしまっている方はもったいないです。この記事では、ガレージDIYのすすめとしてガレージに作る収納棚のアイディアをご紹介していきます。ぜひ、ガレージ作りの参考にしてください。
目次
趣味の車いじりやDIYをするのにガレージは最適です。そのガレージを自分のお城のように作り上げていくことにハマる人も増えています。趣味にハマればハマるほど、機械いじりやDIYに必要な工具や部品は増えていく一方です。
そんな時にぜひオススメなのが、ガレージの中に工具や部品を入れる収納棚を作ることです。整理整頓できて使い勝手が良くなるだけではなく、秘密基地感溢れるガレージは自分のこだわりのつまったお気に入りの空間になることでしょう。
ガレージには、無駄なデッドスペースがあることも多いです。そのデッドスペースに、「ちょっと置いておこう」が積み重なって、ついついものが山積みになってしまうこともあるのではないでしょうか。また、自転車やバイク、車などは目線より下にあるものなので、目線より上の空間は結構なデッドスペースになっているご家庭も多いです。
それらのデッドスペースに収納棚を設置することで有効活用することができます。これまで雑然とものを置いていたために死んでしまっていたスペースや何も活用せずに空いていた壁の上部空間に、収納棚を作ってみましょう。ものが整理ができる機能的な空間になる上に、デッドスペースも有効活用できて一石二鳥です。
収納棚を作ることでガレージがおしゃれな空間として生まれ変わります。例えば、見せる収納にして工具や部品などをインテリアとして見せることもオススメです。工具や部品の持つ無骨な雰囲気を生かしたガレージのインテリア作りをすることで、おしゃれで室内のインテリアではできない雰囲気を出すこともできます。
また、室内ではできない大胆な収納ができるのも、ガレージにおける見せる収納のメリットです。趣味の自転車やボードなど大好きな趣味のものを壁掛けにしてインテリアのオブジェとして見せてみたり、趣味関連の本やコレクションしているものなどをお店のように見せる収納にしてみたりと、普段生活する室内ではできないような収納兼インテリアにもしやすいです。見せる収納で自分のこだわりのものをインテリアとして見せて収納することで、個性的で自分らしいおしゃれなガレージに作り上げることもできます。
工具類は壁面収納がオススメです。工具箱に入れて1箇所にまとめて収納している方も多いと思いますが、使いたい工具がなかなか見つからないといった場面に出くわした方も多いでしょう。壁面収納にすると使いたい工具がすぐに取り出せ、片付けも簡単で工具探しの手間が省けます。
特に、有孔ボードを使った壁面収納はオススメです。有孔ボードの専用金具や棚は、何度でも取り外して再設置可能です。後々、工具が増えて置き場を変えたり、奥行きのある棚を設置するのも有孔ボードなら簡単に作り直しができます。有孔ボード専用の金具や棚などの種類もかなり豊富になってきているので、自分の収納したいものにぴったりのものも探せるでしょう。
工具類は幅がないものが多く、工具の壁面収納は壁面から10センチほどのスペースがあれば設置できます。ガレージの壁面をデッドスペースから、工具をサイズ別、種類別に飾るように収納できる収納棚に変えることで無骨でかっこいいインテリアにもなります。
ガレージの空きスペースに余裕のない方は、天井や梁といった上部にスペースを活用する方法を選んでみてください。天井スペースから吊り下げ収納すると、デッドスペースが新たな収納場所として活用できます。吊り下げ用の金具などを取り付けて、吊り下げ収納してみましょう。
ガレージに木製の梁が渡っているなら、新たな収納スペースとして活用できます。梁に釘を打ち付けて吊り下げて収納することで、スペースに空きがないと思っていたガレージにも新たな収納場所が生まれます。壁面収納と同様に、こちらもインテリア感覚で飾りながら収納することで、自分らしいオリジナルな収納インテリアスペースとすることができます。
取り付け金具を使用する際は、吊り下げたいものに耐えれる耐荷重のものを選んでください。
長物アイテムの収納には、天井に収納してしまうのがオススメです。DIYで使う長い木材や趣味のゴルフクラブ、サーフボードなど、長物アイテムの収納は立てかけても安定が悪く、大きなスペースをとるので悩ましいところです。
そこで天井や梁に金具を取り付けたり、板を渡したりして、天井のデッドスペースを長物アイテムの収納スペースとして活用してみてください。天井という普段あまり活用しない場所への収納は、機能的なのはもちろん、ワクワクするようなお気に入りのスペース作りに一役買ってくれること間違いなしです。
盲点になりがちなのがガレージの防犯対策です。バイクや車、ロードバイクや、貴重なコレクションや工具類等は高価なものも多く、盗難被害にあってしまうこともあります。
ガレージは生活スペースから離れていることもあり、特に夜間は室内より狙いやすい場所になってしまいます。ガレージのシャッターは知識があり工具などを持っていれば案外簡単に開いてしまう簡易な鍵のものも多いです。後悔のないよう、ガレージの防犯対策にも万全を期したいところです。
鍵を頑丈なものに変えたり、屋外用のセンサーライトや防犯カメラなどを設置したりして、自分のガレージにあった有効な防犯対策を探して設置しておきましょう。
ホームセンターや100円均一などでも買えるブラケットと棚板を使った壁面収納のアイディアです。ブラケットという棚板を受ける金具を取り付け、その上に棚板を載せるだけなので、DIY初心者の方にもオススメな簡単 DIYです。
まずは棚に何を載せるか想定し、ガレージのスペースを見ながら、棚板の大体の幅を決めておきましょう。あとは、棚板の奥行きに対応したブラケットを探します。棚板は100円均一に売っている切り木材でも間に合いますし、サイズや材質にこだわりたければ種類の多いホームセンターで探すことをオススメします。ブラケットも同様に数種類であれば100円均一にも売っています。
棚板を木材にしておくと、好きな色に塗装したり、棚板に吊り下げ金具をつけるなどのカスタマイズもできます。置くものが今後増えそうなら、棚柱と言われるブラケットを引っ掛けるレールを取り付け、それに対応したブラケットで収納棚を作っておくことをオススメします。棚柱を最初につけておくと、棚板の場所を変えたり、棚板の数を増やしたりすることも簡単にできます。
壁面収納で収納物を見せて収納にするアイディアをご紹介しましたが、収納物を見せずに収納したい方には観音開きできる収納アイディアがオススメです。壁面の見せる収納のメリットは収納物の場所がわかりやすく、取り出しやすくてしまいやすい点です。その点を生かしつつ、見せずに収納するためのアイディアが、観音開きできる扉を収納部分に取り付けることです。
扉の裏側を見せる収納のように平面に並べて収納することで、機能的な見せる収納のメリットを活かすことができます。閉めてしまえばすっきりとした印象の収納が実現できるので、見せずに収納したい方にはオススメのアイディアです。
工具類などの細かいものの収納に人気なのがペグボードを使った壁面収納です。ペグボードとはパンチングボードや有孔ボードとも言われる穴のあいた板のことです。その穴に対応した金具や棚は何度でも取り外し可能なので、自分が使いやすいようにいつでも何度でもカスタマイズできるのが魅力です。
ペグボードは近年室内のインテリアでも人気のアイテムです。IKEAなどでも販売されるようになり、ものを飾りながら収納するおしゃれなアイテムとしてインテリアにも取り入れられる機会が増えています。工具類もまとめて箱に入れてしまえばただの道具にすぎませんが、ペグボードにサイズ別や種類位別に綺麗に並べると立派なインテリアの飾りになります。さらに一目でどこにあるのかがわかりやすいので、工具のような度々取り出して使うものの収納とは相性が良く、機能面でもオススメなアイディアです。
地域によっては、ガレージに冬用のタイヤを保管している方もおられます。端に積んで置いたままにするより、自作でタイヤラックを作ってみることをオススメします。
タイヤラックのDIYには2×4材と言われる木材が最適です。家を作る際の建材としても使われる角材で、タイヤの重さにも耐えられる丈夫さもあり、かつどこのホームセンターにも必ず売っていて加工もしやすいです。タイヤをラック置きにするとタイヤへの負担も少なく、見た目も良いです。
ガレージのデッドスペースである頭上に収納を作るアイディアです。狭いガレージでも、上の方は空いていることが多いので、収納が欲しい時はぜひ頭上の収納を活用してみてください。
天井全体を収納場所とみなすアイディアです。特定のものを集める趣味のあるコレクターの方には特にオススメの収納アイディアです。もう置き場がない!とお困りのコレクションをお持ちなら、思い切って天井全体を収納場所みなす発想の転換をしてみましょう。
タペストリーを並べてみたり、ミニカーのコレクションをパッケージごと貼り付けてみたりと、天井全体をコレクションの収納場所と考えると収納スペースはグッと広がります。吊り下げ金具なども使って天井全体をデコレーションしながら収納場所として活用してみましょう。
ロードバイクなど常に使うわけではない自転車がある方は、その置き場に困ることもあります。そんな時は思い切って天井から吊るして収納することをオススメします。上記の画像のような自転車を吊るすための取り付け金具などを使って吊り下げ収納を作ることもできます。ネット上でもいろんな種類のものを見つけることができます。
もっと簡単なアイディアとして、アイボルトやアンカーボルトを天井に直接取り付ける方法もあります。アイボルトを天井に打ち付け、縄やS字フックなどと合わせて吊り下げ収納することができます。
吊り下げ金具を使う場合は、対荷重に注意し、補強をするか梁などしっかりとした土台のある場所に取り付けることをオススメします。
天井から吊るす吊り棚を使ったアイディアです。室内のキッチンカウンター上に吊り棚をつけることはよくありますが、天井を有効活用するアイディアとしてガレージの収納棚としても吊り棚設置はオススメです。吊り棚には、レールを取り付けて吊るすチェーンタイプのものやアイアン金具を天井に直接取り付けて棚板を乗せるタイプなど様々です。
最近はインダストリアルテイストのトレンドもあって、おしゃれな吊り棚が数多く出ています。ガレージは飾るところではないという先入観を取り去って、植物を飾ってみたり、趣味のものを飾ってみたりする場所に吊り棚を活用してみてください。ただの荷物置き以上の使い方を発見することもできるかもしれません。
ガレージは、何もしなければ車や自転車をただ置いておくだけのスペースになってしまいます。ですが、収納棚を作ってみたり、趣味のものを収納しながら飾る壁面収納を作ってみたりと手をかけてあげることで、ただのスペースから自分のお気に入りの場所に変わるかもしれない可能性を秘めた場所でもあります。
自宅にまだ何も手を加えていないガレージをお持ちなら、収納棚などをDIYして自分のお気に入りの場所へと作り上げてみてくださいね。
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