体重計や体組成計という機器は、自分の健康状態を具体的な数字として認識する上で非常に有用です。高品質な電子機器を扱っているオムロンでは、非常に豊富な数の体重計や体組成計を扱っており、体型、健康維持を目指す方にとってはうってつけです。今回は、そんなオムロンの体重計や体組成計のおすすめモデルなどを紹介します。
オムロンは、京都府の御室で創設された電子機器メーカーです。立石電機として操業していましたが、1990年に設立した地元の名前にちなんだ「OMRON」を社名として、現在は多数の高性能な電子機器を取り扱っています。
その中でも、特に体重計の品ぞろえは非常に豊富で、価格、本体の大きさ、計測できる数値の種類などが分かれた様々なモデルがラインナップしています。体型を維持したい、健康状態を計測したいなどの目的で使われる方には、欠かす事が出来ません。
オムロンがどんなメーカーであるのかについて、まずは簡単にではありますが解説しました。前述した通り、オムロンからは多数の体重計や体組成計がラインナップしており、自分に合ったモデルを選択するには、選び方に沿って絞っていく必要があります。
選び方の1つが、スマートフォンアプリとの連携が出来るモデルか否かという事です。体重計と言えば少し前まではアナログに体重を測るモデルばかりでしたが、最近ではスマートフォンと連動させられる体重計や体組成計が多数販売されています。
オムロンの体重計もそれに対応しており、自社製のアプリである「OMRON connect」をスマホにインストールすれば、iOSであれば「ヘルスケア」アプリを、Androidスマホであれば「Google Fit」を始めとした健康管理系のアプリと連動し、計測したデータを転送させてデータを取っておけます。
毎日計測が出来るだけではなく、それがデータ化する事で健康や体重維持もしやすくなります。本格的にダイエットで減量を目指されている方、長期にわたって生活習慣の改善の為に体重計等を活用したいのであれば、スマホアプリとの連携はもはや必須とさえ言えます。
続いて、計測できる項目がどれだけ多いのかも重要です。体重計と言えば、如何に最近のモデルがスマホアプリとの連携が出来るとはいえ、測れるのは体重だけといったシンプルなモデルが多いです。ですが、体組成計は製品ごとに計測できる数値が異なります。
例えば、ダイエットを目的として選ぶのであれば体脂肪率や基礎代謝量が計測できるモデルが適していますし、トレーニングを行っている方であれば筋肉量を計測できる様なタイプのモデルが適しており、トレーニングの結果を具体的な数値として確認出来ます。
また、高機能なモデルの中にはプロのアスリート向けのモードが備わってるものもあり、体の部位ごとに筋肉量を精細に測定できるなど出来る事が多くなります。そうすると、より自分の体内の事を詳細に知れますので、硬度にトレーニングをされている方向けと言えます。
すでに何度か解説している通り、オムロンからは多数の体重計や体組成計がラインナップしています。体重のみを測る様なシンプルな体重計であれば1,000円台から、筋肉量等細かく計測できる体組成計の場合、数万円するモデルもあります。
体重を新規で購入する事を検討しているのであれば、まずは予算を大まかにでも決めておきましょう。それが決定出来たら、予算以内で洗濯する事が可能なモデルを見つけ、自分の使い方に合う機能が付随しているかを確認します。
特に体組成計に言える事ですが、高度な機能を備えているモデルを求めている場合、数年の保証が付いているかどうかをチェックしましょう。安い買い物ではありませんし、おそらく毎日使うでしょうから、長期にわたってしっかり使うためにも保証制度を購入前に確認してほしいのです。
体重計というのは、一般的には100gや200g単位で計測するものもあれば、50g単位で測定できるモデルもあります。こうした最小計測単位が50gの様な細かな測定ができる体重計、体組成計は、精密に体重の変化を計測したい方向けです。
例えば、妊婦の方は体重の変化が健康のパラメータにおいて重要なファクターになりますし、アスリートやスポーツ選手は減量を行う事もある以上、ほんのわずかな体重の変化でも見逃す事が出来ません。
もっと身近な所で言えば、ダイエットに関係する事もあります。僅かな単位でも減量に成功している事が分かれば、ダイエットに対するモチベーションを維持できます。
以上、オムロンがどんなメーカーなのか、そして体重計などの選び方の基準などを解説しました。此処からは、本題となるオムロン製のおすすめの体重計、そして体組成計のモデルを紹介していきます。
まず1点目は「カラダスキャン KRD-703T」です。さまざな計測を行える体組成型のモデルの1機で、体重に加えて体脂肪率、内臓脂肪レベル、BMI、骨格筋率、体年齢、基礎代謝、皮下脂肪率と合計で8つの項目の数値測定が出来ます。乗れば自動認識機能により、過去に測定したデータから誰が乗ったかをオートで識別してくれます。
こうした色々な計測が可能なモデルですので、特に本格的にダイエットをして体重の減量を目指される方、または細やかな健康管理をして行きたい方に特に向いている機種です。データに関してはBluetoothで「OMRON Connect」アプリと連携、他の健康管理を行うアプリへのデータ転送が出来ます。
2点目は「カラダスキャンホワイトHBF214-W」のご紹介になります。厚さ28mmの薄型設計に依り収納する場所を問わない体組成計で、4つの角部分には滑り止め用のゴムが付属、ガラス素材の天板はお手入れがしやすいです。
気になる測定の項目については、BMI、体脂肪率、基礎代謝、骨格筋率、基礎代謝、骨格筋率、内臓脂肪レベル、体年齢の合計7つで、内部にメモリが搭載されていますので、前回乗った時の各データの数値も表示可能なため、比較がしやすくなっています。
3点目は「カラダスキャン HBF-228T」です。前2モデルと同じカラダスキャンシリーズの一機である体組成計で、こちらも1点目と同じく自動認識機能を搭載、本機に乗ればだれが乗ったのかを今まで計測したデータから識別し、測定を開始してくれます。
スマホアプリも同じ「OMRON Connect」に対応しており、自分の利用しているスマホで使える健康管理アプリへのデータ転送も同じ手順で行えます。計測に関しては約4秒程度ですべて完了しますので、無駄に乗り続けることなくスムーズに結果を見られます。
3点とも体組成計のモデルでした。どれも様々な数値の測定ができるものばかりで、ダイエット、トレーニングをされている方にとっては非常に有用でしょう。
4点目の「カラダスキャン HBF-912」は、シンプルさを重視する方におすすめの体重、体組成計になります。測定ができるのは体重を始めとして、体脂肪率、BMI、内臓脂肪レベルと基本的な数値4種類となっています。
測定に際して、体重計モードと体組成計モードで選択が出来ますので、毎日体組成計に乗って細かい数字を見るのが面倒であるという方は、体重計の状態にして使いましょう。それぞれのデータは最大で4人まで登録がしておけますので、家族で共用する事も可能です。
5点目は「カラダスキャン HBF-256T-W」です。オムロンの専用アプリ「OMRON Connect」対応モデルの一機で、スマホの専用アプリ、および各スマホで利用できる健康管理アプリと連動させれば、連続した記録から自分の体の状態と変化を随時確認可能になります。
体重の計測に関しては50gの高精度で行ってくれ、前回の計測数値を起動するときに表示してくれますので比較も簡単にできます。体重に加えて体脂肪率、骨格筋率、内臓脂肪レベル、体年齢、基礎代謝、BMIと全部で7つの数値を細かく提示てくれます。
6点目は「カラダスキャン HBF-375」になります。測定の方式が両手両足測定で、これに依って体の部位ごとの測定を可能としており、デジタルに表示する体組成計です。過去90日分の測定値を5段階のグラフで表示するチャート機能を搭載、変化が一瞥しただけで判明します。
体重はもちろんの事、体脂肪率やBMI、基礎代謝など8種類の調べられる限りの内容を数値化して教えてくれます。体幹、両腕、両足を「同年齢比較」で周りの人達と比べる事も出来るなど多彩な機能を持ちながら、1万円以下で購入できます。
多機能で様々な体組成内容を数値化してくれるモデルが多く見られますが、そうした機能を使わない事が初めから分かっている場合には、シンプル目なモデルを選択するのも正解の内です。
7点目は「カラダスキャン HBF-701」です。こちらは前述の6点目のモデルと同じく測定方式が両手両足測定で、上部に両手で握る為のバーが備わっており、これを握りながら計測機に乗る事で体の部分的な箇所の体重を始めとした数値を出せます。
初めて測定した時の数値が「MY基準日」として登録され、変更したいときには使った日のデータを記録可能です。体重を始めとした全部で8つの調べられる限りのデータが数値として表せ、例えば体重と体脂肪が減少、骨格筋率が増えていれば、ダイエットが成功している証になります。
8点目の「カラダスキャン HBF-220」は、スタンダートな機能を備えたリーズナブルさを重視している体重計のモデルです。基本データを4人分まで登録しておけますので、家族間で使う事も出来ます。
且つ、自動認識データに依って2回以降に乗った時には誰なのかを過去の数値から自動で識別してくれます。体脂肪や内臓脂肪といった体組成関係については6歳から測定ができる設計ですので、特に小さいお子さんも使うであろう場合にはおすすめできます。
9点目は「カラダスキャン HBF255T」です。2回目以降に乗った際には前回の数値を記憶して比較ができるよう表示してくれたり、専用アプリの「OMRON Connect」との連携でスマホへのデータ転送、および各健康管理のアプリへと数値を送れます。
体重、体脂肪率、BMIなど合計で7つの測定項目を持っており、体重以外の体組成に関する項目に関しては8点目のモデルと同様、子どもアルゴリズム機能に依って6歳からの測定が出来ます。更に、赤ちゃんやペットを抱えたままでも測定を行える体重の引き算など便利な機能を搭載しています。
高機能なモデルは1万円を超えているモデルもありますので、機能に加えて値段も必ず確認しておきましょう。ラストの10点目から3点をご紹介します。
10点目は「HBF-225」になります。体組成計を始めて利用する方に向いているモデルで、本体に乗れば自動的に計測をスタートしたり、乗っている人物を過去データから識別するなど他の高機能モデルに備わっている機能が付随しています。
前2モデルと同様、こどもアルゴリズム機能もありますので、保護者もお子さんも一緒に利用できます。基本4種類の数値測定ができ、前述した機能を備えていながら価格は4千円未満と、他モデルと比較してもコストパフォーマンスの良さが光ります。
幅 約285 × 奥行き 約280 × 厚さ 約28 mm
11点目の「カラダスキャン HBF-226」も、コスパに優れている体組成計のモデルの1つです。体重や体脂肪率など全7つの測定項目があり、自動的に認識する機能を持ちながら価格は5千円以下に抑えられています。サイズがA4程度なので、収納場所に困る事も無いでしょう。
最後の12点目は「カラダスキャン HBF-212」です。体重に体脂肪率、内臓脂肪レベル、BMIの基本4つの測定項目を持つ必要最低限の機能を備えたシンプル志向のモデルですが、健康管理に関しては基本を押さえているだけあって十分に可能です。
こちらもA4サイズでどこでも収納しておけるコンパクトさで、本体価格が2千円弱と今回紹介している中でも最もリーズナブルです。
オムロンの体重計、体組成計はご紹介したように様々なモデルがラインナップしており、それぞれの機能や価格も万別です。自分がこれから利用する中でどんな使い方をするのかをよく吟味すれば、適したモデルが絞れるはずです。最適な1台を使ってみて下さい。